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2009.12.19
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   12月14日-12月19日


 *イタリアを公式訪問しているグエンミンチェット大統領は同国の首相と会談し、両国の友好を深めた。イタリアの首相はベトナムの経済発展を賞賛し、一層の関係強化を約束した。チェット大統領に同行している企業家は、イタリアの企業家と商談を行い、多くの契約を成立させた。

 *(訳者注:ベトナムでは、殺人などの凶悪犯罪は少ない。厳重な処罰を受けるからである。しかし軽犯罪は非常に多い。タクシーやガソリンスタンドのメーターは、ほとんどに細工がしてあって高い料金を表示する。アルコール類や服飾品は偽物が多く、本の大半は海賊版である。また工場などは、煙で空気を汚染し廃水で河川を汚し、ひどい公害を引き起こしている。ベトナムには公安が大勢おり、庶民を厳しく監視しているから、これらの軽犯罪は直ぐに見つかる。公安は不正を見つけると罰金を取るが、その罰金は非常に軽い。だから企業も庶民も、罰金を払いながら悪事を続ける。公安にしてみれば、罰金は自分達の給料を補填する収入になるから、悪事をしながら罰金を払い続けてくれるのが一番望ましい。だから悪事をしても、営業停止などの厳しい処分は全く無い。)

 *グエンタンズン首相は、公式訪問でロシアのモスクワに到着した。まず最初はベトナムに関係のある企業、銀行、研究所を訪れ、ベトナム経済の現状を説明し、投資や貿易の拡大を求めた。

 *ホーチミン市の市街地にあるThanh Da地区は、1992年に大型行楽地を建設する事が決まった。そして不動産の売買禁止、建物の建設や改修の禁止が命令され、一部の土地は収用された。しかし一向に工事は始まらず、地元の住民は途方に暮れている。同市の地価は急騰しているが、建築規制が厳しいこの地域では、地価が値下がりしている。

 *ヨーロッパを公式訪問しているグエンミンチェット大統領は、ロシアからスペインへ到着した。まず国王と会見し、両国の友好を深めた。その後でマドリードの市長とも会談し、貿易や投資を中心に経済関係の強化を話し合った。

 *ノンドクマン書記長はDak Nong省も視察し、地元の共産党員と政治や経済について話し合った。マン書記長は、同省は美しい自然を利用し、観光産業を育成するよう指示した。地元の役人は、同省は過去3年間に15.4%の経済成長を達成し、今年も14.6%になると予想を報告した。マン書記長は地元の共産党員を賞賛し、少数民族の文化や伝統を尊重し、彼等の生活改善を図るよう指示した。(訳者注:国家の最高指導者が、国政を投げ出して1週間も地方回り。あからさまな嘘とお世辞のやり取り。同省の年間の税収は3300万ドルで、公務員の給料にもならない。だから役人は、手数料と賄賂で給料を補う。まだ電気の無い世帯が多く、住民は原始的な焼き畑農業で生活している。)

 *(訳者注:ベトナム政府は、1人当りの月収が都会で26万ドン(14ドル)以下、農村で20万ドン(10ドル)以下を、貧困世帯と呼んでいる。現在は物価の高騰で、20万ドンでは米が12Kgしか買えない。しかしベトナムには、昨年末で貧困世帯が12.1%も有る。こう言う数字を見ると、長年に渡り十数パーセントの経済成長を達成と誇る役人の言葉や、それを賞賛する指導者の言葉が虚ろに響く。)



 *スペインを公式訪問しているグエンミンチェット大統領は、同国の首相と会談し、更に関係の強化を図る事を約束した。その後でチェット大統領はビジネス会議に出席し、両国の企業家が商談を行うのを見守った。

 *国会の常任委員会は会議を開き、今年の総括と来年の計画を話し合った。役人が作成する法律の草案は欠陥が多く、大きな問題だとの意見が出た。また国会が法律を制定しても、関係する政府の機関が実施要項を発表せず、法律が実施できないと述べた。大臣と国会議員の質疑応答は、国民の間から大きな反響が出ており、これは非常に有効だと結論付けた。

