BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年10月26日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

背中で椎名の気配を感じながら何もされないで済んだことに安堵した。
野瀬に抱かれたのと椎名との攻防で疲れ、そのまま眠ってしまった鴻山が再び目を覚ますと部屋中に広がる味噌汁の香りにまな板で何かを刻む音、普通ならば幸福感に浸れるのだろうがいまの鴻山に取っては絶望でしかなかった。
目を開け、現実を直視する。

「やぁ、おはよう宗次。。。」

朝からはしゃぐようにお玉を持ちどこから持ち出して来たのかエプロンを着け、見覚えのない服装の椎名がそこに立っていた。
朝の寝ぼけた頭では抵抗する事も出来ずに抱き締められた。
昨日の光景が脳裏に浮かび鴻山派赤面するのだったがそれを気にせず、椎名は言葉を発した。

「飯、作ったし風呂の掃除もした、コインロッカーから荷物引き取って来たから置かせてもらった」


椎名が離れると掛け時計が目に入った。
時刻はまだ7時なのだが椎名がコインロッカーに荷物を取りに出かけ、朝食を準備した事を思うと随分手馴れているものだと感じた。

「ねえ、俺の飯食ってよ」
「何か妙なもん仕込んであるんじゃないだろうな?」
「心配しなくても平気だって。。。だったら俺が先に食えばいいだよな」

独り呟くように言うと味見をするように皿に味噌汁を注いで一口のんだ。

「どう?これで信じる気に成ったか?」
「まぁ。。。」


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最終更新日  2009年10月26日 04時13分19秒
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