BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2009年12月30日
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カテゴリ: 道に落ちていた男
BL小説です、興味ない方、嫌悪感を抱かれえる方はご遠慮下さい。

朝からどこかよそよそしい椎名、無言のままに朝食を口にした。
気まずいまま、鴻山は会社へと向かった。
椎名は独り、食事をする。
何時もならば冗談を交えながらのはずだった。
何時の間にかそれが普通に成っていた事に感慨深い思いを抱いがなんとなく部屋に居るのが息苦しく、表に出た。
仕事を探しにハローワークに向かったが思う仕事が無く、街をぶらついた。
ウィンドーショッピングをしてペットショップ立ち寄った。
愛らしい仔犬がゲージの中でじゃれあっている。

自分が鴻山を好きに成り始めている事は自覚している。
しかし、鴻山の方にはその気は無いのも分かっていた。
と成ると二人の関係はなんだろかと思う。
体だけの関係、それしかないのかという思いを抱き、ペットショップから離れ、ビルの一角に腰を下ろした。

「ねぇ、君」

ビジネスマンらしい男に声を掛けられた。
細長い印象の男だったが顔が整い、誰もが良い男と振り向きそうな爽やかな青年だった。
年齢的には鴻山くらいだろうかと見て取れた。

「独り?」
「そうだけど。。。」
「だったら俺と付き合わない?」


怪訝そうに見上げる椎名に人懐こそうな笑顔が向けられる、爽やかでグラビアから抜け出たのではないという印象を持った。

「君が気に入ったから」
「良いよ、SEX込みで」

その言葉に引くと思ったのが表情を変える事無く椎名の顔を覗き込んだ、瞳には好色そうな色が浮かんでいた。

「アンタそれ目的?」


鴻山と誓ってから客は取らなかった。
昨日のことが忘れられるのならば鴻山以外の誰かに抱いて欲しいと思ったのは事実だった。
それをこの男が嗅ぎ取ったのだと思った。
二人で食事をした。
男は話が面白かった、椎名の興味を誘う話だった。
楽しいひと時を過ごした、まるで恋人とデートをしてるのかと錯覚でも起こしそうなった。
男は笑う、その積りで声を掛けたのだと言った。
男をアパートに引き込んだ。
けしてしてはならない禁忌を犯す。
鴻山の部屋、鴻山のベッド、男は良いのかと尋ねて来た、そして恋人の部屋ではないのかとも言い出した。

「良いんだ、ただの同居人だし、抱いてよ」

二人で座ったベッド、男のネクタイを引いて口付け、シャワーを先に浴びるよう、促した。

「だったら二人で」

男の申し出に従い、シャワーを浴びに風呂場に向かった。
細いと思った男の体は引き締まり、しなやかな筋肉が浮き出て綺麗だと思った。
鴻山の手ではないものが下肢に触れ、興奮を呼んだ。
欲求不満ではないがとても欲情する身体、甘い声を上げる椎名に男も乗って来た。

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最終更新日  2009年12月30日 04時44分16秒
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