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衝撃の数値 この連休、少し時間があったので、ネットに上げられた原発事故関連の いろいろな資料や情報に目を通した。 セシウムなどは、単位が互換できない面積当たり、体積当たりの表示が混ざっていて 素人の私には難しかった。 それでも、国内、国外のデータを付き合わせると、目がくらくらしてきた。 東京や千葉も、想像以上の汚染なのだ。 一体どうなってしまうのだろうと、正直思う。 千葉県の財団法人・日本分析センターによれば セシウム134・137の地表蓄積が、それぞれ53000Bq/m2。 4月14日の値で、千葉はチェルノブイリの第三汚染地域クラスという。 小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)は 3月15日の東京で、セシウム137が130Bq/m3と測定している。 これは、チェルノブイリの被害で25年前に飛んできた同物質の 数千倍だとのこと。 ドイツへ避難した248人の内部被爆を計測したユング博士は 福島の南150キロから避難してきた人の線量が0.7mSvあったという。 さらに愕然としたのは 文科省が5月6日に公開した航空モニタリングの結果。 セシウム137の地表蓄積値が 30km圏外にある福島県飯舘村を含むエリアで3,000,000Bq/m2。 チェルノブイリの強制移住地区の数倍高いことだった。 汚染した空気を吸い込む内部被爆は怖い。 5年後、10年後が心配だ。 0~5歳の幼児の危険性は、30歳成人の四、五倍である。 50代を過ぎると、放射線への感受性は鈍くなる。 飯舘村から帰った森住さんの写真ブログを見た。 胸が詰まる 森住卓のフォトブログ ↓ http://mphoto.sblo.jp/article/44708053.html ここに写っている飯舘村の子どもたちが なぜか20年前の我が子に見えて…… 胸が苦しくなる。 どうか、子どもを無傷で大人にしてあげて欲しい。 ネットでは今、署名運動や、海外メディアへの訴えを拡散している。 ↓ http://www.mscr.jp/?eid=3 東京に通う20代の我が子や姪、親せきの子も気になる。 私を基準にすれば5倍の放射線の感受性がある。 せめてマスクをと思う。 ヨーロッパからの算定で、向こう10年 福島原発によるがん患者の発生は20万人と聞いた。 放射線は動物ばかりか、バクテリア、ウイルスまでも変異させるという。 福島の事故発生以来、こうした情報は専ら外国からのものだ。 日本の政府は放射線の怖さを伝えてはくれない。 深刻な事態に頭がくらくらする……。 写真はパン3種。息子2と姪は板チョコ入りが好き。 3号機の原子炉圧力容器の温度が上昇しているというのに パンを焼く平和は本物なのだろうか……。
2011.05.09
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後で必ず来るものは… 「直ちには健康に影響はない」、枝野節はもうたくさんだ。 低線量放射線被ばくでもがんなどの健康障害は起きる 米国科学アカデミーや国際がん研究機関からの報告がある ↓ http://www.nuketext.org/topics3.html文字 一般公衆の被ばく限度は1年間あたり1mSv だったが 文科省が子どもの年間被曝線許容量の目安を20mSvに引き上げた。 この数字はICRP(国際放射線防護委員会)が緊急時に設定した 1mSv以下に収められない場合は 20mSv~100mSvにとどめるよう対策を講じるべきという数字だ。 この線量までなら安全という数字ではない 白血病の労災認定が、5mSvの被ばくから認められるし 100mSvに満たない被ばくで多発性骨髄腫にかかっている人がいる。 20mSvは、米国の原子力関連施設で働く人の1年間の許容量上限だ。 しかも、これは子ども用に設定されたものではない。 子どもは放射線に対する感受性が強いと聞くのに こんな緩い目安で心配するなというほうが無理だろう。 東京にもセシウムが飛んできており USTで原発の講演を見ていたら 幼児を抱える東京の母親が泣きながら講師に質問していた↓ 「原発・放射能を正しく知るために」田中優講演会 http://www.ustream.tv/recorded/14428383 こんなていたらくの社会に生きているのは、本当に不幸だけど 津波で生き残った人たちのように いざとなったら、何もかもかなぐり捨てて 見えない放射能からも逃げ出す勇気を、と思う。 シビアな話だけれど 後に必ず直視しなければならない現実が来るのだ。 写真は、バター控え目ピスタチオのクッキー 姪がアメリカのおみやげにピスタチオをくれた。 料理のときだけ、無心になれている……このごろの私。
2011.05.04
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