BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年12月24日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

切ない思いで身体を洗い流す。
一体、自分は椎名をどう扱うべきなのか、椎名は自分をどのように思っているのか、不安定な関係、これが恋人同士ならばお互いを思い合うのも悪くは無い、愛し愛されるのは心地の良いことだと思う。
しかし、そうではない関係は何も生まれないと鴻山は思う。
ただの性欲の解消の場でしかないのだ、そう、野瀬との関係となんら変わりないのだ。
そして椎名は身体を売っている。
欲せられれば身体を開き、金を貰う、男に抱かれる事など容易い事なのだ。
愛だの恋だのは二の次なのだがなぜ、鴻山に身体の関係を求めるのかが理解し難かった。
それを考えながら風呂から上がった、髪を乾かしリビングに戻ると椎名が待ちくたびれた様にベッドの上で膝を抱えて座っていた。


「眠れば良かったのに」
「約束したじゃない、薬を塗るって、背中を出して」

言葉に従い背中を出してベッドに座る。
なぜだか意味ありげに触れて来る手に身を委ね、そっと目を瞑った。
ヒリリと走る傷の痛みを丹念に撫でられてガーゼを当てえられた。
肩に椎名の頭が乗せられ抱きつかれた。

「椎名?」
「宗次さん、俺は貴方に取って何者」

言われた言葉にはっとした。
自分と同じ思いを抱きながら椎名も身体の関係を持っていたのだと知った。
椎名は同じ質問をしたらなんと答えるのだろうかと思いながら、抱き付いて来た手を離してベッドに潜り込んだ。


「分からない、お前は、俺の事をなんだと思ってる?」

沈黙が二人の間に流れる。
鴻山は思う、椎名はどう答えるのか。
考え込む椎名の表情を読みながら自分も答えを探したが何も見つからないていた。

「俺は。。。」




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最終更新日  2009年12月24日 22時37分36秒
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