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April 18, 2014
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カテゴリ: 音楽
CAT6でアナログ音声伝送

​
2個セット 3.5mmステレオ 3極 オスプラグ オーディオケーブル ⇔ RJ45ソケット 接続 延長ケーブル 3.5mm3極オス オーディオプラグ イーサネットアダプタ メール便配送可 ​

ここからは私の推測なので内容が真実である保証はないのだが、、、
私的にチョッチ気になったので頭の体操をしてみました的な感じで読んでいただければ私同様にスッキリする人がいるのではないかと思ったので記録に残すこととする.


商品はRCAピンのステレオ(L/R2ch)をLANポートに変換する機器が2個(Tx,Rxで1つずつ)という至ってシンプルなものであるのだが,延長は75mまでメーカーが保障(多分,実験で聴感レベル判断と想定される)している模様だ.

多くの人が書き込みでは"ケーブルをLANにしただけ"と記載しているがCAT6に変えただけではRCAは各チャンネル音声信号とGROUNDの2本だけであり,たとえ中継をツイストペアのLANケーブルにしただけで果たして本当にノイズがのらずに75mも伸ばせるのかが疑問なのである.

確かに,ツイストペアという呼称は低周波数でのノイズ防止には役に立つように聞こえるが,普通の配線で10mも伸ばせば確実にノイジーになるようなRCAのラインがツイストペアケーブルを採用しただけで劇的に変化するなんて素人判断に感じられる.

「それだけLANケーブルの質は高い」と思った人がいるみたいだが,本当にその結論は正しいのだろうか?

たとえ伝導率が高い素材に変わることがあったとしても電気的作用に変化が起きるわけではない.

もしその理論が成り立つなら,キーボードのアナログ音声信号だってLANに置き換えればダイレクトボックスすらいらなくなってしまうとは誰も思わないのだろうか?と非常に疑問である.


CAT6ケーブルは内線が8本である.

と,言うことはRCAをそのまま変換すると音声信号L,L側GROUND,音声信号R,R側GROUNDと計4本で成り立つことになる.
セット内容違いにはステレオミニ<->ステレオミニも存在する(RCA<->ステレオミニのセットもある模様)
単純に考えれば音声信号L,音声信号R,GROUNDの3本で構成されているといえるだろう.

じゃ,残りの5本が無駄になってしまう.
とか,考えてはいけないのだろう.
(実際10BaseTX,100BaseTX時代のCAT5なんて1/2ペア,3/6ペアしか使ってないし)

これは要するに,ネットワーク需要が飛躍的に高くなった近年,住宅やオフィス事情が変化し,LANケーブルが内装配線されているのが当たり前になっている事から,余ったLANケーブルを活用すれば工事なしに配線できるということを考慮しているとも思える.

ならば,尚の事75mという長さを保証するには難しい要因が出てくる.

それは外来ノイズによる影響である.
LANケーブルももちろん電線である.故に,外来ノイズの影響は受けるのは当たり前である.


と言うか,まずツイストケーブルは平衡回路ならともかくとも,異なる信号同士を通すという使い方をするのだろうか?
例えばの話ツイストしている1,2ピンにそれぞれL音声,R音声とはいかない(異なる信号同士ではクロストークも発生しそうな気がするが…),ではなにが有効かと疑問が出れば答えは単純である.

L音声信号の正相,L音声信号の逆相のペアである.
そう,XLR端子に代表されるHOT,COLDの流れで送ればノイズに強い伝送が可能となる.
それに加え,内装がツイストペアなら非常に効率が良い平衡伝送になるではないか.



[結論]

この延長機はおそらく内装をL側HOT,L側COLD,R側HOT,R側COLD,そしてGROUND,シールドと考えれば5-~6本のラインで伝送できる.
8本のツイストペアであるLANケーブルは適任であると考えられるわけである.

もっと言えば,あと1ch分の音声信号を伝送できるとも考えられる.

しかし,ここで疑問が残る.
正相/逆相の音声信号ということは位相反転回路が必要になる.
すなわち電子回路として作成した場合は電源不要とはいかない.

そうなれば思い浮かぶのはトランスという電気部品である.
ダイレクトボックスを使ったことがある人ならわかると思うが要するにファンタム電源がいらないパッシブタイプがトランスによる変換回路であることはご承知の通りである.


これで,何もかもがすっきりした.

おそらく,あの製品のデップリとした筐体内部には各2つずつトランスが内臓されているに違いない.

いわばパッシブダイレクトボックス(またはライントランス)ということになる.
​
ART Dual Z Direct【 スタジオクオリティ向上計画 】【 RECORDING EFFECTOR 】 ​


そう考えると,ふと思うことが出てくる.
端子をXLRにすればトランスいらなくね?
っていうか,あれ?マルチボックスってLANケーブル化すれば取り回しが…(昨日の投稿が無駄になる?^^;)
ボクチン天才!(オイオイ)
​
エレコム 自作用 CAT5e対応STPケーブル(100m) LD‐CTS100/RS (ブルー) ​



とは言ったものの…現場では圧倒的にXLRやCANARE標準のマルチケーブルが主流(近年デジタル転送が主流になりつつあるためCAT6ケーブルも多くはなっているが今時1本当たりアナログ音声3ch分しか送れないん手法に発展性はないか…)

それに,ある程度の引っ張り強度(特にコネクタ部)も必要である(CAT6ケーブルを這わすときは基本,客がひっかけないような場所に設けるため最短距離で通さないことも多い故50mとか100mとか当たり前…デジタル信号ならまだしもアナログ信号だと厳しい気もする).

ま,この思想で設計された製品は今までにもあったに違いない.
ディジタルが主流になり始めている今更一般化されるということ自体がちょっとした珍事なのかもしれないが,少しでも中のメカニズムがわかるように販売しなければ意味がない気もする.


でも,内部回路の情報を公開して"XLR同様ノイズに強いんです!"ってうたったからといって今更お客が付く技術でもないのかな(苦笑)

あ,ちなみに,CAT5e等のマルチケーブルは既存で存在します.
12chなら4本のCAT6で対応可能なのでCANARE仕様のコネクタ計画より安上がりかも…音声の質の問題?それは使ってみないとわかりませんね。。。





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最終更新日  October 22, 2019 10:01:52 AM
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