鍵盤天国

鍵盤天国

PR

×

カレンダー

プロフィール

Nori@T'sLAB

Nori@T'sLAB

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

October , 2026
September , 2026
August , 2026
July , 2026
June , 2026

お気に入りブログ

昼間は晴れ。 New! HABANDさん

あれから••• ごろぞ〜太!さん

上野でリトミック りとみしゃんさん

ショック!サックス… hanewoさん

にゃじら的生活 pumoriさん
March 30, 2016
XML
カテゴリ: 音楽
知る人ぞ知る珍器とでも言いましょうか,ステレオ信号をモノラルに変換するMN-22Eをとうとう手に入れました.

やっと希望価格以下で入手できました.

「2chのステレオを1chのモノラルにするくらいミキサーで十分じゃないか」と言われてしまうかもしれませんが実はそう単純な話ではありません.

ステレオソースを単純にミックスしてしまうと,センターに位置している音,例えばバスドラムやベースまたメロディー楽器等は左右に定位を振ったの音と比べて理論値で3dBほど高くなってしまうんです.

要するにステレオソースをそのままモノラル化ミックスしてしまうとステレオミックス時の音圧バランスが崩れてしまうんですね.

そこで登場するのが『ADgear MN-22E MONOLER』なんです.
ステレオ信号を位相変換回路経由でミックスする事によりセンター定位の音像を-3dB~0dBでコントロールする事を可能にした特殊な機器です.
MN-22E
簡単に言うと,これを通せば聴感上の音圧変化を発生させずにモノラルミックスへと変換できるって事なんですね.


ステレオ系のエフェクタやアウトボードを機器の制約等の影響でモノラル化しなければならないケース等で本器が活躍するってわけです.

その他,鍵盤楽器等でも使えます.
今時の鍵盤楽器のほとんどはLmonoと呼ばれるLチャンネルだけにケーブルを接続すると疑似的にRチャンネルの音をマージして出力できる機能があります.
一見,『それでいいじゃないか』って思うかもしれませんがPoly800の回でもチラっと紹介した通り,この疑似マージは2つのソースを電気的にただマージしているだけで,モノラーのようなレベル調整等の構造は成り立っていません(スタジオユースの高級機でも全く同じ)

故に,音色によっては意図しない音量バランスに変換されてしまうんですね.
現場で,『ごめんなさいモノラルで…』なんて言われた日には大問題なんですね.
意図して定位を振っていた音色のバランスがバラバラになってしまうので,リハくらいの時間じゃ修正間に合わない事も多々あります.

Poly800のように,ステレオの概念がそれほど重要視されないモデルであれば全然いいんですけど,最近のシンセサイザーでは入門モデルでも当然のようにレイヤーサウンドがあり,サウンドが多彩な分定位も細かく割り振られている事が多いので意外と顕著に表れるんです.

たかが3dB,されど3dBです.
そんな時は面倒でもこのモノラーを通す事でバランス狂わせを抑えられるんですね.


昔はTVやラジオでモノラル放送もありましたから,業界問わず割とモノラーと同じような機材はスタジオハンドメイド含め数多く存在しました.


そして,私が探し始めた時には中古で見つけてもプレミア的な価格設定になっていたりと簡単に手に入れるのは結構難しかったです.
今回はたまたま見つけられて,値段もプレミア価格帯の1/4とリーズナブルでしたので衝動買いしてしまいました.


ちなみにパッシブ回路ではないのですが,なんとボタン一つで疑似ステレオ変換する事も可能です.
ステレオサウンドに用いてステレオエンハンサ的なエフェクトとしても使えるので,定位感が低く左右の広がりが足らない現場でも非常に重宝しそうです.
ご興味ある方は是非一度試してみてください.

ベリンガーステレオ エンハンサーBEHRINGER ベリンガー / SX3040 SONIC EXCITER ステレオサウンドエンハンスメントプロセッサー【お取り寄せ商品】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  April 1, 2016 06:09:22 PM
コメント(1) | コメントを書く
[音楽] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: