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■愛人女性が電話線を引き抜いた真の理由とは■『踊る大捜査線N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』公開記念1997年放送 TVドラマ踊る大捜査線 完全解説4第9話『湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪』■80年代90年代音楽作品・映像作品を解説するシリーズあの作品の「アレ」は一体何だったのかこの作品のココには実はこんな意味が隠されていたのかという「真相」や「裏側」など、作品の知られざる「向こう側」を解説し30年前40年前の作品にもう一度スポットを当て知らない世代にも興味を持って頂ければ幸いですという企画ドラマ『踊る大捜査線』解説 第4弾 という訳で今回は 第9話『湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪』から●室井が激務になった本当の理由 は単に事件が多くなり手が回らなくなった訳ではない理由がありました●柏木雪乃に見惚れる真下刑事が和久に叩かれる意味 とはドリフのしばきネタ意外に隠れた理由がありました●愛人女性は本当に悪女なのかその真相 は愛人女性が部屋の電話線を引き抜いた本当の理由 とは など「場面の向こう側」にある真の理由を解説して行きたいと思います※この記事はドラマの内容に触れる 独自の見解の「ネタバレ」解説になります■■もくじ■■------------------------------------------------------------------------------------■STORY■■1.正義に付いて試される青島■・『知らない内に宿っていた偏見の存在に気付く試練』■2.自分の捜査室で激務に追われる室井■・『なぜ室井は激務過ぎて所轄への報告が遅れたのか』■3.雪乃に見惚れる真下が叩かれる本当の意味■・『セクハラ、ドリフのしばきネタ以外の真意』■4.愛人女性が悪女に見える真相■・『愛人女性が部屋の電話線を引き抜いた本当の理由』■5.マスコミの加熱取材から見える偏向姿勢■・『当時の偏向報道のあり得ない狂騒と現代に繋がる導線』■6.被害者家族の乱入に自分の行動意義を悟る青島■・『和久刑事の 同情はしない と突き放した真意とは』▲目次へ▲- STORY -------------------------------------------------------------------------------------脱サラをして警察官になった青島俊作は麻薬絡みの事件に巻き込まれた柏木雪乃の無実を晴らしプロファイリング捜査集団の科学捜査とも一波乱ありと刑事の仕事にもすっかり馴染んだ そんなある日のこと妻殺し事件で世間の関心が注目する中加熱するマスコミ取材と 批判の声を向ける世間から 守る為 殺人事件の動機となった加害者の愛人を湾岸署で保護する任務が恩田すみれ と 青島に 命じられ仕事とは言え 事件の発端となった 愛人 を警察で保護する事には正直 疑問 を隠せない まま青島はマスコミが押し寄せる愛人宅マンションへ向かうのだった▲目次へ▲- 解説 -■1.正義に付いて試される青島■『知らない内に宿っていた偏見の存在に気付く試練』------------------------------------------------------------------------------------この回は放送当時まだ記憶に新しかった1994年に発生した「つくば妻子殺害事件」を彷彿とさせるエピソードで実際の凶悪事件を元としながらも事件の原因となった 愛人の存在 に焦点を当てそれを取り巻くマスコミ・メディアのなりふり構わない囲み取材や人権無視の憶測を交えたエンタメに特化した加熱報道の狂騒ぶりをブラックな視点でコミカルに描きながら事件の凶悪性に関心はあっても本当は何があったのかという「真実」に眼を向けないまま無責任な真相をストーリー仕立てに語ろうとする時流へ向けての警鐘を鳴らす踊る大捜査線 の中でも 極めて社会性の高いエピソードとなっていますモデルとなった事件は茨城県つくば市の筑波大学付属病院に勤務する エリート整形外科医の夫が勤務先の看護師女性との愛人関係をめぐり妻と口論となり妻と幼い子供2人を殺害して 海へ遺体を遺棄したというものでその冷酷極まりない手口と犯罪史に残る残虐性の高い事件としても 社会を震撼させました中でも犯人の男が犯行直後に遺体を遺棄したその足で愛人女性と北海道旅行に出かけたという 非人間的行動が社会に与えた衝撃も大きく逮捕後の取り調べでも反省の色が薄く愛人との生活を優先したという 身勝手過ぎる動機などが当時メディアで連日大々的に報じられ 世間を呆然とさせました一方で、当時の加熱した取材とエンタメに傾いたような視聴率争いを目的化した報道手段が後に 