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今日の仕事は、久々の化学表を使った表替え。実は、今回のお客さんには、多少の負い目を感じています。今から3年前、畳からカスが出てくるようになったので、変えてほしいということで見てみると、着いていた中国産の畳表は指で軽くこすったくらいでもボロボロとむけてくる状態でした。「うちは国産のしっかりした材料しか使わないので、数年でこのようになることはありません」などといって表替えをさせていただいたと記憶しています。で、3年経って再び呼ばれて訪問すると……やっぱり国産でも痛んでます(泣)以前の中国と比べると痛み方は全然違うものの、やはり乾燥で多少のムケは出ていました。それで今回は、もう少し、新品時の原型を保つもので、かつどうせなら、ちょっと部屋の雰囲気が変わるもの、ということで、カラーの樹脂表を使うことになりました。ちょっとだけ前回の負い目があったので、大特価でやらせてもらいました…さらにもう一つ、お客さんを喜ばせる隠し玉もひそかに用意しています(ヒヒヒヒ…コレ↓一本縁にしてみました。6帖の真ん中の畳だけ縁無しにすることにより、縁が二本重ならないようになるので部屋がスッキリ見えます。畳表がピンクの目積で縁も同系色の赤なので、コレは縁一本少なくしないと辛いでしょ…と思って勝手にやってしまいました。まあ、気に入ってもらえなかったらすぐ戻せますし…というか一回やりたかったのですね。とりあえず、敷いてすぐには、お客さんは喜んでくださってました(でも、後日集金行くのがちょっとコワいです)拡大↓それにしても畳床が建材だといろんな施工が簡単にできてしまいます。ワラだとこう簡単にはいかないです…
2007年05月29日
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下の記事の寝かせた畳表。仕上がり。拡大もともと、ゴツイ仕上がりの畳表ですが、熟成させさらに風合いが増しました。あまりにもゴツイため、シワなく張り上げるのに少し苦労しました…今日のお客さんは、横浜からこちらの方に家を買い、引っ越してこられた方でした。サンプルで、この畳表の手触りを気に入られ選んでもらいました。私もお気に入りのこの畳表の感触を楽しんでもらえたら嬉しいです。
2007年05月28日
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畳表も本当は織ってから1年くらい倉庫で寝かせたものがベストに思います。コレ↓北出親畳会 小田さん生産の畳表拡大平成18年の6月ごろ製織のものです。したがって草は17年刈り取りです。イ草は、収穫されてからに製品になるまで、染められたり、乾燥機に入れられたり、湿気を与えられたり…いろいろな工程を経て畳表に織り上げられます。その間にイ草本来形状とは、やや異なった状態に加工されてしまうと思うのです。しかし、そんな畳表も一年くらい寝かせて外気になじませると、イ草本来の持つ強靭な性質が徐々にあらわれてくるようです。あきらかに草の堅さが増しますし、青みは落ち着くものの、逆に退色は遅くなります。上の写真の小田さんの畳表は、もともと丈夫で細めの草をがっちり織り込んだ仕上げなのですが、一年間熟成させることにより、さらに草一本一本が自己主張してなんとも言えない風合いが加わりました。残念なことにこの寝かせた表は今日の現場でお終いです。せめてあと半年分くらいあったら良かったのに、と残念です。去年は仕入れの予算が半年先のものを仕入れるのが一杯一杯でした…常時、一年熟成したもので畳替えできるのは来年以降になるかもしれません。この表を使用した部屋の様子は↑をご覧ください。
2007年05月28日
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某縁メーカーさんの新発表の畳縁。縁なんて畳屋さんも把握できないくらい無数に出ていて、新作が出てもどうということはないのですが、今回のやつは画期的だと思います。これ↓クラスとしては、普及品以下の主にアパートなどに使うやつで、メーカーさんは、「新2色縁」などとよんでるようです。なんでこれが画期的かというと、従来「2色縁」という30年くらい柄の変わらない縁が現在でも普及しています。「2色縁」というと安い縁の代名詞でもありました。各縁メーカーが同じデザインで同じような安い価格で売っていました。これ以外のデザイン、仕様で「2色」が出ることなど想像もしませんでした。今日初めて使ってみましたが、クオリティは従来の「2色縁」と比べてかなり高く見えます。とてもこのクラスには見えません。普通に一般家庭に使えるじゃないですか…安い縁でクオリティの高いものを発表するということは、へたすれば上のランクのものが売れなくなる危険性もあるのに、今回、あえてこのようなものを出したメーカーさんの意気込みが感じられます。 うーん、結構大胆な企画だなあ。このシリーズの縁、いろんな種類を取り寄せたので、主に貸家用でいろいろ試しに使ってみようと思います。
