BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年03月19日
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カテゴリ: 君がいるから

こちらはBL小説です。興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方は申し訳有りませんがご入室をお断りします

友里が予約した店は彼女の趣味らしく、シンプルな店で店内は間接照明でテーブルにランプで明かりが灯され、大人の隠れ家といったところだった。
店員に案内されたのは個室、やはりお嬢様は違うと思わせる瞬間でありながら、高いんじゃないのかと栢山は財布の中身が若干気になる。
「友里ちゃんここ高いんじゃないの?」
「大丈夫、ここねうちの兄がオーナーなの支払いは気にしないで」
「でもそれじゃぁ、お礼にならないよ」
「いいの今日は栢山と食事がしかっただけなんだから」
なんとも彼女らしいと栢山は思う。
一方、藤野は倉本の行き付けの居酒屋風おでんと揚げ串の店であった。
店内は和風の作りとは対照的に店内に流れる曲はジャズが流れる店内で静かに楽しむ感じの店になっていた。
「倉本いい店知ってるんだなぁ~」
「俺のとっておき、気に入った奴しか連れてこないだぞ」
「へ~彼女とか」
「そうお前とか」
そんなたわいも無い会話、出てくるおでんや串揚げも旨い、今度、栢山を連れてこようかと彼のことを考えてしまう自分に腹が立つ、せっかく誘ってくれた倉本にも悪い、藤野は酒を一気に呷る。
「おいおいさっくんそんな飲み方しなくても」
「平気、俺自慢じゃないが飲んでも飲まれたこと無いだ」
「なら良いけど、料理も味わえ、ここはアスパラの一本揚げが旨いんぞ、おでんも絶品だし」
そのころ栢山と元橋はデザートに手をつけようとしていた。
「ねぇ栢山、あんたの恋人って、藤野さんでしょ」
という衝撃発言に栢山は危なく、スプーンを落としそうになる。
「図星ね。あんた分かり易いのよ、目で藤野さん追ってるし、彼が居ないと探してるでしょ?」
「俺ってそんなに分かり易いかなぁ?」
「まっ私以外の人は気付かないほどの動きなだけどねぇ~」
「?」
なぜ彼女に分かって他の連中が気付かないのか栢山は不思議に思う。
「みんなあんたの事、狙ってるって昼間言ったでしょ、あれ私の話なんだけどね、でも諦めたわ、彼がライバルじゃ、勝ち目無いもの」
「あんたってこんないい女が傍にいるのに見向きもしないんだもの普通不思議にもうわよ。であんた観察したら面白いことに気付いたの、で、分かったわけ。あんたって意外と単純よねぇそれに私、3月に結婚するの、で、今日は思い出作り、2月には寿退社の予定だし」
なて衝撃発言を彼女はさらっとするんだろうと目を丸くする。

同期の彼女には隠し事は最初から出来ていなかった事に愕然とし、自分の嘘の付けなさに落ち込んでみたりする。

食事も済み、店を出る、帰り際に友里から倉本に関しての情報が伝えられた。
「そうそう、倉本さん知ってるわよね。彼には気を付けなさい、あの人女性にはだらしないって噂あるけど、それ以上に強烈な事実が有るのよ、藤野さん狙いだって。」
「それは単なる噂だよ、俺と先輩そして倉本さんはもともと同じ高校出身で知り会いなんだよ、倉本さんには彼女居るんだし、先輩と倉本さんは幼馴染でお互い良く知った仲なんだ、だからそれは有り得ない。」
「なぁ~~んだそうなの?噂じゃ倉本さんは先輩狙いだって。。。」
とどこで得たのえたか知らないが噂とは恐ろしいものだと栢山は実感した。

「友里ちゃんごめん、今日はありがとう改めて結婚のお祝いさせてもらうよ」
「今日はありがとうねその時は豪華なお祝い期待してるよ。私も彼氏が迎えに来るのだからここで、そうそう、藤野さん泣かせたら私が許さないから覚悟しなさいよ」

別れ際の彼女の言葉、帰り掛けの藤野の様子を思い出すと栢山は居ても立ってもいられなくなり、その場を離れ、タクシーを拾って藤野のマンションに急いだが、じっくり考えて思う、今日は倉本と食事をするといっていた。

藤野にとっては久振りの事ではないだろうかと。。。そう、会社で藤野と再会し、付き合いを改めて始めた、それ以来、藤野が他の人間と約束をする姿を見ることが無かったし、それ以上に学生時代、あれほど仲の良かった倉本ですら誘う姿を見たことが無かった。

自分に気を使っているからこそ藤野に我慢を強要していたのではないかと彼女の言葉で気付かされた気がして申し訳ないと思うと共に帰り際の藤野の様子が気になり始め、タクシーを拾い、マンションに急いだ。

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最終更新日  2009年03月19日 03時39分09秒
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