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何やらいろいろ内容がたくさんあった割に、一番印象に残るのはやっぱりベラスコだな。グリフィンは引き立て役というか、よくしゃべってピエロ役のように見えます。今のところ、ブルーノが指導役ですね。人数が増えて、誰を出すか、誰を休ませるかでぜいたくな悩みがありそうです。レイプ事件の容疑者が3年前に精子をクリニックに提供していたことがわかり、ブルーノとグリフィンが令状を取ってサンプルを取りに行く。しかし、ルーズベルト婦人科クリニックに到着するや否や、建物で爆発が起こりSVUの2人の刑事が対応に当たる。人的な被害はなかったが、ラボに保管されていた検体は灰となってしまった。爆弾は手製で、院長室とラボの間のトイレに仕掛けられ、FBIは中絶を行う医院と間違われたのではないかという。しかし、院長のムカルジーは不妊症のクリニックで、1万個の受精卵が失われたと肩を落とす。SVUは、自分のDNAを警察に入手されるのを拒もうとしたテッド・サイモンズが第一容疑者として話を聞くことにする。テッドは用心深く、DNAを採取されることを逃れていた。オリビアは爆弾を仕掛けるのはさすがに極端ではないかという。カリーとベラスコはテッドにもうクリニックからDNAを手に入れたと言い、FBIに爆弾班として疑いをかけられると脅す。動揺したテッドはレイプに関する供述を覆し、捜査に協力すると言って出されたペットボトルの水を飲む。殺人課から空きビルに女性の死体があると通報が入る。服を剥がされた女性の体には「あばずれ」と書かれていて、被害者は先ほどのムカルジー医師だった。爆弾はラボを狙ったのではなく、ムカルジー本人を狙ったのではないか。死因は首をらせん状のようなもので締められた絞殺で、ムカルジーは夫クリス・クレメンテと離婚訴訟中であることがわかる。夫妻は結婚して12年になるが、3ヶ月前にムカルジーの方から離婚を申したてていて、2人は別居中だった。ムカルジーの離婚弁護士オルソンに話を聞くと、妻側は和解を望んでいるのに、嫉妬深い夫は妻の不貞をでっちあげ、和解を拒んでいるという。配管工の夫は妻の慰謝料を狙っているのだろう、妻の稼ぎを飲んでしまうような男で、バーで喧嘩をして相手の首を絞めることもあった。こうなると、夫は遺産を手にれることになる。しかしクレメンテは妻の浮気のことは知らないようで、妻を愛していたという。仕事で使うオーガーという配管のつまりを除去する道具を持っていた事から押収するが、クレメンテは妻は脅されていたと証言する。ムカルジーのクリニックには、「反出生主義」の活動家がビラを送りつけたり、抗議活動をしていた。彼らの主張は、人生は苦しみであり出生は苦をもたらす、同意なき出生を終わらせるというもので、次の活動が予告されていたためSVUが現場に向かう。若いメンバーが多い中、年長者の男が警察官を見て逃げ出したので逮捕する。逮捕されたカーク・ヤングは53歳で、メンバーの女性ローデンと交際しているという。カークは過去20年で治安紊乱罪で10回も逮捕されており、しかも逮捕されたのは、社会に変化を求めるさまざまな抗議活動の場だった。オリビアはカークに大義を求める意図はなく、単に若い女性と知り合うためなのではないかと追及する。あっさり認めたカークを見たローデンは、仲間のオータムをカークが殺したという。オータムは反出生主義を信じ、不安で落ち込んでいたのでカークに殺してくれと頼んだ。カークは寝ているオータムの頭を撃ち、ブロンクスの公演に捨てたという。SVUは殺したのは別の理由ではないかと考え、カークのトレーラーを家宅捜索したところ、オータム殺害の凶器の銃を見つける。殺害されたオータムは妊娠しており、カークをオータム殺害容疑で逮捕する。しかし、カークにはムカルジー殺害時のアリバイがあった。クレメンテのオーガーからは妻のDNAは検出されず、らせん状の模様も傷跡と一致しなかった。ムカルジーの携帯を調べたところ、殺された日に別の離婚弁護士と会う予定があったことがわかる。和解を望むムカルジーはオルソンを切ろうとしていた。2人目の弁護士クルーガーによると、オルソンは離婚訴訟においてカネのために敵対的な手法で引き延ばしもつれさせようとしていたという。改めてオルゾンに会いに行くと、先日会ったオフィスは知人のオフィスを借りていたことがわかり、オルソン自身のオフィスはムカルジーの発見場所の近くにあった。オルゾンは金銭的に切迫しており、オリビアはカリシにオルソンの背後を探るように頼む。オルソンは酒に溺れ、ムカルジーの裁判では遅延に次ぐ遅延で、判事からは制裁寸前、判事はムカルジーに別の弁護士を探すよう薦めたほどだったという。オルソンは架空の未払い弁護料を理由にムカルジーの不動産に10万ドルの留置権を設定しており、逮捕状を取るには十分だ。ベラスコがタイナン刑事局長に呼ばれることになり、オリビアに懸念を伝える。自身もタイナンに報告しなかったオリビアは、私のことは心配しなくてよいと答える。タイナンはベラスコに正式にDEAから潜入捜査の要請があったことを告げ、しかも次はサンディエゴだという。ベラスコはオリビアがフィンのいない今、困らせたくないという。オリビアは自分への忠誠心で残るのではなく、ベラスコの力を発揮できる場所にいるべきだという。ベラスコは決意を固める。オルソンのオフィスに家宅捜索が入り、凶器とみられるオーガーを押収する。カリシは同業者の不正にショックを受ける。押収されたオーガーから被害者を示す証拠は見つからなかったが、首の傷跡とオーガーのらせん状の形は一致した。カリシは取り調べを裁判の形で行うといい、弁護士のオルソンにアドバイスが欲しいと持ちかける。当該事件を当てこするような話をするカリシに、印象操作のための中傷だと指摘し、証拠にはならないという。唯一の証拠はオーガーの形状が被害者の首の傷と一致することだが、オルソンはこれまでの警察の捜査が行き当たりばったりだと批判する。しかし、ブルーノが家宅捜索でオルソンのオフィスのクッションの中からムカルジーの血を見つけ出したことを告げる。オーガーを漂白剤で拭き取り、カバーは洗ったのに最後に見逃した。オルソンは取引を持ちかける。ベラスコは自宅で休養するフィンに感謝を伝える。何だか、カリシがムキになっているのが変な感じがしました。もともと、オルソンと因縁があったのならわかりますが、弁護士の風上にも置けないとばかりに、悪徳弁護士の退治に一人立ち向かうという感じ。逆にオルソンに反論されて、カリシがムキーっとなっているのがいつものカリシらしくなかった。私は最初からこの弁護士が怪しいと思いましたよ。ただ、爆弾を仕掛けた事の裏付け、証拠が見つかっていないのは不十分では?クリニックの防犯カメラのチェックとか、オルソンのネットや携帯の追跡などもしないとね。それよりも、ベラスコがついにSVUを離れることに。どこか、大リーグへ出て行くプロ野球の選手みたいな印象があって、地元に貢献する警官になれとか言っていたけれど、本人は潜入捜査がしたいのだなと思いました。オリビアもステイブラー以降、パートナーの男性刑事や検事補を送り出してきたけれど、部下としては育てて背中を押してやるのは初めてではないかな。ベラスコもボス思いの熱い刑事になりましたね。危険な任務で殉職しないのを希望します。フィンもまさか出てくるとは思いませんでしたが、ベラスコからしたら「ボスを頼みます」という事だったかな。ちなみに、妻のフィービーどこへ行った?反出生主義というのが本当にあるのですね。哲学的な話題のようですが、少子化とかは無関係なのでしょうか。コンドームを配るくらいなら、理解できるのですが。
May 1, 2026
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『彼女』まあまあ、想像できる内容でした。長くレギュラーをやっていた人のゲスト出演ですからね。なぜ今頃?というのはありますが、個人的には恐らくご本人の事情によるものではないかと思いました。制作側は彼女にずっとラブコールを送っていたのではないかなあ。監督はロッキー・キャロル。NCISを去った(Rule 91)後、ビショップは極秘サイバーチームを率いて世界で極秘作戦に就いていた。偽情報のネットワークを阻止し、インフラを再構築して多くの人を救う。しかし半年前にウクライナの拠点が急襲され、チームは姿を消した。その後機密データの流出が始まり、米露関係の機密文書が盗まれる事がビショップへとつながり、指名手配犯としてNCISエリートが追うことになった。ビショップがアメリカに戻った証拠があるという。国防総省のマーシュは機密情報の中に追跡ソフトを仕込んだおとりファイルがあるので、次にビショップがファイルを盗めば位置がわかると説明する。ナイトは家族同然のビショップを追う事になり、自分は任務から外れるべきではないかと問うが、逆にビショップと親しかったトーレスを監視しろと命令される。帰宅したトーレスが侵入されたと異変に気づき、マクギーに相談する。自分には覚えがない、アップルフリッターを食べている写真が置いてあった。マクギーはその写真の事をビショップが言っていたという。ナイトは、マクギーとトーレスにNCISエリートの任務がサイバーテロの容疑者であるビショップを逮捕する事だと明かす。トーレスはヴァンスから半年前にビショップのチームが襲われた事を聞いていた。ヴァンスは特に親しかったトーレスがビショップと接触をしたのか、と問う。もし、接触したのなら報告する義務がある。盗まれたおとりファイルが開けられたという報告があり、エリートチームが出動することになった。ヴァンスは情報が入れば知らせるというが、トーレスはもうパートナーではないと言って早退する。トーレスはビショップが現れるのを予測しており、姿を見せたビショップに報告しなければならないと警告する。しかし、トーレスはビショップに注射を打たれて意識を失う。エリートチームが突入した場所には女性の死体があった。元CIAの分析官だったアニー・ポーターで、極秘サイバーチームに入り、ビショップのチームメイトとなった。首を折られており、プロの仕業とみられる。検死をしたジミーからビショップはトーレスの「フリッター事件」の事を聞く。ビショップはトーレスを椅子に縛り付けると、話を聞いて欲しいという。自分は国を裏切りロシアに寝返ってはいない。国防総省のデータを盗むのには理由がある。半年前にチームが急襲されるまで、自分たちの居場所は誰も知らないはずだった。ビショップは国防総省の誰かに裏切られたと考えたという。内部告発は誰も信用できなくて、できない。それでトーレスの自宅に侵入しファイルをダウンロードしたが、それにはおとりファイルが含まれていた。5年前詳しい説明もなく別れた事に、トーレスは怒っていた。今も気持ちの区切りを探している。ビショップは自分を追い込むためにチームを離れなければならなかったというが、トーレスは信じず、何か隠しているのだろうという。ビショップは別れを言えばトーレスに引き留められて、残ってしまうのが怖かったのだと答える。ビショップに連絡が入り、チームメンバーだったアニーが死んだという。おとりファイルを渡したばかりに、居場所を突き止められた。他のチームメイトは、ウクライナ軍出身のパトリシアが半年前の急襲で死亡し、ジョナサンは居場所がわからなくなっている。自分が守るべきチームが今やNCISエリートから追われ、ビショップはトーレスに力を貸して欲しいという。そこに、ナイトが現れビショップと争うが、トーレスは2人を止める。ナイトは今出頭すればビショップを助けられるというが、ビショップはそうなれば内通者を探せなくなるといい、トーレスはビショップを選ぶ。ナイトもチームとしてトーレスを信じると決断し、ビショップが国防総省の本物のファイルを入手する方法を探る。そのためには、ビショップ本人がNCISに潜入し、マクギーの力を借りMTACでファイルをダウンロードしなければならない。死体袋に入ってモルグに入り込んだビショップは、パーマーやケイシー、マクギーとの再会を喜ぶ。ビショップはマクギーにNCISを辞める理由を言わなかったことを謝る。マクギーは理解を示し、踏み出すには勇気がいる、別れは言えなかったが責めてはいないという。ケイシーはアニーのPCを分析し、チーム内に内通者がいたようだという。ということは、残っているジョナサンということになるが、隠しファイルにはビショップとジョナサンが結婚していたという証明書があり、話は微妙になった。ファイルを入手したはずのマクギーがビショップに注射を打たれて、倒れていた。直前にビショップはメールを受けていたらしく、無言で姿を消した。それでもトーレスはチームを守ろうとするビショップを信じるという。夫であるジョナサンが内通者なら、ビショップはもう脅威ではない。ケイシーがビショップに貸した上着には発信器が仕込んであり、場所を絞り込む。ビショップに届いたメールは彼女を呼び出すものだった。ビショップはジョナサンと本物のファイルを交換する目的で出向いたが、身柄を拘束されてしまった。取引相手は死んだはずのパトリシアで、より多くの報酬と力を約束されて内通者となったよいう。ジョナサンはパトリシアに囚われ、この近くにいる。その時パトリシアのPCがハッキングされ、トーレスとマクギーが現地に到着する。トーレスは倒れているジョナサンを救い出すが、パトリシアと対峙し撃たれてしまう。その場にNCISエリートも到着し、パトリシアを逮捕する。ジョナサンとビショップはチームのための契約結婚で、トーレスも防弾ベストで助かった。国防総省のマーシュは、パトリシアが死を偽装して自らのチームを持つようになり、背後に黒幕がいるという。ビショップには問題が残るが、ヴァンスはすでにビショップは姿を消したと答える。ビショップはジョナサンと共に、パトリシアに狙われた仲間に警告し黒幕を阻止するため去って行く。チームには今度こそお別れを言い、トーレスとは言えなかった別れの言葉を交わす。見え見えの展開なのですが(「カサブランカ」的)、まあ無理矢理まとめましたね。久々のビショップは逃亡犯なのに、ゴージャスなヘアが印象的。元々ビショップの行き先については、ある程度ヴァンスには知らされていた感じがしました。トーレスは半年前には、ビショップの情報を知らされたわけで、複雑な気持ちだったでしょう。トーレスが5年間も区切りが付けられなかったのは、このエピソードをするためだったというわけ。ベッドシーンは今回撮ったのかな。あの国外?への移動をサポートするのはNCISなのか、それとも元の雇い主(CIA?国防総省?)なのかわかりませんが、サイバーチームの横のつながりはありそうです。エミリー・ウィッカーシャムさんが降板した理由はわかりませんが、その間に再婚してお子さんを2人出産されているし、他に出演作品もないし、彼女自身も区切りを付けたい気持ちはあったでしょうね。残っているメンバーとの再会は、肯定的で良かったですね。パーカーはあえてお休み、これも当然でしょう。ダッキーがいないのは触れて欲しかったけれど、これで義理を果たしたという感じかな。だから?という感じですけど(笑)、今シーズンの大きな話題として良かったのではないでしょうか。それにしても、このエピソードは本国から2ヶ月遅れでの放送なので、本当に最速での放送はありがたいなと思いました。
April 29, 2026
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人数が増えたので、フィンは当分お休み(休職)という扱いでしょうね。それなのに、さらに新加入があるようで、賑やかな事です。メインは法律の権利放棄についての話題でしたが、常識的に考えたらわかるじゃないか、ということなのかどうかもよくわからなくて、淡々と見ていました。ただ、対立の構造は非常にわかりやすい。(笑)タイナン刑事局長がSVUに送り込んできたのは、過去に防犯対策課などにいて、ちまたでは「バットマン」というあだ名を持つジェイク・グリフィン刑事だった。グリフィンの父親はタイナンと巡査時代に相棒だった関係で、タイナンが息子に目をかけていたようだ。グリフィンは自らスパイではありません、と前置きし、タイナンの親心でSVUで学んでこいといわれたという。オリビアはSVUはチームで動き、被害者を重視することを忘れるなと忠告する。タイムズスクエアで、意識が混濁した女性がふらついていた。「何か悪いことが起きた」とつぶやき、アザがあることなどからレイプ被害も含めSVUが対応する。マヤ・モレティはファンドの幹部で、複数のドラッグを盛られたようだ。グリフィンはマヤの手首にあったタトゥに気づき、41丁目の会員制クラブ「センセイト」の会員ではないかという。カリーがIABにいた頃、ここは高級セックスクラブで警官が副業しているという話があり捜査が始まったが、本部から横やりが入ってうやむやにされたという。オリビアはグリフィンがタトゥに気づきながら、チームに黙って一人で調べた事に注意する。意識を取り戻したマヤが興奮して退院を急いでいることがわかる。オリビアらが急行するが、マヤはSVUの助けなどいらない、何も話すつもりはないと寄せ付けない。オリビアはグリフィンに被害者は心の整理が付いておらず、自分を恥じる気持ちがあって、話すには時間が必要だと教える。「センセイト」のオーナー、デレク・シンプソンは何軒かのクラブを経営していたが、経営が成功したのはこの店だけだ。カリーとベラスコが店に入り、協力を求めるがシンプソンは会員のプライバシーを盾に、協力を拒む。クラブの会員になるためには、同会員の推薦が必要で会費は5万ドルだ。匿名で会員が自由なセックスをするが、同意があれば違法ではない。会員には裕福で権力を持つ客がいるというが、麻薬密売やマネーロンダリングの温床ともなるだろう。シンプソンはフリン本部長とも交友関係があるようで、それがIABの捜査が中止された理由だろう。潜入するする方法を考えていたところ、グリフィンが自分の情報提供者を使うという。タイムズスクエアで観光客に偽のチケットを売るなど、いろいろ悪事をはたらくチーズという男は、グリフィンと因縁があるようで、人とのつながりを作るのが上手い。チーズのつてでロジャース氏の紹介をもらい、グリフィンとブルーノが「センセイト」の入会希望者としてクラブに入る。シンプソンは金持ちを装う2人を信じて、閉店後のイベントについても話す。そのためには同意書に記入しなければならないというので、ブルーノがその写しを持ち帰る。カリシはその書類を見て、あり得ないという。署名をすると、同意に関する全ての権利を放棄し、会員の行為は潜在的な訴訟を免れるということになり、レイプをしても訴えられることはない。問題は署名をした人はこの同意書に法的拘束力があると信じていることで、通報されることもなく、マヤのように諦める人もいることだ。ブルーノとグリフィンが閉店後のイベントで地下室に降りていくと、参加者は何らかの性的な行為をしていて、しかも著名な判事やバスケ選手、詐欺投資家などが見受けられた。女性客は同意しているとも思えない者がいて、ただ、このままガサ入れしても薬物が出てくるくらいのことだろう。オリビアはとりあえず、今夜は捜査を終了して帰宅するよう命じるが、グリフィンは単独行動を取り再び潜入した。2度目の約束破りは許せないとオリビアはグリフィンを追い出す寸前だが、グリフィンは最初に潜入したときに案内してくれた従業員が男に体を触られていたのを見て放っておけなかったという。その女性とこれから会うというので、オリビアも同行し話を聞く。イザベラはNYでの高給な仕事を紹介されシンプソンに出会った。最初は仕事をくれたりしていたが、結局はドラッグ漬けにされ、ドラッグをもらう代わりにもっと稼ぐ方法があると言われた。同意書にも署名しているし、逃げたら人生をぶち壊すと脅されているので耐えるしかないという。オリビアはイザベラを説得し、捜査に協力するよう求める。シンプソンの逮捕とクラブの捜索を行うが、人身売買の被害者と思われる女性たちがダニエル・オリンという弁護士の名刺を持って、黙秘するという。この女性たちはかつて売春婦として、その売春宿のオーナー、シンプソンに対する証言をさせようとしたジョーンズ検事補が関わっていた。その時に女性たちを弁護したのがオリンで、カリシはジョーンズに協力を求め。、オリンの欠格を申し立てることにする。罪状認否でオリンがシンプソンだけでなく女性たちの代理人になることはできないと訴えると、オリンはあっさり、シンプソン以外の代理人から降りると申し出る。ブルーノはセンセイト内のイベント動画を手に入れ、マヤが明らかに同意できるような状況でないのに男性たちに好きにされているのを見つける。この中の誰かがマヤをレイプしたと思われる。裁判でイザベラが証言台に立つが、オリンから同意書への強制や合意のない行為の証拠を求められ答えられない。シンプソンは性的な欲望を安全に自由に探求できる場所を提供しているだけだと証言する。ジョーンズは5万ドルの会費を払った女性はレイプにも合意したのかと追及する。オリビアは再度マヤを訪ね、例の動画を見せると、犯人を捕まえるのに協力して欲しいと説得する。マヤは自由なセックスを求めて高額な金を払ったのは自分とし、証言すれば職場や友人たちに知られて、自分の人生が終わってしまうという。自分を恥じ、自業自得だというマヤに、オリビアは私たちはそんな目で被害者を見る事はない、他の被害者も最初はそういう反応だったという。証言をすることで全てを変えていこうと励ます。マヤは証言することになり、クラブで見たシンプソンの言動を証言する。オリンは相変わらず同意書の話を持ち出すが、シンプソンに脅されたことがないのかと聞かれて、一度あったという。評決は、第2級売春斡旋罪、第2級性的人身売買罪、第3級規制薬物非合法販売などで有罪と下った。カリシはお手柄のジョーンズに異動をもちかける。グリフィンは二度の過ちをオリビアにわび、オリビアもイザベラの協力を引き出したのは、グリフィンの天性だったのかもと許す。グリフィン、わかりやすい奴。刑事は天職だと考え、スーパーヒーローを気取っていたというような人がSVUに務まるはずがないでしょう。言いたいことがあれば手を挙げて、というシーンは初めて見ましたね。オリビアの言うことをスポンジのように吸収する、単純で根は良い奴なのかと思いきや、見え見えの演技ということでしょうか。結局はタイナンの手先として、オリビアが何をして何を言うかを逐一報告しているわけですね。できれば失敗や落ち度なども見つけたいのでしょうが、こういう行動を続けているうちに、グリフィンはオリビアの仕事ぶりや人柄に感動し、感化されて最後はオリビアの側に立つのかな。それも、先輩のベラスコがすでに実践していますが、ベラスコは陽キャじゃなくて、影があって魅力的でしたよ。今なんか、貫禄も付いて絵になる男になってきましたよ。彼もまたDEAの捜査官からラミレスの潜入捜査に誘われ、オリビアにも秘密と言われたにもかかわらず、「ボスだけには」と打ち上げてしまう。さすが、長年かけて信頼関係を築いてきだけはある。そちらでの潜入捜査がメインのレイプ事件に重ならないのかなあ。ところで、検事局に新たな検事補ということで加わるのがS.W.A.T.とかシカゴMEDに出ていた人ですね。気の強いクセのある役柄が印象的かな。ただ者ではないということでしょうか。
