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(画像引用:Wikimedia)洋楽特集 第37回行楽季節にライヴを観に出掛けましょう~ライヴの音楽 をどうぞ・・・5月の行楽シーズンに突入し、格安ツアー、格安海外、格安ホテルに 格安料理を格安SIMを入れた格安スマホで格安に予約を詰め込めるだけ詰め込んだ正に格安三昧のGWを秒刻みのスケージュールで始終移動に明け暮れ全く休んだ気がしない・・・ 今日この頃をいかがお過ごしでしょうかさて70年~90年代を中心に、子供の頃若かりし頃耳にして来た音楽をご紹介する洋楽特集 『~どうぞ』 シリーズ 今回は第37回今回は 行楽季節に相応しい、ライブの音楽をお送りします■ もくじ ■- コラム前枠 -1. ライブ需要高まる2. 新作を出さない大物アーティストのライブの理由- 音楽解説 -M1 (1985)『Prince - Let's go Crazy』M2 (1971)『Emerson, Lake & Palmer - Nut Rocker』M3 (1981)『Earth, Wind & Fire - September』M4 (1971)『David Bowie - Changes』M5 (1973)『Pink Floyd - Us and Them』M6 (1969)『The Beatles – Here comes the Sun』- コラム後枠 -3. 日本でCDが売れる理由4. レコード世代が鍵となる急務▲目次へ▲- コラム -『ライブ需要高まる』近年欧米の音楽業界はCD売上が激減し壊滅的な打撃を受ける一方でライブの需要が急激に高まり今やライブの売上が CD売上を上回るという現象が起こっている様です。CD売上の激減については 当初ネットの発達における音楽データアップロードによる弊害が主な要因と思われましたが日本に置いても禁止法が執行された後も売上げに影響は現れずむしろ下がる一方で業界はネットに振り回されているという印象がありましたが現在ではライブの収益に向けて ネット全体を巻き返しに利用しているというそんな お話です。■CDの売上が上がらない理由に付いては視聴媒体がプレイヤーから携帯へと移行してユーザーが拡散した事が理由として良く上げられますが日本の場合はリリースする商品の大半が、国勢調査から見ても過去20年で最も人口が少なくなったと言われる層のしかもCDを買わなくなった若い世代をターゲットにした従来通りの大衆向けの販売戦略を取って来た音楽業界の保守的な体質の現れという意見も多く今後のデジタル音楽市場への移行においての問題定義の一つとして上げられる所ですが、最近米国では これまでは禁止していた撮影を規制しないライブが行われ話題となりましたこれは動画サイトにアップロードされたライブ動画を見たユーザーが本物を見たくなりライブに来る事を見込んでの規制緩和という事らしくこれまで打撃を被って来たネットでの海賊行為を逆手に取った戦略で動画サイトを積極的にプロモーションに利用するという今や音楽業界が喰うか食われるかの生存競争となっている中でのなりふり構わず生き残りを掛けた方針転換である事が見て取れます▲目次へ▲『新作を出さない大物アーティストのライブの理由』近年、新作を出さない大物来日ラッシュが目立つのも 一つは、CD不況下でわざわざ新作を出さなくても名前だけで確実に大きな収益を見込めるというビックネームの安定感に頼る音楽業界の思惑と事情が見えてきますが現在はすっかり過去の人となった昔の大物アーティストをCD不況となったこのタイミングで「立ってるものは親でも使え」とばかりに老骨に鞭打たせてステージに上げるのは何とも分かりやすい米国的な話と言えますwそれとも、何時の時代にも 世の中が弱って来ている時「老兵」が立ち上がるのは時代がどんなに変わろうとも変わらないものがある と言う事なのでしょうか☆それではスタート・・・- 音楽解説 -▲目次へ▲△▼ △▼ △▼Prince - Let's go Crazy (1985)プリンス - レッツ・ゴー・クレイジー収録アルバム 『パープル・レイン』他(画像引用:Wikimedia)Prince1958 - 2016元プリンス だった事があるブラックミュージックのみならず ロック、ファンクを始め全ての音楽ジャンルを吸収した独自のサウンド作りで作品を発表し続けるミネアポリスサウンドの中心人物でもあり今日の エレクトロ、ハウス、 テクノ などのジャンルの立役者となったとも言われる 孤高の大スタープリンスの世界的大ヒットとなったアルバムからの、オープニング曲です長い間 