寛解と言えるまで10年と言われました
手術をしたのが2016年の8月
今年で丸9年が過ぎて、10年目となります
今日の受診でも、特に気になるところもないので、来年は寛解という事になるのでしょう
実は、もう再発しても良いけれど…と思っていますが、手術をしてくださった主治医がとても一生懸命なので、定期受診をすっ飛ばすこともできないのです
生きることへの執着があまりないのです
夫には、生きて欲しいと思ったので、必死に癌の勉強をしたり、神仏に頼ることをしました
でも、自分自身の事になったら『生』に対する執着はあまりないのだという事が
癌告知をされた時にわかりました
私の癌を全力で治そうとしてくださっている主治医と
私に癌を克服して元気になって欲しいと、心の底から願ってくれる夫の姿を見て
全力で癌と向き合わないといけないなぁ…と冷静な思考で思ったのでした
どうしても、まだ生きたいと思わなかったけれど
手術と術後の放射線で癌細胞は無くなったのか、再発や転移することもなく10年目を迎えることができました
寿命は持って生まれたもの…
与えられた命が尽きるまで、精一杯生きないといけないのでしょうね…
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そして、診察が終わったらお昼前でしたので
久し振りに、昨年9月にご主人を亡くされた友人とランチをすることにしました
三段わんこ蕎麦ランチ
彼女が亡きご主人とよく行かれていたお蕎麦屋さんで
一人で来れなかったので、どうしても私と一緒に行きたかったのよ、と
嬉しそうに話してくれました

彼女は、死別から11ヶ月…来月でやっと一年が過ぎます
大丈夫かな、、、と少し距離をおいて見守っていましたけれど
私なんかより、とてもしっかりされているように見えました
暫くの間は、ご飯が喉を通らないようで、食べようと頑張っても砂を噛んでいるようで、美味しくないのよ…と呟く彼女に、美味しいお漬物を渡したこともありました
彼女の呟きは、私が感じたことばかりなので
励ますことはできませんが、共感することはできました
今日の会話でも
「友人たちがね、何か楽しみを見つけたら、と言うのよ、趣味とかね
ねぇ、わかるでしょ?私達、楽しみたいのじゃないよね?」
「そういうことを悪気なく、心配して言ってくれるのは分かっているけれど…」
と、彼女が少し不満そうに言いだしたのです
そう、私たちはもう、楽しみたいとか希望だとか夢とか
将来について、そんな風には考えられないよね
将来のことで考えられるとしたら、一人で死ぬときに周りに迷惑が掛からないように、しっかりと身辺整理をしておかないといけない…くらいかな、、、
と私が言うと、彼女は少し興奮気味で
そう、そう、そうなのよ!
と嬉しそうに話を続けていました
死別という経験をしないと、この感覚は分からないのよね
いくら説明しても、たぶん分かってもらえない…
「死別って、本当に分かりにくいんだな…と思うわ」
そう言って、お蕎麦を完食して元気な笑顔を見せてくれました
私が富山を一人旅している時に、彼女もお一人様ツアーで近くを旅していて
案外、ツアーが良い感じだったのでこれからも行きたかったところを旅するそうです
自分では気が付かれていないけれど、彼女は十分に自分の足で立って歩いていました
焦らなくても、目の前のしたいと思えることに向き合っていけば
自然と前に進めるのかもしれないと、
今日の彼女から教えてもらえたように思います
立ち上がれるかな…
一人で歩けるかな…
そう思って見守っていた彼女も
自分の足で立って、歩き出していました
良かった…
反対に私も教えられることがあったから
案外、自分の姿は自分では見えないのかもしれませんね
明日から、お盆休みです
早速、夫と舅姑さんのお精霊さんをお迎えに行って
お墓もお掃除をして来ようと思います
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