April 25, 2026
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『天と地』クリスマスエピソードですが、いつものように全く季節感はなし。タイトルは「もろびとこぞりて」の歌詞なのですね。クリスマスプレゼントを盗んだ泥棒を探すというのが、無理矢理付いていましたが、まあ、パーカーの母親の死の謎がついに明かされる、というのがメインでした。さらに、ラストにサプライズが準備されていて、こちらがクリスマスプレゼントだったのかも。毎年、軍人の遺族を支援する団体TAPSがクリスマスのプレゼントを集め、基地を回っていたが、そのトラックが何者かに盗まれる事件が起こった。トーレスとマクギーは裏事情に通じるサミーに協力を求め、トラックを取り戻そうとする。パーカーの母親の墓を掘り起こし遺体を調べたジミーがパーカーに説明する。飲酒による交通事故でエレノア・パーカーが死亡したことになっていたが、ジミーは後頭部にパイプ状のものによる骨折の痕があり、元の解剖所見が正しく他殺だったという。しかし、ケイシーはDNAを調べたところ、パーカーとも妹のハリエットとも一致せず、死亡したのは別人だという。当時、埋葬した葬儀場はすでに廃業しているため、交通事故を報告したイリノイ州警察のレスター・バームに話を聞くことにする。バームは2006年に退職後、今も存命で東海岸をドライブ中であることがわかる。ケイシーは墓から見つかった謎の女性の頭蓋骨からデジタルで復顔を試みる。バームはトレーラーでアメリカ各地を回っており、NCISの訪問に快く応じる。パーカーの母の事故の新聞記事を見せると、どんどん記憶が失われていると言い、現場写真に写っているリリーについては、子供をこんな近くに野次馬と一緒に立たせているのは若さ故の愚行で、母の墓に入っているのは別人だというと、もしミスを誰かがしたのだとしたら自分を許せないという。バームからは有力な情報を得られないと判断したパーカーとナイトは一旦引き下がる。ケイシーが復顔した女性の瞳の色について話していると、ナイトはバームの車に飾ってあった妻の写真に似ているから緑にしてみたら、という。バームの妻は数年前に死亡したということだった。NCISとは因縁のあるサミーは人気のあるおもちゃを譲ってもらうという約束で、トラック強盗の捜査に協力する。昔の仲間の情報で、トラックの軍需品を狙っている奴がいることがわかったが、その父親が手強く怖いという。トーレスはその盗品について高値で買うと持ちかけろと指示する。バームの過去を調べると、妻のドナは3年前に確かにがんで死亡していたが、2006年の退職パーティの写真では、別の女性が写っていた。その女性の瞳はブラウンで、バームは最初の結婚のことを語っていない。ジミーとケイシーは、パーカーの父ローマンが殺された時に現場にあったグラスの口紅の持ち主と、エレノアの墓から見つかった謎の女性のDNAが48%一致したという。つまり2人は近親者ということになる。パーカーは復顔した女性の画像をデータベースで探す。イリノイ州警察の資料室から、1971年にバームが昇格したときの家族写真が届く。何と、そこにはドナではない別の女性とパーカーが幻覚で見てきたリリーが写っていた。交通事故現場にいた少女はバームの娘だったのだ。再度、バームのトレイラーを尋ね古い写真の女性について質問する。バームは最初の妻ジュディだといい、ある日ジュディは娘を連れて家を出て行ってしまった。娘の名前はリリーからネリーに変わっていた。バームは妻と娘を何年も探したが、ドナと出会い、前に進んだという。パーカーはバームに不信感を見せ、バームをNCISに連れて行くことにする。グラスの口紅の女性と50年前の身元不明の女性の検索に、ネリーまたはネルという名前を加えたところ、2年前に家系の遺伝子検査で検索して48%一致した教師がいたことがわかる。名前はペネロピ・ジョンソンで、ネリーはその母親だった。パーカーは自分の母の旧姓がジョンソンだったことを思い出す。パーカーが教師を訪ねると、リリーそっくりの少女が出迎える。少女の名前はエレノアで、祖母ネリーがパーカーを見て「オールディ?」と気づく。リリーことネリーがパーカーと一緒にいた時期は数ヶ月間だった。パーカーの母エレノアがジュディにピアノを教えていた縁で、やがてジュディはエレノアに夫であるレスター・バームから虐待されていることを打ち明けたという。ジュディはそのことをオールディに話す事をネリーに口止めした。やがてエレノアはジュディとネリーを逃がす事を計画し、ピッツバーグのエレノアの「はとこ」のコニーの家でかくまうつもりだった。しかし、2人でいるところにバームがやってきて、いつものように荒れて、エレノアは息子を家に連れて帰り、バームはネリーを仕事場に連れていった。エレノアはジュディ親子を助けに戻ってきたが、ネリーを取り戻すために2人はエレノアの車で出かけた。しかしバームは追突事故を起こして車を止め、エレノアは何とか脱出したものの、ジュディはバームに捕らえられ殺され、その後交通事故が通報されるのを待った。ネリーは警察で待っていたが、バームが偽装された事故で妻を運び出している頃、エレノアがネリーを連れ出しピッツバーグへ向かった。2人はトリードのモーテルに隠れていたが、追跡してきたバームに見つかり、ネリーは身を隠したまま、その後迎えに来たコニーに救い出された。その後、2人は隠れて暮らしてきたという。エレノアは自分の家族の元に戻りたがっていた。後年、ローマンはコニーの番号を見かけて、「リリー」について尋ねたという。コニーは知らないと答えたが、ネリーはローマンに会うことを決め、ローマンは事実を全てパーカーに話そうとしていたという。しかし間に合わなかった。パーカーは本部に戻り、バームに再度聴取を行う。バームはネリーを見つけたのかと問い、エレノアをその後どうしたのかはわからないという。パーカーは強引な方法でバームの口を割らせる。サミーからの情報でボルティモアに向かったマクギーとトーレスは、盗まれたトラックの中に暴行を受けたサミーを見つける。サミーはNCISの名前を出してなんとか助かったが、もうこんなことはごめんだと姿を消す。いよいよTAPSの子供たちにプレゼントを届けなければならないが、サミーが現れ、暴行を加えた男の親父から「間違えたので謝る」というメッセージと共に、プレゼントのおもちゃが戻ってきたという。オハイオ州のトリードの池からエレノアの乗った車が引き上げられ、ついにパーカーは母の葬式を行うことができた。ネリーも参列する。NCISエリートとして、ナイトに初めての任務が下る。ヴァンスは内輪のことなので内々に逃亡犯の名前を明かすという。それはエレノア・ビショップだった。To be continued...最後はネタバレしていなくて良かった~なるほどね、アビーは出演できないけれど、ビショップは出演できるわけです。それに「エレノア」かぶり。そもそもパーカーの母親がエレノアだったのも、伏線だったのか。しかも、ナイトのNCISエリートもスピンオフなのかなと思ったら、このためだったのか?だとすると、かなり用意周到な復帰となりますね。リリーやらネリーやら、幻覚やら実在の孫やらややこしくてオカルト的なものも想像したりして、かなり惑わされました。家系の遺伝子捜索で48%一致したのは、ネリー(口紅の主)とネリーの娘(教師)ということですね。娘は「エレノア」の母親ということになりますが、今回はややこしくなるのであえて顔を出さなかった?というか、リアル・エレノアちゃんはやりすぎだったような気もします。家族を捨てた母への恨みがあり、父ローマンも失踪の事実を知らされずにいて、父子の葛藤もあった、妹とも対立した。ネリーはローマンと会って、自分を犠牲にして他人を救おうとしたエレノアの性質がパーカーにも受け継がれたと知った。随分ひっぱりましたが、これで全てが解決しましたね。バーム役のブルースさんは超ベテランでイメージが良いので、あまりにもイメージが違う役柄でしたね。DV夫で他人の妻まで殺すけれど、娘には愛情を持っていたということか。パーカーはカメラを切って、非合法な取り調べをしたようですが、さすがにそれは見せてくれなかった。(笑)サミーは割に合わない仕事を押しつけられる役柄のようですが、マクギーやトーレスとそれほどケミストリーがあるとは思わないなあ。さて、逃亡犯ビショップにどんな秘密があるのか、ナイトがちらっとトーレスを見たのは何か絡みがあるのか、次週に期待です。
April 22, 2026
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シーズンプレミア。冒頭にいきなりあの人のお葬式ということで、驚きました。そのおかげで懐かしい顔も会えましたが、何だかもう辞めるのだの、キャリアの終わりだの、気になる会話ばかりでしたね。祝、ついにレギュラー入りしたカリー警部、そしてウェルカムバック、ロリンズ刑事。オープニングの人数が増えて賑やかですね。クレイゲン警部が亡くなり、葬式で懐かしい顔が集まる。新しい刑事局長キャスリン・タイナンがオリビアを好意的に受け止め、あなたの働き方を学ばせて欲しいという。アマンダはタイナンの評判について、彼女には政治力があるとオリビアに耳打ちする。葬式の帰り道、フィンが男女のトラブルに遭遇し関与しようとするが、逆に酷い暴行を受けて銃を奪われてしまう。フィンはブルーノとベラスコにブルックリン署の管轄であることを告げ、銃を取り戻して欲しいと頼む。民泊のアパートの部屋に窓から男が侵入し、宿泊していたエラ・パーソンズをレイプした。男はナイフを突きつけ叫べば殺す、とエマを脅した。その直前に急に電気が消えて暗くなり、顔はわからなかったという。アパートの管理人ホルヘ・ルイスはカリー警部の呼びかけに応えない。犯人はコンドームを使いDNAが検出できないだけでなく、室内は掃除や洗濯が行き届かないので犯人に繋がる証拠が得られない。オーナーのエリック・バーネットは昨夜は北部にいて留守だったが、SVUの呼び出しに応えて過去の記録を持って現れる。兄が海外にいるので犬の世話をしていたという。カリーはホルヘを探し出し、居留守を使ったのは非正規移民だからかという。身構えるホルヘにレイプ犯を逮捕したいだけだと説得し、アパートの防犯カメラの映像を見せてもらう。しかし、ホルヘは犯人とすれ違い、その顔を見ていた。エリックは昨夜のアリバイについて嘘を言っていた。ブルーノとベラスコは74分署の刑事から、容疑者としてクリケットという男を聞き出す。強引にクリケットを捕らえてフィンの銃について出せというと、銃はもっていなかったがフィンの財布を持っていた。女から買ったという。エリックの大陪審が始まるが、ホルヘは証人として現れなかった。やはり移民局を恐れているのか、オリビアはホルヘなしで起訴してもらい、何とか裁判までにホルヘを探し出すという。ところが、ホルヘの仕事先で移民局が大規模な摘発を行っていた。たまたまホルヘはその場にいなかったが、移民局の捜査官はホルヘには重罪の前歴があるので身柄を拘束するという。タイミングが良すぎるのは、エリックの弁護士がホルヘの在留資格について移民局にたれ込んだのではないか。カリシは懲戒委員会に通報するというが、判事は公判を延期はしないという。ホルヘの自宅を訪ねたカリシとオリビアは、証言するのならホルヘの安全を保証し、移民専門の弁護士を付けると妻に約束する。ブルーノとベラスコはフィンのかつての知り合いのジミーを見つけ、銃を見つけてもらう。犯人は麻薬の常習者で無差別にターゲットを狙って、奪ったのだった。2人はフィンの銃をこっそり返す。5年前にエリックが貸し出した同じ部屋で同じ手口でレイプ事件が起こっていた。しかし、先入観を与えるという理由で証拠として採用されなかった。決め手に欠く原告側だが、オリビアはエラに諦めないで欲しいという。エラは自分のためにホルヘが証言すれば、本国に送還されることになり、心苦しい、早く日常に戻りたいと心境を語る。オリビアはかつての上司クレイゲンが自分を信じて、その価値を認めてくれ、自信を持つことができたと話す。レイプ事件を担当するのは確かに辛く、心が折れる。でもオリビアは被害者のために戦い続けるという。ホルヘがSVUに現れ、証言するという。実は15年前に無実の罪で起訴され、移民局におびえて暮らしてきた。しかし、今正しいことをしたいのだ。ところが、SVUに移民局が現れてホルヘの身柄を要求する。オリビアはホルヘを逮捕すると言って抵抗するが、逆に移民局はオリビアを移民局の捜査を妨害した容疑で逮捕するという。カリシが移民局の支局長に取りなしてオリビアは解放され、ホルヘは証言することになった。証言後は移民局に引き渡されるが、後は専門の弁護士に任せるだけだ。アマンダはフィンが銃を奪われた事をオリビアに伝えず、ブルーノとベラスコがたまたま麻薬捜査で監視されていた店でその話をしたことが機密の報告書に書かれていると告げる。どうも、オリビアに情報を隠して知らせようとしない動きがあるようだ。オリビアはフィンを見舞い、長年築き上げてきたフィンとの信頼を失ったと落胆する。フィンはオリビアを守るため、ブルーノとベラスコはフィンの命令に従っただけだと弁解する。オリビアは、確かに2人はキャリアの終わりに近づいてきた、しかし、まだもっとやることがあると感じているという。そして、引き際は自分で決めなければならない。これまで築いてきた信頼を投げ捨てようというのなら、引退するべきなのかもしれない。フィンはオリビアの信頼を取り戻すまでは辞めないと答える。タイナン刑事局長に呼ばれたオリビアは、移民局とのいざこざを説明しようとするが、タイナンはその必要はなく、次は事前に知らせて欲しいという。さらに、タイナンはホルヘのためにSビザを手に入れたと言い、自分の政治力をほのめかす。それでけでなく、タイナンはNYCの5つの区にあるSVUを統合し、本部に副指揮官を置き、その役割をオリビアに任せたいという。オリビアは即答を控えるが、副指揮官として権限が増大し、オリビアがやろうと思っている事を市全体に浸透できる、それはキャリアの最後を飾るにふさわしいでしょ、と言われるとオリビアはまだ引退するつもりはありません、と返してしまう。タイナンはフィンが入院しているので、自分のよく知る刑事をあてがうという。それも断ることはできそうになく、タイナンはダメ押しでフィンの銃が戻ってよかったわねという。今度の刑事局長は気持ち悪いくらい褒めた上で、頼んでもいない事をやってのけて、こちらに恩を売る。さらに、自分の息がかかった部下を送り込む。オリビアについては、相当調べ上げているのじゃないかと思いました。怖いわ~これにまんまと乗ってしまうと、オリビアも身動き取れなくなってしまうのでしょうね。今シーズンはこの切れ者?の局長との戦いかもしれません。まあ、ロリンズが戻ってきますし、その点では心強い。ベラスコが昇格して別の部署にいくのかと思ったら、まだいましたね。でも、何やら彼に近づく車があり。大方、潜入捜査やらないかと言われるのかな。それよりも、新たに入る優秀な彼、が気になります。冒頭、誰だかわからなくなったキャシディやら、全然変わらないフアンやら出てきてうれしかったです。もちろんステイブラーも。影のように現れて、オリビアに執着しているように見えます。「Love you」は単なる挨拶なのでしょう。「私の車からどいて」と、やや突き放した感じ。今後、スカパーで組織犯罪班の続きが見られるのかどうかわかりませんが、少なくともSVUには顔を出すのでしょうね。フィンもしぶとく残りそうですね。辞めるときはみんなで一緒に、という感じかな。でもシーズン28はあるみたいですね。
April 18, 2026
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『時間泥棒』ジミーのエピソードだと思ったら、ブライアンさんは脚本にも加わっていたのですね。メインのストーリーはSF的で興味深かったです。アメリカ海軍天文台の敷地内でシークレットサービスが不審者を射殺した。ここは副大統領の公邸があり、パーカーとシークレットサービスが管轄権を主張する。ヴァンスは司法省から、捜査の効率性アップのためにAIのチャットボットを試験的に捜査に投入するよう要請されたという。これを現場にも持ち歩くと聞いて、捜査官たちは拒否するが、ジミーが引き受けると申し出る。AIはさっそくしゃべり始め、自らを「データ支援型業務ナビゲーター(D.A.W.N.)」と名乗る。ジミーはDAWNに女性のキャラクターを設定し、交流を深めていく。DAWNは現場に到着して、いきなりあれこれ意見を言い始める。死亡していたのはベン・グラント博士で、天文台のサマンサ・リンデン博士の招待で訪れていた。リンデン博士はマッチングアプリでグラント博士と出会い、初デートとして自分の仕事場に呼んだ。しかし、なぜグラントは副大統領を狙ったのか。DAWNは、その推察は間違いだと指摘する。本来、その日副大統領は公邸にいるはずではなかったからだ。検死のために本部に戻ったジミーが司法省に人員補充を求めたいというと、DAWNは仕事の進め方で議論し、勝手に聴取のため訪れたリンデン博士のカメラ映像にアクセスしてジミーに見せる。好きなことにこだわりが強く、人との会話に緊張するリンデン博士は、あえてブラインドデートを選び、グラントに馬頭星雲を見せた。しかし、気がつくとグラントが部屋を出て行ってしまったという。パーカーらは部屋のドアが大きな音がするのに、気づかないのは不思議だと追及するが、リンデン博士の様子は真実を語っているように見える。グラントを天文台に入館させるための入館証はリンデン博士が手配していた。ところが、その入館証はどの施設にもアクセスできるように細工されていることがわかる。しかも、グラントは別人だった。DAWNは先回りして陸運局のデータと照合してそれを指摘し、本名を調べることができるという。死亡したのは偽造や詐欺などで服役していた男で、いくつもの偽名を持っている。リンデン博士の友人レイチェルがNCIS本部を訪れ、今回のマッチングアプリを勧めたという。博士は自分のペースを崩されるのが苦手で、レイチェルに頼り切っていた。偽グラントが施設のどこに入室したかを調べると、サーバールームのマスタークロックに何かを細工していることがわかった。このマスタークロックはアメリカの標準時に設定されており、これをいじることは航空管制や軍の指揮系統、GPSなどあらゆるものに影響を与える。偽グラントはマスタークロックに何かの装置を仕掛けており、ケイシーが調べることになった。DAWNはジミーの言動を観察し、ジミーがナイトに恋愛感情を抱いているのではないかと指摘する。いきなり、本物のグラントを探しに向かった車内のトーレスとナイトの会話をジミーに聞かせて驚かせる。車のナビゲーションにアクセスすることは許可されているといい、ジミーは2人の個人的な会話を聞かせるのはプライバシーの侵害だと怒る。しかし、ナイトが最近デートをしたという話をすると、ジミーも聞き耳を立てる。ジミーはDAWNが近くにあると、何でも勝手にアクセスされると警戒してケイシーとはDAWN抜きで話す。偽グラントが設置したのは送信機で、データは暗号化されている。調べたところ、アメリカ標準時が1000分の1秒遅らされている事がわかる。本物のグラント博士は死亡しており、ジミーのモルグに搬送されることになったが、死亡時刻はDAWNは9時間前だという。偽グラントが本物を殺すのは無理だ。では時間を盗む理由は?DAWNはジミーに「ファントム・アービトラージ」、株価を予測する手法だと教える。マクギーらはジミーがAIに操られているのではないかという。DAWNはケイシーの唇を読んで、自分が何を言われているのか知っていた。ジミーはヴァンスに同僚との関係を壊すAIはかえって非効率的だと、DAWNを返すという。AIはジミーを試そうとし、ジミーを被験者と呼んだ。最新技術の価値を問う必要がある。ヴァンスは仕事の効率化ではなく、司法省がNCISの評価を求めているといい、ジミー以外の人を探すというと、さっさと事件を解決して事後報告書を提出することにする。グラントの死因は感電死で、AEDを使われたようだ。トーレスはAIと会話しているジミーのメンタルを心配する。ナイトとの関係については、ジミーはもう終わったことだという。マクギーは、マスタークロックを操作することで、ごくわずかの間に株の売買をして1億7000万ドルを儲けている存在を見つける。カネはダミー会社、仮想通貨取引所などを次々と動いている。そのカネがダミー会社を経由して、リンデン博士の口座に入金されていることがわかった。再びリンデン博士を聴取するが、リンデン博士はカネのことも、本物のグラントの殺害も否定した。グラントが死んでいたのは往復8時間かかる場所で、リンデン博士は車を運転しない。パーカーはリンデン博士の供述を信じ、誰かが彼女に罪を着せようとしていると考える。このままリンデン博士を釈放して監視することにする。天文台に戻ったリンデン博士とレイチェルは、お互いの友情を確認しあうが、部屋に現金とリンデン博士のパスポートが入ったバッグを見つける。一体どういうことか、誰がこのバッグを置いたのか。NCISに通報するべきというところでNCISが突入すると、2人は互いに罪をなすりつけ合う。鞄から銃が出てきて、トーレスとナイトが調べれば誰がここにいたのかがわかると告げると、レイチェルが銃を奪おうとした。レイチェルと偽グラントは最初からリンデン博士を狙ったが、偽グラントが死亡してしまったため、レイチェルが本物のグラント博士を殺したのだった。ジミーはAIがどんなに時間の節約や効率化に効果があっても、人間にはどう時間を使うかが大事で、正しい瞬間を選び人間らしい瞬間に、突破口が開くと結論づける。ギブスのルール42のように「完璧なタイミングはない」。だから、この仕事にはまだ直感を信じて場を読み、タイミングが近い事を知って行動できる人間が必要なのだと、ヴァンスに報告書を書く。なんだかんだ言っても、ジミーにナイトへの思いは残っていて、完全に吹っ切れいているナイトに寂しさを感じている、という事がわかるエピソードでした。死人相手で仕事場では孤独だし、倫理観を持ってストイックなところがジミーらしさですが、AIとおしゃべりしているのがとてもうれしそうで、エンディングのトーレスと仲良いナイトを見るジミーに、心を動かされました。切ないですよね。トーレスもジミーの気持ちを察しているし、ナイトとの関係は純粋にバディなので、その関係にすらジェラシーを感じているように思いました。一方、AIの有能さと怖さ、倫理観のなさが際立っていました。ケイシーの「唇を読む」シーン、それこそHAL9000だわと思って見ていました。そもそもがあのカメラアイのデザインが、そのままでしたね。ただまあ、鑑識作業などはAIに取って代わられる部分は多いのじゃないかなあ。マクギーの新作でも取り入れようとしているのだから、今時の話題ということか。司法省が各省庁を評価するためにAIを使うのは現実的なのかどうかわかりません。今回の件はどういう評価になるのだろうか。仕事場で話し相手として利用するのは本来の目的じゃないですね。ちなみに、私も最近ではあのエピソードはどれだっけ?と、AIモードで質問することが多いです。(笑)サマンサ・リンデン役の人、よくドラマで見かけるように思います。今回のキャラクターの特徴をよく演じていたと思いました。