来日が無い為に日本ではほぼ過去の人の様になっていましたが本国では全盛期と呼ばれる90年代以後も年一枚ペースのアルバムリリースと数多くのライブを精力的にこなし、第一線で活動を続けて来たカリスマ・アーティストでありデビュー時からセクシャルで中性的なイメージを持ちながらライブではブラック・ミュージックの旗手らしい強力なダンスパフォーマンスを用いてジミ・ヘンドリックスの様な野太いサウンドでギターを演奏をする骨のあるステージを行う、非常に幅広い唯一無二の音楽性を持ったアーティストでもありました▲目次へ▲△▼ △▼ △▼Emerson, Lake & Palmer - Nut Rocker (1971)エマーソン・レイク・アンド・パーマー - ナットロッカー収録アルバム 『展覧会の絵』(画像引用:Wikimedia)Keith Emerson1946 - 2016型破りという正統派ロック界最強トリオの一つでキーボードのロックアイコンとして知られる キース・エマーソン率いる『エマーソン・レイク&パーマー』のムソログスキーのピアノ組曲をロックアレンジし話題となった「展覧会の絵」に収録された楽曲でチャイコフスキーの「くるみ割り人形」をベースにアレンジした傑作のナンバーですEL&Pのいつもの攻撃的で重々しい雰囲気とは打って変わった軽快なナンバーですが元々は「B.Bumble & The Stingers」が62年にヒットさせた同曲をベースにエマーソンのもう一つの持ち味のホンキートンクなピアノがマッチしたスリリングで楽しい 明るいタッチの作品になっておりますキーボードの キース・エマーソン はジャズ、クラシック、ロック の壁を超え、自由な発想で音楽を創造したロック・キーボードのパイオニア的存在でオルガンの音を激しく歪ませ、前後左右に激しく揺らし、キーボードにナイフを突き立てリバーブユニットの衝撃で爆発音を出す と言った型破りな過激パフォーマンスを打ち出しロックにおけるキーボードの占めるポジションを フロント・マンの位置まで押し上げた今日のロック・キーボードのスタイルを確立した人物の一人でもありロックのみならず、ジャンルを超えて様々な影響を与えた存在でもあります。また、ロックにシンセサイザーを導入し音楽的に重要なアレンジの要素として確立させただけではなく、巨大なシンセサイザーのユニットをステージに設置して視覚的にキーボードの圧倒的存在感を示すという形で、ライブ・パフォーマンスに組み込んだ アーティストでもあります。 一方で、映画音楽や オーケストラ作品、ピアノ作品などの多くの作品を手がけエマーソンらしい独特の個性を感じさせる仕上がりとなりながらもそれぞれの音楽の様式に則った作品作りに務めるなど完璧主義で正統派な側面を持つ非常に多彩な音楽性を持った 唯一無二のアーティストでもありました。▲目次へ▲△▼ △▼ △▼Earth, Wind & Fire - September (1981)アース・ウィンド・アンド・ファイアー - セプテンバー収録アルバム 『ベスト・オブ・EW & F Vol.1』他(画像引用:Wikimedia)Maruice White1941 - 2016聴く だけで身体が自然と揺れるマストアイテム発案者日本でもジャケットイラストを人気イラストレーター長岡秀星起用のアルバムの大ヒットで知られるモーリス・ホワイト率いるソウル・ファンクバンド、アース・ウィンド&ファイアー のデビッド・フォスターを始めとする外部のライターを起用しブラック・コンテンポラリーの基板を作るきっかけとなった時期に発表された大ヒットナンバーですアースが最も人気があった頃のディスコの代表曲として知られる作品で青春時代の輝きを思い起こし、二度と帰らない日々に思いを馳せながら本当の人生に意味を見出すというファンクのカリスマ モーリス・ホワイトの理念が詰まった単なるダンスミュージックを超えたメッセージ性とイベント性の両方を感じる傑作ナンバーとなっておりますタイトルの「September」は 季節が秋という事では無く9月の出来事を12月に思い出しているという内容の時が経っても季節が変わっても色褪せない想いを唄っており今の季節でも どの季節にも似合う オールタイムな楽曲だと思います▲目次へ▲△▼ △▼ △▼David Bowie - Changes (1971)デビッド・ボウイ - チェンジス収録アルバム 『ハンキー・ドリー』(画像引用:Wikimedia)David Bowie1947 - 2015永遠の異端者音楽のみならず、様々なシーンで類まれな才能を発揮し日本でもビジュアル系ロックのジャンル確立の核となったアート系ロックの創始者的な存在として様々なミリオンセラーアルバムや問題作を世に送り出した歴史的大スター