和邇乃児之庭

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2018/01/19
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カテゴリ: 本・読書
いつかは起こると言われている東京直下型地震。
それが実際に起こったら、という想定の小説は他にもあるだろう。

その地震を、コンピュータシミュレーションでかなり正確に予知できたと信じられたとしたら・・・、
どうする。

そういう設定は珍しい。

神戸の震災で人生が変わってしまった3人の幼馴染。
非主流の若き地震学者、防災派の議員秘書、自らを助けた人物に憧れてなった自衛隊員。

それぞれが、重い過去を背負いながら危機に対して力を尽くす。
強大な自然の脅威に、東京はどう立ち向かうのか!



著者は元日本原子力研究所の研究員。
理論ベースのシミュレーションに基づいた展開がリアルに胸に迫ります。

消防隊員、石油プラントの職員、民間の地震予知連の会長、娘を心配する母親、かつて一度世間から姿を消した老地震学者、東京都知事、など群像劇の側面も。

映画になっていないのが不思議に感じるストーリーテリングで、きっとその企画はあったはず。
おそらくこのあと東北の震災があって、お蔵入りになったのではと推察します。

心構え度★★★★☆
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Last updated  2018/01/19 10:47:20 PM
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