2007年05月26日
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先日の日記に関連して、私の経営観を少し…経営観というと大げさですが、これまでなんとなく培ってきた、自己流の畳店としてのやり方みたいなものです。まず、何を売るのか、畳や襖などの工事が主な商品になりますが、単純に畳や襖を売っているという感覚は無いです。畳や襖をきれいにすることで、お客さんがすっきりした気持ちになることが最終目的というか、まさにお客さんの気持ちを良くするために畳を替えている、ということです。もっと単純に言えば、お客さんの気持ちを良くする商売をしているということです。たまたま畳が得意なので手段としてそれを主に使っているということです。そういうことなので、お客さんがどんな理由であれ、すっきりしない場合は、とてもお金をいただく気にはならないのです。毎回の仕事のお客さんとは、いつも真剣勝負です。お客さんのほうが「いやー、そこまでやってくれんの?ほんとうにありがとう」と言わせて、自分の勝ちです。先日の日記のお客さんのように満足してもらえなかった場合は、いかなる理由であろうと、敗北です。勝負はきびしいのです。負けると、身包みはがされるのです。とてもお金なんて貰って来れません。逆にお客さんを十分満足させると、つまり勝負を制すると、一円単位まで値引きせずに集金できるわけです。商売は、サービスと引き換えに人様のお金をいただく訳です。お金というのは自分の命を削って蓄えたものという認識が私にはあります。そんな人の命の分身を、粗悪な商品やサービスでお客さんから巻き上げる気持ちにはとてもなりません。むしろお客さんが私に支払う以上の価値の物を提供しようといつも心がけています。そういうわけなので、全く正直な話、あまりにもシビアに値切るお客さんに対しては、十分の熱意を持って仕事できないという理由で、お断りする場合もありますし、今回は行っても次回で、お断りする場合もあります。お金という命の分身を露骨に出し惜しみしようとする人に対して、私だって命がけの姿勢で仕事をする気持ちにはなりません。それでも、先日の日記のような一筋縄ではいかないお客さんがいるからこそ、技術やサービス、接客技術がレベルアップしているという事実は確かにあります。もちろんそういうお客さんは嫌なのですが、次回同じようなタイプのお客さんがきたとしても、確実に満足させる術は学習済みです。そういった意味では、本当に困ったお客様にもまた感謝です。畳の材料、施工の技術といった一番分かり易い部分も以上の点から、「お客さんに勝つ」という一番の目的を達成するための手段にすぎないわけです。「お客に勝つ」(お客さんを十分満足させる。金額以上の価値のあるものを提供する。心からのありがとうの気持ちを引き出すようなものを提供する)「お客に勝つ」「お客に勝つ」…商売って一言でいうと何かときかれたら…自営始めて8年目での認識は、上の一言に集約されます。
2007年05月25日
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一応、タイトルが「畳屋の楽屋裏」なので、差し支えない範囲で、その日の出来事に対する本音も書いたりします。昨日こんなことがありました。収めた貸家の襖を見た大家さんが、「雑だなあー、なんだべ、これで良いの」としきりにこぼします。実はその襖はワケありで、数回、ホームセンターの糊付きの襖紙を使って大家さんが自分で張り替えた経歴をもつ襖だったのです。しかも、今回もご自身で貼ろうとして途中まではがしたものでした。数度、素人がアイロンしあげの襖を貼ったりはがしたりした襖は、もう考える限り最悪の状態でしたがなんとか、形に仕上げました。それでも貸家の襖の張替えとしては、自分としては十分及第点の出来だったので、特に説明無しで、収めた訳です。結局、襖の状態を、説明して、そのガタガタの襖の2枚分の料金は受け取りませんでした。