デヴィッド・ボウイのグラムロック時代の傑作アルバム『ジギー・スターダスト』と同時進行で制作された大ヒットアルバムからの オープニング曲ですビートルズ・サウンドの様なマジカルな拡がりと独特な独白的ボイスで型取られる 闇の奥行きを持ったデビッド・ボウイらしい強烈な光と影を感じる傑作ナンバーで常に表現者としての正統派な側面と異端な本分とがせめぎ合って来たボウイが異端な面を隠さずに全面に押し出して行く事を宣言しアート系ロックでのカリスマ性を発揮するきっかけを作った楽曲でもあり人を驚かせる事が好きで、裸に近い姿でステージにも上がりこの時期の全てをさらけ出したボウイの開放感と若き天才の平坦ではなかった苦悩の道程が伝わって来る様な一曲の中に人の人生の全てが見える様な印象深い楽曲に思います▲目次へ▲△▼ △▼ △▼Pink Floyd - Us and Them (1973)ピンク・フロイド - アス・アンド・ゼム収録アルバム 『狂気』(画像引用:Wikimedia)Rick Wright1943 - 200870年代 幻想的キーボード の 代表格プログレッシブ・ロックの代名詞的存在の歴史的バンド「ピンク・フロイド」のキーボードのリック・ライトがサウンドの中核にありロジャー・ウォーターズが中心的存在となりつつあったその狭間でメンバーの創作意欲が最高潮に達した時期に制作された大ヒットアルバムからリック・ライト作曲の、人の世の 立場と価値観を対比しながら浮遊感あふれる演奏で人生を語ったフロイドらしい奥深さを持つ代表曲的バラード曲ですピンク・フロイドは良くロジャー・ウォーターズ在籍時のロジャー・ウォーターズ体制と、ロジャー脱退後のデビッド・ギルモア体制に分けられて「ザ・ウォール前」「ザ・ウォール後」で語られる事が多々ありますがピンクフロイドのサウンドを支えていたのはリック・ライトの幻想的キーボードサウンドであり実際、72年の「炎」までのフロイドはロジャーとリックを中心とした体制で行っていた事を考えますとロジャーとリックの対立を強めた「アニマルズ」ではリックの幻想的サウンドが影を潜めてロジャー独特の攻撃的サウンドが全面に押し出された事からもフロイドはリックの幻想的キーボードを中核としたサウンド作りが行われてきた「炎前」「炎後」で捉える所に、一つの見方があるのかもしれません。▲目次へ▲△▼ △▼ △▼The Beatles – Here comes the Sun. (1969)ザ・ビートルズ - ヒア・カムズ・ザ・サン収録アルバム 『アビイ・ロード』(画像引用:Wikimedia)George Harrison1943 - 2001 春 については チョットうるさい日本 で春の曲 が認められた 名実共に 大スター世界的バンド 「ザ・ビートルズ」の元メンバーで世界的なミュージシャン ジョージ・ハリスンのビートルズ時代にその才能を開花させた 傑作ナンバーです春の日差しを感じる瑞々しいギターの音色で始まる爽やかな楽曲でその内容が日本でいち早く認められ、日本独自のシングルカットとなった日本でも馴染みの深い楽曲として知られております。常にマッカートニー、レノンの影に隠れた存在だったジョージが解散間際のビートルズのギスギスした空気の中での活動に疲弊した事をきっかけに気分転換で訪れた、親友にして世界的ギタリストのエリック・クラプトンの家での春の日差しの中で 自然に生まれた楽曲という有名な逸話が残っておりビートルズ解散の原因となった マッカートニー、レノンの対立が奇しくも 今日知る世界的ミュージシャン ジョージ・ハリスンを生み出すきっかけを作ったとも捉えられ逆境の中で誕生し、春の日差しの中で寝た子を起こすかの名曲となったという訳でした☆動画は 「プリンス・トラスト・コンサート1987」から超豪華スター共演の演奏でジョージ・ハリスンの隣で 同じ白いギターを弾くグラサンのカーリーヘアはELOの ジェフ・リンドラムは リンゴ・スターにジェネシスのフィル・コリンズベースはレベル42のマーク・キングキーボードはジュール・ホーランド にピアノが エルトン・ジョンという錚々たるメンバーですがドラムの真ん中で タンバリンしか叩いていないのにやたら目立っているスキンヘッドはパーカッションの名手 レイ・クーパーですw▲目次へ▲- コラム -『日本でCDが売れる理由』という訳で、勘の良い方は もうお分かりの事と思いますが、今回は 惜しくもこの世を去ったアーティスト達の在りし日の雄姿を鑑賞するのが記事の裏テーマという訳でした。