報道のあり方を問われるなどのあらゆる意味で社会問題化した事件と言えます本作では 夫が一方的な理由で妻を殺害し愛人の存在が動機となった点が 共通していますが何よりも コンプライアンスゼロのマウント文化真っ只中の時代において渦中の人となった愛人女性がマスコミの過熱した突撃取材の標的となった点が本作で描かれる 核 となっています■今回のエピソードは何が正しくて何が間違っていて何を得るのかという様ないつもの 青島の成長の話ではなくむしろ一方的な思い込みからの偏見に気付かないままのいつもの青島らしくない姿が描かれますこの時期の青島が 仕事にも慣れて「犯罪に遭って困っている人を救う」という「正しいことをやりたい」という自分の信条に叶う案件だけではなく冒頭で つぶやきシロー演じる学生によるお騒がせな 自殺志願者 の様なやりたくない仕事 にも向き合わなければならない時期にあり刑事として一皮剥けようとする姿が描かれています正義感と 熱意では 誰にも負けない青島刑事でしたが今回保護するのが 事件の被害者側ではなく加害者側となる 犯人の愛人女性 の保護を命じられた事でいつもの信条は消え失せ青島自身が事件の印象から抱いた 道義上の不快さを何の証拠も根拠もなく 当たり前の様に渦中にある女性に対して「男を操り殺人教唆をした悪女」というストーリーのレッテルを貼りその自覚のないまま 世間の評価同様の憤りにとらわれいつの間にか偏見が芽生えて真実が見えていない目の曇った 青島の姿が 描かれて行きます今回の任務を通して青島は正義 とは 絶対的では無く視点の捉え方ひとつでいくらでも 歪み 暴走すらさせる観念 に過ぎない側面がある事に気づかされ刑事も人である以上 不快な事に視点が歪み 目も曇る事を身を持って知る訳ですがそれは 後に被害者家族の兄が引き起こす 署内刺殺未遂騒動へとも繋がり青島にとっては 痛みを伴いながら自らの正義が試される事になるのでした▲目次へ▲■2.自分の捜査本部で激務に追われる室井■『なぜ室井は激務過ぎて所轄への報告が遅れたのか』------------------------------------------------------------------------------------湾岸署に保護された 安永亜衣演じる 愛人女性 武下純子を巡ってマスコミが刑事課まで押し寄せ 大混乱となる中で青島は 他のマスコミ達とは明らかに様子が違う気になる妙な 男 を見つけて 電話で本庁に連絡を入れますが室井は忙しくて電話に出られず電話に出た男も裏付け捜査で書類の確認に忙しくして対応してもらえずやむなく青島は 男の顔写真入りの報告書を作成して室井の居る捜査本部にFAXで送りますしかしFAXで送られた書類は 他の大量に送られてくるFAX書類に埋もれて室井が書類に目を通す事にはなりませんでした■この回での 捜査一課の混乱はいつもの様な、事件が起こって捜査をする プロセスが無くいきなり 犯人が逮捕されたケースとして描かれた起訴する最後の詰めとして 裏付け捜査に忙しい姿を描いたものと言えます日本の刑事訴訟法では 被疑者逮捕後は48時間以内に身柄と事件の書類を検察庁へ送り送検しなければならないという厳格なルールがありますつまり犯人を逮捕したら 全てが解決したかに思えますが逮捕した瞬間から時間内での裏付け捜査と書類作成がはじまるのでドラマで観るような、捜査一課の捜査員達が 捜査書類の山の中で逮捕した妻殺し犯の送検の準備で忙しくしている事になるわけです加えて今回の事件は 犯罪史上に残る残虐な手口の衝撃的犯行のため世間の注目度がとてつもなく高くそのため速やかな送検が求められている事が考えられます更に 日本の犯罪史に残る残虐な犯行に対して前例がない状況も裏付けに時間が掛かる因子となっている事なども捜査室が混乱をきたす 要因となっていると言えますそうして事件を担当した 室井 は世間の注目度が高い事件を任された事から出世コースを邁進する中にある事が分かり犯人逮捕を達成しても事件は終わらないという送検前の 最後の詰めで ミスは許されない中での犯人逮捕より忙しい 混沌の中 にあったと言えます注目すべきは 捜査一課に来た青島を突き放して単独行動を押し付けてそれが原因で被疑者確保の機会を逃した事を棚に上げ頭ごなしに青島を怒鳴りつけ保身を図った アノ刑事が青島からの問い合わせの電話に対応した俳優と同じ役柄であるとするなら前回は 室井に反感を抱いたこの捜査員が勝手に青島を毛嫌いして逮捕の機会を逃し今回は 青島の報告を無視して上への報告を怠り湾岸署で起こる騒動を未然に防げなかったという自分勝手な判断をした事で同じ様な失敗をする点ですつまりこの時期の室井は ドラマ内でも言及してきた本庁所轄の垣根のない開かれた捜査を実現する一環として所轄への情報の報告の即時化を実現しようと所轄からの情報収集の前線としてこの捜査本部を再構成して前代未聞の犯行で社会的関心度が高くなった事件の早期送検を目指し包括的情報化捜査を見据えた情報収集の徹底をしていたのかもしれませんしかし所轄からの情報が集中する様になれば情報が得られやすくなり、真実に繋がる情報が入る可能性が上がる反面 