 *(訳者注:景気の後退と新築マンションの急増で、高級マンションの家賃は急落している。しかし宣伝を見て安易に入居すると、サービス料金の高さに驚かされ、騙されたと憤慨する。また料金の突然の大幅値上げで、大家と住人の紛争が急増している。ホーチミン市は、サービス料金に上限を設定し、契約時の説明を義務付けるなど、サービス料金の規制を発表した。当然の内容だが、赤字に苦しんでいるマンションの経営者は、この様な規制は法律にすべきで、市の通達で規制する事ではないと反対の声を上げている。高級マンションの大半は国営の大企業の経営だから、市は反対の声を無視できない。)

 *外務省の報道官は、12月7日と8日に南シナ海で操業していたベトナムの漁船3隻が中国側に拿捕され、船の設備や取った魚は全て没収され、3隻の漁船の乗組員43人は、空になった1隻の船に乗って帰って来たと発表した。外務省の報道官は、中国側に2隻の漁船の返還と、この様な事が再び起きないよう要求したと言う。(訳者注:南シナ海は、中国、ベトナム、フィリピンが領海を主張しており、紛争が絶えない。)

 *ノンドクマン書記長は、シハモニ殿下の招きでカンボジアを訪問している。3日間に渡る公式訪問で、両国の友好と理解を深める。(訳者注:タイとカンボジアの関係が悪化するに連れ、ベトナムとカンボジアの関係が良くなっている。)

 *ロシアへの公式訪問を終えたグエンタンズン首相はコペンハーゲンへ移動し、国連が開催する地球の温暖化防止の会議に出席している。会議の席でズン首相は、地球温暖化の影響や防止について、ベトナムの取り組みを説明した。

 *前の国会で決まった『老人法』は、グエンミンチェット大統領の承認で、来年の7月から有効になる事が正式に決まった。(訳者注:60歳以上の老人は国の援助を受けられるが、具体的な援助は決まっていない。ただ80歳から年金が貰え、90歳の誕生日には地元の人民委員会議長の祝賀状、百歳の誕生日には大統領の祝賀状が貰える。)

 *ベトナム人民軍の将軍であるThanh防衛大臣は、大勢の軍人と共にアメリカを訪れ、同国の軍人と防衛に関する協力を話し合った。Thanh防衛大臣は、両国は経済面の関係だけでなく、軍事の面でも関係強化を図りたいと語った。

 *グエンミンチェット大統領は、公式訪問でスペインからスロバキアに到着した。盛大な歓迎を受けた後で同国の大統領と会談し、両国の友好を更に深めた。更に同国に住むベトキュー(越僑)と会談し、祖国の現状を説明した。

 *カンボジアを訪問しているノンドクマン書記長は、盛大な歓迎を受けた後でシハモニ殿下と会談し、両国の友好を深めた。会談の最後にマン書記長は、シハモニ殿下にコンピュータとテレビを1百台ずつ贈与し、友好の意を示した。マン書記長はフンセン首相や国会議員とも会談し、友好と理解を深めた。

 *大統領府は、徴兵に関する法律、教育に関する法律、天然資源の税金に関する法律を公布した。これらは来年の7月から有効となる。ベトナムの法律は、国会が可決した後で大統領の承認を受け、正式に公布される。



 *ベトナムとカンボジアはメコン川で繋がっているが、厳しい検査と規制があるため、現在は船で相手国に入るのは非常に面倒である。両国は規制を緩めて手続きを簡単にし、船が簡単に相手国に進入できるようにする事を決めた。

 *財務省は、国民の住居に不動産税を課す法案を提出したが、国会の法務委員会はその法案を否決した。法務委員長は、ベトナムの国民は不動産税を課すほど裕福ではないし、税金を徴収する準備もできていないと語った。





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Last updated  2009.12.19 14:00:21


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