次のレイアは歌詞の解釈と、それに伴う曲の作り方。例えばGretchen am Spinnrade (糸を紡ぐグレートヒェン)。これはそもそも暗い曲なのか?とキザコは問います。実はそうじゃない。初めて恋心を抱いて、自分の心の動きが理解できずに呆然としているグレートヒェン、思わず窓の外に彼の姿を探し求めつつ、でも糸車を回す手は無意識のうちに動かしている。そういう経験は誰でもあるでしょ?それは決して暗いものでは無い。(後に破局が待っているとしても。)グレートヒェンの心の動きをキザコは的確に解説し、それに応じた歌としての表現も示して行く。