有益性の低い情報が増える状況となるので唯でさえ混乱する裏付け捜査がより混沌さを増して所轄からの玉石混交の情報が入り混じって堆積して行き何よりも それを室井が課しているという 捜査員達の反感があって激務と相まって 勝手な判断で無視させる事態を招いたとすれば青島の報告を無下に無視したあの捜査員の凡ミスの理由も 説明できますし様々な人間が居れば それだけ足並みとは揃わないものであるという前提で多様性と現実性を考慮しないで 理想に走った室井の責任だと言えます情報の有効性と正確性を求め 即時送検を目指しとにかく世間の関心に答えて成果を上げる事に必死だった室井には本部の混沌と反感という その 2つの 穴 が見えておらず大きくタイミングが遅れた所でようやく事態の重要性に気づいた時には時既に遅しで 青島が刺されるという事態を招いたと言えます■放送当時の演出では 傲慢な本庁のメタファーとしての役どころを室井に投影していた所があったので袴田課長には 命をなんだと思っているんだと ブチ切れられ捜査員が立ち去った自分の捜査室の中でがっくり肩を落とす室井に視聴者は それ見たことかと 批判の矛先となる立ち位置でもありました従って演出上は重要性のある情報 事件を優先して所轄の報告には耳を貸さないで 大事な情報を埋もれさせてしまうという本庁の傲慢な姿勢が招いた失態として描いているので良かれと思って行動した室井の思惑と相まって真逆の見立てとなった所に脚色上の巧妙な落としどころがあった様な印象がありますつまり本来の意図は、高い理想に走って足をすくわれた室井が失敗を真摯に受け止めるという 器の存在とこの後 理想の警察官僚を目指しそれを言葉通り実行して行く室井の青くて若い挫折の中に 誠実の姿を見る室井の試練の回でもあったのでした▲目次へ▲■3.雪乃に見惚れる真下が叩かれる本当の意味■『セクハラ、ドリフのしばきネタ以外の真意』------------------------------------------------------------------------------------お騒がせ自殺未遂男を帰宅させた和久は警察官になるため 署に通い真下に勉強を見てもらっている雪乃になぜ警察官を目指すのか 理由を尋ねますすると雪乃は持ち前の明るさでハイと笑顔で返事をして立ち上がり世話になった警察への恩返しだと答えますその時 皆素敵な人達と告げる雪乃の言葉に反応した真下は色めき立った様に 立ち上がり 試験内容の説明を始めますそして 身体検査の項目を告げながら視線は雪乃の足元から上へと視線を移動させる内にいつの間にか胸の一点に釘付けになった時に真下は 和久の報告書で一発叩かれますそうしてその報告書を雪乃に渡しながら「今度コイツがいやらしい目をしたら、(次は) あなたがやりなさい」と言ったあと「自分の身は自分で守る、警察官の第一歩だよ」と何気に心構えを告げますするとすかさず袴田課長が参考書を手渡しに来ました後に雪乃と真下を目を細めて見ていた袴田は若者が成長する姿を見るのが嬉しいのか後見人になった様な気持ちでいたのかもしれません■この場面は お笑い芸人のレジェンドで ザ・ドリフターズの定番芸しばきネタ を 最高の角度とタイミングで行った「笑う」場面で殴られた真下は今なら セクハラ視線でアウトな仕草ではありますが魅力的な女性に視線が釘付けになるという 青くて若い男性にありがちな当時の時流的には 比較的 ソフトな描き方だといえますwただ、この場面から見えてくるのは もっと別の事で今回のエピソード全体がこの場面に圧縮されてお笑いの中に投影される様に描かれている様な印象がありましたそれを語る前に・・・ これは いつも言う事ですが以下はあくまで ドラマの演出に於ける効果を批評する一環としての考察に過ぎないものであり実際の事象を批判する類のものとは異なるという点をまずはお断りするとして・・・今回登場する「愛人女性」武下純子は殺人の関与を疑われる人物として描かれますそれは殺人事件の原因となった 愛人女性 へ向けての世間の 非難 が一人歩きをしていつの間にか男を巧みに操り妻を殺害させた悪女 に変わり今の時代で言う 炎上 が起こって 様々な 誹謗中傷 が飛び交いそれが社会現象にまで発展したものでしたそしてこの場合のインフルエンサーは「愛人は悪女に違いない」という世間のストーリーに乗って世の中の 関心を煽る 加熱取材と偏向報道を行ったマスコミ ですここには 煽る側が居て それを望む層 が居る 需給関係 という明確な報酬のやり取りが見られるので一般的な経済活動と 同じ構造がある訳ですこれを 専門用語でアテンション・エコノミーと呼ばれたりもしますがここでは 感情的要求によって向けられる非対称な視点に着目して一方的で偏向した関心を向ける