いつまでも…二人で

何もかもが、今まで通りではなくなっていくのですよね…
ついてゆけるのでしょうか、昭和ド真ん中で生きてきたので不安しかありません

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死別の哀しみは、色々な種類の感情が絡み合っているように思います

一心同体だった配偶者と無理やり離されたことの哀しさだけではなくて
これからの人生に対する不安…
様々な事を協力し合ってきたのに、すべての事をワンオペでしないといけなくなった事への戸惑いと不安…

そう、死別の辛さには
沢山の不安がてんこ盛りになっているんですよね

今、ブログを書いていても
隣の部屋で『コトリ…』と音がしただけで、体がビクッとしてしまいます

誰かが家のインターフォンを鳴らしただけでも、たぶん心拍数は上がっていると思うし
電球が切れかかっても、自分で交換しないといけないと思うだけで、テンションが下がってしまいます

日常生活の中でも、数え上げられないほどの
困ったことや、悩む事、どうしてよいか分からない事が押し寄せて来て

最大級の哀しみが重すぎて、持てなくて辛いのに
時間が止まらないで動き続けるから、色々な困りごとや不安が容赦なく襲い続けてくるんです


たぶん、これが死別の苦しみの正体なのかも知れないな、とこの頃思うのです

私の家は、木造一戸建てだから少しずつメンテナンスをした方が良いのです
これまでは、夫と相談しながら改修をしていたのけれど
独りになってから、工務店と相談するのも億劫で
夫がいなくなったことで、軽くあしらわれているような気がしてしまって
もう、何もできないでいます

何処か、悪いところが出て来てから
何処かの工務店に頼めばいいかな…

もう、そんな風にしか考えられないのです

いつまでここで住むのか、そんな将来の事が分からないでいるのに
見えない将来のために、今を整えて行くといったことは
自分の為だけにできる事ではないのですよね…

将来の行き先が分からない道を歩いているようなものだから
歩いているだけで精一杯、、、

今は、これだけで充分です

いつか、もっと余裕が出て来て、もっと先が見えるようになるかもしれませんから

とにかく、明日の事だけを考えて
いらぬ不安を生み出さないようにしながら

ソロリソロリと生きて行こうと思います