和邇乃児之庭

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和邇乃児 @ Re[1]:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) みっしーさんへ いつもコメントありがと…
みっしー@ Re:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) 素晴らしいですね 坂の町東京
和邇乃児 @ Re[1]:こじらせさん、いらっしゃい(03/02) みっしーさんへ テオティワカンでは実際…

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2021/09/05
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カテゴリ: 本・読書
主人公は、米軍特殊機関の大尉、クラヴィス・シェパード。
「後進国」で繰り返される内戦や大規模虐殺の現場に必ずその影が見える謎の人物、ジョン・ポールの暗殺を命じられてチェコへ向かったクラヴィスだったが、そこで彼を待っていたものは・・・

******

近未来の社会環境と軍事装備、ジョン・ポールが語る「虐殺器官」の秘密等は間違いなくSFの様式であり、そこにリアリティを与える文章技術も特筆すべきこの小説の魅力ではある。

けれど読者の心に残るのは、もっと普遍的な現実的テーマだろう。

作品中で繰り返し語られるのは、
『人は自分が見たいものだけを見る。自分が信じたいことだけを信じる』というフレーズだ。

今この時にも同じ問題を抱えたまま身動きが取れない我々と主人公の心情は、容易にリンクしてしまう。
この小説は読むタイミングを誤ると危険なので、精神的に安定しているときに是非。



大森望氏の解説の最後で、ボロボロに泣かされた。
いやもう、勘弁してよ・・・

ピザとバドとモンティパイソン度★★★★☆
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Last updated  2021/09/05 12:56:45 AM
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