■さて、音楽業界は「CD不況」なる状況となっている様ですが日本の音楽業界は米国に次ぐ世界第二位の収益を上げ日本のCDは米国の三倍もの高価な仕様ながらも世界一の売上を誇るという事実がありますこれには二つの理由があり、それを知るにはやはりそもそも「なぜCDが売れなくなったのか」という理由よりもそもそも「なぜ日本ではCDが売れるのか」という事情に注目したいと思います■ひとつは、日本では音楽CDや本は米国や諸外国と違い再販をしても定価で販売する「再販制度」という方式を採用している事が理由として上げられますこれは販売元が価格割れなどの被害を受けない様に業界と市場の保護を目的に採用された制度で日本はこの「再販制度」で守られていた事に対して「再販制度」が無い米国のCD大手販売店は薄利多売を行うディスカウント店に敗北し市場が荒れ流通などを含めて これまでCDメーカーによって確立されて来たCD市場が壊滅的な打撃を受ける事になったという訳ですもう一つは、1枚あたり米国の3倍はする世界一高額で最も利回りの良いCDパッケージ販売に固執してデジタル販売を積極的に採用せず、「iTunes」の様に、日本の膨大な楽曲を網羅するデジタル販売サービスを確立させなかった事が結果的にCDパッケージ販売の購買層を保守する事へと繋がったのが理由として日本のCD業界は不況と言いながらも、薄利多売の米国とは異なり日本ならではの「閉鎖的」な音楽業界の旧体質によって高額なCDが売れ続けた事で数字の上では奇しくも世界第一位の収益に至らせた とも言われています■■所でこの「再販制度」は、国際的にも原則「独占禁止法」に当たる違法行為として資本主義国の多くが採用して居ないという事実があり現在何かと話題となっている「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」では米国からの何らかの規制緩和や市場開放を要求する可能性があると懸念されております米農家を始めとする「関税」問題のみが何かと大きく取り上げられる日本のTPP参加でしたが音楽業界、出版業界にも壊滅的な打撃を与える可能性があったという訳です。■■これらの不安要素とは別に、「CDパッケージ販売」「デジタル販売」いわゆる「音楽業界」の収益のみに着目せず「オンライン」「モバイル」「音楽出版」「作曲家」「音楽家」「演奏家」コンサートにおける「開催」「興行」など、音楽関係で得られた全収益を含めた「音楽市場」全体の売上は、むしろ年々上がっているというデータも見られる事からも既に10年、20年先を見越して個々のダウンロード販売から定額サービスへと移行する米国に対して大きく立ち遅れている日本の音楽業界は危機感を持って世界の潮流を正確に捉えたビジネスモデルの確立が急務であるという意見が多くダウンロード販売を云々以前に現在の日本の音楽最大購買層が「女性層」と「青少年層」という事実に対して未だ不特定多数の大衆向けのプロモーションを続け各界でも女性の進出が話題となる今日に未だ体育会系な男社会を中心とした業界の保守的な体質の改善をまずは必要とする声も上がっている様です。▲目次へ▲『レコード世代が鍵となる急務』レコードから始まった音楽鑑賞とそのスタイルは CDの登場後急速な変化を遂げ今日のデジタル視聴への移行とそれに伴う視聴媒体の劇的な進化へと繋がり今後地球上を移動する全ての場所でのデジタル鑑賞と情報共有が可能という想像を遥かに超える状況も夢では無くなりつつあります音楽は部屋のステレオで聴く事が当たり前としてライフスタイルに組み込んだレコード世代に始まる呪縛から開放され現在の状況はリスナーにとって理想的環境が確立されたと言っても過言では無いと言えるでしょう。前世紀にはレコードの終焉に、今世紀に入って終焉に向かうCDとその両方に立ち会ってきた、レコード世代に取っては世の流れの目まぐるしさを感じてならない所ですが古いものが切り捨てられ真新しいものが取って代わるという進化の本質を、まざまざと見せ付けられる思いがします。それとは別に、余りに急速な進化とは それらを整合させる為に促す柱となる要素が不可欠でどんなに世の中が変わっても本当に良い物は時代世代を越えて良い物であり続けるというごく当たり前の「真理」がその一つであり音楽環境全体が「根無し草」と化さない様音楽に無関心と言われるネット世代へ向けてこれら音楽環境の発展の鍵となる重要な要素を真摯に伝えていく事が二つの終焉に立ち会ったレコード世代の急務であるのかもしれません☆と言う所で終了です。それでは本日も 素敵な一日をお過ごしください☆▲目次へ▲
2016年05月11日
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