April 16, 2026
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『神の声』いろいろ映画の題名が出てきますが、一番最後のをオチにしたかったのね、ということでしょうね。最初は「Seal Team」、中盤で「Homeland」を思いながら見ていました。ジミーはパーカーの母親が交通事故で正面衝突なのに後頭部の外傷が死因になっていることをパーカーに告げる。さらに調べるために遺体を掘り起こす許可が必要だというと、パーカーは区切りをつけるために母親の墓を探しただけで、古傷を開くようなことはするなと強い言葉でジミーを非難する。パラシュートで降下した海軍兵が少年が運転する車を奪った。兵士が残したヘルメットは海軍パラシュート降下チームの「リープ・フロッグス」のもので、コールサインがあった。マックス・ウィンガー大尉は今朝演習をしていた間に、勝手に隊を離れていた。NCISが少年の父親から話を聞いていると、少年が車に乗って戻ってきて、ウィンがーは自宅に行きたがっていたので送ってきたという。ウィンガーの自宅に向かうと、海軍大佐デイヴィッド・クルーズが頭を撃たれて死亡していた。そばにはウィンガーの銃が残されていて、凶器とみなされる。状況からクルーズがウィンガーの妻と浮気をしていたのかと想像されたが、ウィンガーの妻は息子の学校のPTA集会に行っていて、クルーズのことを知らない人だという。ウィンガーはアフガニスタンでタリバンに拘束され、2年以上拘束された後、解放された「戦争の英雄」で、帰国後はウィンガーはPTSDで苦しんでいたという。別人のようになっていた夫を救ったのは従軍神父のゲージで、元の家族生活を取り戻していたと思っていたが、3週間前に夫は家族のためと言ってアナコスティアに去って行ったという。クルーズを検視したジミーは、クルーズが脳に腫瘍があり、余命1年だったと証言する。ただし、本人のカルテには記述がないので知らなかったのかもしれない。携帯の記録を調べると、ウィンガーとクルーズは2日前に同じ場所、海軍工廠の礼拝堂にいたことがわかる。パーカーとトーレスが礼拝堂を訪ねると、ゲージ神父は今告解を受けていて待って欲しいという。神父の補佐のモリスは、ウィンガーとクルーズがここに来たと言い、今中にいるのがウィンガーだと気づいたパーカーが礼拝堂に入ると、すでにウィンガーは消えていた。ゲージ神父は告解の秘匿により、ウィンガーが何を言ったのか言うことはできない、それは海軍規則にも決められていることだという。それでもパーカーは強引にゲージ神父をNCISに連れて尋問するが、状況は変わらない。やがてヴァンスが姿を見せ、誤解があったようだと丁寧にゲージ神父を解放する。ウィンガーは今朝演習前に、暗号化アプリで音声メッセージを受け取っていた。帰国後の精神鑑定からは、パラシュート隊の仲間のリアム・オブライエンをパラシュートの不具合で3ヶ月前に亡くしていることがわかり、苦しんでいた事が想像される。ケイシーはオブライエンのパラシュートを調べ、予備の傘が開かなかったという。妨害工作は認められず、ピンが外れていたのが原因で、そのピンからウィンガーのDNAを検出したため、謎が深まる。パーカーの自宅をゲージ神父が訪れ、先日パーカーの父親ローマンの水葬の手配をしたことを思い出したという。悲しむ妹の中将にも会っており、パーカーにも誰かに話を聞いてもらい、まず自分を救って欲しいという。しかし、パーカーは神父の同情や祈りは必要ない、ただウィンガー逮捕に協力して欲しいと頑なな態度を見せる。翌日、ゲージ神父からIDカードをNCISに忘れたかもしれないという連絡が入る。しかし、そのIDが昨夜海軍の弾薬庫で使用された。カメラで確認すると、ウィンガーが侵入して何かを持ち出しているのが写っていた。さらに、ウィンガーのアパートの床下からコーランと礼拝用のマットが見つかり、2年間の人質生活の間にウィンガーが改宗させられたのではないかという。パーカーは礼拝堂に向かい、ゲージ神父にイスラム教徒になったウィンガーは告解などしないと迫る。ゲージ神父は告解を受けたと譲らない。補佐のモリスはウィンガーとクルーズが礼拝堂で話していた事を聞いたとパーカーに告げる。「O.K.牧場」とたくさんの人が死ぬという話で、ヴァンスが国防総省から取り寄せた情報では、「オシャンバド・クンダラク」空軍基地の事だとわかる。そこにウィンガー、クルーズ、オブライエンが配属されていたが、基地はタリバンの重要テロリストを排除する拠点で、彼らは多くのタリバンを殺していたようだ。タリバンはウィンガーを捕らえて洗脳し、元の仲間を殺すように操っているのではないか。そうなると、ウィンガーと同じ隊だった者は命を狙われるかもしれない。ところが暗号化された音声メッセージを解読したケイシーによると、ウィンガーの妻サラから銃を持った男から脅されているという内容で、ウィンガーが慌てて帰宅した理由がわかった。ところが、このメッセージはAIによって合成されたもので、サラは何も知らないという。NCISにゲージ神父がやってきて、ウィンガー本人がパーカーに会いたいと言っているという。礼拝堂にいたウィンガーは、アフガニスタンでの出来事で神を見失い、救いを求めてコーランも読んだと話す。妻からの偽メッセージを信じ帰宅すると、クルーズが殺されていて自分の銃がそばにあった。自分は殺人罪に問われると察し、潔白を証明するためにあるものを持ち出したという。それはO.K.牧場の土壌サンプルで、その場所はかつてソ連が使い、有害な化学物質や劣化ウランなどが残されていた。そのせいでウィンガーはステージ4の悪性黒色腫を患い、余命はわずかだという。他にも病気を発症した者がいて、オブライエンも事故の8日前にそのことを知った。オブライエンは苦しまずに死ぬことを選んだ。事故に見せかけて家族に年金を残すつもりだったのだろう。クルーズは国防総省にO.K.牧場の実態を告発して正式な調査を求めたが、何者かが口封じしようとしたのか。しかしケイシーはクルーズが脅迫されていた事をつかむ。脅迫犯は判明していないが、クルーズが女性士官と不貞行為をしていて、そのことで脅迫されていたことがわかる。クルーズが金を払うのを辞めたのが2日前で、脅迫犯はカネを払わなければ殺すと脅した。ではなぜウィンガーにクルーズ殺しの罪を着せようとしたのか。NCISは彼らの告解の内容を知りえた人物を追う。礼拝堂から告解の内容を盗・聴しているものがいた。さらに、その送信先から送金の記録が判明、神父の補佐モリスが預けられたウィンガーの銃を使ってカネを払わなくなったクルーズを殺しウィンガーに罪を着せたことがわかる。ウィンガーの容疑は晴れ、家族取り戻し幸せだという。国防総省もO.K.牧場の汚染を認め、基地にいた者に対して給付が拡充される。パーカーはアフガニスタンで苦しみ、帰国してからも地獄を味わいったウィンガーの残り短い人生を思うと、彼はなぜ幸せと言えるのだろうかという。ゲージ神父は神しかその問いには答えられないといいつつ、実は神は話してくれているのに、パーカーが耳を塞いでいるのではないかという。本当に答えを求めているのなら、どんな結果も覚悟すべきといわれ、ついにパーカーはジミーに母の死について調べてくれと頼む。神父が告解の内容を明らかにしないのは、よくある展開なので、パーカーが無理強いしても答えはもらえない事はわかっている。神父が犯人のはずもないし(エル・パードレの突っ込みもありましたが)、そうなると、神父とパーカーとの関わりが見所となりますね。父とも妹とも不仲になっていた、自分のせいで父が殺された、母親の死因に不審な点があると知らされた。自分の中で様々な問題が解決されず、信じるということから遠ざかっているから、神父にからむような態度を取るのだろうなあ。神は答えてくれない。いや、答えを見るのが怖いので見てみないふり、聞こえないふりをしているのだ、という感じかな。パーカーの心境に変化が起きて、事実を受け入れた時、パーカーの人生も開けていくのでしょう。ちらっとナイトがNCISエリートの宣伝をしていました。この先、スピンオフでもあるのかな。聖書の引用はわかる人にはわかるのでしょうが、最後のあれは確かに「パルプ・フィクション」でした。あのシーンは有名なんですよね。そちらを思い出すと、この神父さんが何だか怪しく見えてきますけど。ちなみにタランティーノが好きで、ちょくちょく見ていました。「サイレント・ランニング」を見てみたいです。
April 8, 2026
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『新刊』マクギーにスポットが当たって活躍するエピソードですが、いろいろ盛り込まれていてお腹いっぱいという感じかな。私は観ていないのですが映画「ミザリー」をヒントにしているのは明らかですね。登場人物の名前もそうですね。ただ、冒頭の「耳がない」で別の想像をしてしまいました。(笑)「ディープ・シックス」シリーズ最新作のプロモーションでファンとの集いを開いたマクギーは、手元の本に「お前が何をしたのか知っている」と書かれたカードが挟まっているのを見つける。目のところを書き潰したマクギーの写真に、IPアドレスが付け加えられていた。直前に「ナンバー1のファンです」と言った女性がいたので、君が書いたのかと尋ねると否定する。IPアドレスを調べると、「ディープ・シックス」第1作の公式サイトに繋がった。「ディープ・シックス」の登場人物は、マクギーを含めて仕事仲間の名前をもじったもので、キャラクターはちょっと違うイメージだ。ゴミ収集車が死体を発見し、靴に海軍大佐らしい文字があったのでNCISが調べる。ここにもナンバー1のファンの女性が現れ、まるでストーカーのような行動を見せる。死んでいたのはセス・マイヤーズ大佐で、両耳と指が数本がなく、体中にやけどの痕があった。歯もスカスカに欠けていて、拷問を受けたと考えられる。マイヤーズは海軍航空基地に勤務しているが、そのファイルにほとんど情報がない。上官のマーク・ダニエルズによると、退役機の再活用計画があり、マイヤーズはその技術者だったが、家族の急用で休暇中だった。マイヤーズの個人資料は2週間前は普通の状態だったという。拷問されて殺されたらしいと告げると、マイヤーズは軍の機密を守る男なので納得だと答える。しかし、マイヤーズは姿を消す前に機密文書を大量に外付けハードドライブにダウンロードしていたことがわかる。彼自身が機密を盗んだのだろう。マクギーは新作に関して、書評家のインタビューを受ける。マクギーの小説はコアなファンには受けるが、最近では読者数が減っている。厳しいコメントを受けたところで、またナンバー1のファンの女性が声をかける。ポッドキャストをしていて、兼業作家を取り上げたいのだという。マクギーはストーキングを辞めてくれと席を立つが、外に出た後気分が悪くなって倒れてしまう。次にマクギーが気が付いた時、知らない家のベッドで横たわっていた。足には鎖が繋がれ、薬を盛られたのかヴァンスの幻覚を見てしまう。再び気づくと、女がマクギーのファンではないと言って作品をこき下ろす。先ほどのナンバー1のファンではなさそうだ。NCISではマイヤーズの自宅が荒らされていた事で、他にも機密文書を探している者がいると考える。自宅からマイヤーズの車がなくなっている。パーカーは、マクギーが子供が病気になったので自宅勤務をするとメールをしてきたというのを聞いて、誘拐された事に気づく。監禁中のマクギーには相変わらず、小説に出てくるソアレス(トーレス)、ナイフシェイド(ナイト)の幻覚がつきまとう。2人はマクギーを誘拐した女性もマイヤーズのハードドライブを探しているのではないかという。パーカーらはマクギーの足跡を追い、体調の悪いマクギーが女性とマイヤーズの車に乗り込んだという情報を得る。マクギーは自分を誘拐した女性の目的を聞き出す。女性は息子を探して欲しいといい、その息子はマクギーの小説の大ファンで、マクギーなら何でも解決できると言っていたという。捜査官をしながら父親でもあり、そんなマクギーに影響を受けた息子は海軍へ進んだ。事情を聞くと、6週間前に出勤したまま帰らなかったという。写真を見ると、マシュー・シェルドンという息子の隣に死んだマイヤーズが写っており、2人は親友だったという。ということは、2人で機密文書を盗んだのだろうか。さらに聞き込みをすると、息子の部屋にハードドライブがあり、パソコンで調べて欲しいという。ファイルに「ルビー」というファイルがあったが、それがどうしても開けられない。幻覚のパークマン教授と対話しながら、パソコンにはKC-300まで表れ、ヒントをもらったマクギーはルビーファイルの中身を見る。マイヤーズは機密を盗んだのではなかった。NCISでは、マクギーのナンバー1ファンこと、フランシス・ベイツから話を聞く。ベイツはトーレスやナイトを見て大喜びで、マクギーを傷つけたりしないという。自身はファンサイトを運営していて、ポッドキャストもしているので、マクギーが誘拐された時のアリバイもあるという。マクギーがマシューの母親に犯人がわかったと告げると、急に停電になり閃光弾が投げ込まれた。侵入した男は、マクギーと母親を縛り付け、ハードドライブのありかを聞き出そうとする。マクギーはついに自分のキャラクター「マクレガー」の幻覚を見るようになった。ケイシーは車に残されていたマクギーの携帯を調べて、例のIPアドレスにアクセスしたときにアプリがインストールされていたという。犯人はマクギーの予定を探り、ベイツの「ディープ・シックス」のファンサイトにアクセスしていた。再度ベイツから、アクセスした人物を割り出し、NCISがマシューの母親の家に向かう。侵入した男はダニエルズで、マイヤーズが改造した航空機に欠陥があることを告発しようとしたのを知り殺した。マクギーはマクレガーに励まされながら、手錠を外してダニエルズに飛びかかる。そこにトーレスとナイトが到着してダニエルズを逮捕する。ダニエルズの航空機改造計画は、プロトタイプが先月墜落し、パイロットが死亡した。そのパイロットこそ、マシューだった。母親は悲劇を受け入れられず心を病んでしまい、マイヤーズが彼女の世話をしていた。何とか落ち着いていたところに、マイヤーズが殺されて再び現実を受け止められなくなってしまい、マクギーの誘拐に走ったのだった。ルビ-とは、マシューの飛行機の名前で、マクギーは母親の心に寄り添う。マシューは操縦ミスをしたのではなく、墜落するのに学校を避けて被害が少ない場所を選んだため、脱出できなかった。母親は息子は他人に優しくする事をマクギーの本から学んだのだという。マクギーは書評家の辛口批評など気にせず、ファンのために書くという。パーマーはパーカーの母親の解剖報告書を取り寄せ、明らかに事故と遺体の損傷が一致していないことを確認した。これはもう、パーカーに知らせなければならない。薬を盛られて、頭を打ってもうろうとしているという設定で、小説のキャラクターが登場するという事ですが、パーカーは落ち着いた教授なのに、ヴァンスがひたすら起きろ!とマクギーをはたいているのが注目されます。(笑)ジミーのロン毛や、LAでへティがロボットになっていたように、ケイシーも同じスタイルだったり、また、ベイツがトーレス/ナイトファンでファンフィクを書いているとか、個人的にツボるところはありましたが、夢落ちの話ならわかるけれど、やはりちょっと無理があるなあ。映画化しましたでやってほしいです。ま、今回はマクギーが大活躍でした、ということにしましょう。ベイツの行動はキモいです。人気作家でなくても、今時正体を知られたらどんな人にストーキングされるかわからにので、怖いですよね。マシューの母親はベイツとも違う怖さがありました。犯行はかなり計画的で、冷酷です。事実を知ればとても気の毒で、この母親を誘拐犯にしてしまうのがあまり好きではない。マクギーが優しく寄り添ったのは良かったですけどね、連邦捜査官の誘拐は重罪ですよ。ダニエルズは最初から怪しかったですね。マイヤーズがいざというときのために、NCISにハードドライブを預けてくれていたら良かったのにと思いました。
April 2, 2026
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『過去から未来へ』タイムカプセルだとか、昔の捜査が出てきたので何かの記念エピソードなのかと思いましたが、そうか、スピンオフのNCIS:Originsと連携していたのか。日本ではまだ放送されていない?海軍創立250周年ということは、アメリカの建国と同時期だったわけですね。(大陸海軍として)ちなみに、陸軍はその前に創設されているので張り合うこともあるのかな。日本から桜の木が250本贈られるので、そういう事もちょこっと触れて頂けるとうれしいですが。マクギーたちは海軍250周年の記念にタイムカプセルに何を入れるかで盛り上がっている。33年前に兵曹長殺人事件を起こしモリス連邦刑務所にいたトーマス・マリガンが脱獄した。マリガンは最近カリフォルニアから移管されてきて、大人しい囚人だったが、同じ刑務所の終身刑を受けた元マフィアの殺し屋だったストークスと共に脱獄した。そのストークスは死亡しているのが発見され、マリガン自身は3週間後に仮釈放が決まっていたという。マリガンを捜査したのは当時新人だったギブスとフランクスで、捜査資料が残っている。ルイス・バーク兵曹長は射殺されたあと、自殺を装って線路に遺棄された。バークは地元では酔っ払いで暴力沙汰を起こしており、住民は捜査に口を閉ざしたという。当時保安官だったマリガンは出頭して殺人を自白したが、ギブスはマリガンがレイニー・シムズという女性をかばったのではないかと考えていた。しかしその疑いを証明することはできず、フランクスはずっと悔やみ続けていたという。マリガンの房にはレイニーを描いたスケッチが何枚も残っていて、2人とも同じカリフィルニアのセレニティという町の出身だった。ジミーの検視で、ストークスはマリガンと争って殺されたと見られ、マリガンは30年間の刑務所生活で変わってしまったのかもしれない。ギブスの捜査資料にはVHSテープが含まれており、今はデッキがないので見ることができない。マリガンが奪ったと思われる看守の携帯を追跡すると、DCのヴェラ・ストリックランドの家に向かったことがわかった。ヴェラは元NCIS特別捜査官で、ギブスとフランクスと共にマリガンの事件を捜査していた。パーカーとマクギーがヴェラの自宅に向かうと、マリガンが一足先に訪れており、ヴェラがマリガンに手を貸したことがわかった。ヴェラはマリガンが殺人事件で無実だと信じており、後で通報しようと思っていたという。NCISでヴェラを聴取するが、マリガンはストークスを殺したのは正当防衛だったと言っており、間違いを正すために脱獄したという。ヴェラは自分も捜査に加わると主張し、マリガンの同郷のジェームズ・ウォレス下院議員に話を奇べきだという。トーレスとナイトはセレニティを訪れ地元保安官に話を聞く。レイニーは8年前に離婚して、息子を連れて出て行ったが、夫はまだ住んでいる。33年前、捜査に当たったNISに地元民は協力しなかった。セレニティという町は荒れて寂れているが、気候変動のせいで干ばつが起こり水を外部から引いている。住民はバークの死と共にこの町も死んだと考えているらしい。ウォレス議員はマリガンと親しかったが、彼がバーク殺害を自首してから、町は大混乱となったという。実はバークは殺される前に、ウォレスの祖父ドミニクを襲って大けがをさせ、ドミニクはそのせいで死亡した。その復讐でバークが殺されたとも考えられるが、自分は無関係だ。最近、マリガンに頼まれて仮釈放審査に協力したが、彼は変わってしまい、怒っていたという。レイニーの元夫マックを訪ねると、レイニーは3年前に死亡したという。マックはあっさりと、バークを殺したのはレイニーだったと明かす。レイニーはドミニク・ウォレスを父親のように慕っており、激しい怒りをバークに向けた。その後、レイニーは自首すると言ったが、当時レイニーは妊娠しており、マックを含め地元の人はバークの死を自殺に見せかけ、証拠品を処分した。その後生まれた息子とは上手くいかず、町は荒れたままだ。なぜかマリガンが罪をかぶって自首した。DCに来て証言して欲しいというと、マックは自分たちがやったことは無駄だったのかと言って自ら銃で撃って死んでしまう。NCISはバークが本当にドミニクを襲ったのかという疑問を持つ。マリガンはバークを嵌めた真犯人を探しているのではないか。その捜査資料は保安官事務所から失われているが、ヴェラは知っている人物がいるという。NIS時代の科学捜査分析官のウッディとフィルで、2人はフランクスから管轄外だがドミニクを襲った事件について調べろと言われたと証言する。ドミニクは夜レストランを出たところでバットで襲われたというが、目撃者はなくバークにはアリバイもなかった。バークはいつもバットを持ち歩いていたが、凶器のバットを今もウッディらが持っているという。当時そのバットから2人分のDNAが検出されたが、ドミニク以外に身元不明とされた。今ならわかるかもしれない。バットのDNAはバークと一致しなかった。ドミニクは殺される前、サンディエゴの郡庁に何度も足を運び、多くの書類を提出していた。その書類はドミニクの死後消えたが、コピーが保管されており3週間前にそれを閲覧した人物がいた。NCISがジェイソン・クロスという男に自宅に向かうと、何とマリガンがいた。マリガンはジェイソンがレイニーとの間に生まれた息子だと明かす。当時2人は不倫をしており、マリガンは身重のレイニーをかばってバーク殺しを自首したのだった。ジェイソンは母の死に際に事実を知らされ、刑務所にも面会にやってきた。ドミニクを襲った真犯人を突き止め償いをさせると言っていた。それを止めるためにマリガンは脱獄したといい、ジェイソンが狙っているのはジェームズ・ウォレスとわかる。ドミニク・ウォレスは生前所有地を町に寄贈しようとしており、その土地には地下に帯水層があった。誰かがそれを阻止し、水利権を売って金儲けをしようとした。ジェームズは祖父の死後に多額の金を得ていた。NICSは選挙活動中のジェームズを狙うドミニクを逮捕する。バットのDNAはジェームズと一致した。マリガンの無実が証明され、刑期満了で釈放された。ストークスに関しては正当防衛が認められたが、危険な行動に及んだジェイソンは実刑を免れない。しかしマリガンが息子を支えるだろう。ジミーはタイムカプセルに入れるのはダッキーの著書がふさわしいという。改訂版には今のNCISのメンバーの写真も収められている。ヴェラが過去にNCISに登場したのは「Under the Radar」でした。昔の事件なら、ギブス本人に電話して聞けば良いのにと思いましたが。そして、VHSテープに写っていたのは若き日のギブスとヴェラ、マイク・フランクス。このために作ったのではなく、スピンオフのメンバーなのですね。ちなみに、若き日のヴェラは「ブラックリスト」のあの人でしたか。で、今回の事件もそのままOriginsの後日談なので、両方見たら真犯人がわかるというわけでした。ただ、マリガンにジェームズが面会していることがわかっているなら、ジェイソンが面会した記録もあるはずなので、なぜ調べない?と思いました。いずれにせよ今後、この手のエピソードが出てくるのかな。このスピンオフ、一時、60年代のドラマがはやりましたが、90年代がドラマとして面白いということなのかなあ。タイムカプセルの話題は卒業式じゃあるまいし、と思いましたが、最後は上手くまとめましたね。100年後に残すにはダッキーの回想録はふさわしい。NCISの歴史とも言えるダッキー、そして彼に関わった捜査官たちの写真はファンサービスですね。大人の都合で写っていない人もいましたが、しっかりトニーとジヴァの写真があったりして。証拠保管庫でちらっとカフパウのボトルが写っていましたね。ケイシーがギブスの捜査資料のボックスこそがタイムカプセルというのが面白かったです。
