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男性同士の恋愛をテーマにBL小説を書いています、興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はご入室をお断りします。
栢山くんの場合
栢山は悩んでいた。
ホワイトデーまであと3日いったい何を藤野にお返しするべきか?
藤野から貰ったものはブランド物のチョコレート
これの3倍返しとなると金額は知れている。
たかだか3千円の品で済むがこれでは愛が足りない気がする。
いや、絶対足りないやはりプラスαが必要である。 では何をプラスする?
倉本は手作りチョコに指輪を仕込み、おみくじなんてつけてプロポーズをしていた。
じゃぁ自分は何をする?藤野は何を喜んでくれるだろ? 手作りクッキーを作る?
どうやって?指輪?これはお返しなんてレベルじゃ
渡せない。。。じゃぁ何?こんな時困る。。。
ホワイトデーの売り場には高級そうな女性好みの菓子と小物が並んでいるけれど
男性用の商品はさすがに並んでいない当たり前だホワイトデーだし。。。
じゃ何。。。何を渡そう?
「栢山?」
声を掛けられても気付かないほどに栢山は自分の世界に浸っていた。
「栢山!」
目の前に手をかざされそれをヒラヒラされてやっと気付く栢山
「すみません。。。」
「お前大丈夫か?さっきからぼぉ~として?もう退社時間だ帰るぞ!」
「えっそんな時間ですか?」
「仕事は終わったんだろうな?」
と問われ、自分の手元をを見る、ぼっとしていたわりには仕事は進み
残業や持ち帰り仕事はしなくて済んでいた。
「済みません先に帰ってもらえませんか俺、寄って行きたいところがあるんです。」
「そうか?仕方ないな?食事作って待ってる?」
「なるべく早く帰るようにします。」
ふたりは外で別れ、栢山は街の中に消えていった。
とある本屋に来ていたそこには料理本や菓子作りの本が並ぶ
サラリーマンの栢山が立つには違和感があるが有るのか傍に居た女性が
少し笑って立ち去って行く。
栢山が手にしたのは初心者でも出来るクッキー作りの本とある。
これを持ちレジで代金を払う、そして向かったのはスーパー本に書いてある通りの
材料を買い揃えた。
マンションに帰ると、藤野は風呂に入っているのか姿がないこれ幸いと
買ってきたものを隠すように片付けると何食わぬ顔でリビングに座り新聞を広げる。
風呂から出た藤野と共に食事を済ませ、他愛もない会話をし
就寝時間を迎えたが栢山は藤野に先に休むように告げ
自分はパソコンの電源を入れる。
「栢山寝ないのか?」
「少し調べ物があるので先休んで下さい。先輩明日
早くから会議でしょ俺は定時出勤なのでもう少しね。」
栢山の行動を不振に思いながらも藤野は先に休むことにする。
パソコンに向かう栢山、開かれた画面には時計の写真と価格が並んでいる。
そう栢山は手作りクッキーと共に時計をプレゼントしようと思ったのである。
しかし、今から通販で買うには時間が無さ過ぎる
時計と店と金額を調べそこに買いに行く作戦に出たのであった。
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