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2009.10.17
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   10月12日-10月17日


 *Hoan Kiemの湖畔に数万人の観客が集まり、ハノイ市の創立999年を祝う祭りが盛大に行われた。Hung副首相、Anh文化観光大臣、ハノイ市の人民委員会議長や共産党書記などの前で、1千人の芸能人が伝統的な歌や踊りを披露した。

 *政府は立派な業績を上げた企業1百社を選び、企業の代表をハノイ市に招いて表彰状を授与した。授与式にはグエンミンチェット大統領が出席し、企業は国家の経済発展に大きな貢献をしていると賞賛し、表彰状を手渡した。(訳者注:ベトナムは形式を重んじる国で、勲章や表彰状が大きな意味を持つ。)

 *ハノイ市で、日本政府の資金による18番目の陸橋が完成し、同市の人民委員会と日本国際協力銀行(JICA)は、開通式を行った。日本政府は今までに、ハノイ市の陸橋建設に1300万ドルの資金援助を行った。

 *ホーチミン市が電柱を調べた結果、756本に欠陥がある事が分かった。特に182本は電線の重さで傾いており、電線が垂れ下がり柱が倒れる危険もある。また92本は、漏電遮断器が壊れて機能しなかった。また感電死した住民は2人ではなく3人だった事も分かり、定期的に電柱を点検していると嘘を述べた送電公社の社長は更迭された。

 *台風Ketsanaは、死者180人と大きな被害をもたらした。この台風に関係し、気象庁とQuang Ngai省が言い争っている。この台風は直進し、ベトナムの何処に上陸するか明らかだった。Quang Ngai省が気象庁に問い合わせると、気象庁は台風は同省には行かないと答えた。だからQuang Ngai省は何の対策も取らず、その結果大きな被害を出した。同省は、気象庁が間違った情報を出したと非難している。気象庁は、台風の目はHa Tinh省とQuang Nam省の間を通過し、その南にあるQuang Ngai省には上陸しなかったと、情報の正しさを主張している。(訳者注:ベトナム政府の機関は、この程度の能力しか無い。)

 *韓国の外務貿易大臣がベトナムを訪れ、Khiem副首相兼外務大臣と両国の関係強化について話し合った。グエンミンチェット大統領とグエンタンズン首相も韓国の大臣と個別に会談し、両国の友好を深めた。

 *10月12日は『大衆運動の日』である。全国で大衆運動を促進する会議が開かれ、国民は共産党の指導の下で団結する事を確認した。グエンミンチェット大統領は「国家の独立も統一も、国民の団結で達成できた。今後も富国強兵を目指し、国民は政府に協力し、団結して頑張ろう」と語った。(訳者注:共産主義の国は、普段から国民が共産党の指示の通りに動くよう訓練をしている。ベトナムでも例えば建国記念日には、直ぐに何万と言う国民が参加して記念の式典を行う。共産党が町を綺麗にしようと言うと、直ぐに千人単位の若者が集まり、道路の清掃をする。共産党は国民を自由に動員できるよう、『大衆運動』と言う名目で常に国民を訓練しておく。



 *今年になって船でベトナムを訪れた外国人観光客は5万2千人で、去年の半分以下である。船で来る外国人は金持ちが多く、世界的な不況が影を落としている。またベトナムの港にはホテルもレストランも無く、船の客は楽しむ場が無い。船で来る外国人観光客は全体の2%で、まだ非常に少ない。

 *ホーチミン市とDong Nai省を結ぶサイゴン橋は、建設されて50年が経ち、老朽化して危険な状態になっている。コンテナを積んだ大型トラックが頻繁に通過し、橋に大きな負担を掛けている。同市は大型トラックの通行禁止や、重量両車は30mの間隔を開けて通過するなどの規制を出したが、全然守られない。この橋を避けるには10Km以上も迂回しなければならないし、渋滞で道路が詰まっている時に、大型のトラックが30mの間隔を開けるために停止して待つなど、全く不可能である。できる限りの修理や補強をして橋を使っているが、万一使えなくなったら同市の交通は麻痺してしまう。

 *ハノイ市にASEANの法律家3百人が集まり、法律の規定や法律の運用を改善する方法を検討した。グエンミンチェット大統領も出席し、各国は協力して司法の改善に取り組んで欲しいと挨拶をした。Khiem副首相兼外務大臣は、外国の有力な法律家を歓迎会に招待し、ベトナムとASEAN諸国の友好を深めた。

 *グエンタンズン首相は、四川省で開かれている中国西部貿易博覧会に出席するため、大勢の企業家と共に中国を訪問している。四川省の指導者や企業家と会談し、ベトナムは中国の企業を特別に優遇するから、ベトナムへの投資を増やして欲しいと要請した。その後で博覧会を訪れた温家宝首相と会談し、国境の交易の拡大など、両国の経済的な関係を強化する事を約束した。

 *国会の常任委員会は会議を開き、税制の改革について検討を始めた。所得税や付加価値税に関係する法律を改定し、国民や企業が正しく納税できるようにする。

 *ホーチミン市の人民委員会は会議を開き、同市の社会基盤について話し合った。特に交通と輸送が問題になり、劣悪な交通事情が経済発展の障害になっていると指摘した。ある委員は、商工省は2020年までにバイクの生産を3300万台に増やすと言うが、現実を無視した全く馬鹿げた計画で、バイクを減らす事に全力を上げる必要があると述べた。

 *(訳者注:ベトナムでは政府を批判すると、逮捕されて投獄される。外国の人権擁護団体は、ベトナムの人権無視を大きく批判している。外務省の報道官は外国の記者団に、「ベトナムは人権尊重を憲法で規定している。裁判所は、国家の治安や安全を乱す違法行為を行った者を、法律に基づいて処罰しているだけだ」と説明した。)

 *ホーチミン市では、今年になって70件の労災事故と、71人の労災死が報告されている。感電など電気に関係する死者が31人、高所から落下しての死者が17人である。企業の安全無視と、労働者の無知が事故の大きな原因である。(訳者注:これは報告された事故で氷山の一角、企業が隠して公表しない事故はたくさんある。)

 *国会の常任委員会は、食品衛生法の草案を検討した。Trieu保健大臣が法律について説明し、委員が疑問な点を質した。現在でも法律はあるが、実行されていないと述べ、どの機関が食品のどんな安全をチェックするか、細かく規定する必要があると述べた。

 *グエンタンズン首相は2年前に政府通達を公布し、政府の全ての機関は土曜日の午前中は事務所を開けて仕事をするよう指示した。しかし役人の反対が大いため、ズン首相は新たに政府通達を公布し、事務所を開けるかどうかは責任者の判断に任せる、と発表した。

 *ハノイ市やホーチミン市では、電話で頼んで金を払えば、業者が衛生車で糞尿を汲み取りに来る。しかし彼等の多くは、人の居ない空き地に糞尿を捨てたり、ひどい場合は排水溝に糞尿を流し込む。公安は違法行為を見つけると罰金を取るが、業者は見つからないように夜間に糞尿を捨てる。両市は住民に、衛生車の違法行為を見つけたら、直ぐに地元の公安に通報するよう指示を出した。





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Last updated  2009.10.17 14:38:06


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