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上の写真は昨日、家で着てみたコーデである。夫に意見を求めたところ、「その着物はぴかぴかでぺらぺらだね。しわしわで汚れがあるから家での練習用だね。」と言った。うーん、するどい。彼の言葉を変換すると、ぴかぴか=綸子、ぺらぺら=単衣のことである。確かにこの着物は綸子の単衣で、ネットオークションで「しわ・汚れありにつき部屋着、練習用にお使いください」というものを購入したのである。彼は着物に興味があるわけではないが、私の着物姿を見ているうちに色々なことがわかってきたらしい。綸子の着物を着ていると「おでかけ用だね」と言うし、紬や木綿を着ていると「町娘だね」と言う。着物を着る側にいると、どうやってコーディネートしたらいいだろう?と迷い、そんなときは本やネットで正しい知識を得ようとして頭でっかちになってしまいがちだが、そんな知識を学習しなくても、着物を着る人を傍らで見ているだけで、着物にそれほど興味がない人間でも基本的な知識を肌で感じることができるようだ。そう考えると気楽に楽しめばいいのだ、と思える。ところで、このコーディネートの色合いは歌舞伎を参考にしている。確か、「吉野川」だったと思うが、悲恋物の演目に出てくるお姫様が黄色の着物に紫の帯をしていたのだ。それを見た時に、かわいいから是非まねしようと思ったのである。かなり気に入った組み合わせである。この着物は汚れているので洗いに出さないと外には着られない。単なので、外に着ていくのは来年か。5月くらいから着たいな。
2008.09.28
私は会社員なので、一日の大半は仕事に費やさなければならない。通勤に往復3時間はかかる。電車の事故などがあるともっとかかる。着物の本や小説を読んだり、ゲームをしたりして一人の時間を楽しむのは大好きなので、電車の中はほとんど苦痛はない。最近は「英語力をアップしなければ!」と思い始め、通信講座なんぞを始めたので通勤時間を英語学習にあてている。他にも「着物を着るのだから美しい文字が書けるようになりたい!」と思ってペン字を学習しているので、家に帰ると20分くらいは練習している。さらに、三度の飯よりサッカーが好きなのでCSでJリーグの放送をしていると応援しているチームの試合ではなくてもチェックする。さらにさらに、ライブや観劇にもちょくちょく出かけている。自分の趣味だけでもこれだけあるのに、さらに夫との共通の趣味の旅行が加わる。最近はただの旅行でなく、行った先でハイキングをするという楽しみを発見してしまい、その研究にも余念がない。というわけで、非常に忙しい毎日なのである。だからどうしたというわけではないが、そんな毎日である。それにしても、こないだの綸子の着物の写真は太って見えるな(笑)
2008.09.26

23日に久しぶりに着物を着た。とにかく着たくて着たくてしょうがなかったので、3枚着た。本当は1枚の着物で雰囲気を変えつつコーディネートするのが上級者なのだろうが、私にはまだ無理なので、雰囲気の違う3枚を楽しんだ。1枚目はこちら。 綸子の着物。2枚目はこちら。 茶色の縞お召し。そして3枚目。 何度か登場している木綿。うちの旦那さん評では1枚目が一番いいということであった。私としては2枚目のお召しにうっとりしていたのだが、これは私には地味すぎらしい。3枚目の木綿は「the 町娘」なので、そのように着れば間違いはなく、これは問題なく似合うらしい。家で着るだけでなく外出がしたいが、ちょっと家がばたばたしていてまたお預け状態である。
2008.09.25
「だいじもっこ」というのは新潟の柏崎の辺りの方言で「大事」っていう意味だ。「これは大切なものだからだいじもっこにとっておこう」という風に使う。私は、たとえばショートケーキのイチゴを最後までとっておくというタイプではない。一番おいしく食べたいので、半分よりちょっと前の段階で食べる。そうするとその前後もおいしくいただけるような気がするからである。最近、普段に使うタオルがへばってきて、押入れを探してみたらいただきもののタオルがたくさん出てきた。どれも自分では買わないような有名なブランドのふかふかのタオルだ。前なら「だいじもっこ」にしていたかもしれないが、最近考えが変わってきて、いいものを普段にどんどん使っちゃえーと思うようになった。着物に関して、大切なものはあまり着ないという考えも一理あるのだが、ただでさえ着る機会が少ないのだから、一張羅を普段に着てもいいかなと思うようになってきたのである。人生はとても短いので、気にいったものはどんどん使った方がいいと思う。汚れたら洗いに出せばいいのだし。そうだ、どんどん着るべし!
