Great Adventure 日記

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usakoroom

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2014.06.28
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話を振り出しに戻す。

チャコットさんの衣装展に行く日はユニコーン@幕張とのダブルヘッダーだった。
ライブだけならTシャツにチノパンでいいんだけど、チャコットに行くとなると何を着て行けばいいのだろうと悩んでしまった。
チノパンだけどカジュアル過ぎず、大人に見えるものにしたくて何度も何度もシャツを変えた。
緊張の表れである。

私は渋谷出身だが新宿には疎い。すべてのことは渋谷ですんでしまうので新宿に行く機会があまりなかったのだ。
したがって新宿に土地勘がなく、サザンテラスとか甲州街道がわからない。
なんとか地図を頼りに歩いてみたが、正しい方向に進んでいる実感がない。
やっぱりアウエイだ、こんなことでたどり着けるのだろうか?不安になった頃にチャコットさんを発見した。


うわ、心の準備ができていない。これはまずい。
まっすぐに衣装展に向かわずにお店の中を1周してみた。
ものすごく混んでたりするのかな?と思いながら遠巻きに眺めてみると、想像よりは人が少ない。
これなら少し待てば目の前で衣装を見られるだろうと安心した。

はやる気持ちを抑えつつ、樹くん以外の方の衣装を拝見する。
それぞれにこだわりがあって、繊細で、ため息がでるようなものだった。
衣装には手を触れてはいけないけど撮影はOK。柵などはないから距離的には本当に目の前で見ることができる。
そしてとうとう樹くんの衣装と対面。
まず、3体のトルソーに圧倒される。
左からロシュフォールの恋人たち、Je te veux、エデンの東~セレブレーション。
これはつまり、目の前に樹くんが3人いるということだ。

完全に冷静さを欠いてしまったので落ち着くために写真を撮ることにした。
樹くんの解説文、衣装担当の方のコメントまで撮影しているとかなりの時間がかかる。
ある程度撮ったところで一旦退却。
写真を撮って終わりではいけない。見て、考えなければ行った意味がない。
樹くんの解説文を読んでみる。ここで私の頭に冷水がかけられた。

前に「 フィギュアスケートは過酷だ 」という記事でフィギュアスケートにおける衣装の重要性を書いたのだが、その時の私はわかったようで本当の意味をわかっていなかった。
ああ、こんなに深く考えられて作られた衣装だったのかと思うと体が震えてしまった。
あのコートは本当に樹くんの体形そのままのシルエットじゃないかと思う。今さっきまで着てましたっていう感じ(笑)樹くんがそこにいるような感覚になった。

衣装の細かな細工は手芸を嗜む人であればその精緻さがわかるはずだ。
スパンコールの配置がちょっとずれるだけであの曲線が完全には表現できなくなってしまう。
細工を施す方の緊張感を想像すると恐ろしくなる。私なら手がぶるぶる震える。
そのようなすばらしい細工に対して、樹くん自身がきちんと見る目を持っていて、それを身に着ける喜びを感じているというようなことが書いてあった。
私もものを作る人間のはしくれなので、作った人はうれしいだろうなぁと素直に思う。

今回、衣装を近くで見ることができて発見したのは、エデンの東の衣装の手首のところのスパンコールがものすごく重要なポイントとなっていること。
手首のところでドレープを作っていて、その装飾のためにスパンコールをちりばめてある。
ドレープがなくてするっとしたTシャツ状だと樹くんの手の美しさが活きない。
ドレープとさらにスパンコールのきらきら感によって演技をアシストしてるということになる。
すべてが計算されたものなのだ。
はあ・・・とにかくため息の連続である。

続く・・・

読んでくださってありがとうございます。まだ続きます(笑)
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最終更新日  2014.06.29 01:12:27
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