March 25, 2026
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『ゴーン・ガールズ』先週はナイトチームのソーヤーでしたが、今週は事務方の経理のバーバラにスポットライトが。おふざけが多くて、NCISらしいといえばそうですね。事件は恐らく映画「ゴーン・ガール」を下敷きにしたと思いますが、見てないのでなんとも言えず。他にも、向こうの人にはおなじみのミュージカルネタなど、知っていたらさらに面白かったでしょうね。ルーニー・ティーンズもね。思いっきり遊んで、いつか「NCIS・ザ・ミュージカル」なんていうのもあっても良いかも。監督はロッキー・キャロルでした。三等軍曹モリー・デルガドが止めていた車に乗り込んだ後、そのまま誘拐されたという通報があった。目撃者によると、デルガドの車の後部座席にはうずくまる男の姿があったという。発見されたデルガドの車の中には争った跡があり、車内から古い決闘用の拳銃が見つかった。デルガドはエリート特殊部隊のレイダースの所属だが、派遣先のシリアが原因で犯罪にあったとは考えにくい。経理のバーバラが市民劇場のガラコンサートに出演して初のソロを歌うというので、チームは義理でチケットを買っていたが、どうやら見に行かなくてはならない雰囲気だ。車内で見つかったアンティークの拳銃に付着していた血痕は、司法副長官のブレット・ゲインズのものとわかる。パーカーとトーレスがゲインズ邸に向かうと、すでにFBIが捜索しており、ゲインズは5万ドルと古い拳銃を侵入したデルガドに奪われたという。デルガドは妻のクレアに金庫を開けさせ、ゲインズを殴った上クレアを連れ去った。つまり、デルガドは誘拐犯だという。今後はFBIと連携して連れ去られたクレアを探すことになった。デルガドは金回りに問題があったようで、クレアとは数週間前ヨガ教室で出会っていた。実は、今朝目撃者が見た車の中の不審者はクレアだったのではないか。今朝デルガドが駐車した場所の付近の小川から携帯が見つかり、ケイシーが携帯の履歴などを調べると、デルガドが読書クラブのようなコミュニティでグループチャットをしていたことがわかった。会員は有名作家の名前を使い、本のタイトルや来週までに読むページなどが書かれている。メンバーは3人、何か暗号のやりとりでもありそうだ。「読書クラブ」の場所を突き止め、マクギー、トーレスが中に入ると、中年女性3名がいた。本物の読書クラブのようだ。場違いにも見えるデルガドはこのメンバーで、姿を消す前に「本に問題がある」というメッセージを送っていた。「本」とはクレアの暗号なのか。夜まで任務があったため、チームはバーバラの晴れ舞台を見に行くことができなかった。翌朝、NCIS本部にデルガド本人が出頭してきた。怪我をしており、ナイトが尋問に当たるがデルガドは何も話そうとしない。しかし、デルガドが乗ってきた車のトランクから、男性の死体がみつかった。死んでいたのは元FBI捜査官のニール・オーケンで、デルガドと激しく争った後、ナイフで殺されたようだ。オーケンは1年ほど前にFBIを退職していたが、NCISに現れたゲインズによると、オーケンは公金横領の容疑でゲインズによってクビになっていた。その後、ゲインズに匿名の脅迫があったという。解雇された恨みでオーケンがデルガドを使ってクレアを誘拐したのか。ナイトの尋問をかわしていたデルガドに、オーケンについて追求するとデルガドの様子に変化が見られ始めた。しかし、その時FBIのロリンズ捜査官が現れデルガドの身柄を引き取ってしまう。ナイトはあと少しでデルガドが口を割ると確信していた。わざわざNCISに出頭して黙っているのは、捜査攪乱か、何かの時間稼ぎだったのか。ナイトはFBIに侵入して、デルガドからクレアの居場所を聞き出すことにする。パーカーが古巣のFBIに感謝の気持ちを伝えに来たとたくさんのペイストリーを持ち込み、時間を稼ぐ。オーケンがデルガドの車に追突した証拠があり、デルガドはオーケンと争い正当防衛で殺してしまったのではないか。デルガドはクレアを守ろうとした。説得を続けるとデルガドはクレアの居場所を告げたが、その様子をFBIも盗み見ていた。ゲインズはロリンズを伴い、クレアを連れ戻しに行く。クレアは夫の暴力に苦しみ逃れようとしていたのだった。ゲインズが踏み込んだ場所は例の読書クラブで、クラブのメンバーは読書クラブを装ってDV被害者を支援するその道のエキスパートたちだった。待ち構えていたナイトがゲインズを逮捕する。デルガドはクレアをカナダに逃がそうとしていたが、ゲインズはオーケンに命じてクレアを取り戻そうとした。デルガドは仲間がクレアを逃がす時間稼ぎのためにNCISに出頭したのだった。デルガドは不起訴となり、また活動は地下に戻るという。チームが本番を見に来てくれなくてがっかりしているバーバラのために、トーレスらは即席のステージを作り、バーバラが歌う。バーバラが歌ったのは「ペンザンスの海賊」の有名な「少将の歌」なのですね。これを歌うということは、かなりの実力者ということなのかなあ。高校の発表会などでこれを披露して一躍人気者になるとか、思い出のある人も多いのじゃないかな。「glee」ではなかったと思いますが。歌詞がたくさんあって、覚えるのが難しそう、でも初ソロがこれなら確かに仲間は応援したくなりますね。ジミーなんてタキシードまで用意して気合いが入っていました。でも、唯一行くはずだった彼が娘が急病で行けなくなってしまい、バーバラはショック。でも恨むまい。バーバラからすると、トーレスだけでなく他のメンバーも「家族」というわけで、NCISの雰囲気がよく表れていました。デルガド軍曹はナイトの尋問の手の内を知っていて、特殊部隊の戦闘員として拷問にも耐える訓練をしていますから、普通に考えても口を割るとは思えない。でも、ナイトはデルガドから感じる恐怖、悲しみを察して、お互い通じるところがあったのでしょう。ロリンズも悪役ではなく、ナイトから説明を聞いて協力したのかな。救いの手を探せば、彼らはどこにでもいる、ミスター・ロジャース、の下りも、みんな知っている事なのだろうな。クレアが立ち直って穏やかに暮らしていけると良いですね。
March 19, 2026
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『悪魔払い』文学的なタイトルでは何のことかさっぱりわからず、わかりやすい邦題が付いていますが、うーん。今回は記事を書かなくても良いかなと思いつつ、見ていました。NCISに幽霊が出るとか、単なるハロウィーンエピソードだったのかな。ナイトは新しく立ち上げられる部隊、NCISエリートのために、特別な訓練を受けることになった。ナイトとジミー、ケイシーは、パーカーの母親に関わる謎と父親が殺された夜にカーラではない、別の女がいたことをパーカーには秘密にしている。下士官が基地を無断欠勤し、無許可離隊状態で死亡しているのが見つかる。うつ伏せ状態で、路地裏で喧嘩をしたのか顔面を強打して鼻から血を流している。そこに夜勤のソーヤー捜査官が現れ、別件の脅迫事件を追っていたら呼び出しを聞いて寄ってみたという。トーレスはソーヤーとは「フレネミー」の関係で、張り合っている。ジミーは被害者を見て、耳からも流れ出ているのは血ではなく、脳の組織だという。被害者の三等兵曹のスティーブン・キーオは前頭葉が腫れ上がって大脳皮質が液化していた。キーオの妻によると、昨日夫に空港まで送ってもらったが、特に変わったことはなったという。ただ、最近はカネのことで夫婦げんかをすることが多かったようだ。キーオの携帯には、女性と一緒のきわどい写真があり、カネの問題というのは不倫だったのかもしれない。現場近くのカメラから、キーオは「ヘアリー・デイブ」というバーにいたことがわかった。オーナーのデイブによると、キーオが来ていたことは認めるが目立ったことはなかったという。トーレスらは、すでにバーにソーヤーが別の水兵の写真を持って聞き込みに来ていたことで、脅迫事件との接点があることに気づく。キーオは不倫をネタに脅迫されていたのか。ヴァンスは、夜勤チームにパーカーのチームが捜査に加わって協力するよう命じる。キーオの担当する脅迫事件の被害者、下士官マティスによると、デイブの店で出会った赤毛の女を車に乗せて送ってくつもりが、気がつくと丸裸で一人後部座席いたという。その後、きわどい写真を送りつけられ、毎月500ドルを払えと脅された。今は妻に知られたくないので、カネを払い続けているが、キーオの女もマティスの女も顔は写っていない。マティスの車を押収してケイシーが調べたところ、採取した指紋からオルガ・ベルガモットという女が浮かび上がる。逮捕歴があり、今は占い師をしているというので店に行くと、客らしい男がキーオと同じように鼻と耳から血を流して倒れた。男はアルバニアギャングのアルバンで、頭から「ドレッチ」を取り出してくれと騒いだという。ドレッチとは悪魔という意味で、アルバンはオルガに悪魔払いを求めていた。オルガは下士官たちときわどい写真を撮って脅迫していると思われたが、自分はアルバンに雇われただけだという。ただ、キーオに関しては単にカネ以上のものを要求していたらしい。アルバンは仲間とキーオの基地から何かの武器を盗み出せと脅していた。今夜、フェアファクスの倉庫裏で会うことになっていたらしいと言ったところで、オルガは急に頭を押さえて倒れてしまう。オルガもまた原因不明で昏睡状態となってしまった、やはり悪魔の仕業か。今のところ、基地で武器盗難の報告は上がっていない。ソーヤーとナイトがフェアファクスで唯一のPC倉庫で張り込みを行うことにするが、なぜかそこにトーレスが別人のようになって現れ、「彼女から離れろ」と叫びながら2人の車のウィンドシールドを破壊し始めた。何とか2人がかりでトーレスを押さえ込み、NCISのラボで様子を見る。トーレスは親しげなナイトとソーヤーを意識して、ジミーはその感情は嫉妬ではないかと指摘していた。ジミーは頭痛を訴えるトーレスに薬を渡していたが、トーレスの様子は明らかにおかしくなっていた。意識を取り戻したトーレスは、ソーヤーとナイトが乗っている車にモンスターが襲いかかっているのを見て、ナイトを守ろうとしたという。検査したところ、トーレスは軽度の脳外傷を受けた症状で、ジミーは原因を音響兵器ではないかという。19ヘルツの低い周波数は脳に重大な損傷を与えることがわかっており、「ハバナ症候群」として知られている。武器として実在するこの武器を、キーオが基地から盗んだのではないか。極秘機密であるが、基地ではこの長距離音響発生装置の試作品が盗まれていることがわかった。キーオやアルバン、オルガに使われた武器がトーレスに使われた考えられ、その時間帯のカメラの情報を調べると、ナイトたちが張り込み中に走り去った車が写っていた。運転しているのはデイブで、逮捕して取り調べたところ、デイブとアルバンがキーオを脅して武器を盗ませ、その武器を使ってアルバン、キーオを殺したのだった。武器は基地に戻され、トーレスはソーヤーと仲の良い競争相手に戻る。トーレスはナイトとソーヤーに嫉妬心を持ったことを正直に認め、ナイトも大事な友人であり、仕事上のパートナーとして、トーレスを失いたくないと応える。先週、トーレスが残されたのは、エリートチームの訓練を受けるか打診があったのですね。ナイトが受けることになったので、この先訓練とかのシーンが出てくるのかな。ソーヤー捜査官は1シーズンに1度出てきますね。Aチームに対するBチームとか、夜勤チームの機微を披露したり、ヘンリーという幽霊がでるんだとか、普段と違う話題を提供してくれるのは楽しいです。しかも、NCISでは珍しいイケメンだし、スーツが似合う。マクギーもトーレスもスーツを着ませんからね。しかし、宿敵トーレスとナイトを巡って嫉妬心をあおるとなると、またそっちの方向なのか?と思ってしまいます。シッパー目線の私の目が曇っているだけなのかもしれませんが、「彼女から離れろ!」でしょう?ミスリードを目論んでいたのでは?ナイトも妙にソーヤーとベタベタして、わざとらしく柔術の組技を見せつけるとか、辞めてくれよという感じ。ジミーはナイトとはラストダンスの相手ではなくなったという。これは恋愛関係が終わったということ。トーレスはナイトにロマンチックな感情は持っていなくて、ただ仕事のパートナーとしてはラストダンスを踊るなら俺と、というわけ。そんな信頼関係ができあがっていたにせよ、ここであえて言うということは、この先の展開の伏線なのかなあ。ハバナ症候群は前にも出てきたような気がします。その攻撃を受けたトーレスが軽かったとはいえ、後遺症がないのは都合が良すぎる。幽霊ヘンリーを掘り下げたエピソードを作ってもらいたいですね。若き日のギブスなどが出てきてもありでしょう。
March 11, 2026
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『放蕩息子、後編』展開に驚くことはなかったですが、それなりに終わってまあ良かったです。あの国防総省の女、なんか押しが強くて嫌な感じ。パーカー中将がミサイル発射を命じた直後、クエンティンは自ら爆発した。NCISチームはショックを受けつつ、現場から回収された遺留品や遺体を分析する。軍はクエンティンに積まれていた武器の誤動作で発火したという見立てだが、回収された遺体からは、カーラもパーカーも身元を証明するものが見つからない。ケイシーは回収された船の破片の中に、複合艇の破片がみつからないことから、パーカーは脱出したのではないかという。案の定、ヴァージニアビーチ郊外の港に乗り捨ててあるのがみつかり、しかも防風シールドに「51」という数字が書き込まれていた。マクギーはギブスのルール51「間違うこともある」だと理解し、ギブスの山小屋に向かう。姿を現したパーカーは、カーラが死を偽装したという。船には大量の爆薬がしかけられていて、カーラに似た女が乗り込んでいた。パーカー自身、死亡したことになり、このままカーラを追うという。パーカー中将は、モルグを訪れ兄の消息を尋ねる。ジミーらはパーカーが生きている事を隠し、まだ見つかっていないと答える。死亡した女性被害者とパーカーの自宅に遺されたワイングラスの口紅とは一致しなかったが、そもそもカーラのDNAが記録されていない。孫のローレンと比べるため、呼び出そうとするが、ローレンは昨夜から行き先がわからなくなっていた。ローレンはカーラに連れ去られたのか。ヴァンスはトーレスとナイトの様子から、パーカーが生きていると察する。ローレンのルームメイトから話を聞くが、ローレンはカーラと交流があったらしい。部屋から見つかった金庫には、ローレンが祖母カーラと交わしていた手紙が見つかり、カーラはローレンを手懐けようとしていたらしい。手配をしていたところ、カーラとローレンがカフェに一緒にいたことがわかった。パーカー中将はやっと兄が生きていたことを知らされる。ギブスの山小屋から退去しようとしていたパーカーの前に、パーカー中将が姿を見せ、今回の兄の一連の行動が重犯罪にあたるとして、逮捕する。パーカーはローレンがカーラに操られているとして、救出するべきと訴えるが、ヴァンスはまず自分に対する怒りを収めるべきだという。パーカー中将とはお互いに対する長年の思いをぶつけ合う。ケイシーがカーラの行き先を突き止め、民間の空港から無届けで飛び立った事がわかる。ローレンは人質状態のようだ。燃料の残量で行き先はほぼキューバではないかという。カーラの古い偽名が使われたダミー会社の存在などから、ハバナの奥地の家に絞り込まれた。パーカー中将は父親を殺したカーラをパーカーに替わって、正攻法で捉えるという。しかし海軍大将のハルヴァーソンと国防総省のマーシュはキューバは、カーラがネクサスカルテルの情報などをすべて提供する事でキューバに亡命を求め認められたと告げる。カーラはテロリストであり、若いアメリカ市民を人質にしていると訴えるも、カーラは組織から狙われ切羽詰まった状態で、軍はここ10年で最も大きな情報源を手に入れたかもしれない、この件については手を引くよう命令する。パーカー中将はルールに従った自分も、ルールを破った兄も失敗したとうなだれる。ナイトは自分は人質交渉人であり、自分のチームならローレンを救えると訴える。そのためにはパーカーが必要だ。パーカーは自分がカーラを父と会わせた事で罪悪感を感じ、償いを求めていた。中将はパーカーを釈放し、チームはキューバへ向かう。パーカーはマクギー、トーレス、ナイトに、一切のNCISを痕跡を残すなと言い、一人丸腰でカーラの隠れ家に入っていく。ローレンは家に戻りたがっていた。カーラはここでローレンを守っているというが、パーカーはネクサスや5つの組織がカーラを追ってやってくる、キューバから守られているのも時間の問題だ、ローレンを解放しろと要求する。パーカーはカーラの息子ジェイソンから託されたという、ロケットの片割れを見せ、ジェイソンはカーラの良心を信じていた、それをローレンに示せというと、カーラはローレンを解放した。パーカーの渡したロケットが偽物であることに気づいたカーラが後を追うが、NCISに銃を向けたため制圧された。カーラの死亡が発表され、各ギャング組織は自分たちの手柄だと主張している。キューバからも文句は出ていない。ローレンは母親の元に戻り、ヴァンスは暴走したパーカーにチームやNCISを間違った方向に向かわせないという。ローマンの水葬が行われることになり、中将とパーカーは和解する。ケイシーは、ローレンのDNAを登録したところ、ローマンが殺された時に遺されたワイングラスに付いていた口紅はカーラと一致しなかったという。殺したのは確かにカーラだが、もう一人別の女性がその場にいた可能性が出てきた。「トーレス君、ちょっと残ってくれ給え」が何を意味するかですよね。単純に考えれば、しっかりパーカーを見張ってくれという命令のように見えます。パーカー家は秘密だらけですね。結局、母親の死も偽装された雰囲気で、今も生きているとすると、あのワイングラスの口紅は母親かな?という気もしますが、それだったらパーカーのDNAと比較することができるでしょう。ハリエットは頑張って出世した割には、命令に従うだけで生真面目すぎる印象でした。今回、逮捕状が出ているパーカーを釈放したので、殻を破ったのかもしれませんが。でも、どこまでもbrother's keeperとして振る舞うのだろうな。下士官を水葬で送るというのは本人の希望だったのかな。まあハリエットのランクだから可能だったのでしょうね。8点鐘と共に「カントリー・ロード」を歌ったのも、家族の意向が重視されたように見えました。
March 4, 2026
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『放蕩息子、前編』新シーズンプレミア先シーズンのパーカーの過去のややこしい話を引っ張っているので、思い出すのに時間がかかりました。今シーズンはパーカーが暴走するのは目に見えていますが、過去に言及されていた家族の登場にはちょっと驚きました。パーカーの父ローマンが殺害され、NCISが現場を調べる。カーラの口紅がグラスに残っており、殺されたのが2時間ということで、カーラを国外逃亡させないため、パーカーは偽のテロ情報を流して、交通網を麻痺させる。手配のおかげでカーラのSUVが空港近くで発見されるが、ヴァンスはNCISはこの件から手を引けと命じる。特にパーカーには自宅へ戻れというと、パーカーとヴァンスは激しく言い合いをする。実はパーカーの妹ハリエットは国防総省の中将の位にいて、パーカーとハリエットは事情がある間柄のようだった。ジミーの検視で、9ミリの銃が致命傷になったことがわかる。ジミーはナイトに、パーカーの母親の検視鑑定書と死亡証明書が一致しないと告げる。ヴァンスの命令にもかかわらず、カーラの車はNCISに運ばれ、ケイシーが鑑識をしその情報をマクギーらに渡す。ヴァンスはNCISがこの事件に関わる事を禁じ、マクギーたちにはパーカーの監視を命じる。自力でカーラを探そうとしていたパーカーに、マクギー、ナイト、トーレスが協力を申し出る。各地で、カーラに爆弾で狙われたギャングたちがネクサス潰しで銃撃戦を起こしている。ケイシーが車の中から偽物のフォード捜査官のIDカードを見つけたため、トーレスは偽造した男を呼び出す。依頼主の名前はわからないが、引き渡した場所はわかった。モルグにハリエット・パーカー中将がローマンの遺留品を引き取りに現れる。ジミーが亡骸に面会するかと勧めるが、ハリエットはまた別の日に、と帰って行った。ケイシーが凶器に使われたのがパーカーの銃だと断定し、パーカーがカーラに誘拐された時に奪われたものと思われる。これを知ったら、パーカーはさらに苦しむだろう。車の中のおがくずと動物性油脂から手がかりを得て、カンザスシティの料理を出すレストランで待ち構えていると、偽フォードが現れた。監視していたパーカーらが偽フォードを捕まえようとするが、マシンガンを持ったギャングが現れ、撃ち合いの末偽フォードを連れ去ってしまう。騒動を起こしたパーカーらをヴァンスが厳しく叱責する。トーレスが逃げた車にスマートタグを仕込んだおかげで、偽フォードの行き先がわかった。ギャングもカーラの行き先を追っており、偽フォードを拷問していたが、NCISがまんまとトラックごと偽フォードを奪い去る。偽フォードはカーラの居場所を知らなかったが、次の「大きな山」を狙って、クエンティンという船の名前を言っていたという。パーカーはカーラがパーカーから奪った銃で父を殺したことを知り、マクギーを責める。クエンティンは老朽船ですでに出航してしまっていた。現在、チェサピーク湾にいるが、その船にパーカーの携帯の位置情報があった。港湾のカメラには、カーラ一行がクエンティンに乗り込んだ事が映っており、マクギーらはヴァンスに報告する。怒り心頭のヴァンスだが、船はまもなく国際水域に出てしまうので統合作戦センターと連携して何とか船を止めることを考える。しかし、そこに海軍特殊作戦コマンドの指揮を執るためパーカー中将が現れ、国防総省の指令を実行するという。クエンティンについては、数日間監視しており、武器と危険人物を乗せていると断定し、国際海域に出る前に戦闘機によって破壊するという。ハリエットはパーカーがクエンティンに乗っていることは知っていた。ヴァンスらは攻撃を止めるようにいうが、中将はミサイル発射の命令を下した。To be continued.パーカーの妹役の人はコメディとかシットコムなどに出ているので、向こうではおなじみの人なのでしょうね。私は覚えがないです。海軍に人生を捧げる父親に反発し、悪さをしていたオールデンに対して、ハリエットは父親思いの優等生で、父の後を追って中将まで上り詰めたのだから、相当な出世です。海軍に入れなかった兄のことを「変わらず同じところをぐるぐる回っている」と見下している。その兄が今は父と和解していたのを知ってか知らずか、とにかく兄に冷徹に接する(会っていないけれど)様子で、しかも兄が乗っている船をカーラごと爆破するという。カーラが汚染爆弾でテロを起こそうとしたので、国内にいるうちに阻止するのが最優先で、家族の命は省みないという極端な展開です。次に何か捻りがあるのかなと思いますが、パーカーの母親の検視報告をちらっと見ていたところは、何かあるのかもしれない。タイトルから、ハリエットとオールデンが聖書の話の兄と弟の関係に例えられているのかなと思いますが、随分前からこの設定があったんだなあ。パーカーがクエンティンで目撃した物は何なのかもポイントでしょう。まさか、リリー絡み?ヴァンスが部下を全く仕切れていないのが情けないですが、マクギーたちが大人しくじっとしていたらドラマになりませんね。
February 25, 2026
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シーズンフィナーレ。今シーズンいろいろあったという印象はあまりなく、穏やかに終わったなという感じがします。ステイブラーがほぼ出演しなかった事も関係しているかな、そのかわりロリンズも結構ゲスト出演していましたし、次のシーズンへの体制づくりだったかもしれません。ベラスコが昇級して第2級刑事になることが決まった。一同はバーでベラスコを祝う。精神科医のグレッチェン・スチュワートが自宅オフィスで侵入者に襲われ、倒れているのが助手によって発見される。頭を殴られて脳震盪をおこし出血がひどく、レイプされたと思われるが、発見時は毛布がかけられていた。オリビアは犯人に後悔の念が生じたと考える。室内に弾痕があったので、犯人ともみ合いになったと思われるが、グレッチェン名義の銃は室内で見つかっていない。犯人は半地下の出入り口をこじ開けて入ったと見られる。オフィスに患者の事を記録したノートがあったが、一部が破り取られていた。SVUはグレッチェンが誰か、患者を恐れていたのではないかと考える。助手は破り取られていたノートの部分について、どの患者だったかは明かせないという。グレッチェンは現在独身で、同じ精神科医のゲイリー・シュワルツと昨夜は食事をしていた。ゲイリーによると、交際とまではいわないが、友人として仕事上の話はよくしていたという。特に不審な人物や脅されているという事はなかったが、患者の中で厄介なケースについて情報を交換していた。その中に、妻へのDVがあるアンソニー・フィエロについては、グレッチェンが離婚を勧め、その結果接近禁止命令が出ていた。犯人に目を傷つけられ、網膜の手術を終えたグレッチェンに昨夜のことについて聞く。夜中にオフィスのインターフォンのブザーが鳴らされたので、銃を持って降りていくと男が突進してきた。親指で両目を押し込まれ、倒れた拍子に頭を打って意識を失った。犯人に心当たりはなく、患者にそのような人物は見当たらない。フィエロについては、ケタミンを乱用したせいで被害妄想が悪化し、妻には近づかないように助言した。SVUはフィエロを重要参考人として身柄の確保に臨むが、グレッチェンの銃を持っている可能性があるため慎重に備考する。2台の車でフィエロを追ったところ渋滞につかまり、徒歩でベラスコが近づくとフィエロは車から降り、銃を出して撃ってきた。フィエロは追い詰められて「俺じゃない」と叫ぶと橋から飛び降りてしまう。フィエロが持っていた銃は自分のものとわかり、死因は自殺とされた。カリシはフィエロが犯人だったのかどうか、裏を取れという。フィエロが滞在していたホテルで、ケタミンは見つかったものの、破り取られたノートは見つからず、犯行時のアリバイはホテルの防犯カメラで確認する。妻のアンによると、夫がケタミンのせいで妄想がひどくなり、浮気を疑われだし、グレッチェンのセラピーをきっかけに接近禁止命令を取ったという。フィエロのアリバイが成立し、改めて破り取られたページに該当する4人の患者について、アリバイを確認する。その中で、キース・スパークスという患者が所在も不明で本人を特定することもできなかった。グレッチェンは初回のカウンセリングは無料にしていて、この人物の印象もあまりないという。動揺の手口のレイプ殺人事件が起こり、ローレン・ライト医師がオフィスで殺された。今回は椅子に座らされた状態で布がかけられているが、頭を殴られ眼球がえぐられていた。命を奪われなかったグレッチェンはラッキーだったのか。グレッチェンとライト医師は患者を紹介し合う関係で、やはりライト医師のパソコンが消えていた。キース・スパークスについては、サイトから予約してきた事がわかっているが、偽名だった可能性もある。他にも被害者がいるかもしれない。ライト医師の検視では被害者の体に受けた傷などから、激しい怒りを感じるという。パソコンは奪われたが、ライト医師の夫は患者の症状など詳しく書き留めたノートを持っており、SVUに提供する。その中から、暴力性が高い患者を見つけ出し聴取するが、あっさりとライト医師を自分が殺したと認める。しかし、その供述内容は妄想によるものだった。カリー警部は12月にコネティカットで同様の手口で殺されたセラピストがいて、未解決になっているのを見つける。被害者は殴られて目を潰されていた。地元警察に赴き、資料を入手したカリーは、被害者の息子とともに犯行現場を訪れ、患者の紹介者リストがあることに気づく。一人一人聞いて回ると、仕事の同僚を紹介し、その後その男は転勤でマンハッタンに移動したという情報を得る。テッド・シュラムはミッドタウンのレンタカー店でマネージャーとして働いており、SVUが身柄確保に向かう。テッドはベラスコとブルーノの姿を見て逃げ出し、2人の体を張った追跡で逮捕された。テッドは聴取で黙秘するというが、オリビアはテッドの手口から、無料のカウンセリングをすると誘う。テッドに事件についての「見解」を求めると、自分は子供の頃からセラピーを受けてきて多くの精神科医に会ってきたと話し出す。被害者が目を潰されていたのは、自分の本質を見抜かれたくなかったのだろう。犯人は生まれた時は純粋な存在だったが、ある時に怒りを覚え始めた。世界は驚きに満ちているというのは嘘だ、親も学校の教師も言う事とやることが違う、つまり犯人は世の中の歪に気づいたのだ。人々は物事に明晰さを与えると考え、犯人に助けを得させようとした。しかしそれはただの精神操作すぎず、他人に罪を追わせて責任転嫁をし、犯人は壊れていった。セラピストは助けを求め苦痛から逃れようとする犯人に、ただ話すだけで彼を元に戻すことはなかった。だから、セラピストたちにも苦痛を与えようと思ったのか。オリビアはテッドがセラピストたちを罰するのにふさわしいというが、嫌だったのではないかと問う。テッドはやりたくなかったと認めるが、罪状認否では心神喪失で無罪を主張した。オリビアはグレッチェンに事件が解決したことを報告し、自分たちの仕事は似ていると話す。どんなに頑張っても、救いようのない人はいる。グレッチェンはそれでも人を助ける事をやめないという。ベラスコはオリビアらが見守る中、任命式で晴れて第2級刑事のバッジを授与された。テッド役の役者さんは最後のセリフだけで犯人の人生と犯行動機を語るという、難しい役柄でしたが引き込まれる演技でしたね。精神科医に救いを求めて、答えが得られない、救われないことを逆恨みして殺す、しかもレイプまで。男性のセラピストもいたはずですが、そちらには罰を与えなかったのですね。入口の敷居が低いことを良いことに、無料でお試しでカウンセリングを受けるのは、要するに次のターゲットを見つけるためだったのかもしれません。心神喪失は認められないと思いますが、カリシも頑張って刑務所から出さないよう、意欲を見せていました。ライト医師の夫が言っていましたが、今回の被害者たちは精神的な危機にある患者に寄り添い、厳しい職業であることは確かですね。それでもグレッチェンはその職業を続けていきたいというのは、使命感のようなものなのでしょう。そこは、ベテラン警察官であるオリビアにも通じるところで、お互いに認め合うという事で終わりました。精神科医の前で犯人の行動を説明していましたが、そこはグレッチェンももう少し専門家としての意見を言ってほしかった。(笑)ちぎったノートの切れ端と盗んだパソコンが家宅捜索で出てきたので証拠は十分かもしれないですが、行方不明の銃やライト医師からDNAが検出されて鑑定に回した結果も知りたかったです。ベラスコですが、男性刑事としては結構長く出演した方で、オリビアとの関係も不信感があったり、一応山谷があったわけで、過去シーンの挿入など丁寧な送り出しとなったと思います。2級刑事というと、なんだか普通の刑事よりも格が落ちたみたいに感じられますが、違いますね、昇格ですね。女性刑事たちもこういう形で巣立っていってくれると良いのですすが。ブルーノとテッドを追うシーンなどは、さすがにフィンやオリビアでは体力的に無理な事をやってくれていたので、盛り上げにひと役買っていたと思います。カリー警部は終盤に来て、存在感が増してきました。来シーズンもあり、この調子だとオリビアが自ら辞めるというのはなさそうだし、マンハッタンSVUは安泰ということでしょうか。
September 4, 2025
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タイトルも洒落ているし、映画『裏窓』をもじった作品かなと思いましたが違いましたね。でも、どこか文学的なエピソードだなと思いました。オープンハウスで物件を見学していた男性が、窓に置かれていた望遠鏡を覗いたところ、向かいの建物の窓に、銃で脅される下着姿の若い女性の姿を発見し通報する。SVUが呼ばれ、建物を封鎖した上で該当の部屋を捜査し、ビルのエレベーターの防犯カメラの映像を調べる。目撃者によると、犯人は黒人の男で女性は服を着ようとしていたので、レイプされた後だったのかもしれないという。部屋は無人で、コンドームの箱が落ちており、三脚の跡があったことから、撮影していたと見られる。被害者からの通報がないため、今も脅されているのかもしれない。カリシはポルノの撮影だったのではないかというが、エレベーター内の映像で銃を持った男が若い男女を脅している様子が確認された。通報者はこの男と少女を確認するが、少年は見ていなかったという。部屋の大家は又貸ししており、メールでテキサスのヴァージニアという女性と契約していた。しかしその時に使われたカードはヒューストンで盗まれたもので、部屋の排水管からは25枚の使用済みコンドームが見つかった。エレベーター内の被害者と少年の画像から、2人の身元が判明する。18歳のジョシー・デウィンは秋からスタンフォード大学に進学予定。父親は保険会社のCEOのゴードン・デウィン。少年は母親ナタリーの連れ子でアトラス、17歳。通報していないことから、被害の事は両親に隠しているのだろうか、SVUはジョシーに接触して性的暴行を受けたかどうかを確かめる。ジョシーは犯人から家族に危害を加えると脅されたと言い、レイプされたことを認める。ただスタンフォードに進学するなど、今後の生活があるので大事にはしたいくないと、心を閉ざしている。ジョシーは弟をかばっているのか、弟の事も撮影されたことも言わない。17歳のアトラスに関しては両親に話をしなければならない。まず、姉弟の両親に面会を求め、エレベーター内で2人が銃で脅されている画像を見せる。両親は姉弟に変化はなかったと言い、犯人の男については心当たりはなく、金の要求はなかったという。両親にアトラスを署まで連れて来るよう促し、事情を聞く。昨日は姉といつものように通学路を歩いていたら、犯行現場の建物の前に男がいて銃を見せるとジェシーを建物の中に押し込んだ。男は知らない人物だ。自分も姉を守るために追ったら、エレベーターの中に押し込まれ、部屋に行くとバスルームにいるよう命じられた。出てくればジョシーを殺すと言われたので、仕方なくそこにいた。ジョシーは泣いており、その後学校にいったがショック状態だった。両親に話すことはジョシーが反対した。ジョシーの父ゴードンは仕事上恨まれること多いという。実は夫妻は互いに結婚している時に仕事場で出会い、不倫状態で離婚し結婚した。当時それぞれ幼い子どもがいたが、現在は元配偶者との関係は良好だという。アトラスの母ナタリーの元配偶者デレクはバハマで貸しボート業をしており、アトラスが大学進学すると、デレクへの慰謝料の支払いを停止することになっているという。それでも、デレクが人を雇い実の息子を巻き込んでジョシーをレイプさせる事は考えにくい。ナタリーに犯行時に撮影された動画が送りつけられる。銃を持った男が2人をベッドに座らせ、セックスをするよう脅していた。姉弟はこのことを両親に隠していたのだろう、両親はショックを受ける。オリビアはデレクに疑いを持ち、前歴を調べた上でNYに呼び出すよう指示する。姉弟にも真実を話してもらうため、SVUがデウィン家を訪れると、父親は独自のセキュリティチームを稼働させていた。ジョシーはあの動画が出回れば自分たちの人生は終わりだと嘆く。ジョシーは犯人に、私を好きにしていいから弟を巻き込まないでくれと頼んだがだめだったという。カリー警部は2人はレイプの被害者であり、拉致監禁と第1級レイプ罪で犯人を逮捕すると説明する。アトラスはジョシーが自分のことを怒っているかどうかを気にする。脅されていたのに、自分はぼっ起してしまった。ベラスコはそれは体が反応しただけだと説明する。一家に500万ドルの要求があり、SVUはデレクが重要参考人であることを告げる。デレクは2年前に未成年者搾取容疑で、バハマで逮捕されていた。SVUに到着したデレクに姉弟が性的暴行の被害にあったことを伝え、2年前の事件について説明を求める。アトラスは毎年バハマで父と夏休みを過ごしていたが、2年前にはジョシーを連れてきた。その時に、アトラスが携帯を落として壊したので新しいのを買った。2人が自宅に戻った後、壊れたものを修理に出すと、携帯の隠しファイルに16歳のジョシーのビキニ姿の写真が保存されていたため通報された。従って撮影したのはアトラスということになるが、それをデレクが持っていたのは犯罪となる。ジョシーに話を聞くと、デレクには悪い印象をもっていないようで、あの夏はほとんどビキニ姿だったという。犯行現場の部屋を借りるのに使われたカードの盗難時の映像が届く。ガソリンスタンドのレジでヴァージニアが支払った後、レジ係の男がスキミングをしていたことが映っていた。レジ係の男は今回の銃を持っていた男とそっくりで、すぐに逮捕を要請する。シルバにジョシーから電話があり、デレクがジョシーの写真の件で逮捕されたという話をアトラスにしたら、アトラスは怒ってデレクを殺すと出かけたという。デレクが滞在しているホテルの部屋で、アトラスはバットを片手に父に襲いかかっていた。アトラスはその場で逮捕され、アトラスがジョシーを守るため、学校でも姉のそばを離れなかったことがわかった。オリビアはアトラスの部屋を捜索するよう願い出て、ベッドの下からジョシーの写真を見つけ出す。母親立会のもとアトラスを聴取すると、父を襲ったのはジョシーに手を出させないという気持ちだったという。オリビアは「犯人」の男、ジェイデンはアトラスと知人だと供述していると告げると、ナタリーは弁護士を要求する。ジェイデンは今回の犯行はアトラスから頼まれたと証言し、2人はオンラインゲームの友達だという。それによると、アトラスはジョシーを恋い慕っており、セックスをしたがっていた。ジョシーがスタンフォードに進学することになり、犯行を計画したが、金の要求はジェイデン個人の考えだという。アトラスとの間には犯行を依頼するメールなどが残っており、電子機器の捜索でアトラスがジョシーを隠し撮りしている証拠もある。追及されて、アトラスはこうなったのも姉ばかり褒める母親の責任で、姉は大学に進学することで自分を捨てようとしているという。アトラスは血のつながっていないジョシーを愛しているというが、それは執着であり、やったことは犯罪だ。ナタリーは息子の今後を心配し、今はジョシーのことを考える余裕はなさそうだ。ジョシーは家族に突然訪れた出来事に、苦しんでいた。アトラスのことは弟として愛していたが、弟の気持ちを気づくのは無理だった。立ち直りには時間がかかるだろう。大学に行くべきかどうか、オリビアはそれはあなたが決めなさいという。ジョシーは何と心優しい、良い子なのだろう。衝撃を受けた両親の弱っている姿を見て、しかも弟は刑務所に入るかもしれない、自分は家を離れて西海岸へ行っても良いのだろうか悩むという。一番の被害者なのに、バラバラに崩れてしまった家族を案じている。両親の方はなぜこんなことになったのだろうと思っているでしょうが、まあ、自分たちが不倫の末に巡り巡ってそのツケが思わぬ形で現れたわけですよ。というと、意地悪な言い方になりますが、でも誰を恨むこともできないですね。アトラスの育て方で落ち度があったかどうか、と言われると難しいですね。もともとそういう執着心の強い子だったのかもしれない。ドラマではお互いの連れ子が愛し合って、結婚したくてもできないというケースはあるでしょうね。2人は幼い頃から一緒に育っているので、恋愛関係にはなりにくいかもしれないが、中には血のつながった実の姉弟でも禁断の関係となる事もあるかもしれない。イギリスの貴族のドラマに話にありそうだ、文学的と感じたのはそういうところですね。アトラスの視点で心の葛藤が描かれれば共感できたかもしれないが、今回は一方的に姉を自分のものだと執着し支配しようとし、脅されてレイプするという形で思いを遂げた。これには同情の余地はない。なぜだめなのかをじっくり理解させなければならないですね。アトラスは罪と向き合って更正できればよいですが、一家に与えるダメージは大きくて、ジョシーでなくても気が重いです。
August 28, 2025