なせなら、通常は直せるものならやり直ししますが、うちの技術ではあれが精一杯だったからです。この方は、初めてのお客さんだったのですが、最初から違和感はありました。業務用の最初から安い張替えを、さらに畳み掛けるように値切る、行って見ると二階の襖をベランダから苦労して出さなければいけない状態なのに電話ではそのことを話さずにひたすら値切る、納品の予定を直前でキャンセルするわ…挙句クレーム…襖の料金要りません、といったら、軽く喜んだ風の彼女の表情が忘れられません。生まれて初めて言いました。「次回は、うちに頼まないでください」。まあ、お客さんもそのつもりかもしれませんが…その襖以外の工事の料金を受け取って、いつも以上に丁寧にあいさつして現場の玄関をでました。ただ、「すみませんでした」とは言いませんでした。こちらとしてもお客様は無条件で全員神様ではありません。とはいえ、いろんなお客さんがいることを今回も学習できたので良かったです。教訓は得ました(負け惜しみ…)。
2007年05月24日
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土曜日突然、新規の工務店さんからの電話。急ぎで畳2部屋作って入れてほしいとのこと。検査が火曜なので、当日の朝までに何とかしてとのことでした。採寸できるのが月曜で、それから急ぎで、畳床作ってもらって、夕方から作り始めれば夜の12時までは終わるな…と思って現場に行ってみると…こんな形の部屋でした…↓寸法の図面ですが、カクカクした部屋の形がわかるでしょうか?畳の枚数が5枚中3枚が厄物です。「こりゃ、今晩は遅くまでかかりそう」ということで、11帖終わったのが午前4時でした。ところで我が家の逢着機はミニミニサイズながらも一応はラインになっているので、四角い畳は量産できるのですが、それ以外の畳は全く手も足もでないことになってしまいます。それで、三角形や五角形の畳はほぼ手縫いになってしまい、とんでもなく時間がかかってしまいました。今朝、緊張の敷き込みです。変形の畳は寸法を超シビアに作らないと納まりません。ドキドキです。ホッ…うまくいった…あー良かった良かった。美容院の着付けの部屋だそうです。お客さんが出入りする部屋なので、ばっちり入って良かったです。拡大現場にいたサッシ屋さんに「技術賞だな」とほめられました。しかし、請求書の「変形畳の加工賃」は踏み倒されました(爆)まあ、市松表使ってもらって利益は出たし、次の仕事もくれると約束してもらえたので、オッケーです。大変な仕事でしたが、棟梁も今までの畳屋さんに頼むか、うちに頼むか迷ってギリギリになってうちにきたのだと思うとありがたいです。ちなみに二階の畳洋間の続きなので、薄い無地の縁にしました。
2007年05月22日
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なんだか、今週後半は、体が羽が生えたように軽い!!先週は、わずか4日の期間で家の田植え、畳の現場4つ、畳の帖数で○○枚、障子○○枚の張替え、それぞれの納品と普段なら絶対無理そうな仕事を納めました。その後2日間、ぎっちり休んだ後、仕事を再開。すると…おおっパワーアップしている。最低3割は増量馬力が上がってます。こんなに体にキレを感じるのは久々というか初めてだ。先週の無理で、自分の意識の中の限界値が上がったのかも。 でしっかり休んだのも良かったのか?たまに、自分自身にぎりぎりいっぱいの負荷をかけてみるのも悪いことではないと思った。
2007年05月20日
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初めてです。今回の畳工事のお客様は、八代に友人がいて、畳表を送ってくれたのでそれで表替えしてくださいということでした。でも、持込なんてはじめてて、価格ではちょっとだけ悩みましたが、そこもきっちり設定しお客さんに説明し、今日から工事開始です。実は私の住んでいるところには大きな製紙会社があって、そこの会社が八代にも工場を持っている関係で、今回のお客さんは長いこと八代にかつてお住まいでした。そのときの八代のお友達と今でも交流があり、いろいろな土地の物を贈ったりもらったりしている間柄なのだそうです。で、果物や野菜を贈る感覚で、八代名産の畳表を去年送ってこられたそうです。今年の7月にそのお友達が家族で来られるそうで、来る前に畳をやりたいということでした。それにしてもなんだか緊張するー…産地の生産者の方々が、私の工事した畳を見て「うちの畳表をこんなザマにつけて」なんて思わないような仕事をしないと!…っていうか、いつも通りにやればいいんだけですけどね。別に普通の表替えだし。変に気張ると大体失敗するし。お客さんからお預かりした畳表↓本間物(長尺用)のヒゲの長いキレイな表です。ツウ好みのシロクチです。ご主人は「なんだかあんまり青くねぇな」などと言っておられましたが、いえいえ、こういう状態のものこそ逆に青みが長持ちします。自分的には、いい塩梅に熟成されてると思います。完璧な寝かせ具合です。つけてみた↓ピンクの縁がまぶしい。まずは初日の工事、お客さんに喜んでもらったので良かったです。36帖中20帖終了です。
