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BL小説です。興味の無い方、嫌悪感を懐かれる方、18歳未満の方にはお勧め出来ません
片恋7
「では、俺の用事は済みましたので帰ります。」
用事って?やっぱり仕事の進み具合を確認に来ただけか。。。がっかりだ。。。
「あっそう!」
僕はそっぽを向いてタバコの煙を吐き出した。
「では失礼します」
そういった全の背中に駆け寄って抱きついた。。。みっともない。。。そんなの分かってる。
「ゼン、行かないで」
ピクリと全の体が跳ねたような気がした。
全は僕の持っていたタバコを取り上げ、それを咥えると僕の腕を外して笑う。
「先生、冗談は止めて頂けませんか、俺は帰らせて頂きますと言ったはずですが」
「帰らないでよ」
帰らないで欲しい、全に訴えたけれど笑った顔は消え、さっき寝室で僕を見たしかめっ面の全に戻っていた。
「俺はそういった悪趣味に付き合う暇は有りません」
咥えていたタバコをキッチンのシンクに押し付けて消すと水を掛けた。
「いいですか、俺は先生の原稿の進行具合を見に来ただけです、冗談に付き合いに来た分けではないのです、では」
そういって足早に玄関のドアを開けて立ち去っていった。。。
締められたドア、鍵の掛かる音がなんだか全の拒絶の声に聴こえた。
全にしてきたことが今更、仇になって僕に跳ね返って来るなんて思いもしなかった、それをどうすれば帳消しに出来るのか?いや、出来ないだろう。。。
僕はベッドに潜り込み、全と出合った時の事とを思い返してみた。
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