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まさかまさかのこの時間の更新です。
前にも書きましたがyahoo!ブログからの移転作品ですので文章の中の季節は秋だと言う事をご理解頂いたうえで読んで頂けると幸いです。
一応BL作品ですご注意下さいというか。。。男子が戯れております。
藤野さんの呟き 文化祭編 中篇
その日の放課後、教室にはメイド&執事喫茶でメイドさんに扮する男子生徒と衣装担当の生徒が集まった。がそれ以上にギャラリーが多い気がする。
「なぁ~倉本なんで衣装の採寸でこんなにも人が大勢集まるんだ?」
「さぁなぁ~」
とぼけた返事の倉本、その返事が怪しすぎる何か企んでるのが分かる。
「麻木とっとやっちゃって」
「o.k!じゃ藤野、じゃ測るね。」
とメジャーを取り出し採寸し始める、まな板の上の鯉ってこんな心境か?
こんなのここに入学する時に制服作るのに測って依頼だと思う。
「へぇ~藤野っ足長いなって見てたけど実際に測ると本当に長いんだねぇ~思ったよりいい筋肉してるし、難を言えばもう少し身長が欲しいかな?」
「悪かったな高1で成長止まって!」
そっぽを向く俺、なんだか居たたまれない、本当は180cm欲しかったというのが正直なところだ。順調に伸びた身長も高1のある日を境に伸びなくなってしまった、その時、両親の遺伝子だと諦めた。
「それにしても体のバランスは悪くないよ!ねぇ~コスプレしない?」
「ぜった対お断りだ。これだって倉本が無理やりさせたんだそれが無かったらこんなまね一生縁がなかったわ!」
その声を聞いて女子が笑い出す。
「何が可笑しい!」
膨れる俺に麻きが言う。
「だって藤野って普段はクールビューティーだって女子の間では囁かれてるって自覚ある?」
「クールビューティーさっくんが?」
それを聞いていた倉本が話しに参加してきた。。。
「それは過大評価だな、こいつは見てくれはこんなだが中身はお子様だぞ」
「嘘ぉ~」
「嘘じゃない、長年の付き合いの俺が言うんだお前ら騙されるなよ」
「倉本ぉ」
そういって倉本にタックルをきめ、プロレス技を掛ける。
「さっくん。。。やぁ。。。やめろって」
「二人ともやめてよね、ほらぁ~藤野採寸続きするから」
と麻木と他の女子が引き離してこの試合は終わりになる。
「な、だろ。。。こいつはこうゆう奴なのだからもっと気軽に接して遣れば面白いから」
倉本ってもしかして俺の為に。。。そう、あまりクラスの連中の輪に入ろうとしない俺、生徒会長なんて遣っていながらも人に馴染めないまま11月を迎えてしまった。
「はいはい分かりましたで、サイズは。。。」
サイズを書いた紙に目を向ける麻木が絶句する。。。俺ってそんなに最悪のサイズ?
「藤野凄いよ!貴方!この夏、うちのコスプレ仲間が着たメイド服があるんだけどそれを少しサイズダウンするだけでo.kだよ!」
「フン悪かったなミニマムな体系で」
少し毒づくが麻木はそうじゃなくてとその時の写真を見せてくれた。
そのメイド服を着た彼女は身長は俺ぐらいだろうか?ロングのメイド服を綺麗に着こなしていてモデルの様な体系のホッソリ系美人といったところだろうか?その彼女体系がほとんど変わらないということは俺ってそんなにスリムなのかと改めて、自分の体にコンプレックスを抱いた。
「いいの藤野はそんなに気にしなくても、貴方はそれでそれ以上筋肉付けないでよ!そのボディーがいいんだから!」
女子というのは良く分からんと思うが麻木だけがこのような趣味なのだろうか?
「藤野採寸終わったのか?」
「そうそう藤野、メイド服もそうだけどメイドさん専用の靴も必要よね。サイズは?」
「24,5だけど」
「うっそちっさぁ~男子で24,5なんてありえない!あんたってとことん女子体系ね。」
「なぁ~麻木、藤野可愛いメイドさんにしてくれよ!クラスの威信がかかってるんだ。」
なんていう倉本に麻木は勿論と自信ありげに答える。そこはなかった事にして欲しいと心の底から思う。
「じゃ藤野明日、メイドさん専用の靴持ってくるから履いて慣れておいてね。じゃ無いと本
番当日、靴ズレ出来て泣くのはあんただからね。そうそう他の男子もわかった!」
「藤野頼んだぞ!お前にクラスの命運が掛かってるんだぞ」
俺はそう言う倉本を睨むが倉本はそんなことはお構い無しに、他の連中の採寸と麻木との打ち合わせに余念が無い。
「麻木、衣装合わせは何時頃出来そうだ?」
「そうね、藤野のはサイズ詰めるだけだからそんなに掛からないけど他のはそうね。11月の頭ごろかなぁ~」
俺は思うそれまでは猶予があるわけだと。。。
「じゃ藤野は出来次第、試着だな。」
「え?」
なぜそうなる?心の中を見透かされた様に倉本の口元に不適な笑みを浮かべたのを見て背筋を冷たいものが走る気がした。
「猫耳も頼むぞ!」
「まっかせなさい!」
と胸をトンと叩く麻木、俺はあからさまにため息をついてみせる。
「藤野くんもう逃げられないからな、今から言っておくが当日体調不良で欠席なんてお前らしくない嘘は止めにしてくれよ!」
よ。。。読まれてる。作戦決行の前に釘を刺され、あっけなく手を封じられ、投了。。。
そこに栢山が顔を覗かせる。
「先輩、採寸終わりましたか?」
「ああ~」
気の無い返事を返すのがやっとの俺、倉本の悪魔の微笑みに今はただ文化祭が速攻で過ぎ去ってくれることを祈るだけしか出来ない俺だった。
そしてもっと恐ろしいことを耳にしたのは採寸が終わり、下校時に栢山の口から衝撃発言が飛び出したことである。
なんと栢山がロミオとジュリエットでジュリエットを演じそのついでにコンテスト出場するという話だった。
「やぁ~なんだか知らないんですけど普通のシェイクスピアじゃ面白みに欠けるって言い出したやつがいまして。。。」
俺はここまでの鬱憤を晴らす為、栢山と弓道場に向かう、引退したとはいえ先生の好意で何時でも弓を引ける様に部活終了後、使用許可をもらっていた。
栢山はそんな俺に付き合って部活終了後も付き合ってれているのだ。
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