2007年05月18日
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15日2件目の現場なんと畳の部屋が5部屋です。枚数は44枚と半畳2枚。畳表の状態がよかったので茶の間以外は裏返しでした。4部屋続きは茶の間から通して見ると壮観です。運動会ができます。床柱と大黒柱部分の切り欠きが7個ありました。畳表をそのまま使うので、カットされた畳表を生かすのに結構悩みましたが全部生かせたので良かったです。茶の間の表替え。□畳表替「おすすめ」 茶の間は耐久性に富んだこのクラスがおすすめです。敷き込みは夕方からでしたが、ここのご主人さんが「何時までかかってもいいからゆっくりやってね」と、温かい言葉をかけてくださいましたので、じっくり丁寧に敷き込みさせてもらいました。7:30頃終わりました。おみやげにりっぱな竹の子をいただきました。ありがとうございました。それにしても怒涛の4日間でした。周りを巻き込みながらもやればできるものです。周囲の協力に感謝です。
2007年05月17日
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おとといまでの仕事をアップまずは…4部屋分の畳表替えと障子の張替えの現場□畳表替「市松」通し部分の撮影。森さんのブログまねしてみました。なんとか柄があいました。ちなみに縁の柄は合わせてません。あとは特大の障子もありました。2.5メートル×1.3メートルで、リーチの短い自分では一人で持てません。30センチの大黒柱と床柱のある立派なお宅でした。地味目の縁の効果でハデハデの市松もしっとり落ち着いて純和風の座敷によくなじんでました。
2007年05月17日
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今(15日の23時)、ものすごい開放感に浸ってます。やっと終わりました。ここ数日間、予定が大変なことになってしまいました。2日間の我が家の田植えの他に、ハウスクリーニングが終えるのを待って畳の敷き込む段取りの現場がほぼ同じ日にほぼ同じ日になってしまいました。それぞれ約40帖つづの畳があり、しかも片方の現場の畳はまだ手付かずの状態です。そしてさらに約20本の障子、別件の畳が2部屋分… これらを全て15日の夕方まで終えなくてはいけないという…まあ、適当な予定をくんでしまった自分が悪いんですが…しかし幸いにももう片方はすでに搬入済みで、さらにもう片方の手付かずの畳も工場に持ってきています。日中は田植えで、畳と障子はいつやる? 紙に細かいここ数日間の予定を書いてみる…とりあえずは、工場での仕事は、早朝と夜で時間的には可能そうだ。ただし、食事と睡眠以外のことをやる時間はゼロだ。精神的にも肉体的にも限界と思ってたところを今回また更新してしまいました。なんとか、予定をこなす事ができました。明日は久々の休みで、体と心を開放してきます。
2007年05月15日
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うちの畳の商品名。けっこう悩んでつけてますが、結局「そのまんまだろ」ていうのに落ち着くのがほぼ全部。その中に「おすすめDX(デラックス)」というのがある。ちなみにワンランク下の商品は只の「おすすめ」。 しかし文字で見るとなんて恥ずかしい名前だ。だいたいデラックスなんて言葉のつく品物なんて今どき存在してないです。でも自分の中では、デラックスという響きは、やはりデラックスな訳で、これ以外の言葉でデラックスを表現できる言葉は絶対存在しないんです。 やっぱデラックスで良いんです。今日はその「デラックス」の畳替え。20年ぶりの畳替えで、部屋全体が「デラックス」になりました。お客さんも「デラックスだわー」と(多分)思いました。タオルで空拭きしたらデラックスなツヤが!!
