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2009.12.17
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カテゴリ: エンタメ


昨日聴いた同じコンサートのレポのつづきです。


サガカルテットのメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲に続いて、
中プロは、しなのカルテットによる弦楽四重奏小品集

ハイドン(ホントは別の人?):「セレナーデ」
チャイコフスキー:「アンダンテ・カンタービレ」
ボロディン:「ノクターン」
クライスラー:「愛の喜び」

第1ヴァイオリンを担当するうちの師匠と、


第2ヴァイオリンはいつものダイスケ君ではなく、
チアキさんという若い女性がピンチヒッターで出演してました。

日本の弦楽四重奏団は、日頃他の楽団やフリーで演奏しながら、
時々集まるという形態で、常設であることが珍しいので、
こういうピンチヒッターはよくあることである。

なかなか笑顔の素敵なかわいらしい人でした

全出演者の中でも圧倒的に若いんじゃないかな?
ダイスケくんには悪いけど、「いつもこの人でいいっ!」
って個人的にちょっと思ってしまったよ(爆)。


さて、その演奏であるが・・・

終演後に、門下3人(私、マリさん、ヨーコさん)集まったときに、


弟子には、そうとうロマンチックだったり、
あまーいメロディを要求するくせに、やけに生真面目なの。

たしかに大胆な「崩し」は随所にちりばめられているんだけど
気難しい親父がマスターをやってるバーか何かで、
カウンターで説教でもされているかのような風情の、


「愛の喜び」もなんか喧嘩腰な感じで・・・大笑い

ヨーコさんが子供の作文にたとえてうまいこと言っていた。

「うちのお父さんとお母さんは、いつもケンカばかりしています、
昨日も、言い争う声が聞こえてきてなかなか眠れませんでした。
でもきっと、心のなかでは愛し合っているんだと思います。」

そんな「愛の喜び」だそうだ

師匠は例によってPPを大胆に、そして効果的に使うんだけど、
微妙に伴奏が対応しきれていないところがあったかな?

でも、こちらはダイナミックレンジも広くて、
まさにアンサンブルしてる!という感じがサガカルと好対照だった。

ミヤザワさんの、ノクターン冒頭のソロは秀逸。さすがです。


そんな対照的な2つのカルテットが融合する、
メインのメンデルスゾーン作曲、弦楽八重奏曲。

これは、いい演奏だったねぇ

音のデカいサガさん(妻)が、
この曲の第1ヴァイオリンにはみごとにハマった。

なにしろ、第1ヴァイオリン協奏曲みたいな楽譜だからねぇ


左右対称配置で、
サガカルテット :第1Vn、第3Vn、第1Va、第1Vc
しなのカルテット:第2Vn、第4Vn、第2Va、第2Vc
という分担。

全体に、主としてメロディー系を受け持つ第1カルテットと、
主として伴奏系を受け持つ第2カルテットという、
まさにダブルカルテットのような構成でつくられているので、

ソリスト系とアンサンブル系の2つのカルテットが、
役割を分担しあったという意味でも、
両方の個性が生かされて、見事にハマったんじゃないかなぁ。


時おり、メロディと伴奏が半拍くらい平気でずれるんだけど、
涼しい顔して、とくに無理やり制御したって感じもなく、
自然と立て直されていくのは見事としか言いようがなかった

細かい事故をあげつらおうと思えばいくらでも出来るけど、
まったく気にならず。

とてもエキサイティングな名演に出会えた幸せな時間だった


アンコールは、はじひろしさんの作曲したアンコールピース。
これもまた美しい秀演であった。


なんだか、メンデルスゾーンのオクテットを、
無性にやりたくなっちゃったなあ

でも、
私の不安定な演奏を支えて余りある精鋭を7人揃えなきゃいけない。

絶対無理だなこりゃ


金に物を言わせればやれなくもないんだろうけど・・・

できることなら、プロであろうがアマであろうが、
気心の知れた演奏仲間同士でやりたいもんねぇ。


メンデルスゾーン / 八重奏曲、他 スメタナ四重奏団、パノハ四重奏団 【CD】

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最終更新日  2009.12.17 19:49:20 コメント(2) | コメントを書く


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