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通常に戻って、力強いエピソードでした。事件の方は理解不能な胸糞わるいものでしたが、やはりロリンズがゲストだと盛り上がります。少女が乗った停車中の車が、乗り逃げされる。母親のケイディは朝食の配達で配達先の玄関口にいたが、ヘイリーが寒いというのでエンジンをかけたまま、鍵もかけないでいた。すぐにSVUが捜査にあたるが、たまたまオリビアと一緒にいたアマンダも情報部として捜査に協力することになった。目撃証言でケイディの車を白いバンが追走していたことがわかる。自動車泥棒がたまたまヘイリーが乗った車を奪ったのか、あるいはそもそもヘイリーを誘拐したのか。ケイディはシングルマザーで、ヘイリーの父親ディランとは特に揉めていることはないという。ディランはミュージシャンで、月1回ヘイリーを預かることがあり、電話をかけると電源がオフになっていた。自宅にもおらず、ライブなどで家を空けることはあるらしい。交通カメラに、停車中のケイディの車に近寄り手を降って乗り込む女の姿が映っていた。女は顔を隠しているが、ケイディは見知らぬ人物だという。その後をついていった白いバンの運転手ははっきりとわからない。市内でケイディの車が発見される。証拠隠滅のためか、焼かれており運転手やヘイリーの姿はない。交通カメラの追跡で、誘拐した女とヘイリーが白いバンに乗り込むところが映っていた。男についてもケイディは見覚えがないという。未だ、ディランとは連絡が取れておらず、ネットでヘイリーの画像などを探す情報部も収穫がない。そこに、ディラン本人が現れた。レコーディングから自宅に戻ったところ、パトカーが停まっており、ケイディに電話をかけたが留守電だったという。ヘイリーとはバレンタインの時にアイスを買いに行ったのが最後というのは、ケイディの話と一致する。その後、ツアーに出ており、周囲にヘイリーに関心をもちそうな人物はいないという。情報部からヘイリーの動画がアップされたと知らせが入る。会員制のサイトで、ヘイリーは首に犬につけるようなショックカラーを着けられ、女の命令を聞かなければ拷問する様子が見られた。サイトは「ミッシー・メイハム」というタイトルで、ヘイリーはミッシーと呼ばれている。アマンダによると、視聴者が少女が苦痛を受けるのを見るのを楽しむサイトで、依存型のサディズムだという。さらに被害者と加害者を金の力で支配しており、多くは東南アジアに存在する。しかし、今回は誘拐して2時間あまりで生配信しているところから、マンハッタンから2時間の範囲に拠点があるのだろう。ケイディは児童ポルノサイトではない事にホッとするが、画面に映る女の声には覚えがないという。サイトの運営者をネットから追跡することはできないが、登録した会員の中で身元を明らかにできる者はいるようだ。このサイトは2年前から存在するが、現在の動画はヘイリーの1本だけでしかない。他は削除したと思われる。この動画を見たという登録者から聞き取りを行うと、2年前から課金している男が初代のミッシーがいると証言する。今は動画は削除しているが、こっそり録画しておりSVUに提供する。ヘイリーより少し年上の少女はミッシーと呼ばれ、しつけのための首輪を使っていた。背後に犬の鳴き声のようなものが聞こえ、アマンダは犯人は犬のブリーダーではないかという。その時、新たなヘイリーの動画がアップされ、ヘイリーが女の命令で犬のベッドに寝かされていた。情報部では犬の鳴き声で犬種を絞ることができ、ロットワイラー、ドーベルマン、カネ・コルソが浮かぶ。捜査班はマンハッタンから2時間の範囲で、その犬種を育てるブリーダーから動画の2人の少女の情報を聞く。その中で初代のミッシーを見た女性が、エレンビルに住むカーウッド夫妻の娘ではないかと証言する。夫妻はミッシーのことをアシュリンと呼んでいたという。デニスとニコールの夫妻には確かにアシュリンという娘がいることがわかり、銃を6丁所持するなど応援が必要と判断したオリビアは、州警察にも応援を要請しカーウッド夫妻の自宅に向かう。自宅に突入する直前に銃声がしたため突入すると、デニスが撃たれており、ニコールは自分に銃を突きつけていた。オリビアはニコールに銃を下ろすよう説得し、ヘイリーとアシュリンの行方を問い詰めるが答えない。犬舎の奥に動画を撮影していたセットが見つかり、周辺を捜索したところ、アシュリンと見られる少女が埋められているのを発見した。アシュリンの体には虐待を受けた痕跡があり、エレンビルの警察でニコールを取り調べる。すぐに弁護士が現れ、黙秘権を要求するので、オリビアは重罪に問われると念を押す。撃たれたデニスは警察が来たら2人で心中すると決めていたというが、ヘイリーについては口をつぐむ。アシュリンについては、ニコールと言い争いになった末の事故で死亡し、虐待をしたのは自分ではないという。いずれにしてもヘイリーに関しては夫婦共に話さず、オリビアたちは少女を虐待するのを見て喜ぶデニスと、その夫を喜ばせ支配するニコールという構図を見出す。ニコールは元々ロットワイラーの飼育の中で、デニスが犬を虐待するのを喜ぶのを知り、アシュリンにも同じようにカーペットに鼻を押し付けたという。夫妻はアシュリンをミッシーとして虐待するサイトを始めたが、アシュリンが死に代役が必要となって、たまたま車の中にいたヘイリーが手を振ったので誘拐したと認める。ニコールはデニスに誘拐の罪を着せようとするが、オリビアはヘイリーの居場所を先に言った一人だけと取引すると告げる。ニコールが口を割り、倉庫に監禁されていたヘイリーが救出される。体に大きな傷はないが、心の傷が癒えるのには時間がかかるだろう。ニコールは罪状認否で無罪を主張し、保釈金を要求されたことで話が違うとカリシに訴える。それに、飼育している犬のことも取引に入っているはずだ。カリシはアルスター郡のすることには口出しはできないと言い、ニューヨークで起こした誘拐以外に、違法なコンテンツを配信し、人身売買したことで連邦犯罪にも問われると告げる。弁護士は連邦法に問わないのなら、有罪を認めると応じる。夫妻はニューヨークでの誘拐、アルスター郡での殺人を認め、25年から終身刑になるようだ。オリビアはサイトの登録者も見逃さないという。ただ、疑問なのはなぜ自分の子供にそんなひどいことができるのかということだ。アマンダは、オリビアのようなベテランでも答えが出ないことがあるのね、という。犬を虐待するのも許せませんが、実の娘を犬以下に扱うというか、それを見世物にして金儲けするって信じられません。人間の心はわかりませんので、歪んだ夫婦愛で犯罪を行っていたのでしょうか。ブリーダーでは食べていけないので、違法なサイト運営で儲けていたということなのか、趣味と実益を兼ねてということだったのか。捜査では最初に父親が怪しいように見せましたが、誘拐なら身代金を要求するかもという観点はなかったですね。そして、見つかったヘイリーの今後を父親もそれなりに関わっていくという姿勢が見られなかったのは残念です。まあ、見どころはオリビアとアマンダの合同捜査がどれほどワクワクするか、というところだったと思います。アマンダはすっかり知的な犯罪学の専門家となって動くし、鳴き声で犬の犬種を当てるという情報部の強みもあって、彼女と組めば最強でしょう。今回はカリー警部もそれなりにベラスコらに指示をしていたので、チームも機能的に動いた印象です。でも、フィンもブルーノもいなかったな。ニコール役の女優さんの憎たらしいところはお見事というべきか、追い詰められた表情のケイディ役の女優さんも上手かったと思います。冒頭とラストで、ベンソン家とロリンズ家(カリシ抜き)の子どもを交えた仲の良さが見られて、これもまた強力な絆を感じました。ところで、ケリー・ギディッシュは2023年に3番目の子どもを出産しているのですね。だからレギュラーを外れてゲスト的な扱いになったのかな。来シーズンは戻って来るということなので楽しみです。
August 21, 2025
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このエピソードは本家とのクロスオーバーとのことでしたが、内容的にはほぼ、オリビア・ベンソンを中心とした感じだったので録画でみているファンさんのアドバイス通り本家を待たず書くことにしました。それより、本家のメンバーが一新されている事に驚きました。一旦終了した20シーズンからいたバーナード刑事は21シーズン、ジェフリー・ドノバンのコスグローブ刑事は22シーズン、そしてキャムリン・マンハイムは23シーズンに自ら降板と、いうことだったようです。プライス検事補はそのままなのですね。確かに、SVUに追い抜かれてまた始まった本家はなんだか地味だなあ、という印象で、マッコイ検事が人間国宝のように出演しているくらいしか話題がないなと思いました。その代わりにモーラ・ティアニーが入ったわけか。なるほど。実質シーズン25の「Probability of Doom」の後日談だったわけですね。オリビアに匿名の通報があり、現場に向かうと女性の焼死体を発見する。身元は驚いたことに、オリビアが目をかけていた若手警官マリア・レシーノスだった。オリビアはマリアを潜入捜査に推薦しており、マリアは2年前の殺人事件と関連して女性のシェルターに潜入捜査中だったという。オリビアはショックを受け、犯人を突き止めるというが、結果3人の殺人事件となり世間の注目を集める事件となりそうだ。被害者の1人アナ・マチャードからDNAが検出され、容疑者としてあがったミゲル・ピントにはアリバイがあり、真犯人がピントに殺人の容疑を着せたのではないかと思われる。でもどうやって?行き詰まった捜査に、アナの事件を担当していた27分署のジェシカ・ブレイディ警部補とポール・ゴメス警部補がSVUを訪れ、オリビアと事件を見直すことになった。シェルターの住人アナ・マチャードは潜入中のマリアにレイプ被害を告白し、マリアもまた残酷に殺された。まずシェルターを運営するカトリック教会の神父アルベルトに話を聞くことにする。オリビアとゴメスが教会を訪れると、何者かに内部が荒らされており、アルベルト神父は2人を見ると逃げ出してしまう。ゴメスが追いかけて2人が銃の奪い合いをしているところにオリビアが追いつくが、神父は銃を手放さず、銃が発射されてゴメスが倒れる。オリビアはアルベルト神父に銃を手放すよう命じるが、応じなかった神父をゴメスがサイドアームの銃で撃ってしまう。ゴメスは肩を撃たれたが命はとりとめ、神父は搬送中に死亡してしまう。オリビアは内部調査から話を聞かれることとなり、ゴメスはもし神父が事件に関わっていないならば危うい立場となる。神父が警察を見て逃げ出した理由を探るために、ピントからさらに聞き出すことにする。ピントはアルベルト神父のことは知らないと言い、シェルターの女性たちと関係をもってもいないという。ただ、仮釈放の祝にいとこが風俗嬢を手配してくれた、というのでその女性が使用済みのコンドームを持ち帰った事がわかる。一方、シェルターの女性たちからも聞き込みを続け、夜遅くに神父の部屋で若い女性が神父とハグしているのを目撃したという証言もあった。シェルターの女性たちには移民もいて、移民局から強制送還の措置を受けてすでに故国に戻った人もいた。オリビアは内部調査への聴取で神父に銃を手放すように命令したとき、神父が「できない」と答えたことに疑問を持つ。もしシェルターの女性と関係を持ったとしても、警察がきたからといって警官から銃を奪って撃つのは納得がいかない。しかも教会の内部がひどく荒らされていて、移民局もさすがにそこまではしない。神父が脅されていたようにも見える。マリアの遺体からはDNAが検出されたが、レイプを証明する傷は見当たらず同意があったかどうかも断定できないという。オリビアは撃たれたゴメスを介抱した時に自分のコートに着いた血を鑑識に回すという。警官の血液を許可なく鑑定することにブレイディは反発するが、オリビアは神父とゴメスが銃を奪い合った時、神父の手がゴメスの手の下にあったことを目撃しており、その目には恐怖が浮かんでいたという。ゴメスの血液とマリアから検出された精・液を調べると一致した。カリシも令状なしにゴメスの血液を採取したことに反発する。オリビアはこの事件にパターンを見ていて、犯人は社会的に弱い立場の女性を狙っているという。それならば、最初の被害者ロサ・オルテガの遺体も掘り出して検視すべきだ。警察官として功績のあるゴメスを連続レイプ殺人犯として見るのはかなり抵抗があるが、ゴメスはずっと捜査の近くにいて、誰かを雇い神父を脅して司法妨害し、証拠を捏造してきたのだろう。しかしそれをどうやって証明するのか。ピントのいとこはピントのために風俗嬢を雇っていないという。オリビアはゴメスの携帯を調べる令状を取るよう要求し、プライス検事補もバクスター検事に情報を共有することにする。入院中のゴメスを見舞ったオリビアとブレイディは、マリアからDNAが検出されたと話す。神父が事件に関与していることが証明されるかもしれないと告げると、ゴメスは焦りをみせる。すぐに誰かに電話をかけている。ノアを迎えに行ったオリビアは、ノアが見知らぬ人と言葉をかわしているのを見て戦慄する。ノアによると、車に乗れと言われたという。男はすぐに立ち去ったが、オリビアはゴメスがオリビアを脅したと考え、ノアの身柄を保護することにし、すぐにゴメスを連行する許可を求める。カリシは令状が降りるのを待てと言い、今回はオリビアは捜査から外れるべきではないかという。この道20年のゴメスもこちらの手の内はわかっている。プライスもオリビアに理解を示しつつ、目撃者が必要だという。ゴメスの通話歴を調べると、弁護士のリサ・カルフーンに連絡を取っていることがわかった。さらに、アナが殺された前夜にシャリースと通話していた。シャリースは風俗嬢でピントはその数日前に釈放されており、ゴメスに雇われたことを認める。すでに強制送還された女性にも話を聞くが、神父とハグしていたのはロサ・オルテガの友人のキャシー・レイエスだという。キャシーはシェルターから姿を消したが、今は新しい人生に踏み出しているらしい。キャシーはロサが消えた朝に彼女を見ていた。ゴメスはロサだけでなく、キャシーもレイプしていた。ロサは警察に被害を訴えに行ったが、ゴメスは路上の売人から賄賂をもらっており、情報も筒抜けだった。マリアはキャシーの立ち直りに大いに関与し、そのおかげでキャシーは婚約者と出会うことができたという。マリアの正体については知らなかったというが、オリビアは裁判で証言しゴメスの罪を暴いて欲しいと頼む。しかし今の生活を掴んだ以上、過去の依存症などをこれから夫になる人に知られたくはない。オリビアはキャシーの意向を尊重し、キャシー抜きでの裁判を始めることになった。証人としてオリビアは、これまでの経緯を証言するが、ゴメスが3人のレイプ殺人に関して「強力な状況証拠」と言わざるを得なかった。また、カルフーンからはマリアとの個人的関係を指摘され、偏見を持っているのではないかと追及される。シャリースはゴメスにピントのコンドームを渡したことを証言するが、免責と引き換えの証言と決めつけられる。マリアとゴメスが一緒にいたことを証言する予定だったグレイスは、カルフーンの脅しともとれる質問に、強制送還から逃れたい気持ちであいまいな証言を行う。検察側はやはりキャシーの証言が必要だと考え、バクスターはオリビアにキャシーを説得して証言させろという。過去の自分を暴かれるのを恐れたキャシーだったが、ゴメスをこれからものさばらせないため、死んだロサとマリアのために証言してほしいという言葉に動かされる。オリビアに不利な状況を作ろうと動いていたミューラ・ヘイズにステイブラーが接近し、二度とするなと脅す。キャシーが証言し、ロサも自分もゴメスにレイプされたこと、ゴメスの言うことを聞かないと逮捕すると脅されレイプされたことなどを話す。ゴメスは立場の弱いシェルターの女性全員を脅していた。仮に今の新しい人生を奪われても、ゴメスを有罪にしたい。評決は、ロサ、アナ、マリアへのレイプと謀殺で有罪となった。教会で3人の女性の追悼式が行われ、婚約者と共に参加したキャシーは自分の存在が認められた気分だとオリビアに言う。ゴメスは本家のメンバーではないのですね。前編を見ないとどういう流れで捜査に加わったのかはわかりませんが、いきなり容疑者に見られるのは唐突だなと思いました。そもそもマリア・レシーノスという新人警官がオリビアの思い入れの強い存在になったのも唐突だったと思います。有能でやる気のある若い警官をこういう形で殺されるというのは、オリビアでなくてももっとみんなが熱くなるはずでしょう。本家からはブレイディだけでしたが、個人的に「嫌な女」のイメージの強いモーラがそのままの味を出していて、ほっとしました。(笑)考えてみると本家は検察がメインで、刑事たちは下働きというか、コツコツと捜査はするけれど、キャラクターとしては地味な感じがします。だから何人も入れ替わっているけれど、SVUは逆に刑事たちがメインで、検察の検事補が何人も入れ替わっていますね。今シカゴ・メッドで病院を仕切っているシャロン、元ヴァン・ビューレン刑事補は長かったですが。まあ、そういう棲み分けだったんでしょう。それにしても、いきなりステイブラーが出てきて、一瞬「誰?」と思いました。SVUにはもう出ないと思っていたら、まさかこんな感じでゲスト出演とは。様相もすっかり変わって、強面だ。「Organized Crimie」もシーズン3は未見なのでわかりませんが、オリビアとはもう直接会うことはなさそうな雰囲気でかなり危ない雰囲気になっていますね。今回、オリビアが連絡をしたわけでもないのに、どこからかノアの状況を聞きつけて裁判所のトイレに現れたのでしょうか。それも愛といえば、愛なのかもしれません。ちなみに、シーズン5の「Organiged Crime」にはオリビアが出ているようです。
August 15, 2025
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ゲストがエリック・パラディーノなので、過去にきっと出ていただろうと思ったら、刑事として出ていました。シーズン4「Damaged」など。最近では良い感じに歳を重ねて、ギラギラした感じもなくなってきたので、違う役柄でも良いかということかも。20年以上ぶりではありますが、今回のエピソードは↑のものとちょっと通じるところがあったかな。個人の溶接工場を経営しているエディ・アップショーが、仕事場で性的暴行を受け、意識不明の状態で見つかる。頭を殴られ、商品のフェンスにくくりつけられた後、背後から肛門に挿入され、さらに背中に研削盤で日付のようなものが彫り込まれていた。おぞましい犯行を発見したのは、最近まで見習いとして働いていた17歳のサム・カーソンで、父親と最後の給料を受取に来ていた。エディの背中に彫り込まれた日付は「2001年6月15日」で、サムが生まれる前のもの。サムと父親が訪れた時は入口の鍵はかかっておらず、不法侵入の形跡はなかった。念の為、当日の行動について尋ねられると、親子とも午後8時までのアリバイがあるという。50歳の男性に対する性的虐待はあまりみられず、オリビアは誰かがメッセージを送ったと考え、不満を抱えた従業員や、元妻などから話を聞くよう命じる。現在の従業員カールによると、昨夜は時に仕事を終えた時エディは残業をしていた。エディはきちんと給料も払うし、特に不満を抱えた人物や不審者に心当たりはない。サムは見習いとして仕事でミスをしたが、良い子だったという。しかし、サムがガールフレンドと一緒にいたというアリバイは嘘だったことがわかる。しかも、エディのスマホから当日の夜サムに10回も電話をかけていた。サムはその事について、トンプキンス公園にいてエディからの電話には気づかなかったと答える。SVUが事情を話すようにうながしても、サムは父親の前では話をしそうにない。エディの意識が戻り、日付について質問するが、心当たりはないという。その日、背後から殴られて何も覚えていないが、こんな暴行を受けるいわれはないと答える。警察に対して協力的には見えず、前の妻ジェニーに話を聞く。ジェニーは結婚期間にあるその日付について、思い当たらないと言い、エディは生きるのが下手だという。3人いる子どもたちは父親とは疎遠で、事件については無差別の犯行ではないかという。しかし、平凡でインターネットもあまり達者ではない中年男への犯行は無差別ではないと考えるオリビアは、エディの過去を探るよう命じる。ブルーノにサムから連絡があり、夜の公園で会うことになった。サムはエディがこうなったのは自分のせいだという。サムは15歳の時からエディに仕事を教えてもらいながら、性的虐待を受けていたということを打ち明ける。父親に話せば怒られると思ったと言い、そもそも自分に何が起こったのかも理解できていない。ブルーノはエディに責任があり、父親に話すよう勧める。ただ、そうなるとサムには動機があるということになってしまう。ブルーノはサムは犯人ではないと信じ、当日のトンプキンス公園にいたことも確認された。オリビアはエディをサムへの虐待で訴えるためには、サムの証言が必要で、未成年のサムの被害については、両親に告げなければならないという。SVUはサムと両親を呼び、サムに起こったことについて話す。サムが仕事を辞めたのは仕事上のミスではなかった。エディの被害者は他にもいると思われるが、起訴するならサムの証言が必要となるかもしれない。一家にはカウンセリングを受けるよう勧める。エディの過去を探ると、2002年に第1級性的虐待で逮捕歴が見つかった。ただ、被害者が未成年なので裁判記録は非公開で、ベラスコとカリーが保管庫から資料を探し出す。それによると、2004年に裁判があり、エディは無罪となっていた。被害者は当時11歳で、8歳から被害を受けていたと主張していた。そのことを元妻のジュリーが知らないはずはなく、再度話を聞くことにする。ジュリーによると、その被害者は娘の友だちアンジェラで、家庭環境に問題があり本人も心を病んでいたという。アンジェラは薬物所持などで刑務所にいて現在は1週間前から仮保釈中、エディの娘とは今も交流があるという。アンジェラの人生はトラブルの連続で、薬物や飲酒などから精神病院に入れられたり、少年院に入ったり、逮捕歴も複数あった。11歳の時の裁判では、証言の矛盾や記憶の抜け落ちなどが追及され、エディは無罪となったが、当時はトラウマの理解がなかったとオリビアは憤る。エディにアンジェラの写真を見せるが、彼女もサムの訴えも嘘だと言い逃れして何も言うことはないと拒絶する。背中に彫られた日付はアンジェラが最初に被害にあった日だった。ベラスコとカリーがアンジェラの逮捕に向かう。失うものはなにもないという態度で弁護士も拒否するアンジェラだが、オリビアはアンジェラの手錠を外し、あなたを助けたいと話しかける。少し心を開いたアンジェラは、エディの娘だけが自分を信じてくれたという。エディはまだ生きていると告げると、20年前にやるべきだったと自供する。今になってエディを調べたのは、保護観察官から止められていたからで、見つけたエディの会社のHPを見て、ごく普通の男として生きていることに一線を超えてしまったという。人生を全て捨てて彼を勝たせた事になったと言われても、アンジェラは被害にあった日からずっと傷つけられていて、エディを思い出すという。罪の意識はないというアンジェラに弁護士を着け、カリシは検事と相談することになった。サムがSVUを訪れ、自分もアンジェラのように誰かを傷つけたくなるのだろうかと不安を語る。ブルーノはカウンセラーとそうならないように、向き合っていくのだと話す。アンジェラに対して、過去の被害を鑑み寛大な司法取引が提案された。第2級重暴行罪に減刑し、仮釈放を継続しつつ、心理療法プログラムを受け、終了すれば重暴行罪については取り下げになるという。もちろん、今後長期間保護観察の対象となる。オリビアはアンジェラの犯した罪を憎むが、エディが犯した罪の方をより憎むと話す。オリビアとカリシは、虐待の連鎖を止めることは無理だがこれからも挑み続けると語り合う。優しいお父さんになった「サバティーノ」をもうちょっと見たかった気がしますが、今回のアメフト選手並のダッシュで逃げるアンジェラにタックルしたカリー警部を楽しめました。最近、少し活躍の場をもらっているような印象です。ブルーノもサムから兄貴分のように頼られて、彼らしいなと思いました。エディの事件は、通りすがりによる犯行とは考えにくい、しかも犯人はメッセージを残しているということで、エディの過去を探ることで答えに近づきました。といっても、サム以外にも見習いはいたようなので、そちらで余罪があった可能性はありますね。アンジェラ以来、20年間犯行をしていなかったのは考えにくい。とはいえ、有力な手がかりが20年以上前の日付ということなので、ベラスコとカリーが郡書記官事務所のファイルの山からピンポイントで記録を探し出すのが正解だったわけ。私はここで少しトルコのドラマ「アーギャフ」を思い起こしました。アンジェラがわずか11歳で裁判の証言をしたというのは、取り合ってくれた刑事や検事がいたのかな。届け出までに1年、裁判で決着をつけるのは難しそう、その間信じてくれたのはエディの娘クリスタだけだった、ということは両親も助けにならなかったということでしょうね。当時の担当者の話も聞きたかったですね。そして、エディは無罪となりアンジェラはどんどん破滅的な人生を送る。オリビアが腹を立てるのも当然ですね。最後に虐待の連鎖について語っていたので、時が違えばアンジェラが立ち直るチャンスもあったということか。でも、過去にエディが無罪になった件で検事は思い切った判断をしたと思いました。今裁判をしても、エディは否定しているし証拠がないしなあ。20年前にはなかった?心理療法のプログラムがアンジェラにとって良い方向に働くと良いですね。取引になったので、アンジェラへの虐待はもう裁かれないのでしょうが、サムの方はどうなのだろう。カウンセリングも大切ですが、サムもエディを訴える道はあるのではないか。このままでは、エディは逃げおおせてしまう。ブルーノが言っていたように、私は父親がエディを殺しに行くのじゃないかと思いました。(サバティーノならなおさらです)