2007年05月11日
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市松表で畳替え。この種類は、しょっちゅうは出ないものの定期的に売れます。こんなやつ↓いつも市松表の場合、縁は迷うのだけど、今回は激シブの柄をお客さんが選ばれました。結構いいかもしれない…今日、作って現場に搬入しました。数日後、ハウスクリーニングが終わるのを待って敷き込みです。とんでもない大黒柱と床柱のある10帖+8帖の純和風の和室です。おとといアップの畳と同じ家です。全部で畳34帖あります。敷き込み楽しみ~。
2007年05月08日
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室内で犬を飼っている、というので、なるべくある内で丈夫なやつを選んで施工しました(同ランクでも数種類のものが在庫してたりする)。丈夫さ一番はこれ↓問屋経由の表です。問屋が市場で競り落としたやつだと思います。品種は、熊本が10年かけてつくったという「ひのみどり」のイグサで織ったもの。逢着して空拭きしてみた↓ツヤがぴかーっと出ました。ツヤがよいのはイグサの表皮が厚くて丈夫な証(だと思ってます)。この畳表、目方がなんと2,4キロもあります(このクラスでは2キロ前後が普通)。重さがあるということは、一本一本のイグサの内部の密度が高いので重く、それだけ強度があるということです(個人的な考え方です)。この「ひのみどり」、耐久性に関してはいろいろ言われてますが、この畳表のようにめちゃくちゃ丈夫なものを時たま見つけることがあります。恐らく、ある条件下で育った「ひのみどり」はどの品種のイグサよりも強靭ではなかろうかと思います。なんたって、草が「ぷりっ」として、「ぴかっ」と光るのです。もちろん全部の「ひのみどり」がそうではないのですが、この「ぷりっ」「ぴかっ」なものが入荷したときは、あるだけ全部買ったりします。今日施工の畳はそんな品物です。欲を言えば、もう一年以上寝かせて色気が、青緑→青白に変わってから使えば自分的にはベストでした。とはいえ、個人的には昔ながらの在来イグサの畳のほうが好きだったりします。ヤマブキ色にやけるのがイイです(ひのみどりは乳白色に焼けます)。しかし、こんなイグサの品種がどうたらお客さんに話しても、ポカーンだろうから、ブログで寂しく独り言です…。
2007年05月06日
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襖紙の種類に「鳥の子」というのがあります。由来は、紙質が鶏卵に質感が似ているからだそうです。その「鳥の子」もさらに種類があって、1, 本鳥の子・・・・・・・・・手漉きの和紙2, 鳥の子・・・・・・・・・・機械漉きの和紙3, 上新鳥の子・・・・・・・・機械漉きの和紙。鳥の子の普及品バージョン4, 新鳥の子・・・・・・・・・パルプ製。アパートなどによく使用される。で、うちでは、新鳥の子以外は定番に入れていなかったのですが、ぜひ鳥の子でお願いしますというお客さんから注文いただきまして、今回「上新鳥の子」で貼り、今日納品しました。この鳥の子、本当に施工がシビアです。下地の状態がそのまんま出ますし、ちょっとでも手とか作業台が汚れてたりすると、ばっちり紙が汚くなります。言ってみれば障子紙のような感じです。そういうわけで昨日は、この鳥の子の襖を貼るのに、全身をセンサー化してやりました。こんな感じに納まりました。写真で見るとあんまり分からないけど、糸入りの襖と違って、繊細で優しい感じに仕上がって悪くなかったので、定番にしようかと思います。問屋が休みなので、失敗は絶対許されない現場だったので、結構なプレッシャーでしたがうまくいってホッとしてます(頼りない襖屋だ…)。
2007年05月05日
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今日、倉庫の整理。3~4年越しの不良在庫の畳表が結構ありました。3,4年で、畳表ってだめになるのか、というと、必ずしもそうではなくて、その畳表のグレード、個性によります。上級品になると、3,4年目になると、緑色から薄緑、品種によっては白色の落ち着いたなんとも言えない味わい深い風合いに熟成されていきます。しかし…これが普及品以下のものになると事情が違ってきます。なぜか、時間が経ちすぎた普及品は、上級品のような風合いが出ないのです。単純に青みがなくなった畳表としか言えない感じになります。もっとも、全ての普及品がそうではなくて、今回の在庫の中には、良い感じに熟成感の出ていたものもありました。品種、イグサの本数や太さ、刈り取り時期、製織の時期などいろいろな要素で違ってくるのかもしれません。今後、普及品以下のクラスは、在庫しないで仕入れたらすぐ使おうと思います(麻糸クラスのものは基本は1年以上熟成させます)。3,4年前は、この普及品クラスの畳表を主に業者用として沢山使いました。しかし、付き合いのあった工務店とかリフォーム会社の相次ぐ倒産、あと、単価の下落で工務店が一般住宅の畳でさえアパート用を指定してくるようになりました。それでこのクラスの畳表が結構使われずに倉庫に眠っていたというわけです。この青みの飛んだ畳表…50枚か60枚はあった…どうしましょう…
2007年05月01日
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