BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年03月16日
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カテゴリ: 倉本くんの呟き

こちらはBL小説です。興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方のご入室はお断りします。

倉本くんの呟き

俺が奴と出会ったのは小3のころ、1つ上の兄貴が隣の空き家を覗いていたのが切っ掛け。
その日はちょうど春休みの始まったばかりの日曜日、隣の空き家に大きなトラックが横付けされ、荷物が降ろさせるのを見ていた俺達、仲のよさそうな家族が引越し業者の手伝いをしながら、自分たちの荷物を運んでいた。その中にいたのが朔耶だった。
だけどその時、見た朔耶は小さくて可愛い女の子だと俺は思っていて、近所に可愛い同級生がいなかったから隣に越してきた娘が女子でよかったと心から思った。
その時の朔耶の格好は、ハイネックのキャラクターTシャツに白のパーカー、大柄のチェックのハーフパンツに黒のスニーカー、女子にしては短めの髪に白い顔が可愛いと思った。
「なぁ~にいちゃん」
「?」
「あの子かわいいなぁ~」
「しゅん、あれは男だぞ諦めろ」
そう兄貴に言われ、俺は冗談だと思った。
「にぃちゃん俺を騙して抜け駆けするつもりじゃないの?」
「お前、バッカじゃないの?あれは絶対男だよ賭けてみようか?」
そうして俺達は賭けをした。

まぁ~小学生がする賭けだから大したものは賭けられない、次の日のおやつを賭ける程度だったが、その頃の俺には大きな賭けだった。
その日の夕方、引越しを終えたお隣さんが挨拶にやってきた。
俺達は早速、賭けの答えを出す為に二階から下りて行き、母の後ろで様子を伺うと、母親らしい女性と父親らしい男性の後ろに隠れた朔耶を見つける。
「今日、隣に引っ越してきた藤野と申します。私は貴也と申します。これは妻の菜穂子で息子の朔耶です。」
との言葉を聞いた瞬間、兄貴はガッツポーズ、俺はがっかり下を向いた。
俺達は彼らに挨拶する為に父に呼ばれ、藤野一家と挨拶を交わし、朔耶が俺と同学年で来年度から同じクラスになるのだと聞かされた。
そんなこんなで俺の恋はあっけなく砕かれたのだが、朔耶とは良い関係を築けそうけそうな気がしていた。
「なぁにいちゃん?」
「う?」
「朔耶ってかわいいなぁ~俺、あいつ好きかも?」
「男でもか?お前良い趣味してるよ!」
と優しく慰めてくれたが、俺は正直、男でも上手くやれる自身があった。
だからいまでも朔耶と繋がっていられるのだと思う。


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最終更新日  2009年03月17日 02時53分34秒
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