BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年08月19日
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カテゴリ: 二次創作
18禁です!二次創作です。

昼の暑さは少し引いたが夏の夜はまだまだ暑さを残していた。
幸い、夜に成っても天候が崩れることは無く、黒い空に星が瞬き、時折、涼しい風が吹き渡り、寮の玄関に飾られた笹をさわさわと揺らしていた。
玄関脇の中庭には寮の厨房で作られた料理が並び、ちょっとしたバイキングスタイルのパーティーを思わせるようだった。
生徒達は男子寮の生徒も女子寮の生徒も関係なく楽しんでいた。
勿論、その中にはエドもアルいた。
「なぁアル、昼の話だけど頼むよ、なっ!」
「でも兄さん、寮長の兄さんが抜けたら不味いよ、僕はいいけれどウインリィのバレたら後で何を言われるか。。。」
「だからそれを上手く、誤魔化せばいいんだよ、そうしたらウインリィも気付かないよ」
その時だった、後からウインリィが顔を二人の間に覗かせる。
「何が私に気付かれないですって」
二人を交互にじろじろ見渡す。
「や、や、なんでもないよ、これからする出し物の打ち合わせだよな、アル」
「へぇ~そうなんだ、まぁ良いは私もこれから学園寮ミス七夕コンテストに出るから」
といい、着てきた浴衣をヒラヒラさせる。
「ミスねぇ、MISSじゃなくてmistakeのmisじゃねえの?なぁアル」
「ちょ、兄さんそれは言い過ぎだよ」
「ふん、いいわよみてらっしゃっい賞を取ってやるんだから」
といいながら拗ねて中の良い女子寮のメンバーの方に行ってしまった。
「もう、兄さんあれは言い過ぎだよ」
「ふん、良いじゃんかアイツだって普段、嫌味いってんだから」
「でも、女の子にあれはないよ」
「へい、へい、お前はウインリィの事になると煩いからな」
といいながらその場を離れる、小さな行事だが寮長の仕事は以外に多い、自分が企画した出し物の司会進行にその準備と女子寮の寮長や副寮長などと協力しながら会を進めなければ成らない、おまけに自分でもアルと組んでマジックを披露しようとしている、そしてウインリィが言っていたコンテストの進行をしなくてはならいから七夕会をゆっくり楽しむ時間は無かったが少しの間、時間が空いた。
エドはこの騒ぎに乗じて短冊を結ぶ、周りには幸い誰も居ない、なるべく多くの短冊の中に紛れ込ませると同時にアルやウインリィの短冊を探す、自分より少し下の枝に吊るされたそれには『いつまでも三人で仲良く出来ますように』心が少し痛んだ、アルは病気の事は知っていた、何度も病院に通い告知をされている、自分が長く元気で居られないことを知っていてこう書いたのだとしたらアルに取っての微かな希望なのだろうかと思う。
そしてウインリィの短冊は竹の一番上、首を思いっきり伸ばして背伸びをしても見えないような位置、風にはためいてなにが書いてあるか分からないが『技師』と言う言葉と名前は見て取れた、ウインリィの夢を知っているエドは彼女らしさに少しクスリとした。

会は滞りなく終わった、ウインリィは予告通りというか予想外というか、ミスにはなれなかったが審査員特別賞成るものを貰って得意げにその賞状と副賞の文具セットを見せて言う。
「おかしいわよね、優勝出来るはずだったのに。。。」
と顔を膨らませているかが賞から漏れなかったことには満足しているようだった。
「惜しかったね、でも、ほら、あそこでコケ無かったらきっとウインリィが優勝してた思うよ」
「アル、それホローになってないし」
「良いのよ、今度は文化祭のミスコンにでてやるんだから!」
と笑いながら寮の方に歩いて行く、それを見送った二人は予定道理、エドは抜け出し、アルは片付けに掛かった。

エドは高等部の校舎に向かった、待ち合わせは8時だったが予定よりは抜け出すのに少し時間が掛かり、8時はとうに過ぎていた。