2008.09.17
地球温暖化とかいろんな問題がある。自分にできることはなるべくやっているつもりだ。着物を買うようになって思ったことは、着物を配達してもらうとものすごくたくさんのダンボールとかぷちぷちとか包装紙が出るんだなということだ。しわがよらないように配送しなければいけないので、ある程度は仕方ないが1枚の着物についてくる物質の量に驚くばかりである。この物質を処理して生じる二酸化炭素の量も大変なものだが、そこまで持っていくためにごみを捨てる私のエネルギーがかなりもったいないと思うのである。毎日仕事で忙しく、やっと休みだ!と思ったら着物を買ったときの紙の処分に時間を費やして、着物を着る時間がない!というのは本末転倒な気がするのである。もう20代の頃のような体力はないので、仕事も家事も常に「私の省エネ」を心がけている。休みの日に一気にやろうとすると時間がかかるので、やはり毎日小刻みにやるしかないな。物を持つというだけで管理に体力と時間がかかるので、なるべく増やさないようにしたい・・が、まあ、買い物はしてしまうだろう。着物以外の不要なものをなんとか捨てて、着物のスペースを確保して機能的に暮らしたい。1年くらいかけてやっていこう。
2008.09.16
小袖展でお見かけした着物の方のコーディネートは無地感覚の紬が多かった気がする。それが流行りのせいなのか、それとも都会のど真ん中である東京ミッドタウンという場所柄なのかはわからないが、花柄好きな私としてはちょっと違和感を感じた。無地感覚の紬は素敵だと思う。スタイリッシュで都会的で洋服の方と一緒に居てもあまり浮かないだろう。でも、私が着たいかどうかと考えるとどちらかといえば選択しないだろうと思う。私が着物を着るのはまったくの趣味なので、本当に自分が着たいものを着られるわけで、そうすると控えめな色柄よりは華やかなものが着たいと思う。確かに綸子の小紋を今の世の中で着るのはちょっと勇気がいるが、そこを敢えて着ようと思う。七緒の最新号も紬の特集だが、そこにはやはり都会的な無地感覚の紬が満載であった。それはそれで素敵だし、私もそういう着物も持っているが、たまにしか着物を着ないのだからやはり華やかなものが着たいのである。花柄が好き!と言うと、ちょっと前の時代の娘さんというイメージがあるが、それでも花柄が好きなのだ。もうすぐ四十路だけどそれだっていいのだ!好きな着物着るぞー。
2008.09.09
昨日は二ヶ月ぶりに着物を着て出かけたのだが、びっくりするくらい着付けが下手になっていた。なんとか着ることはできたが、おはしょりのあたりと胸元がぐずぐずになってしまった。着丈も短かった。もう大ショックである。こんなことじゃだめなのだ。昨日は歌舞伎見物なだけに劇場で着物の方を多くお見かけした。前の方に座っていらっしゃる方は髪のアップの感じからして着物を着慣れている職業の方が多いように感じた。ただお召し物は歌舞伎座のような訪問着ではなく、控えめな小紋や付け下げが多かった。若い方はかわいい感じの小紋が多かった。小袖展の方も着物割引があるせいか着物の方が多く、小袖を見るだけでなくみなさんのコーデも参考にさせていただいた。こちらではシックな着こなしの方が目だった。9月の1週目ということもあり、絽と単は半々くらいだったようだ。私は単だったが、もう汗だくだった。25度を超える日は夏物でいいような気もする。やはり着てみないとわからないことは多い。9月はとにかくたくさん着たい。
2008.09.07
今日は赤坂大歌舞伎へGO!劇場のある街へ行くことは毎度のことながらわくわくするが、今回は赤坂である。私も友達も赤坂に会社があるので、ぜんぜん新鮮味がない。それではミッドタウンへGO!ということになった。乃木坂は会社から近いのに私はほとんど行っていない。まあ、大学生の頃はこの辺りでかなり遊んでいましたが(笑)もうあの頃のお店もなくなってるしなぁ。ミッドタウンと言えば、サントリー美術館でやってる小袖展だが、友達は特に着物に興味があるわけではないので、積極的には誘えない。空気を察してくれたのか、「これ見たいでしょう?」と言ってくれて小袖展もGO!和服関係のお店や、着物を普段着ている方のブログで「これはかなりいい!」という情報は得ていたが、その情報に偽り無し!これはすごい!松坂屋さん、ありがとう!!!もううっとりしたり、関心したり、大変だった。できることなら一日中見ていたかった、または家に持って帰りたかった(笑)一番印象的だったのが6歳くらいの女の子がお母さんに「こっちのもかわいいなー」と言ってたことだった。いいものを見て、着物好きな女の子に育ってねと心の中で思った。歌舞伎もたいそうおもしろかった。やっぱり勘三郎さんはすごいのである。赤坂の劇場での歌舞伎がこれからもっともっと成長していってもらいたい。そして、赤坂が着物の方であふれる街になりますように。2ヶ月ぶりの着物でのお出かけは暑さとの戦いだったが、幸せな気持ちでいっぱい。やっぱり着物が大好きだ。
2008.09.06
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明日は赤坂大歌舞伎。一番いい着物で歌舞伎を見るなんてかなりの贅沢。気合も入るってもんです。さー、単をばんばん着るぞー。この着物気になります。でもまた格子・・・
2008.09.05

昨日購入した帯をコーディネートしてみた。こんなのとか こんな感じとか この着物はお召しである。胴抜き仕立てにしてみた。お召しというだけで軽いが、胴裏がない分、さらに軽い。冬でも暖房ががんがんで暑いときがあるので、快適に過ごせるのではないかと予想している。うーん、とにかく着るのが楽しみだ。
2008.09.01
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