BL駄文・華は夜ひらく

BL駄文・華は夜ひらく

2013年07月30日
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カテゴリ: 短編 SS

興味ない方、嫌悪感を抱かれる方はご遠慮下さい。

18禁に成りますのでご注意下さい。

注意をご理解の上、ご覧下さい、気分を害しても当方では責任を負えませんのでご了承下さい。

片恋

手が、唇が、余すとこなく触れてくる、願いは叶った。もう、これで目が覚めた時、酷い言葉を投げられたとしても、僕は大丈夫だ。足を開かされ、指が中心に触れる。怖い、誰にも触れられたことの無い場所に指が這うのを阻む様に、足を閉じてしまう。止められた行為、ゆっくり目を開けると顔が上から見下ろしてる。見たこと無い、欲の混じった男の顔、色っぽいって思った。

「アサヒ、好きだよ」

優しい声、夢見たいな囁き、頬に手が触れて近づく顔、初めてのキスに夢中で答える。こんなにも良いものだなんて、くにちゃんだからなのかな、分かってるのに逃げちゃう体、抑えられて囁かれると熱がそこから全身を巡る。

「俺を挿れさせて」

欲しい、腰に当たってる、熱くて硬い楔で犯してって思う。抱きしめられてキスされて、愛撫される度に欲しいと思うのに、言うことを聞かない体は拒絶する。

「大丈夫、挿れさせて、大事にしたいんだ、傷つけたくない」

優しい声で安心させようと努力してくれているというのに、明日はにもうないのに、受け入れようとするけれど、やっぱり拒絶してしまう。くにちゃんが欲しい、抱いて貰えれば、それで僕の願望は叶うのに、自身が恨めしい。

「ごめん、やっぱり抱けない、抜いて上げるからイッて」

どこか、ため息交じりの声、男なんて抱けないよね、くにちゃん自身が硬く成ってるのはきっと前戯をしたから、反射的に勃っちゃったのだろう。そうだよ、僕なんかに色気が有るわけでもない、欲しいと思えるスタイルでもない、事に及んでしまったから、収まらなくなったから仕方なく抱こうと思っただけなんだろうに、本当に馬鹿だ。それなのにくにちゃんを嫌いになれないから、始末が悪い。こんな風に優しく扱ってくれ無くて良いのに、酷くして振ってくれれば、諦めもついたのに。僕だけ気持ちよくなって、イカされて恥ずかしい。

「くにちゃんはいいの?」

バカな質問に苦笑いを浮かべてる。

ああ、そうだな、シャワー借りて良いかな?」

「うん」

そうだよね、ここじゃ抜けないよね、それえに僕に触ったから、そのままじゃ居られないよね、気持ち悪いんだろうな。

「なんて顔してるんだ、大丈夫だって」

抱きしめて背中を撫でてくれるのは同情なのかな、胸が痛い。だから早くここから居なくなって欲しい、当たってるそれを沈めに行って、その間に僕は僕を取り繕う。だから、明るく言う。

「くにちゃん、当たってる」

それなのに照れ笑いを浮かべるくにちゃん、勘違いしそうになるじゃないか。

「ごめん、抜いて来る」

そうだ、明日になったら何も無かった事にしよう、幼馴染で友人には戻れないかも知れないけど、今夜だけはくにちゃんは僕のものだって思えばいいんだよね。



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最終更新日  2013年07月31日 04時35分34秒
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