待ち合わせは校門の前、街頭に照らされたそこには人の姿は無かった、少し待たせてしまったのだろうかと思いながらも約束の場所に辿り付き、辺りをキョロキョロ見回す、後ろから黒い影が近づくことに気付かなかった。
「遅かったな」
「ああ、会長、あんたどこに居たんだ」
「そこの木の陰だ、君が歩いてくるのが見えたからね、出てきたんだ」
「門限は良いのかよ」
「ああ、抜け出してきた、門限は9時だが消灯は12時だからな、その時間までに戻れば問題は無い、それよりも中等部の寮はそんなわけにもいかんだろ」
「えへへ、俺は寮長だぜ、合鍵は俺が持ってるし、こっそり出入り出来る場所は確保済みだ」
悪戯な笑顔をロイに向けると鍵が付いたキーホルダーを見せてパンツのポケットに仕舞うのを確認すると「付いて来い」と言いながらすたすたと前を歩き出した、エドはその後を付いて行った。
「ちょ、どこに行くんだよ」
「黙って付いて来れば良い」
前を歩くロイに付いて行くと聳え立つ黒い四角い影が見えた、少し目が慣れるとそれが高等部の旧校舎だというとが分かった。
「なんだよここ」
「まぁ、付いてこれば分かる」
と言いながら校門を乗り越えて裏手に回ると壊れた扉を押し開けて中に入る、校舎の中かは暗いが気味が悪いとは思わなかった。
窓から差し込む薄明かりがなんともいえない雰囲気を作り出し、二人の影を映し出していた。
二人は無言のままで歩く、寄り添うのではなくロイが前に立つ形だった。
階段を何段か登り、踊り場に出るとそこにはドアが有り、南京錠で頑丈に鎖を止められていた。
「行き止まりだな」
「私を誰だと思っているんだ?」
上着のポケットから何かを取り出すと錠にそれをさしてカチャリと音をさせると南京錠を外した。
「ちょ。。。なんであんたがそんな鍵持ってるんだ」
「生徒会長と言うのはいろんなところに出入り出来るからな、まぁそんなところだ」
とあっさりいうが旧校舎の鍵までも自由に出来る立場に高等部の会長はあるのかと思うが深い事情は聞かないで置こうと心に思ったエドだった。
ドアが開く、中の埃っぽい空気に外の綺麗な空気が流れ込む、ロイはエドを先に行かせると後に続いた、エドの背中を見ながらこんな思いで自分の背中を見ながら後から付いて来たのかと思う。
エドは空を見上げる、満点の星が一面に広がる、流石に冬のそれとは少し趣が違うがこの空も悪くないと思う。
「なぁ天の川ってどれだ?」
素朴な疑問だった、毎年、この学園に入学してから七夕会に参加していたが天の川を見たことがないと言うのが正直なところだった。
「なんだ、そんな事も知らないで七夕会を開いていたのか?」
「仕方無いじゃん伝統なんだし。。。」
拗ねてロイを見るエドの隣に立つとどこから持って来たのかビニールシートを引きながらいう。
「まぁこれに寝転んで上を見てみないか」
「なんか変なことするんじゃないだろうな?」
「それはどうかな、そうだ織姫と彦星に見せ付けるのも良いな」
「な、バカなこと言ってんじゃねぇ」
拗ねながらロイが先に寝転んだ横に並んで寝転がる、どれが天の川か分からないが目を凝らすと白い銀河の筋の様なものが見えて来た。
「あれか?」
「ああ、そうだ、夏場は割合光が強いから条件さえ揃えばこうやって見ることが出来るが今日はラッキーだった様だな」
黙って二人で空を見上げる、雲ひとつない夜だからなんだか空に吸い込まれて行くような錯覚に陥る。
星空とは神秘的なものだとエドは思う、その時だった、流れ星が一筋流れたが言葉には出さなかった、声を出したらこの穏やかな空気が壊れると思ったからだった。
空を見上げていたロイが行き成りエドの両脇に手を突いて被さって来た。
「な、なんだよ、折角、思い銀河に巡らせているって言うのに。。。」
「それには飽きたな、私はこちらの方がいい」
「ちょ。。。ま。。。待て。。。あっ。。」
唇を否応なしに奪われる、閉じた唇の間から舌が潜り込み、歯列を割るとそこに潜む舌を捉えて吸うとその動きにエドの舌も答え始めて手を背中に回して来た。
