うさぎの不養生日記

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2006年06月11日
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カテゴリ: 読書
画像がなかった~。多分ジャンルとしてはハーレクインのマギー・シェインのヴァンパイア物です。以前から描いていてるシリーズのようなのですが、ご存知のように、ハーレクインは出版して4ヶ月くらいで在庫の保証がされなくなるそうなんですね。あ、これシリーズ物だ~♪前の読みたいなぁと思っても、数が出ていないととうに絶版になっているということがあります。今回もそうでした。

『暗闇のプワゾン』では、脚本家になるのを夢見て、友人の別荘にこもったモーガンが屋根裏で古い日記を見つけ、その日記を書いたダンテなる人物に心惹かれていく話。ダンテは、自分が吸血鬼であると書き綴り、自分が吸血鬼になった経緯や、その後の苦しみ、葛藤などが素晴らしく描かれていた。モーガンはそれを、自分が吸血鬼だと信じた狂人の日記と信じながらも、ダンテを実在の人物としても受け入れる。

そして、その物語を脚本にしたモーガンは、ダンテと心を交わすようになる。モーガンはそれを夢と信じているが、ダンテは、混乱していた。やがて、脚本が映画化され、ヴァンパイアを執拗に追い詰める組織がモーガンの身辺に現れ始める。

ハーレクインですが、このヴァンパイアを執拗に追い詰める組織などとの戦いは、以前の作品からきちんと系統だって描かれており、彼らとその組織(DPI)その後も戦い続けることになるようです。

『暗闇のラプソディ』では、モーガンと愛を交わしたダンテをヴァンパイアに変えた大叔母のサラフィナが主人公です。ダンテは生涯の伴侶としてモーガンを選び、再度自分の孤独を認識したサラフィナは、純粋さを心の奥に隠しながら、冷たく振る舞い生きている。一方アメリカ軍の兵士ウィルは、敵に捕まり拷問を受けながら意識が飛ぶと、サラフィナのもとにいくことができた。不思議なことに時間を越えて…。サラフィナがまだ、ジプシーで人間だったころ、そして吸血鬼に変わった時、自分を吸血鬼に変えた存在を失った時…。そして、捕虜と言う立場から解放されたウィルは、現代のニューヨークで、自分が知っている時から時間を経たサラフィナと再会するが…。

ちなみに、マギー・シェインのヴァンパイア物では、もともと、『選ばれたもの』として、血液中にある種の抗原を持っている人間だけがヴァンパイアに変わることが出来ます。その人間が、まさに死を迎えようとする時に、ヴァンパイアの血を与えることによって、ヴァンパイアに生まれ変わるのです。普通の人間は、不死にはならないので、吸血するだけです。時に相手を操りたい時に少量のヴァンパイアの血液で操ります。でも、彼らはヴァンパイアにはならない。

ときちんとした設定があります。ハーレクインとはいえども、なかなか、きちんとした設定に感心~。まとめて、以前の作品から再版されるといいなぁ…と思ってしまうのでした。





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最終更新日  2006年06月11日 19時14分36秒
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