BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年08月26日
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カテゴリ: 君がいるから
BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。


朔耶の事を考えていた。
なぜ、あそこまでして抱けなかったのか、あの素直すぎる反応が自分を迷わせたのだろうか、それともあの子の家庭にどうじょうしたのかとも思った。

一方、朔耶は普通に過ごしていた、何も無かったかのように母親の作った食事を取り塾へ向かう、そこには倉本が既にいて声を掛けて来た。

「さっくん、西本先生お泊りだったのか」

その言葉にギクリとした、西本が帰る時を見られたのだと思った。
あの事は秘密だと硬く言い付けられていたから口を滑らせないように答えなければ成らないと思った。

「うん、母さんも父さんも居なかったから泊まってもらったの」
「そうか、お前んちの両親は忙しいんだな、なぁ今度、俺が泊まりに行ってやるよ」

倉本は西本に嫉妬していた、自分が築き上げた友情をあっさっり乗り越えて自分が未だに出来ていない朔耶の家での寝泊りが西本に許されている事実にそして嬉しそうにそれを話す朔耶への腹立たしさが有った。
しかし、その嫉妬を知らない朔耶は自慢げに次の日曜の話をするものだから倉本の心中は穏やかではなかったが子供ながらにそれは表出してはいけないと思っていた。

「へ~良いな、俺も行きたい」
「駄目だよ、俺達二人の旅行なんだお土産何がいい?」
「要らない、先生と楽しんでこれば良いじゃないか」

そっぽを向く彼の顔を覗き込むと朔耶に白い首筋に紅い斑点のようなものを目にした。
なんだか触れていけないと反射的に思った。

「なぁ、さっくん西本先生の事好きか?」
「うん、好きだよ優しいし勉強教えるの上手いの知ってるよね」
「ああ、でもなんだか俺は好きじゃない」

倉本の素直な感想だった、これは嫉妬ではなかった、普段、接する西本は自分の生徒でもない倉本にも優しく接し勉強も何度が見てもらった。
しかし、倉本はある違和感を覚えていた。
それは朔耶を見る目つきがなんだか変だと思っていたのだった。

「そうなの残念だな、瞬ちゃんも好きだと思っていたのに」

勉強を教えてもらうのは嫌いではなかったが最近、特にだがあまり近寄りたくないと思い始めていた。

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最終更新日  2009年08月26日 04時32分32秒
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