という行為のみを抽出してみますと多数の視線が特定の異性へ向ける性的視線にも酷似している事に気付きます先程の 真下警部補が 柏木雪乃へ向けた セクハラ視線が それですつまり これらの 核 は地続きになっていて共通の精神的、社会的問題を抱えていると言える訳です故に 今回のエピソードは偏向報道真っ盛り コンプライアンスゼロ セクハラ パワハラ モラハラ 全開のマウント文化ど真ん中の時流の中で炎上事象に於いても 柏木雪乃が真下に下品な眼で見られるのも 結局は 自分の身は自分で守るしか無い という点が共通した問題でありそれが今回のエピソードの落としどころだと言えますつまりこの場面は 真のテーマ をドリフのコントで演出した『ドリフ大爆笑』番組ファンには嬉しい 一幕があったというその様な社会問題を圧縮したどつきコントを通して見事に警鐘を込めた場面だったとも言えるのでした▲目次へ▲■4.愛人女性が悪女に見える真相■『愛人女性が電話線を引き抜いた本当の理由』------------------------------------------------------------------------------------青島達がつぶやきシロー演じるお騒がせ自殺未遂者を保護した頃管外の凶悪事件など 違う世界の出来事の様にそれぞれの関心事に目が離せない 平和な空気が漂う 署内へ今世間で注目を浴びる主婦殺し事件の関係者をマスコミから守る様本庁からの要請が下ります被害者救済に関心がある青島は 副所長からの命令に二つ返事でOKしますが保護するのは 加害者側の方だと知ると青島と すみれ は 如実に不満顔になります問題の人物が住むマンションは部屋の前まで報道陣が殺到し青島達はその混乱の中をかき分けてようやく入室しますが現在の状況にも 事件に対しても 何の反省の色を見せずに 涼しげな態度を取る安永亜衣演じる 犯人の男と愛人関係の女性 武下純子 の想像した以上の肝の座った姿に青島達は戦慄して固まってしまいますその後 青島の機転で取材陣を出し抜き 武下純子を部屋から連れて抜け出し移動するタクシーにパレードの様に連なって追いかけてくるパパラッチ達を牽制しながら ようやく到着した湾岸署ではまるで期待外れのホテルにでも来た様なあからさまな不機嫌な態度でいきなりお茶くみを言いつけたり お昼の出前では嫌いを連発したりと立場をわきまえない我儘な態度を取り続ける武下純子に青島は遂に切れて 思わず本音をぶちまけてしまうと逆ギレをされ 高級な松花堂弁当を要求されてしまう顛末となります暫くして静かになったと思ったら 弁当を食べて寝てしまうという湾岸署の面々も呆れ返る程におおよそ事件の原因を作った人間とは思えない態度を取り続けます■ここでの青島は 武下純子 の事を事件の原因を生んだ愛人女性だと世間同様に思っていて法では裁かれない事を知って涼しい態度を取り続ける確信犯的な悪女だと決めつけているのでドラマも その目線で進行して行きますしかしその後 本人の言う通り 武下純子 は 犯人の男の愛人であっただけでそれ以上でも以下でもなく 少なくとも殺人とは無関係ではないかという恩田すみれ の言及で 観ている私たちも「思い込みの存在」に気付かされて行きますこれはドラマ後半で視点が覆されるという ドラマでは良くある展開と言えますがここにはもう一つ 見えない レイヤーの存在がありましたそれは ルッキズム という概念がまだ浸透していなかった時代にバブルが弾けた後のマウント文化真っ只中の時流で 社会的に蔓延していた見た目で人を判断する無意識下の 偏見 にメスを入れるという意図から加熱炎上する社会の真っ只中で エコーチェンバー現象に囲まれて対象となった人物を「誰も守ってくれない」という社会的「孤立」を描くというものですこの時代としては現代のSNS炎上文化を見据えた様な社会問題に警鐘を鳴らすものとしては先取りでありこれはいつもの踊る大捜査線とは違った趣旨の非常に社会性の高いテーマをドラマに盛り込んだ異色作だったと言えました■疑惑の愛人女性として登場する 武下純子 は ドラマで言及する通り 事件とは無関係な女性でしたドラマでもそれを示唆する 布石 の存在が認められるのでそれらを検証すれば武下純子 がどうしてこういう態度を取り何を考えていたのかが分かる様に作られていた事が確認できます故に武下純子はラストで明るく湾岸署を後にして行く終わり方をする訳ですまず 武下純子 が 犯人の男と愛人関係にあった件に付いてですが・・・これに付いては まず最初に断っておきますが現在のSNSネット時流における【不倫=有罪判定】についての是非はここでは議論しませんあくまで 97年放送当時の時流を念頭においてドラマ内の演出効果のみを考慮した視点における脚色の狙いを考察する為の論旨である事を まずはお断りしておくと して一応『念のため』傍論判断はした事は付け加えておきますという訳で・・・w不倫 は単に 夫婦間の問題に過ぎません欧米では「結婚」を「契約」として概念化しているので不倫は「契約違反」となり