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BL小説です。興味の無い方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。
和希さんは終始、僕の方を抱いてくれていた。
でも、恥ずかしい、僕が周りを気にしすぎなのかも知れないけれどやっぱりだいの男が肩をだかれるなんて滑稽だよな、すれ違う人が僕らを振り返り、ひそひそ何か言ってる。
和希さんはそんなの気にかけない様子で堂々と歩いていく、僕もそれに釣られるように歩くけれどやっぱり視線が気に掛かる。
「気になるか?」
やっぱり気にしていたんだ。
「いえ、和希さんが平気なら僕は構いません」
「可愛いな、顕一は」
和希さんの手が今以上に強くなる。
僕はあんしんして身を任せる、なんだか本当に恋人に成った気分だ。
店内に着いてDVDを選ぶ、お互いの趣味を知りたいからって和希さんが言うからお互いの趣味のコーナーに向かう。
僕も彼の趣味を知りたい、好きなもの嫌いなもの彼が何を見て何を聞くのかそしてどんな本を読むのか知りたい。
彼の全てを知りって、なんだか恋のようだ、いや、これは恋なんだ。
和希さんはどうだろう?僕のこと知りたいって少しでも思ったから「お互い好きなものを選ぼう」って言ってくれたんだよね?
これって好意からだけじゃない気がする。
心が温かい。
でも、思う、僕の好きなものってアニメなんだよな、ジャンル的にはSFものが中心だけど美少女ものもかなり好きだけど今日はアニメは封印だ。
だったら何にしようかな?普通の映画って実を言うと詳しくないんだよなぁ~和希さんは何が好みなのだろうか?
でも、それでは意味が無いのか、僕の好きなもの。。。そうだ、最近、観た映画「レッドクリ Part I 」が良い!これは僕の好きな三国志を扱ってる作品だしアクションが良かったな、けど少し残念なのはもう少し、三国の世界を丁寧に描いて欲しかったなって言うのが僕の感想だけれど和希さんはどう見るかな?
これは全と観たけれど全はアクションと女優さんを褒めたかな。。。後は何だったかな覚えてないや。。。
なん手ていたら後ろから声をかけられた。
ドキリとして後ろを振り向くと和希さんの笑顔が有った。
「どう?良いの見つかった?」
「はい」
「へ~レッドクリフか?観たいって思ってたのだけれど観れなかったんだ、ちょうど良い、それ借りるんだろ?」
「はい」
「じゃぁレジ行こうか?」
「和希さんは?」
「内緒」
和希さんはそういうと僕に会員証を貸して欲しいといって僕が選んだDVDと自分が持ち出したDVDを手にレジへ向かう。
和希さんがDVDを持って家に帰った。
こんなときプロジェクターが有ったらって思う、欲しいと思っていたけどこのマンションじゃ防音しないと置けないのだ。
和希さんの家なら有りそうだな。。。そんな趣味は無いかな?
二人がけのソファー僕がDVDを観る時の必需品、これが以外に寛げるのだけれど和希さんと座ると少し窮屈だけれどなんだかこんな密着感が堪らない。
「あの?窮屈ですよね」
「そう?これぐらいの密着感が良いんだよ」
なんだか同じ感覚って嬉しい。
和希さんは僕の肩を抱く、映画館じゃ「出来ないからね」って笑う。
この人、密着するの好きなんだ。
この人の恋人は幸せだろうとふとそんな事を思った、なんだか突然、胸が苦しくなった。
「どうした?無理させたかな?」
「ごめんなさい、違うんですこんなに優しくしてもらって良いのかなって。。。」
「甘えて欲しいな」
そういって彼は僕の額にキスをくれた。
これってどういう意味?
けれど不思議と幸せな気分になれた。
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