BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年04月08日
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BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方は閲覧をご遠慮下さい。

熱2

全の作ってくれた氷枕が気持ちいい。

それにしても人間とは不思議なもので思い込みでなんとかなるものだと今更気付いた、けれど熱があるって気付いた途端にこんな風になる、では恋愛はどうなのだろか?熱と同じだって言われるけれど人間の感情ってそんなものなのだろうか?ああ~どうでもいい!

「先生、薬です、飲めますか?」

さし出されたコップを受け取る為に起き上がろうとするけれど起き上がれない。

「無理。。。」

声が掠れてる。。。風邪引いちゃったみたいだ。

「そうですか。。。だったら」

そうってベッドに腰掛けて僕を起す、全が支えなってくれたから何とか起き上がることが出来たけれどやっぱり頭がクラクラする。

「全。。。」

「支えてますから、はい、水」

手渡されたコップを受け取った手に添えられた全の手が気持ちいい、全ってこんなに冷た手をしていたかな?

僕がコクリと水を含みそこに全が薬を放り込もうとした手のひらが僕の唇に触れた。

なんといえない官能的な瞬間、僕はその手の平を舌で舐める、ピクリと全の手が驚いたように跳ねる、離れてしまった手で僕を抱きしめて肩に顎を預けて全がいう。

「これで眠れるでしょ、おやすみなさい」

甘い優しい全の声、頭を支えられながらゆっくりと体を横たえてくれる。

「俺は、一度、社に戻ります、では」

何時もと変わらない全の挨拶、僕は遠くで聞こえた気がしたのだけれど全が歩く足音は僕の寝室から響いていた。

全、行かないでそういいたけれど声が出ない、眠気が僕に襲いかかる。。。だめ。。。落ちていく意識、誰かが僕の唇に触れた気がした。

ああ~それが全であったのなら。。。


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最終更新日  2009年04月08日 02時30分40秒
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