BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年10月26日
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カテゴリ: 君がいるから
BL小説です。興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

「朔耶さん?動ける?」

抱き尽くされてベッドに力なく横たわる藤野を気遣い栢山がバスタブに湯を溜めて戻って来た。
返事は無いに等しいが手を伸ばして栢山の手を求めてる。

「済みません、俺が飛ばしすぎた」

シーツごと抱き締めてあやすように膝の上に乗せ頬に口付けるとくすぐったげに首を竦め
手を首に回し、掠れ声で囁いた。

「。。。栢山、俺を。。。放すな。。。」
「ええ、俺は貴方のものです、貴方が必要無いって言うまで離れません、要らないって言っても離れませんからね」


全面ガラス張りのバスルーム、外には煌く摩天楼が広がる。
シーツを床に落とし藤野を膝に乗せ、バスタブに浸かる。
程よい湯加減が体の気だるさを緩和させていくのか藤野は気持ち良さそうに体を栢山に委ねて瞳を閉じた。

「朔耶さん。。。」
「なに。。。?」
「俺幸せです」
「そう、良かった」

眠そうだが掠れた声が静かに返ってくる。
穏やかな時間、栢山は景色を見ながら重みを受け止め幸福感に浸る。
失い掛けた藤野がこの手の中にあることを感謝した。
今以上に愛したいと願いながら考えるのは何時か来るで有ろう、遠くはない未来を思いながら


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最終更新日  2009年10月26日 03時06分16秒
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