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2009.12.26
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   12月21日-12月26日


 *国会の常任委員会は、今年の国債の発行と集めた資金の運用を総括し、来年の国債の発行計画を検討した。ある委員は、様々な面倒な手続きがあるために、実際に資金を投入するまでに長い時間が掛かり、プロジェクトの進行がいつも遅れると不満を述べた。また別に委員は、公共事業には多くの無駄があると意見を述べた。

*政府は何年も前から安価な住宅の建設を計画していたが、やっと大都市の一部で建設が始まった。公務員や低所得者のための安価な住宅の建設は後回しにし、まず学生の寮を建設する。2015年までに33万部屋を建設し、大学生の60%が寮に入れるようにする。

 *ベトナム政府は、国費で学生を海外へ留学に送り出している。2000年以降だけで、7300人が海外へ留学に出た。Nhan教育大臣は来年海外へ出発する国費留学生と会見し、一生懸命に勉強すると同時に、外交官になったつもりで外国との友好と理解を深めるよう指示した。(訳者注:頭の悪い高級官僚の子弟が外国へ留学できるよう、ベトナム政府は国費留学制度を設けている。海外の大使館や領事館にとって、これらの留学生の面倒を見るのは、大切な任務である。)

 *南部のBinh Duong省で5階建てのビルが倒壊し、建設労働者ら3人が死亡し、9人が重傷を負った。これは3階建てのビルだったが、ビルの購入者は4階と5階を建て増しし、内部の改装工事をしていた。

 *ベトナムには、嘘の宣伝が非常に多い。ハノイ市は、嘘の宣伝を厳しく取り締まる事を決めた。嘘の宣伝で商品を売ろうとする企業には、営業停止の処分を行う。(訳者注:ベトナムには嘘が溢れている。あちこちの商店で、日本から輸入したと言う扇風機や炊飯器が売られている。)

 *労働省は全国の大企業に、テトのボーナスの金額を報告するよう指示を出した。今年は景気が上向いてきたので、ボーナスは去年の20%増しだと言われる。(訳者注:テトのボーナスは13月の給料とも言われ、労働規約は会社の経営状況に関係なく、少なくも1か月分の給料をボーナスとして出すよう規定している。)

 *12月22日はベトナム人民軍の創立65周年で、ハノイ市で盛大な記念の式典が開かれた。マン書記長、チェット大統領、ズン首相、チョン国会議長ら国家の指導者が大勢出席し、人民軍は国家の独立と統一に大きな貢献をしたと賞賛の言葉を述べた。また防衛大臣で軍の最高責任者であるThanh将軍は、故ホーチミン大統領の教えを守り、国家の防衛に最善を尽くすつもりだと挨拶をした。



 *メコンデルタの工業団地の関係者がTien Giang省に集まり、工業団地の運営改善について話し合った。各省は競って工業団地を建設したが、進出した企業は非常に少なく、広大な土地が無駄になっている。Binh Phuoc省などは、造成した工業団地の10%しか使われず、残る90%は荒れ地のままである。「将来性の無い工業団地は目的を変更すべきだ」「新しい工業団地の建設は禁止すべきだ」など様々な意見が出た。

 *日本の野村證券が、15年前に1億4千万ドルを投資して建設したハイフォン市の野村工業団地は、日本企業46社を含む53社が進出し、ほぼ満杯となった。これはベトナムで最も社会基盤の充実した工業団地で、団地の中に発電所が有るから停電もない。また運営も特別で、全ての行政手続きが工業団地の中で出来る。借地料金が高くても、社会基盤の充実した工業団地なら企業は進出する。

 *全国の人民委員会の役員は、地元のキリスト教の本部を訪れ、クリスマスの祝賀の挨拶をしている。ホーチミン市の役員もキリスト教の協会を訪れ、教徒の活動を賞賛した。そして今後も、政府に協力して欲しいと要請した。(訳者注:政府は協力的な宗教団体は積極的に優遇し、政府を批判する宗教は抑圧する。)

 *情報通信省と公安省の合同チームは、無許可の出版物や違法な出版物(政府を批判する出版物)の取り締まりを始めた。コピー機の普及で印刷が簡単になり、違法な出版物が非常に多くなった。

