うさぎの不養生日記

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2006年06月11日
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カテゴリ: 医療系
昨日、出席していたのが、肝胆膵疾患の研究会だったのですが、100回記念講演ということで、有名な先生達の講演がありました。膵臓がんの治療の講演がテーマだったのですが、今までは手術しても5年生存率が(手術した後5年間生きて…という確率)とても低かったので、恐れられている病気だったのですが、…何と、治療法によっては著しく伸びる可能性があると。

手術前に、抗癌剤と放射線による治療をした後で、手術をすると、リンパ節転移や周りへの浸潤が、はるかに少なく、予後もいいのだとか。その数字を見てびっくりだったのです~!今までの、知っていた常識を覆す可能性があります。(もちろん、対象は手術可能な方の場合です。手術ができない人ができるような対象になったわけではありません)

ただ、そういう治療を行う放射線の先生を、放射線治療医といいますが、とても数が少ないということです。放射線科の先生自体はそれなりにいますが、放射線治療よりも放射線診断の先生が主だそうです。私の友人の赤うさぎも、近年の放射線治療医の需要増加のために放射線治療をする気がないかと医局から聞かれたようです。彼女は今のところ診断のほうが専門ですが。つまり、放射線治療医が足りないのが現状です。

放射線だの抗癌剤だの、そして手術だの、いろいろな治療を組み合わせて病気に取り組むのを『集学的治療』と呼びます。これからは、難しい疾患こそ、こういう治療が出来るところで治療する必要があるんだなぁと思った次第でした。でも、こういう治療があるようになった、ということを知らねば始まらないので、やはり、研究会だの学会だの、ちゃんと時々は行かねばならないですね~。でも、新しい知識はやはり新鮮で、嬉しいです。






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最終更新日  2006年06月11日 22時35分34秒
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