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今回は写真は無い。
先日、有楽町のロメスパ店「ジャポネ」を訪れた。「ロメスパ」とは「駅そば」のような造語で、路面スパゲティが略されて「ロメスパ」という言葉になったらしい。
長年生きてきたが、このような言葉を初めて知った。
そもそも茹で置きした極太スパゲティを、注文があってから調理するこのロメスパシステム。
昭和世代であれば、よく喫茶店やデパートで食べたナポリタンを想像してもらえばいい。イタリアンレストランで食べるようなアルデンテのパスタとは別の食べ物である。
ラーメンで言えば、「ラーメン二郎」のノリだ。
このお店、朝10時30分からの営業らしいので、昼食には早いのだが11時15分に到着したところ、10人程度座れるカウンターは既に満席。
おまけに10人以上が並んでいる。
店には廊下との仕切りなど全くなく、まるで廊下で食事をしている雰囲気である。
しかも順番待ちで並んでいる人は、食べている人たちを取り囲むように並んでいるため、かなり異様な雰囲気だ。
飲食店で並ぶのが大嫌いな私も話のネタにと仕方なく並んだのだが、この後30分は立ったままで待たされることになる。
やっとのことで順番が回ってきたが、席はL型カウンターの角。
どこからでも監視可能な位置である。
順番待ちをしている人たちの恨めしそうな視線が気になって、これでは食事どころではないし、デジカメで写真を撮る雰囲気は全くない。
ブログなどでここの写真を載せている人がいっぱいいるが、どういう神経をしているのだろうと考えてしまう。
注文は、ほとんどの人が注文している「ジャリコ大盛」(700円)。
詳細は、食べログ等「ジャポネ」を扱っているブログをご覧になればわかるので省略するが、大葉の香りがなかなか新鮮な味であったことくらいしか覚えていない。
人によっては中毒性があるようであるが、私には何の中毒性も感じられなかった。
お一人様でも平気で海外へ行ってしまう私だが、あのような異様な雰囲気の中で食事するのは、勇気というより物好きという言葉が頭に浮かんだ。
しかも、女性のお一人様がいたのには驚いた。
日本も変わったものである。
知らない角打ちに一人で飲みに行くより、余程度胸というか他人を気にしない無神経さが必要だ。
このお店で食事ができるような人であれば、千人くらいの観衆を前にしたプレゼンくらい難無くこなせるのではないだろうか。
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