BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年11月16日
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カテゴリ: 君がいるから
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

疲れ果て隣に眠る藤野の顔を愛おしむ様に見詰める。
『守りたい、共に居たい』と告げたら『女じゃない』と叱られるだろうか?
同棲していないのは『会社とプライベートを分けたい』と言った言葉を尊重した結果、仕方なく足繁く通っている。
そんな栢山を藤野は『意味が無い』と叱るのだったが、心の内は感謝され嬉しく思っているのは理解していた。
しかし、栢山自信は四六時中、寄り添いたいと願う、勿論、会社とプライベートは分ける自身が有った。
後は頑固な藤野への説得のみなのだ。
起こさぬ様、ベッドを降りた。
パジャマのズボンを履き、上着をを羽織ると窓をそっと明け、ベランダに出た。

空には細い月が輝くのを見て藤野を見てるのではないかと思った。
こんな事を言ったらあの人はきっと『俺はこんな弱々しくない』と拗ねる顔が浮かんだ。
クスリと笑うとタバコ火を点け、紫煙を燻らせ天を仰いだ、これからどうやって藤野と対峙行くべきか、その為には西本の消息を探る必要が有った。
忘れていた重要事項、藤堂を探るよりも手っ取り早い手段、盲点だった。
その時、後ろから抱きつかれた。

「朔耶さん。。。」

何も羽織らない藤野、眠りに落ちたままの姿はどこか扇情的でも有った。
自分の上着ごと抱き締め、体温を確かめると冷えていた。
さっきまでスヤスヤ、眠って居たはずなのにどうしてだという疑問が湧いた。

「なぜ、裸なの風邪、引くじゃない?」
「起きたら、お前が居なくて。。。」


咥えタバコで抱き上げると室内に戻り後ろ手に窓を閉め、ベッドにそのまま座った。
灰皿をサイドボードから取り、タバコを消すと口付ける。
栢山の味とタバコの味が口の中にした。
冷えた体を温める為に裸になって抱き合った。
毛布をかけ上から見下ろしもう一度、口付ける。


「まだ足りない?」
「眠れる様にして欲しい。。。」

瞳を逸らせた顔を自分の方に向かせると足の間に膝を入れ、刺激を与える、背を反らし感じてる事を栢山に訴えるかの様に腕に爪を立てた。

「良いよ、貴方が眠れないのなら眠れるまで抱き尽くして上げる」
「あ、栢山、栢山、頼む、熔けてなくなるくらい酷くして」
「良いよ、貴方の思い吸い尽くし上げるよ」

冷えた体温に唇を寄せ、胸に舌を蠢かせる。
徐々に体温が上がるのが感じられ、昂ぶる股間を擦り上げると洩れる声が艶を増し体をくねらせ栢山を誘う。
ゆっくり体を開き受け入れる中は熱く栢山を包み込み、うねる内壁が吸い付き男の欲望を煽り出す。
あれだけ抱いた筈なのにまだ足りないと体が訴えるが、濡れる吐息は切なくて泣いていかの様でも有った。

「あ、あ、栢山、まだ足りないもっと。。。ああ~」

足を抱えてグッと押し込むと激しく突いた。
溢れる奇声を飲み込むように唇を重ね貪り合い、締った藤野の中を感じ、迸りを放つのと同じに背中に爪を立て藤野が白濁を放ったのは同時だった。
明かりを点け藤野を覗き込むと恍惚とした表情で力なく見詰め返して来た。

「いい表情だね、眠れそう?」

藤野の返事は途切れ途切れだった。

「栢山、傍にいて。。。」
「はい、貴方が眠るまでいや、貴方が目覚めるまで抱いていますだから眠って。。。」

安心した表情で瞳を閉じた藤野を抱き締め、その体温と鼓動を感じながら栢山も眠りに着いた。




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最終更新日  2009年11月16日 15時02分44秒
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