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BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方は閲覧をお控え下さい。
栢山はマンションの玄関に着くと暗証番号を押し、ロックを解除し
エントランスに進む、 エレベータを待つ、何時もしている行動、藤野に開けてもらうことはしない
その為にお互い合鍵を持っている、あえて藤野に開けてもらう事はしなかったし
藤野を驚かせる為という気持ちも有ったが寛いでいる彼を煩わす積りは無かった。
彼が住む5階に着くとドアに向かい鍵を鎖しこみ回し、ドアを開けるとそこには目当ての人物の姿が無かったが
取りあえず、玄関からリビングのコタツに座り込むんでテレビを付ける。
そこには昼に起きた事件が流れるが興味も無く、チャンネルを換えても興味を刺激するものは無く、結局電源を
落とした。
その時だった、背後に人の気配を感じた。
「栢山来てたのかお帰り」
「はい、ただいま」
何気ない会話、普段の二人、藤野が栢山の斜め左に座り、栢山が藤野を見ると パジャマから覗く首がほんのり蒸気して薄紅色に変化しているのが分かる。
そんな藤野が色っぽいと思う。
「食事は」
「済ませました」
「そう、ビール飲む?」
「風呂入りますね」
「そう」
言葉少なく交わされる会話、いつもと変わらない藤野のだと思うがなんだか違和感を感じたのは気の所為だったかと思いながら、上着を掛けるとバスルームに向かった。
藤野はここでビールを口にしたい気だったがそれをあえて我慢した。
言うべき事はあるが言葉が見つからない、せめて栢山の入浴の時間が長く有って欲しいと思う、その間に言うべき言葉を逡巡させる。
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