BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年10月30日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。R-15

抱きすくめたまま首筋に舌を這わしてくる椎名の手から逃れようと身体を捩るのだったがビクとも動かない。
服を着ているとほっそりとしている印象を与えるのだったが服を脱ぐと以外に綺麗な筋肉質だという事は先日、迫られた時に見て分かっていた。
無駄な抵抗だとは思ったがもう一度、身体を動かした。

「逃げないで好くして上げるから」

囁かれた声に熱が篭り艶を孕んでいた。

「止めろ、俺はSEXなんてしたくないんだ、頼む。。。」

言葉は聞き入れられなく耳朶を噛まれ耳の穴を潜って来る。

「や、止めろって言っているんだ!俺に触るな!」


この前のようにベッドの端に身を固め身体を抱き竦める。

「よく言うよね、アンタだって誰かに抱かれてるくせに、身体中、痕だらけじゃない?」

両手を伸ばして手首を捉え、力任せに引っ張り、押し倒す。

「なんで俺なんだ?」

上から見下ろすぎらついた瞳に弱々しい声で訴えかけるように尋ねる。
椎名は下から見上げて来る男の今にも泣き出しそうな瞳を見詰めながら答えた。

「アンタ、男を誘ってるんだよ。。。その目、嗜虐心を煽ってるんだ」

涙を溢れさした鴻山の目元を頬に手を添えて親指で拭う。
手を放してやると自分の両手で顔を覆うのを見て髪を梳き隣に寝転んだ。

「アンタさぁ、もしかしてだけどその痕の主に酷い事された?初めての時、無理やりされてそのまま関係が続いてるとか?」
「。。。」

「。。。」

確信に触れられてどうして反応していいのか分からずに身を益々固める。
無言で背中を向け顔を見られない様にしてる鴻山を気遣うように背中から抱き締めるとピクリと身体を跳ねさせた。
それをリラックスさせるように頭を撫でそして背中に額を預けた。

「そっか。。。悪い事した、俺、SEX嫌いな奴いないと思ってたからな」

「気持ちいいことは好きだし人肌の温もりは良い思う」

抱き締める手を緩めて放れると膝を抱えて座り込み、鴻山を見下ろす。
その気配に身体を動かした鴻山と目が合うと椎名の方から目をそらした。
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最終更新日  2009年10月30日 12時38分17秒
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