August 7, 2025
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今シーズンの「Cornered」の決着編。容疑者をどういう罪で裁くかは「Law & Order」シリーズの見どころですが、SVUでは被害者の視点が強調されますね。どの被害者にとっても、つらい記憶と向き合うのは時間がかかり困難が伴いますが、カリシは被害者だったという事にきちんと向き合い、着実に前に進んでいかないといけませんね。デリでの人質殺人事件の容疑者ディオンテ・モズリーが、共犯者のボイドを殺した事を正当防衛だと主張している。ブルックリンのローク検事補は、レジ係謀殺と武装強盗罪で15年の取引を持ち込むつもりだという。カリシは自分が当事者としてディオンテを見てきたことから、わざわざ起訴可能な重罪を幇助したとして用意してきた文書をロークに渡す。しかし、ロークはボイドがテスをレイプした件でディオンテを有罪に持ち込むのは難しいと否定的だ。SVUではテスが行方不明になっていることから、消息を追う。テスは一緒に人質になった友人のエリザベスと今は付き合っていないということで、アマンダとオリビアが話を聞く。テスは事件後クスリに頼るようになり、様子が変わってしまったという。最後にエリザベスの家に来た時、PCを持ち去ってしまった。そのPCの位置情報でニュージャージーのトレントンという場所にPCがあることがわかる。ディオンテにはやり手のヴォーンという弁護士が付き、ディオンテがボイドを射殺したことで、テス、エリザベス、カリシの命を救ったと主張していて、ロークの取引を受け入れるつもりはない。何と言っても、カリシに「ボイドを撃てば正当防衛か」と念を押していて、取引を持ちかける検察側に勝ち目はないと高をくくっている。トレントンのアパートに、マーキーという売人の前歴がある男が住んでおり、その部屋に踏み込むと、テスは過剰摂取で意識不明の状態だった。救出して病院で治療するが、この状態では裁判で証言する事は難しそうだ。しかも、テスを拘束することもできない。そもそも治療するのも本人の同意が必要だが、カリシは証言することでテスの立ち直りのきっかけになると考える。解脱状態だったテスはなんとか峠を超えた。弁護側はカリシの証言を排除するよう申し立てたが、ロークの抗弁で却下となった。必死になったカリシはロークを追いかけ、テスを証言させることと、予備審問で女性の陪審員を選ぶ時の注文をつける。さらに、ボイドが釈放後数時間で事件を起こしたことから、銃を用意したのはディオンテで、全ては彼の責任だと私見を述べる。回復したテスに、オリビアはディオンテの裁判で証言してほしいと説得する。テスがレイプされている時、ディオンテは止めようとしなかった。何とかカリシとエリザベスと力を併せて戦って欲しい。ロークが第1級レイプ罪の幇助でもディオンテを起訴することになり、証言の予行演習を行う。アマンダは当日を思い出し、証言は辛いと涙を流す。夫は今もまだ彼の一部がデリに囚われたままだという。ヴォーンはカリシを挑発してくるだろう。カリシは冷静でいるつもりだというが、オリビアはカリシにあなたは被害者なのだという。裁判が始まり、冒頭陳述でヴォーンはディオンテに犯行の意図はなく、人質を取っている状況を止めようとボイドを撃った、彼はヒーローだと持ち上げる。カリシの私怨で起訴されたが、法の判断は別物だという。オリビアの証言に対し、ヴォーンは当日警察がファイバースコープを差し入れた映像から、ディオンテがボイドに強要されているかどうかわかったのか、と問う。エリザベスについは、ボイドが犯行を仕切りディオンテからは何も命令されていない、脅されてもいないと思った、という証言を引き出す。ホテルで保護されているテスが行方をくらましたため、ベラスコとフィンが探す。テスはマーキーの知り合いの売人の家に身を隠していた。犯人の顔を見たくないと怯えるテスに、ベラスコは俺達が着いていると励ます。証言席に就いたテスは、ロークの質問に答え、ボイドに冷蔵室に連れて行かれレイプされた事を苦しみながら証言する。その間、ディオンテは止めようとはしなかった。次にカリシが証人としてヴォーンと向き合う。ディオンテからボイドを撃つことは正当防衛かと聞かれたことには、「身を守るためなら」と答えたと証言する。それはエリザベスと自分の命を守るための行動だったというが、ヴォーンはディオンテがボイドを殺さなければ、カリシは今生きていなかったかもしれないという。そもそも解放されるはずだったカリシが、交換で人質になるオリビアをシャットアウトして状況を悪化させたのだと挑発され、カリシは動揺し、その様子をニヤけた表情で見ていたディオンテを見て、不規則発言、暴言を吐いてしまう。感情的になったカリシに、ロークはもう再尋問をしないと告げる。しかもあなたは私の相棒じゃない、証人なのだ。カリシはアマンダにこの裁判には負けたくないと本音を漏らす。あいつに動揺させられた、あいつを動揺させたい。ディオンテはいつも誰かに従っていた、刑務所にいた時も誰かに従っていたのでは?と聞いて、アマンダは同じ刑務所で偽弁護士で捕まったジェイ・ゴールドスタインに目をつける。ディオンテは始めはジェイに相談していたが、ヴォーンが弁護士となってジェイはつむじを曲げていたのだった。ディオンテは証言席につき、出所したボイドに脅されて犯行を手伝ったと証言する。ボイドは刑務所でも恐れられる存在で、同房だったディオンテはボイドに助けられていたこともあり、ボイドには逆らえない。ボイドは銃を2丁前にして、手伝うか、死ぬかと迫ったという。ロークはそれでもボイドが冷蔵室に40分もこもってテスをレイプしている間に逃げられたのではないかと追及すると、ディオンテは答えない。ジェイが証人として認められ、ディオンテが正当防衛と言い出したことについて証言する。ヴォーンが弁護人として就いたことで、その主張を補強したが、真実はディオンテはボイドに不利な証言はできないため殺したのだった。ボイドがレイプの前歴があった事をディオンテが知っていたかどうかはどうでもよく、彼にとって大事なのはあくまで自分自身だったと証言すると、ディオンテは動揺した表情を見せる。評決では、武装強盗に関する4つの罪状について有罪、デリの店員の第2級謀殺について有罪、ボイドに対する第2級謀殺について有罪、テスに対する第1級レイプ罪については無罪となった。カリシはロークに労をねぎらい、アマンダはテスに残念な結果だったがディオンテは終身刑になると伝える。それでもテスは証言をした事に自信を取り戻し、カリシのおかげでテスもエリザベスも命を救われたと感謝する。オリビアは、カリシも前に進む事ができたという。カリシも裁判になるかもしれないということで、準備はしてきたはずですが、テスに関してはかなりはしょった印象でした。確かにレイプ罪でディオンテを有罪にするのは難しいのかもしれないが、クスリへの依存から立ち直り、辛い証言をすることでテスは前に進むことができたという結果オーライはドラマならではでしょう。場合によってはセカンドレイプになるかもしれないのに、テスはよく協力してくれました。ベラスコがテスの身辺警護を買って出たのは、彼の成長の一つと見てよいのかな。そういえば、今回はブルーノもシルバも(カリーも)お休みだった。ユタから来るという両親が法廷に姿を見せなかったのは残念でした。テスの立ち直りには何よりも家族のちからが必要なのに、そこは省略した印象です。両親とは何か問題があったのかもしれませんが。ディオンテに関してはそもそも裁判で勝てると踏んで、カリシに挑戦してきたので、そこは私怨といわれてもジタバタするカリシが彼らしくなくて、見どころでした。ロークに差し出がましい行動までして、本来ならアウトだろうな。銃の準備を誰がしたのか、ロークはもっと突っ込むべきだと思いました。そんな彼の窮地を救ったのは愛妻の元刑事としての勘ですよね。よくぞディオンテの本音を知っている受刑者を探し出してくれた。頭は良さそうなのに、いつも人任せで自分からは責任ある行動をしないところは、確かに何度もカリシが今なら後戻りできると何度も説得を試みていたところから、カリシにも確信があったでしょう。この先、一生刑務所にいるというのは、この人の人生は一体何だったのか、虚しくなりますね。人質となった3人には、絆のようなものが芽生えていたのは確かなのでしょう。テスの証言もそれに基づいたのかもしれません。ロークはなかなか良い働きをしてくれて、カリシも「マンハッタンに来るなら」と声をかけていたので、また登場することもあるのかもしれませんね。こういう検事補は久しぶりです。
July 31, 2025
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今シーズンの「Rorschach」の後日談ですが、意外な引用のしかただったなあと思いました。宗教的な部分に関してはいろいろ受け止めがあるかもしれないですが、ストーリーは個人的に非常にしっくりくるところがあります。オリビアは久しぶりに母の墓参りをする。決して忘れていたわけではなく、実際、セラピーの時は母のことを考えているし、許すことについて努力していると語りかける。恋人からDVを受け頭部の損傷で昏睡状態のエリーが、妊娠しているという連絡が入る。エリーの母親ローラは献身的にエリーの看病を続けており、その過程で信仰も取り戻した。妊娠は奇跡だと喜んでいるが、妊娠期間は16~18週で、父親は暴力をふるった恋人のクリスとは言い切れない。その間、病院で何者かにレイプされた可能性がある。オリビアは胎児のDNA検査を申し出るが、ローラは拒否する。SVUは刑務所にいるクリスを説得して父親かどうか確かめるためDNA検査を申請させることにする。クリスの母親ヴァージニアは事件後ローラとも親交があり、ローラがずっとエリーに付き添っているのだから、自分の孫に違いないという。それでもオリビアは嘘の取引を申し出て、クリスに検査を申請するよう説得する。フィンはこの件で熱くなるオリビアを気遣う。オリビアはローラと孫を育てるつもりのヴァージニアに、クリスの金銭面の負担を指摘し、まずは実の子かどうか確認するべきだと話す。エリーが療養病棟にいる間はローラがつきっきりだが、外科病棟にいた1ヶ月間については、見舞いなどで人が出入りしていた。その人たちのDNA採取を実施するのと併せて、病院の医師、看護師、職員などのリストを取り寄せる。クリスの申請は取り付けたが、ローラはDNA検査に反対だった。もし、レイプ犯の子どもだと判明したら、中絶しろと身内から言われる。未来も全て奪われたエリーにとって、生まれてくる子どもは奇跡なのだ。それを奪わないでほしい。オリビアは昏睡状態で無抵抗のエリーをレイプした犯人を捕らえたいのだと説得するが、家裁での判断を仰ぐことになった。クリス側は生まれてくる子どもの医療記録を確実にすることに意味があると主張し、胎児の利益が優先されると認められた。検査の結果、胎児の父親はクリスではないとわかった。ローラは娘と生まれてくる子どもを守るのは自分の仕事だと、変わらない態度を見せる。オリビアは被害者を守るのが自分の仕事だと説明し、あなたたちを守らせてほしいと理解を求める。クリスは検査結果を聞いた上で、自分もエリーの子どもの養育に関わりたいという。フィンはそれはできないと警告し、今後ローラに連絡を取らないようきつくいう。カリーはフィンがこの件でオリビアを気遣う理由について知っていると話すが、フィンは「ベンソンにも人並みに悩みがあるが、その悩みが彼女の原動力なのだ」という。外科病棟に出入りし関係者のリストは100人を超え、それぞれDNAの採取を行うが、一致するものはいなかった。だだエリーの頭部の手術を行ったハイムズ医師は、手術がああるからとDNA採取に応じなかった。オリビアはエリーが病院に搬送されたときにハイムズと面識があったことから、直接ハイムズから唾液サンプルの採取を行う。ハイムズはエリーの状態から生命維持装置を停止すべきだと判断した後も、12回もエリーの病室を訪れていた。それはオリビアとの会話がきっかけだったという。手を握って意思の疎通を試みたのだが、もちろんエリーは握り返すことはなかった。それでも人間の魂についての気づきもあった、と言い、ローラを信仰の道に戻した青年牧師がいたという。2人は常にエリーのために祈っていた。ローラに確認すると、ケイレブ・ハートウェルが自分を信仰に引き戻してくれたという。ケイレブとエリーを2人きりにすることはなかったというが、ケイレブの信者であるハンソン夫妻が娘が事故で臓器提供することになったとき、ローラは2時間ほど夫妻に付き添っていたことを思い出す。当時の病院の監視カメラには、エリーの病室に入るケイレブの姿が写っており、ケイレブはブラインドを締めた後、15分ほどして病室を出た。ケイレブは療養施設でボランティアをしており、患者やその家族と向き合っていた。ブルーノとシルバがケイレブの自宅を訪れ、監視カメラの映像を見せる。ケイレブには妻と生後4ヶ月の子どもがいて、エリーの部屋に行ったのは神に呼ばれて祈ったのだという。しかし、DNAサンプルの提出は断ったため、SVUは令状を取るためローラに事情を話す。教会で説教中のケイレブを逮捕するが、ケイレブはたじろぐことなく、エリーの病室に行ったのは神のご意思だったという。オリビアが昏睡状態のエリーをレイプすることは神も望まないというと、ケイレブはエリーの精神と魂は肉体に留まり、エリーには意志もあると自説を述べる。オリビアも負けずにケイレブの神の存在についての認識が間違っていると返すが、ケイレブはエリーに子どもが欲しいかと問いかけたら、彼女が握り返してくれたという。これは奇跡だというケイレブにオリビアは怒りを見せながら、信仰心があれば罪人の行き先がどこかわかるはずだと言い切る。DNA検査で胎児の父親はケイレブと一致した。カリシによると、ケイレブを大陪審で起訴に持ち込めるという。オリビアはローラを訪れ、父親が誰であれ、うまれてくる子どもはローラの孫であり、後は判断をローラに任せると告げる。オリビアはエリーの手を握り、生まれてくる子どもは重荷を背負ったまま生まれてくる、自分も同じ境遇だったが、ローラはあなたを無条件で愛していることを忘れないでと語りかける。ローラとエリーに自らを重ね合わせるオリビアの演出が、わかりやすくて、上手い演出だったと思います。オリビアは母親に対して複雑な感情を持っていましたが(もちろん実の父親に対しても)、今回、娘に全てを捧げて看護をしているローラの切実な訴えに触れて、母も自分を生む時にこういう思いをしただろうかと考えるわけですね。誰が父親であっても、母は愛情を持って育てただろう。レイプ犯の子として育つことの辛さ苦しみを知り尽くしているオリビアにとって、何としても犯人を捕らえて正義を行いたい。今更な感じがしなくもないですが、やはりオリビア・ベンソンの出発点でもあるし、新たに入ったシルバが初めて知る上司の過去という風に描くのも良かったと思います。さらにフィンのセリフが良かったですね。彼はめったにこんな良いセリフを言わせてもらいません。(笑)魂が体に宿っているということ、意志があるので手を握り返してくれること、これは個人的にもそういう状況に接した経験があってローラの気持ちは理解できます。呼びかけたら反応があった、手が動いたようだ、というのは家族からすると希望であり、受け手の問題なのですね。ちらっと最後にエリーの指が動いたようでしたが、それはどういう風に取るかは見る人次第。医学的には反射だということなのでしょうが、奇跡だとか啓示という風に捉える人もいるでしょうね。エリーの妊娠はどこか処女受胎を想像させました。まあ、4ヶ月前の監視カメラの映像が残っていたのも奇跡かと思います。牧師だけに、信仰についての会話がいろいろありましたが、いかにも胡散臭い。神のご意思なんて、そんな安易に示されるはずがない、そもそも計り知れないものではないかと思います。裁判では良識ある陪審員によって判断されるので、後は任せるしかないでしょう。全体のテーマの一つに「許し」があって、マタイによる福音書の引用がありましたが、最後に再度母のお墓参りをするオリビアの気持ちの変化を感じさせました。これも区切りですね。
July 24, 2025
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『ネクサス』シーズンフィナーレ。ラロシュの真実の告白も気になりますが、ずっと継続してきたパーカーのストーリーが解決するのかどうかですね。ラロシュは国防長官から直接の依頼で、ネクサス・カルテルの内情を知るために、悪徳政治家として送り込まれた。国防総省にはカルテルのスパイが潜入していたこともあり、すっとネクサスを追っていた。たまたま今はNCISのトーレスが潜入している。カルテルの信用を得るために、ラロシュはトーレスの正体を暴くという裏切り行為をしたと認める。つまり、ラロシュは国防長官直属の二重スパイだったのだ。しかしラロシュはカルテル側に正体がバレてしまい、強盗を雇ってカルテルの何かを盗もうとした。強盗は欲を出してラロシュに取引を持ちかけ、撃ち合いとなった。事実を知ってヴァンスもパーカーも到底受け入れられず、国防長官に直接抗議する。国防長官によると、強盗が盗んだ情報ではネクサス・カルテルが大規模な計画をしているらしく、それを阻止しなければならない。ラロシュはもう使えないので、NCISに捜査を引き継ぐよう命じる。ヴァンスもパーカーも勝手な言い分にあきれるが、内部協力者がいるという。なんと、それはカーラ・マリーノだった。パーカーはカーラは冷血な殺し屋であり、信頼できないと拒絶するが、国防長官はカーラはネクサスと取引しており、内部の情報には精通していると引かない。カーラはこれまでカンザスシティで4つの犯罪組織相手に商売をしてきたが、ネクサスが拡大して事情が変わり足を洗いたいという。協力する代わりに全ての免責を求めると要求したため、パーカーはさらに頑なな態度になる。カーラはネクサスがアトラスで運ばれる核燃料棒を狙っていると、内情に通じているところを見せる。チームはパーカーの方針もあり、カーラ抜きで捜査を続ける。ネクサスでは新しいボス「エル・カルニセロ」がトップに就いたが、身元が特定できない。ラロシュが手に入れたSDカードからは、彼らが単語のオンラインゲームのチャットで連絡を取り合っている事がわかったという。アカウントは匿名だが、昨日のメッセージに位置を示す数字があり、閉鎖された古い診療所が浮かぶ。トーレスとナイトが捜索すると、放射性物質を注射された人物が死亡していた。ネクサスはすでにウランを手にしているようで、死んでいたのは廃棄物処理業者の警護を委託されている人物だった。ネクサスはこの人物を通じて核物質を手にして、その後殺したのか。マクギーは、ネクサスに関する捜査が進まないなか、カーラの情報は正しかったとして、パーカーにカーラと組むよう進言する。しかたなくパーカーはカーラと会うが、カーラはパーカーをからかうような態度を取る。エル・カルニセロは盗んだウランを必ず売るので、カーラは買い手のリストを提供するという。パーカーが帰宅すると父が来ていた。親子で食事をしながらカブスの試合を見ようと言っているところに、カーラがリストをもって現れる。パーカーは追い返そうとするが、父はカーラに一緒に食事をしようと招き入れる。父の手前受け入れたパーカーだったが、父とカーラは打ち解けたようだった。翌朝、ウランの買い手としてトーレスが白人至上主義者の過激派組織に注目する。国土安全保障省はこの組織を負っているという。そこにカーラから連絡が入り、エル・カルニセロからカンザスシティに来いという呼び出しがあったという。カーラはNCISとの取引がバレて、地元に呼び出し殺すのではないかと怯える。居場所もバレているのかもしれない、身を隠したいというカーラに、パーカーは自分が警護につくのでエル・カルニセロと会うよう命じる。ナイトは罠ではないかと心配する。FBIとNCISの護衛と共に、カーラとパーカーが車で出発するが、途中でカーラはFBIの護衛にNCISの護衛を殺させて、車を乗っ取ってしまう。白人至上主義団体「純潔のメシア」のリーダーを取り調べたところ、ネクサスとの取引は認めたが、ウランについては否定する。ネクサスは盗んだウランで汚染爆弾を作るつもりなので、売るつもりはないだろう。さらに、協力者から手に入れたエル・カルニセロの写真と音声はフェイクで、そもそもそういう人物は存在しないことがわかった。ということは、カンザスシティへの呼び出しは誰からのものだったのか。パーカーとカーラの車が行方不明になったため、NCISが捜索する。FBIの警護はカーラの部下が入れ替わっていて、カーラこそがネクサス・カルテルのトップだということがわかる。偽の手がかりをNCISに渡して、捜査を混乱させようとしたのだろう。カーラはとある場所で車を止めると、パーカーにこの場所で最愛の息子ジェイソンが殺されたという。ジェイソンはパーカーからカーラの正体を明かされ、母の前から去っていった。カーラは息子の死に目に会えず、パーカーを恨んでいた。銃を突きつけられ、パーカーはジェイソンに言うべきではなかったと言うものの、ジェイソンが死んだのはカーラの選んだ人生のせいだと言い返す。カーラは今日パーカーを殺しはしないと、置き去りにしてどこかへ消えた。ケイシーはカーラのクローン携帯を分析し、カーラがDCのホテルに取引のある4つの犯罪組織のリーダーを集めようとしているという。ネクサスカルテルが汚染爆弾を使うのなら、この場所でライバルを一気に抹殺するために使うと考えられる。パーカーがチームに合流し、NCISはホテルの客を避難させる。ホテルには15分前にトラックが到着しており、ナイトとトーレスが運転手2人組を制圧する。パーカーはカーラの部屋に集まったマフィアのボスたちに避難するよう命じる。汚染爆弾は部屋に仕掛けてあり、パーカーが解除コードをジェイソンにちなんで入力し解除する。カーラは姿を消したが、賞金がかけられておりいずれ見つかるだろう。ジミーは頼まれていたパーカーの母親の墓の場所を探し出し、死亡報告書を手に入れる。しかし、ジミーは腑に落ちない点があるという。帰宅したパーカーは父ローマンが殺されているのを発見する。現場には口紅の着いたワイングラスが残されていた。最後はさすがに衝撃でしたね。親父さんとの関係が改善して、仲良くカブスの試合を見たり、食事をしたりしていたのに、カーラはパーカーの一番大切な人をこれ見よがしに殺した。パーカーを殺さずに解放したのにはそれなりの意図からなのだろうとは思いましたが、さすがにやりますね。ローマンさん、ギブスのお父さんに次いで感じの良いおじいさんだったのに非常に残念。そして、先シーズンから引っ張ってきたリリーの謎はまだ明かされずに持ち越し、さらに母親の死亡報告書には何が書いてあったのか、気になる終わり方です。ここからは来シーズンの想像で、埋葬されている人は別人で、実はお母さんはまだ生きているとか?そして、パーカーは復讐心にとらわれてカーラを追い詰めることになるのだろうか。一応、ケイシーがあのグラスについたDNAを分析してからのことですけどね。チームもパーカーのために必死にカーラを追うのじゃないでしょうか。こう言う流れを見ると、ギブスの後任として入ったパーカーのストーリーの扱いが結構大きくて、真実が明かされた日にはパーカーが静かに身を引くというような気もしました。マクギーがギブスの後を受け継ぐというイメージづくりが進んだような気がします。カーラとパーカーの関係をナイトがシッパー目線で「何かある」と言っていたのが面白いですね。確かにあの2人にはケミストリーがあって、カーラの悪人ぶりも堂に入っていた。さすが、レベッカ・デモネイ。そういえば、ジェイソンの忘れ形見の孫娘のことはもう諦めたのだろうか。ネクサス・カルテルの真実については驚きはありませんでした。でも、ということは今シーズン第1話からトーレスの潜入がバレて、NCISとパーカーの関与なども気がついてもおかしくなかったということですよね。ラロシュの二重スパイについては、国防長官の言い分が腹立たしい。ヴァンスが怒るのも当たり前で、ひどい話ですよ。まあ、ラロシュはNCISに憎まれるのを覚悟でやり通して、最後はマクギーに敬意を払って去っていたのは良かったですね。マクギーもそれを受け入れて立派でした。汚染爆弾の解除をラロシュの手柄にしたのは、国防長官の差し金だったかも。冒頭のDCのリフレクティング・プールのシーンは「BONES」でもよくあったと思いますが、、いかにも背景は合成というのがわかりますね。