パートナーから相応の具体的なペナルティーが下されたりします日本人はこれに「愛情」を持ち出して問題を複雑化させますが実は日本でも結婚の概念は法的には欧米と同じなのですこの事を念頭に 本作のケースに置き換えますと事件に於ける問題は、犯人の男が 愛人を作るだけでは飽き足らず愛人に固執した挙句 妻 の殺害に及んだこの 男 の 社会的概念が及ばない 異常な精神状態 にこそ真の原因 があると分かりますつまりこのケースで語られる「愛人の存在が殺人の原因」というのも異常な精神状態な夫の 身勝手な犯行による 単独行為が真相であり妻を殺さなければ愛人関係を解消するという様な殺人教唆を意図した愛人女性側の積極的関与の事実は無い事から恩田すみれが 青島のキムチラーメンを奪って食べる場面での会話で「(奥さんを) 殺してなんて頼んでない、あれ 真実よ」とすみれが言及した事に対して「えっつ?男が悪いのぉっ?!」と言い換えした青島は真相が見えていない我々視聴者と 同様だったという訳なのです■では 武下純子 は 本当に悪女で事件について何も感じていないのか に付いてですがこれに付いても 彼女は悪女でもなんでも無く そう見えるだけで激しく責任を感じており 反省すらしていると言えますつまり 事件に責任を感じて反省をしているという事が分かると彼女の殺人教唆への疑いが 一気に薄れてこれまでの悪女の様に見えた行動が 実は逆に世間の思い込みの偏見から身を守るための演技 に過ぎなかった事が見えてきますなぜそれが言い切れるのかですがまずマンションの場面ですが 武下純子は パジャマ姿で居ましたそしてかかってきた電話には 「うるさいな」と言って電話線を引き抜いてしまいました実はこの2つからも色々な事が分かりますまず警察が来る事があらかじめ分かっていたのなら出かける意思が無くても 普通なら 着替えて待っているものですもし武下純子が 世間の言う通りの悪女であるのなら被害者にも世間にも 何の関心も持つ訳がありませんつまり関心があるのは 自分の事だけなので初めて会う赤の他人の刑事が疑いを持ってやって来るのですからまして着替えて体裁を繕ってから 対抗しようと待っていたはずですそして電話の件でもそうです加熱取材の偏向報道での拉致同様の囲み取材が当たり前で個人情報意識がまだ無く プライバシーの概念も浸透して無く電話帳で探せば 住所と名前がフルネームで書かれた電話番号が出てくる時代ですだから朝からマンションの前も部屋のドアの前も野次馬 マスコミが殺到していた訳ですそして昨夜は取材の電話 野次馬からの非難冷やかしの電話が一晩中なり続けて居たはずですだから武下純子が 悪女 なら電話線などとっくに抜いてしまっている筈なのですつまり青島達警察が来たから それを訴える様に二人の眼の前で 電話線を引き抜いたと考えられるのです従って 武下純子 は 昨夜から迷惑電話に怯えて一睡もして居なかったから疲弊して着替えることも忘れて 青島達が来ても パジャマ姿で居たのではとそう思える訳ですそしてこれまで 電話線を引き抜いていなかった事から少なくともいくつかの電話にも出ていたのではとも 考えられる訳ですつまり 以下の状況が 想像できます当初武下純子は事件の関与に否定の意思を告げるためにいくつかの取材電話に応じていたのかもしれませんしかし電話取材の趣旨は彼女の弁明を聞くものでは無く男を操った悪女 からのコメントが欲しい為のものだった事が容易に想像できますそして彼女が否定した所で 相手は 有罪 を前提に勝手な想像を決めつけているので弁明も反論も受け付けるものでは無かった事も見えてきます特にタブロイド紙などの愉快犯的メディアでは世間が喜ぶ様なストーリーの記事を組みたくて時には過激な言いがかりを付けて彼女をワザと怒らせながら都合の良いコメントを引き出そうとする誘導まがいの悪辣な取材電話もあったと 考えられますそんなマスコミの電話 に加えて冷やかし非難の野次馬電話も次々とかかってくる というそんな電話に一晩中悩まされ続けたという事があったのではと 想像できる訳ですつまり 部屋に入った時に 青島達が見た武下純子の 神をも恐れない ふてぶてしい態度とは自分達に刺さるストーリーを真実だと思い込む世間には責められ真相と言いながら世間が食いつく視聴率稼ぎの報道をするマスコミには煽られ正義だと信じていた警察も 彼女を 加害者 だと決めつけているつまり何を言っても 誰も自分の話を信じてくれない真実は都合よく捻じ曲げられ 誰もが攻撃し 誰も守ってくれない 人も 警察も 正義 も 信じられない そんな 孤立 を思い知らされたのだと思いますそうして彼女の「愛人」という負い目からの世間への寛容 の心もいつしか消え去って誰にも頼らず今の状況を乗り越える為に 愛人風情だと舐められては負けだと悟りそれならいっそ 世間が言う様な 悪女になりきって法も世間の声も届かない 立場を得てこの狂熱が覚めるまで 世間が忘れるまで 一人で乗り切るしかないと青島達の前で 