和邇乃児之庭

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2014/08/14
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カテゴリ: 本・読書
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デザイン会社に勤める由人は、失恋と激務でうつを発症した。社長の野乃花は、潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。死を選ぶ前にと、湾に迷い込んだクジラを見に南の半島へ向かった二人は、道中、女子高生の正子を拾う。母との関係で心を壊した彼女もまた、生きることを止めようとしていた。苛烈な生と、その果ての希望を鮮やかに描き出す長編。山田風太郎賞受賞作。(「BOOK」データベースより)
***

前作「ふがいない僕は空を見た」よりも的が絞れていて、その分とにかく容赦なく、グサグサ心に刺さりまくるから要注意。

終章、3人を泊めてくれた家のおばあちゃんの台詞で、目も鼻もぐじゅぐじゅになっちゃいました。

「・・・生き残った人ができるのはそいだけじゃ。」ってね。

1、2章が新潮社《yom yom》の連載で、そのあとが書き下ろしっていうつながりが信じられない完璧なまとまりぐあい。私の中では要注意作家に急浮上です。


この2作は構成もトーンも比較的似通ったものになっているので、違ったものがあるのかどうか、気になり始めています。


ハートブレーク度★★★★☆





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Last updated  2014/08/14 10:38:24 PM
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