「良い反応だ」
「ば、バカいうな。。。あんたの所為だ」
「ではもっとしたくなるようにしてあげよう」
来ていたシャツのボタンをキスをしながら外す、露になった鎖骨に噛み付き痕を残し胸の突起を舌で転がして歯を立てる頃には背中を反らして甘い吐息を漏らし始める。
「良い反応だ」
ベルトのバックルとパンツのボタンを外す音がエドの耳にリアルに響く、それに反応するように股間のものは益々熱を持ち始める、ぎこちない手でロイのシャツを脱がせるとその肩に歯を立てる。
「つっ。。。」
その痛みに耐えながらファスナーを下ろすと既に立ち上がったものを手にして上下に抜くと遠慮がちな声を上げ始めるが手はロイのファスナーへと伸びていた。
「積極的な君もソソルね。そのまま出してシャブッくれるか」
「あ、あ、うん。。。アンタ好くしたい。。。はぁ。。。」
シートの上に胡坐をかくと腰を突き出だして自分のものに触れながらロイ自身に舌を這わせる。
「上手くなったね、出会った頃はこんな厭らしくなるとは思わなかったよ」
頭を抑えてその快楽に浸る、エドの後孔を嬲りながらそこを解していく。
「あ、アンタが教えた癖に。。。」
「まだ、悪態を付く余裕が有るのかな、話してないで続けて」
「はぁ、あ、ああ、うん」
しゃぶり続けるその舌にロイの先走りが流れ出す、それを舌で掬って飲み込むとその中心に舌を突きさして舐めあげる。
「そんな。。。事は私は教えてないが」
襲い来る快感をやり過ごすとエドの中の指を増やす、その衝撃でイキそうなったそれを自分で抑えて我慢する。
「会長、お願い来て。。。」
甘い声で挿入を強請るけれどそれは無視される。
「な、お願いもう、入れて。。。」
口のかなに幹をギリギリまで飲み込んで上下に抜く、それに合わせて後孔の指も動かされる、その動きに耐えかねて自分のものを抜くスピードを上げながら強請る。
「これをくれよ、会長のこれで中を掻き回して。。。」
淫らに濡れた瞳でロイを見上げると視線が絡まった、頬を撫でると「欲しいか」と意思の確認をする、指を後孔から引き抜こうとすると中の指を無意識に締め付けた。
「あっ、ああ、」
「入れて欲しいんじゃ無いの?このままだよ」
焦らすように中の指を増やし奥まで入れると一番、敏感な場所を擦りあげる。
「あああ、ああ、はぁ、だめ、出ちゃう。。。」
「ここが良いんだ、まだだ、指抜くから自分で入れて」
素直に従うエドの中から指を抜くと彼を立たせる、肩に縋ってゆっくり立ち上がったエドの前はもの欲しそうに露を垂らしていた、それをエドの手の変わりにロイが握る。
「はっ。。。」
肩に手を掛けて腰を落としていく、ロイはそれを手伝いながら顔を見てそれを堪能する、快感で蕩けそうに歪んだ顔は次の好さを待ちわびているようで扇情的だった。
自分がそれを教えたのだと思うと喜びが強くなる、狭いエドの中に楔が埋まる、彼が息をする度に中がロイを緩く締める。
「ああ、相変わらず君の中は暖かくて狭いな」
首に腕をまわす様にさせると足を抱えて腰を動かすと中が締まる。
「や、はぁ、ああ、ああ...あ...」
「もっと鳴けば良い他に誰も居ない、声で私を感じさせるんだ」
二人の影は混ざり遭い、揺れ合い、精を貪り尽くすかの様に奪い合い果てることを知らない程に絡み合う、ロイが囁く愛の言葉は甘く心と体を疼かせる、それに返すようにエドも愛の言葉を口にする。
唇を捉えて舌を絡めさせ、お互いの唾液を味わう、離した唇の間には二人を結ぶ糸を引く、お互いを知り尽くした体は最後に白濁を放つ、エドの中にそしてロイの腹に快楽の証を残した。

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最終更新日  2009年08月19日 03時40分35秒
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