悪女になりきってみせたという自己防衛のための開き直りだったのでは と 考えられますそれは裏を返せば事件には激しい責任を感じており 強く反省もしていた故のそれを見ようとも知ろうともしない世間への失望と怒りの表明だったと言えます例えば マンションから抜け出してタクシーでパパラッチに追われながらようやく 湾岸署に付いた時応接室に歩く途中の TVのワイドショーでの大木凡人レポーターの「いずれにしてもこの悲劇の原因が愛人関係にあるTさんにあることは間違いない」という発言に立ち止まって 真顔になって反応するので社会悪と呼ばれている事に 自覚も責任も感じているのが見て取れますだから 真下と警察官採用試験の勉強をしていた柏木雪乃だけはそれを見逃さなかったからあの人は巻き込まれただけなのではという目で武下純子が歩いて行った先を見つめていた訳ですその後応接室で 昼食で出前を取る時ピザもそばもハンバーガーも嫌いだから要らないと言う武下純子の我儘な態度に 切れた青島が実行犯はこれから不自由な暮らしが待っているのに共犯のお前は何様だと思わずそんな発言をしようとして すみれに制止された後武下純子に「証拠があるなら見せてみなさいよ」と 逆ギレされ高価な松花堂弁当を要求し、「愛人だからって舐めるなよ」と悪女の本性を見せたかに見えた場面では武下純子にしてみれば 青島の言動は 完全な濡れ衣でそれは何の事情も知らない世間が「男を操って妻を殺させ妻の座を奪おうとした」とか「したたかな悪女」呼ばわりするのと 同様の行為だった事が事件の加害者側の関係者である以上 100歩譲って仕方ない事だとしても本来 真相を解明しなければならない警察の眼の前の若い刑事が世間の風聞同様に自分を犯人呼ばわりしている わけですだから 青島に向かって「証拠があるのなら言ってみなさいよ」と本気で切れて 抗議をした訳です昨夜からは迷惑電話で寝ておらず 朝からマスコミに押しかけられ近所には騒ぎの責任を責められ 警察は保護と称して署内に監禁し若い刑事には いわれのない罪で犯人呼ばわりされる という事でストレスの頂点にも達していたのなら 尚更だと言えますそれで 腹の虫が収まらずに ものすごく高い松花堂弁当を青島たちに 当てつけで 要求した訳です最後に「愛人だからって舐めるなよ」と言ったのは 青島達にではなく世の中を相手に一人で戦おうとする 自分に向けて放った決意表明だったと思いますその後の報道で「Tさんは 眠れぬ夜を過ごしている事でしょう」とキャスターがレポートする場面で そのコメントとは裏腹に松花堂弁当を食べて眠りこける 武下純子 が描かれますがよく見ると 弁当には少し手を付けただけでほとんど口にしていない事が分かります彼女が本当に男を操る悪女であれば 弁当などすっかり平らげているはずですつまりこの場面の武下純子は 食事も喉に通らないほど事件に付いて責任を感じて 反省して 恐れ誰も救ってくれない孤独の中で 一人で怯えていたのだと思いますだから 出前を取ろうという 青島達に 要らないと言ったのもどんなに強がって見せても 罪の意識からは逃れられなくて苛つき本当に食事をする気持ちになれなかったからだと言えますただ、昨夜からマスコミや世間から責め続けられ 夜も寝て無い中で何とか張っていた 気 も世間のバッシングから離れて 解放された世界一安全な警察で ようやく一時の平穏を得た事で一気に疲れが押し寄せて 無防備な無垢な姿で泥のように眠りについたのだと思います食べかけの松花堂弁当を見て ゴクリ と 唾を飲み込む 恩田すみれ の姿は御愛嬌 という訳でしたw■この回は 視点を変えると 全く違う景色が見えて来るという 仕様になっていてそれは一瞬で見過ごしてしまうような事や 眼には見えない心の動きを含めて起こっている事の全てをカメラに収めながら制作者が意図する物語に見える様に 視点を誘導する様に演出されています全てが収められているのに 真相に気が付かないのも布石が置かれていても それに気が向かない様に意図的な演出を挟んで分離し説明も一切廃したからだと言えますつまり制作者は この話を通して、人は1つの方向から見える景色を 世界 だと捉えていてそれが真実だと信じている 危うさ があると語っており時には 自分が抱く正義を 疑う 心を持つ ゆとり を作らなければ真実を見る眼は養われないと 警鐘していると言えますそしてそれはいつの時代にも求められる人の資質でもあるとして当時のマウント文化を当たり前に感じて生きる人々に対する痛烈な社会批判を訴えるものでもあるのでした▲目次へ▲■5.