 *グエンミンチェットは、愛国的な活動を行った海軍の軍人をハノイ市に招待し、彼等の業績を賞賛した。そして祖国の領海を侵略されないよう、防衛に全力を上げて欲しいと語った。またダナン市からは海軍の退役軍人の代表がハノイ市を訪れ、チェット大統領と会談した。ベトナム人民軍の創立65周年を祝うため、大勢の軍人がハノイ市を訪れている。

 *イランの商務大臣がベトナムを訪れ、ベトナム側と合同のビジネス会議を開いた。グエンタンズン首相は会議の後でイランの大臣と会談し、両国の友好を深めた。

 *正月に食べる西瓜の種から有害な着色料が見つかったが、インスタント粥からも発癌物質が見つかった。焼酎にはメタノールが入っているし、野菜には農薬が残留している。ベトナムの食品は、様々な有害物質に汚染されている。

 *政府は今年の9月に、教師の給料を最低賃金の50%上げるよう、全国の学校に指示を出した。しかしハノイ市が調べた結果、市内の学校の多くが、昇給を実施していなかった。特に幼稚園では、教師の昇給は全く無かった。同市は市内の学校に、政府の指示に基づいて教師の給料を上げるよう、改めて指示を出した。(訳者注:政府は無責任だから、予算を考慮しないで指示を出す。学校の関係者は教師の給料を上げたいが、予算が無いからどうしようもない。)

 *ベトナム人は日本人と同じく、宗教とは関係なくクリスマスを楽しむ。クリスマスの夜は、学校や会社から帰った若者が大挙して市街地へ繰り出す。彼女をバイクの後ろに乗せ、暴走族となって市街地を走り回り、交通渋滞と交通事故を引き起こす。

 *グエンタンズン首相は全国の銀行に、経営の安定に力を入れるよう指示を出した。また中央銀行も、市中銀行の代表を招いてハノイ市で会議を開き、銀行の安定経営について話し合った。また中央銀行の役員は国会の経済委員会と共同で、金融機関の経営を安定させるための法律の制定を検討している。(訳者注:ベトナムの銀行は、賄賂や姻戚関係により、無鉄砲な融資を行う。今や金融機関は国家の経済に大きな影響を与えるようになり、銀行の倒産は大きな悪影響を及ぼす。銀行の倒産は、未然に防がなければならない。)

 *世界銀行は、ベトナムに5億ドルの優遇融資を行うと発表した。この金額は、世界銀行がベトナムに与える援助としては過去最大である。ベトナムは、2007年に海外から巨額の資金の流入、2008年には途方もないインフレ、2009年は輸出の大幅減少など、世界経済の荒波に揉まれている。世界銀行の優遇融資は、ベトナムの経済を安定させるたねに使う。



 *メコンデルタの Long An省には20も工業団地があり、その敷地は合計7600ヘクタールに達する。その多くは現在も造成中である。同省は海抜が低く湿地が多いから、工業団地を造成するには大量の土砂が要る。不毛の土地から土砂を採掘すれば良いのだが、不毛の土地は湿地でトラックが進入できない。結局は農地から土砂を採掘し、その農地は深い池に変わる。苦労して工業団地を造成しても、工場は進出して来ない。工業団地の建設は、資金の無駄使いと環境破壊でマイナス面が非常に大きい。

 *財務省の規則によると、企業は毎月税務署へ行き、付加価値税のために売買報告書を提出し、判をもらって25万ドンを支払う。行政改革委員会によると、税務署は書類に判を押すだけで、特別な作業は何もしていない。また毎月税務署へ行く必要性は全く無く、四半期に一度で十分である。この手数料で税務署は、年間に1兆ドン(5200万ドル)の収入を得ているが、企業は無駄に時間を費やして無駄な料金を払っている事になる。行政改革委員会は財務省に、税務署の手続きを改善するよう要請した。

 *北部は今年、記録的な旱魃に襲われそうである。紅河の水位は122cmで過去最低、上流のダムや貯水池の水量も非常に少ない。農業だけでなく発電も大きな影響を受け、雨季が始まる来年の5月頃まで、停電は更に多くなると予想される。

 *銀行は手持ちのドルが不足し、個人や小企業にはドルの両替をしない。庶民や銀行にコネの無い企業は、闇市場で高い価格のドルを買うしかない。大手の企業はドンの切り下げを予想し、多額のドル建て預金をしている。グエンタンズン首相は国営企業に、手持ちのドルを直ぐに銀行に売却するよう指示した。





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Last updated  2009.12.26 14:16:44


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