2004.11.04
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カテゴリ: 馬鹿と煙は
昨日の星からの連想で、Etoir 広場の凱旋門の話を書くことにしました。もちろんパリの話です。

ここがEtoir (星)と呼ばれる理由は、凱旋門に登るか、あるいは飛行機からこの辺を見渡すと、よく分かります。凱旋門の周囲が特大のロータリーになっていて、これを中心に四方八方に向かって道路が延びている姿が、星を思わせるからですね。

昔々、英語の授業で、エドワード・ホール(文化人類学者)の空間把握に関する論文を読まされましたが、そこにもフランス人の空間把握はスター・システムであると書かれていました。つまり全てが中心と直線でつながってネットワークを構成するというような中央集権的な形態です。確かにパリの街を見ていると、平安京のようなグリッド・システムとは違う空間把握のやり方であるということは感じられます。

フランスはこれが徹底していて、例えば郵便物も一度パリの中央局に集約されてから、各地方にディストリビュートされる。そうすると、隣の県に出した手紙より、遠くのパリに出した郵便の方が先に届くというようなことが起こる。プロバンスの郵便局で、どの地方まで郵便物が何日かかって届くかを示す図を見たことがありますが、まさにこの原則通りの色分けでした。まあ、それは何十年も前の話ですから、今は少しはシステムに改良が施されたかもしれないけれど、そういう形に交通網が構成されていたのは確かですね。

041104_Etoir1
凱旋門の上から、周囲を眺める人々





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Last updated  2004.11.05 23:06:05
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