マスコミの加熱取材から見える偏向姿勢■『当時の偏向報道のあり得ない狂騒と現代に繋がる導線』------------------------------------------------------------------------------------加害者関係者の保護を命じられた青島達が訪れたマンションにはマスコミがごった返しそのマスコミから逃れて湾岸署へ向かうタクシーには大勢のパパラッチ達が連なり湾岸署でも刑事課にまで報道陣が押し寄せ とそれらが事件への世間の関心の高さから故の加熱ぶりかと思いきや一転して 人気タレント婚約会見の一報が入るや一転して速やかに四散していく その様は真実を届けるという報道の使命よりも 発行部数や視聴率を優先するマスコミの節操のなさを象徴しておりまるで狂想曲が吹き荒れた後の台風一過のような湾岸署の一日となるのでした■武下純子のマンションから湾岸署へ向かうタクシーを追うパパラッチの姿はフランスのパリで起こった ダイアナ元妃死亡事件を彷彿とさせるものがあります事件はドラマ放送後の1997年8月31日に起こりますがこれはこの様な事故を予見していたとも取れるものがあり当時としてもその衝撃に対して余りに 予見的 に映った事を 覚えています今の時代では ドラマ本編の中で見るような報道対象の人物をマスコミが囲って突撃取材をするいわゆる「囲み取材」の過激な手法は見られなくなりました当時は 女性アイドル歌手に対しても「今気になる男性は?どんなタイプが好み?」といったセクハラまがいの取材は 当たり前 に行われており行き過ぎた取材と報道が 社会問題視される事はあってもまだまだ一般的な自制には至っていませんでしたドラマ本編でも 報道リポーターが 事件関係者の心情を察する様な「愛人のTさんはどんな気持ちでこの夜をすごしているのでしょうか、Tさんにとっては眠れない長い夜になる事でしょう」と語りかける裏で若いディレクターやAD達が激を飛ばして欲しい画を現場に要求しタブロイド紙 写真週刊誌の記者達は相手が寝られないほど 電話をかけ続け夜が明ければ TV局や マスコミが マンションまで押し寄せて車から箱乗りをしたカメラマンがタクシーを追い回し湾岸署の刑事課にまでなだれ込んでくる表向きは対面を整え、裏では人権無視の加熱取材を重ねてきた平成時代のマスコミの、法に触れないギリギリのラインまで攻めてくるその確信犯的姿勢が笑いをともなうブラック・コメディーとして描かれていきますそんなマスコミの節操無き報道姿勢はやがて 巨大な局面にぶち当たります1989年に当時社会問題化していたオウム真理教が坂本弁護士一家殺害事件を引き起こしますしかし1996年に入り 取材源秘匿というジャーナリズム原則に反してオウム問題に取り組んでいた坂本弁護士インタビュービデオを放送前にオウム幹部に見せていたのが TBS であったことが明るみに出て社会を騒然とさせます1995年に起こった地下鉄サリン事件を起こしたテロ組織でありながら興味深い取材対象として 長年関わり続け 擁護まがいの容認をし弁護士一家殺害の直接の引き金となったその事実を隠蔽し続けてきたTBSは 激しく非難されました当時 TBSの報道番組『筑紫哲也 NEWS23』で 筑紫哲也氏は「TBSは死んだに等しい」と 自社を名指しで激怒し非難した姿はマスコミを含めたTVのひとつの時代が終焉したと誰もが実感した瞬間でもありましたそうした社会問題が姿を変えて存在し続けていたほどマスコミとテレビ局のあり方には 根深いものがあり時折こうして『踊る大捜査線』の様な 人気ドラマが答えのない問題を 視聴者に投げかける事もまたテレビメディアの重要なあり方でもあったと言えます▲目次へ▲■6.被害者家族の乱入に自分の行動意義を悟る青島■『和久刑事の 同情はしない と突き放した真意とは』------------------------------------------------------------------------------------コンビニから湾岸署へ戻ってきた青島は入口でマスコミとは明らかに違う視線でこちらを見ている男に気付きます気になった青島は男の写真を撮影し捜査一課に送りますが何の音沙汰も無いまま 武下純子 の保護終了が告げられますマスコミ対策として 湾岸署で保護していた 武下純子 の記者会見を組もうとした矢先人気アイドルの婚約の一報が入るや「それ所では無い」と言い放ち記者たちは一斉に 湾岸署を去っていきましたこうして何事も無いまま なし崩し的に「疑惑の愛人」は早くも世間から 忘れ去られる存在に なるかに思われました同じ頃 裏付け捜査が一段落した捜査一課では被害者の兄の足取りが問題視され湾岸署から送られてきた画像の人物と一致した事で激務に追われる混沌の中で覚醒したように室井の顔色が変わりますマスコミが去った事ですっかり事件終了モードに入った湾岸署は警戒も解けており誰も気付かないまま問題の男が刑事課へ入ってきますそして無防備なままの 武下純子 の前へ立ちふさがったのはその問題の男の 被害者女性の兄でした「お前も死んだ妹の所へ行け」刃物を突きつけてきたことでようやく異変に気付いた青島は 男に飛びかかりますが刑事課が大混乱に陥る混沌の中で 青島は男に刺されてしまいます柏木雪乃の方に向かう男を牽制し 刺されながらも飛びかかった青島にようやく男は取り押さえられます死を覚悟した青島は「思ったほど痛くないんだ」と死に際の言葉の様に皆に訴えながら負傷した胸に手を触れるとその手から現れたのは 板の入った「お守り」でしたかつて交番勤務時代に親切にしてあげたおばあちゃんからお礼で貰ったお守りが奇跡的に青島の盾となって命を救って居たのです取り調べ室で身の上を語る男は 被害者女性の兄だと明かし「死んだ妹の仇を打ちたかった」と涙ながらに訴えますしかし和久は「アンタに同情はしない」と 頑として突き放しますすると 柏木雪乃 が同じ被害者家族として話したいと和久に懇願し「死んだ人は何をしても戻って来ない」と 男に語りかけます和久はそんな柏木雪乃の姿から警察官になる覚悟 と 慈悲の心 を見るのでした■この場面で 和久が 被害者の兄を 同情はしないと突き放したのは男の行動が 犯罪行為である事以上に 深い理由があります死んだ妹の仇を取りたかったという男の行為には心情 として理解できる部分は あるのかもしれませんしかしこれは行為だけ取り出すと 本質は自分の勝手な考えに囚われて物事を見失い殺人に及んだ 犯人と 同じ論理であり世間の風聞を真に受けて 主犯でも何でもない 武下純子 を襲うだけでは飽き足らず怒りに囚われ自分を見失った挙句何の関係もない 青島や柏木雪乃にまで手を出そうとした男の行動は何の正当性も無い 誰でも良かった殺人鬼 も同様でだから 同情はしない と 和久は突き放したのですその後 室井管理官の 遅すぎる報告にブチ切れて電話を切った袴田係長の一件があったあと男の肩に手を掛けながら取調室を出てくる和久が「もう復讐なんてバカなことは考えないそうだ」と告げますその後ろでもらい泣きをしている柏木雪乃の様子からも男が 妹の死を受け入れて 深く反省した事が伝わってきますので男を傷害で起訴するのかと 和久も皆も青島の方を じっと見つめます先程は 同情はしないと言い放ち急に入室してきた 柏木雪乃には入ってくるんじゃないと男の起こした行動に憤慨して 憤然としていた和久が態度を軟化させた理由ですがそれは 柏木雪乃が 今の和久には出来ない様な人の心に共鳴して訴える姿を通してある意味 時代が移り変わり 自分の時代は終わったと感じた事でまもなく定年を迎える和久が 若者に道を託そうとした柏木雪乃を認めた証 だったのかもしれませんそんなまとめに入った皆の空気に押された青島は被害者側救済に力を入れてきた本分を思い出し自分で怪我をした事にしてその場を収めて事件としての騒ぎは無かった事になるのでしたそんな一連のやり取りを通して 警察という所が誰もが一律裁かれる場ではない 事を見届けた 武下純子 もそれまでの毒気がすっかり抜けた 彼女本来の表情で「警察の仕事って意外と地味ね」 と青島たちを 若干ディスる形で感謝の意を告げるのでした■今回のエピソードは『踊る』らしからぬ社会問題を切り口とした警鐘を含んだ内容で物語が進みましたが最後はまるで大岡裁きの様な 粋な計らいとなり実に『踊る』らしく幕を閉じるのでした☆なお、今回の「加害者側・被害者側の視点」というテーマは後に本作の脚本家 君塚良一 自ら監督を努め2009年に公開された映画『誰も守ってくれない』ドラマ『誰も守れない』へと引き継がれ加熱する報道の暴走からも 激昂する世間の偏見からも加害者側・被害者側家族を共に守れない社会構造を異なる観点で描く一大プロジェクトへと発展して行きますその原点が 最終回前のこのエピソードで描かれたという貴重な回となった訳なのでした☆というわけで今回はこの辺で それでは又次回の更新で【楽天ブログ】『踊る大捜査線 第9話』愛人女性が部屋の電話線を引き抜いた真の理由とは?いよいよ新作映画が公開される初日の更新です☆ただ目標だった最終回の解説には間に合いませんでしたWhttps://t.co/KnNB5DJCZi #r_blog— Voyager6434 (@voyager6434) September 18, 2026---------------------------------------------------------------------------------------------------【中古DVD BOX】 ザ・ドリフターズ結成50周年記念 ドリフ大爆笑価格:26,352円(税込、送料無料) (2026/9/18時点)■【中古DVD】誰も守ってくれない スタンダード・エディション価格:793円(税込、送料別) (2026/9/18時点)■【電子書籍】ネット右翼とは何か [ 樋口直人 ]価格:1,760円 (2026/9/18時点)■【書籍】裏ドラマ [ 君塚良一 ]価格:1,320円(税込、送料無料) (2026/9/18時点)■【お弁当箱】 松花堂弁当箱 7.5 松華堂 DX 仕切 黒渕朱 1段弁当箱 和風 行楽 松華堂弁当箱 松花堂 一段 日本製 黒色 弁当 無地 シンプル 仕切り付き価格:3,210円(税込、送料別) (2026/9/18時点)
2026年09月18日
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