July 18, 2025
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最近、SVUらしくないエピソードが多いと言ったら、これですよ。SVU視聴歴の長い人には「はは~ん」と思う回ですよね。「法」については、勉強する人には初歩的課題だったのかもしれません。久しぶりのカリー警部でした。ニュージャージから夫と記念旅行に来ていたステイシーが、断酒をしていた夫が酒を飲みその態度に腹を立てホテルの部屋を出てバーで出会った若い男と、プールに忍び込み一夜限りの関係を持った。ライアンは父親の3回目の結婚式でうんざりしていて、ステイシーに声をかけたが、ステイシーも酒を飲んで羽目を外したい気持ちもあった。翌朝、ライアンの継母エミリーがライアンの上着のポケットから女性の下着を見つけて、SVUに通報した。ライアンは16歳で、性的同意が認められない未成年で、年上の女性にたぶらかされた、暴行されたと主張する。オリビアは親子を別々にして話を聞く。ライアンは相手の名前しか知らず、自分の年令も聞かれなかったという。ステイシーは慌てて帰って行き、下着を忘れていった。ブルーノはライアンは被害者ではないという印象を持つが、SVUはライアンにレイプ検査を受けてもらうことにする。ホテルのバーでステイシーの身元が判明し、自宅に向かう。ステイシーはSVUの捜査に驚き、ライアンが16歳だと聞いてありえないと答える。ライアンはバーで酒を飲んでおり、成人だと思ったという。夫のフランクの前で、酒を飲んで記憶をなくし覚えていないと説明する。それを聞いてフランクは妻はレイプされたと主張し、兄の弁護士をつけるという。ライアンの陰部からステイシーのDNAが検出され、カリシはステイシーの言い分とは関係なく、ライアンの年齢が問題で、深刻に受け止めなければならないという。オリビアはステイシーが評判の良い教師で、ライアンも強要されたとは言っていない。ステイシーの弁護士はステイシーこそ被害者であり、プールに入る前に渡された酒を飲んでタガが外れたようになった、薬を盛られたのだと主張する。カリシはステイシーの行為は成人に見えたかどうかにかかわらず、犯罪だといい、取引に持ち込みたいという。性的不品行となると刑期はないが、ステイシーは性犯罪者として登録されることになり、それは教師として終わりを意味する。オリビアは弁護士がいうように、ステイシーに薬物検査とレイプ検査をさせる。ステイシーが取引を望まないのなら、裁判となる。ライアンの両親には状況を説明するが、ステイシーからMDMAが検出され、事態は大きく変化する。ライアンが飲ませた可能性があり、家宅捜索をすると、ライアンの部屋からMDMAの錠剤が見つかった。ライアンは初めは自分のものではないと弁解していたが、ステイシーの供述は正しいと認め、自分が酒瓶に砕いて入れて飲んでいたものを、ステイシーが知らずに飲んだという。ステイシーも楽しみたかったようだというが、ライアンの携帯には友人とのメールで、父親の結婚式で年上の女性とセックスするつもり、とあった。カリシはこれではライアンの陪審員への心証は良くないという。ただ、クスリを盛って女性を襲うというライアンの意図も証明できない。カリシが望む取引には至らず、ステイシーは第3級レイプ罪を問われることになった。ステイシーとライアンがプールに行くところはホテルのカメラに写っていたが、プールでの様子はわからない。しかし、結婚式に参加した親戚のトーマスがプールの様子を写真に撮っていることがわかった。その写真ではステイシーは笑顔だった。意識が飛んだ人の様子には見えないということだが、トーマスもステイシーがどういう状態だったのか判断できないと答える。ライアンは証言で、プールでの出来事を事細かに話し、2人とも酔っていたしMDMA入の酒は勧めたわけではないと答える。年齢について聞かれることもなく、ステイシーが辞めてほしいともいわず、嫌な顔をしなかった。ただ、元々年上の女性を結婚式で狙っていたことを認め、下着を継母が見つけなければ告訴もしなかったという。傍聴していたブルーノが席をたったので、オリビアが何かあったのかと問う。ブルーノはライアンに自分を重ね合わせていた。15歳の時に両親が開いたパーティの夜、年上の女性がベッドに入ってきて触られたという。その事は今まで誰にも言わなかった。夫のフランクは妻が部屋を出たのは自分が禁酒を破ったからで、妻のために証言していると訴える。妻は立派な教師であり、こんなことで人生を台無しにされるなど馬鹿げている。ステイシーは酒を飲んで高揚したと思っていたが、MDMAが入っているとは思わなかった、自分はライアンに利用されたのだと涙ながらに主張する。カリシの最終弁論で法の適用について、公平性を考えてほしいと訴える。もし、未成年の少女と年上の男性だったら事態の見方は変わるだろうか。大切なのは、ライアンが未成年だということだ。しかし評決は不一致となり、審理無効となった。私も最初にこれが少女とおじさんのケースだったら、年齢を聞かなかっただけでもうアウトだろうと思いました。男女で犯罪かどうかの判断が違うのかは重大ですが、今回はライアン側にいろいろ付け加えてステイシーの落ち度がないように見せていましたね。オリビアもどちらかというとステイシーを守りたいという立場で、カリシと対立していた。仮に、16歳には見えない少女がバーで酒を飲んでいて、今夜は年上の男とやってやると思っていて、そこで立派な教師で既婚者が現れ、MDMA入の酒を相手が飲んでしまい、意識が飛んだので思ってもいないことをしてしまった。少女の継母が男の下着を見つけてレイプだと訴える。男は利用されたと主張するかな。男性に同情する陪審員もいるかもしれないですね。教師だって、旅先で羽目を外すことはあるでしょう。今回、息子を守ろうとした継母に対して、父親は何をしていたんだという感じで、ライアンの感じている不満が行為の背景、動機にどう影響したのかがあまり語られなかった。ステイシーについても「言い訳」はあって、夫に裏切られた気持ちが軽はずみな行動に結びついたのではないかとも取れる。でも、そういう情状酌量の余地はないということですね。ところで、ブルーノが最初にライアンは被害者ではないと言い、その後ライアンに自分を重ねたところが気になりました。ライアンが語ったプールの中の行為が、ブルーノがこれまで押し込めてきた記憶と感情を呼び起こしたということか。SVUを志した理由だったのか。カリシが言うように、法を適用するには基準となる年齢なり規則があって、同情や偏見なしに機械的に当てはめるべきだというのは理解できますが、やはり正義の名のもとに、ということですよね。ライアンに酒を飲ませたバーの責任を問うことはないのか。開いていたプールの管理体制は?そもそも結婚式で浮かれていた両親の責任は?結局判断するのは陪審員ですから、全員一致にならなければ有罪にはできないわけで、こういうケースは取引よりも裁判が良かったのかもしれません。いずれにせよ、あの終わり方は「あなたはどう考えますか」と問いかける昔ながらのパターンでした。
July 17, 2025
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『衝突』気取ったタイトル(原題)ですが、内容はNCISらしくないなあと思いながら見ていました。マクギーメインのエピソードにしても、かなり無理がある。ちなみにこれと同じタイトルの作品は映画などたくさんあるみたいですね。マクギーはラロシュとネクサス・カルテルの関係を探るのに3日も徹夜している。あまりにのめり込んで、ギブスの地下室でギブスの服を着てボートを見ている夢を見ている。そこに現れたラロシュがマクギーを撃ったところで目が覚めた。ラロシュは命を狙われてから護衛がつき、今は大人しくしている。マクギーが思わずパーカーをギブスと呼んでしまい、パーカーはマクギーに家に帰って休むよう命じる。ナイトとトーレスが潜入捜査の時に作った婚姻許可証が人事に提出され、現在婚姻状況にあるという。帰宅しようとしたマクギーは、護衛を付けていないラロシュが車で出ていくところを目撃し、追跡し始める。バースディ用品を積んだ「バディズ・バースデー」という会社の販売トラックが、銃撃を受け蜂の巣状態のところが発見された。運転手の姿はなく、近くに「海軍の資産」と書かれた銃器がみつかったため、NCISが出動することになった。この銃らしきものは銃身がなく、銃弾も込められていない。トラックの荷台を調べたところ、隠し金庫が見つかり、銃撃した犯人はその中身を盗んだようだ。押収した銃器は軍用の電波妨害機で、無線や携帯などの電波を妨害し戦場でドローンを無効化するものとわかる。これで金庫の警報を無効化したらしいが、犯人(強盗)は軍の極秘技術をどうやって手に入れたのか。トラックの登録は偽造され会社は存在しなかった。札の帯封が落ちていたことから、このトラックで大金を運んでいた可能性がある。パーカーはナイトから、謎の少女の事を聞かれ、最近では父との関係が改善し夜も寝られるようになったと答える。ナイトはパーカーに区切りが必要なのかもしれないという。マクギーはラロシュを尾行し、発電所の跡地の建物に入っていく。そこでラロシュは待っていた人物と口論をした末、撃ち殺してしまう。ラロシュに気づかれたマクギーが名乗って逮捕しようとすると、ラロシュは逃亡を図る。マクギーが追いかけていくと、通りかかった車に惹かれて意識を失う。通報でNCISが対応するが、運転手はラロシュの姿を見ておらず、ラロシュが殺したはずの男の姿もない。死体の痕跡も消えていて、マクギーが脳震盪を起こしたことなどからも、目撃証言の信憑性が危うい。ヴァンスはこの状態でラロシュに殺人の容疑をかけるわけにはいかないと、パーカーにこの件から手を引けと命じる。パーカーは改めてマクギーに帰宅するよう命じる。ケイシーは電波妨害機が犯人の携帯の履歴を記録していた事を見つけ、身元を特定する。数々の盗みの前科のあるクリスピン・シェイカー・ジュニアには、共犯者がいたと見られる。ラロシュはマクギーに声をかけ、数日休んだほうが良いと気遣いを見せる。マクギーはジミーに昨夜見た殺された男の似顔絵を描いてもらう。パーカーはジミーに母親の墓を探してほしいと頼む。シェイカーの関係者の中にマクギーが目撃したヒゲの男とそっくりの人物が見つかった。ジェイソン・ミークスと分かり、マクギーが目撃した事に裏付けができた。そこに、監察官のウォードが現れ、ラロシュからマクギーに対して苦情が申し立てられたという。ヴァンスが抗議するも、マクギーは不適切行為やハラスメント、職権乱用などでウォードの元で聴取を受けることになった。パーカーはヴァンスに止められたラロシュの捜査を独自に再開する。命を狙われたラロシュは逃亡を図るだろう、そのためには大金が必要で、犯罪者を雇って闇の現金輸送車を襲わせたのかもしれない。ラロシュがネクサスと関係しているのなら、あのトラックが金を運んでいたのを知っていた可能性がある。しかし確かな証拠が必要だ。マクギーの取り調べが続く中、ケイシーはシェイカーとミークスのメールで「ブツを渡す前に取引だ」という情報を見つけ出す。ラロシュは取引をもちかけられて、ミークスを撃ち殺した。つまりラロシュはまだ現金を手に入れてはいないのだろう。その時、ミークスの携帯に電源が入ったことがわかり、NCISがロックリーパークに急行する。マクギーの不適切な行為は、機密情報の閲覧や上司であるラロシュの監視、自宅に侵入し机の中を漁るなど、すべてその証拠が残っていて反駁できない。さらに、ラロシュが昨夜男を撃ち殺したというと、ウォードは名誉毀損の起訴も付け加えると迫る。マクギーの携帯にラロシュが証拠保管庫に侵入したという警告が入る。ウォードはマクギーの携帯を押収し、マクギーはついに弁護士を要求する。公園でミークスの携帯の近くに似顔絵の男の遺体が見つかる。2発撃たれており、ミークスに間違いないだろう。ナイトは遺体の下にラロシュが携帯しているミントの粒を見つける。これで、ラロシュが男を殺しここに遺棄した証拠が揃ったか。一方、マクギーは「ルール45」というメモを残して取調室から姿を消した。マクギーは自分で後始末をつける覚悟だ。ヴァンスはラロシュのミークス殺害の証明を急ぐように命じる。ジミーはミークスの爪からラロシュの指紋の一部を検出した。今のところ、ラロシュもマクギーも行方がわからない。ヴァンスはウォードに、ラロシュがかつて展示会に出展されていた電波妨害機が行方不明になった事と関連があると説明する。ウォードは納得しないが、証拠保管室にあったシェイカーの偽名で登録されたトラックが5分前にネイビーヤードを出ていった事がわかる。シェイカーの共犯者の死体は今モルグにあり、その爪からラロシュの指紋が検出された。その男はカルテルの金を盗むために犯行に協力し、欲を出したためラロシュに殺されたのをマクギーが目撃した。それでも決定力のない証拠だというウォードに、ケイシーが証拠保管室の映像を見せる。ラロシュが証拠品をトラックの荷台に運び込んでおり、さらにマクギーがトラックに忍び込む様子が写っていた。ここまで来て、ウォードはやっとトラックを追跡することを許可する。ラロシュはとある教会でシェイカーと会う。シェイカーが望むものはトラックの荷台にあり、ラロシュの望むものはシェイカーが持っている。そこにマクギーが銃を構えて入る。ラロシュもシェイカーも銃を構えて2対1になったかと思われたが、ラロシュはシェイカーを撃ち、マクギーは倒れる。駆けつけたNCISがラロシュを逮捕し、シェイカーの胸ポケットからはメモリーが出てくる。これはカルテルの口座情報なのか?しかし、ラロシュは最初から金が目的ではないという…先週のファイトシーンもそうでしたが、マクギーがスーパーヒーローになっていましたね。デライラの再三のメールも無視して、取り憑かれたようにラロシュを追う。一瞬幻覚を見たようなシーンも。あのピックアップトラックはギブスの象徴?さらに車に惹かれても不死身なの?ありえない、out of character。ラロシュのことをスタートレック・DS9の創設者(シェイプシフター)というところは、なかなか通な引用でマクギーらしい。ギブス・イズムの後継者として、ラロシュからも評価されていることにも注目。この先どうなることやら。ラロシュに関しては、特別なミッションがあってNCISのヴァンスさえ騙して、マクギーを監査局に通報してもなお、遂行しなければならなかったと言うことなのでしょうか。あるいは、個人的にネクサス・カルテルに恨みがあったとか?シェイカーが持っていたもの(情報?)が何なのか気になりますが、彼がネクサスの情報を盗むというのは難しそう。よほどの地位になければそんなことはできないだろう。大義があったとしてもラロシュは大きなリスクを犯しているし、問われる罪も相当なものとなるでしょうね。シーズンかけて引っ張ったのですから、次週最終回で真相があきらかになることを期待します。トーレスとナイトが現在も結婚したままになっているので、このままだとどちらかが転勤しなければならなくなる。夫婦だと様々な恩恵があるのが魅力だが、一緒にいるために離婚しましょう、愛のために、というのはもしかして将来のヒントかなあと思いました。(シッパー目線)あの経理のバーバラがモテ男トーレスに気があるような印象ですが、彼女が何か怪しいという事はないかな。パーカーはナイトのアドバイスで母親の死の謎について、区切りをつけることになった。葬儀屋にジミーがコネがあるというのは、確かにそうですね。区画整理などで行方がわからなくなった墓が見つかって、母親の遺体をジミーが検視したら、驚きの真実が出てくるとか?あるいは、そこでリリーとの関係があきらかになるかもしれませんね。
July 11, 2025
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ドラマの展開は大体想像できて、予定調和的と言えなくもないのですが、それを飽きさせず見せるというところに、さすが上手いなあと感心します。ベスト・ゲスト賞の回だったのかもしれません。冒頭のオリビアの講演も良かったですね。アイオワから一人でブロードウェイ観劇に来ていたメーガン・ウォレスがタイムズスクウェアの路地でレイプされたという通報があった。通報したのは劇場の案内係で、オリビアがメーガンから話を聞く。大好きなブロードウェイを見に来ただけだというメーガンはしっかりとしていて、出来事をメモしていた。メモに犯人の特徴、白人で30代、茶色の髪とあり、夫にはまだ連絡していないという。犯行は路地で待ち伏せされていたらしく、いきなり捕まれ引きずり込まれたという。犯人が黒いキャリーケースを所持していたことや、一旦立ち去った後に戻ってきて現場で瓶を拾っていたことなど、メーガンは手がかりにつながることを供述する。犯人はビジネスマン風、上等な身なりをしていたという。看護師からメーガンに最近基礎疾患が診断されたと聞き、確認すると、2週間前に多発性硬化症の診断を受けた事を明かす。その事はまだ夫には話しておらず、オリビアは帰宅しても良いというが、メーガンは捜査のためにNYに残ると決意を見せる。目撃者と防犯カメラの映像を探しているところに、メーガンの事件を目撃したという女性がSVUに現れる。あれはレイプではないのではないか、2人はいちゃついていてメーガンは悲鳴も上げていなかったという。NYにやってきて、酒を飲んで羽目を外す観光客は多い。防犯カメラを追跡し、瓶を店の庇の上に放り上げた男の映像が見つかった。瓶を回収してみると、オーストラリアのシラーズの高級ワインだった。1本1000ドルはするもので、ブルーノとシルバが取り扱う店をあたる。バーでこのワインを持ってきた営業の男がいたという証言があり、店内のカメラ映像の提供を求める。SVUはタイムズスクウェアで自分の事件の捜査協力を求め、ビラを配るメーガンを見つける。捜査当局として辞めてほしいと告げるが、メーガンの意思は固い。メーガンに例のワインを持ち込んだ男の写真を見せると、この男だと断定する。今から男が目撃されたバーに行くと前のめりになるメーガンに、オリビアは引き止めにかかる。メーガンの今の行動は置き換えと言って、自分が対処できない事(病気)の代わりに、別の対象にエネルギーを注いでいるのだと説明すると、メーガンは一応納得する。ただ、今後捜査の邪魔をするのは違法行為となると念を押す。犯人の身元が判明しない中、メーガンから連絡があり、犯人とバーで一緒にいるという。SVUがかけつけると、メーガンは男と酒を飲んでおり、男は私のことを覚えてさえいなかったと叫ぶ。男はレイプでの逮捕に驚き、怒りを止められないメーガンは男を殴ってしまう。成り行き上SVUはメーガンも逮捕する。オリビアは警察の捜査を妨害することで、事件解決が遠のくと諭しメーガンをホテルに帰す。逮捕されたジェラール・リドリーはメーガンのレイプ検査とDNAが一致し、ワインの瓶に付いた指紋も一致した。リドリーに前科はなかったが、オリビアは過去に遡って苦情などがないかどうか確かめるよう命じる。リドリーはメーガンとセックスしたことは認め、メーガンの方から言い寄られたという。弁護士はメーガン自身が通報せず、通報された後、夫にバレるのを恐れてレイプされたと言い出した主張する。メーガンは刺激を求めてNYにやってきた中年女性で、バーでリドリーを見つけると言い寄ってきた。リドリーが覚えていなかった事に腹を立てて殴った、という説明に、カリシはレイプのように見えなかったという目撃者もいて、裁判ではリドリー側の話が陪審員に通るのではないかという。それでもオリビアはメーガンはレイプされたと主張し、カリシは第1級レイプ罪で罪状認否させることにする。リドリーの大学時代の苦情について探したところ、大学院の同窓だったという女性が見つかる。交際していたとまではいかないが、ある日寮の部屋にやってきたリドリーが動揺していたので酒とマリファナで気分を高めていたら、リドリーが行為を進めて、生理中だから辞めてほしいというのを聞いてくれなかった。女性は大学に性的不法行為として苦情を申し立てたが、調査で結論は出ずうやむやになってしまったという。カリシはこの程度の話では証言させるのは無理だという。メーガンは夫と共にリドリーの罪状認否を傍聴する。夫のリチャードは妻を一人でNYに来させるべきではなかったと言い、オリビアはメーガンに法廷で相手の都合の良いストーリーで責められると説明する。実はメーガンはまだリチャードに病気の事を言っておらず、話すべきだと言われても、家に帰るべき弱い人だと思われたくないと頑なな態度を見せる。オリビアはあなたを弱いと思う人はいない、むしろその強さが必要だと話す。裁判が始まりメーガンが証言台に座るが、弁護側はメーガンがNYに一人で旅行に来た理由を探ろうとする。今回のNY旅行は特別な意味があったのではないかと、メーガンが多発性硬化症の診断を受けた事を暴露する。カリシは人権侵害だと抗議し、傍聴席のリチャードはショックを受ける。弁護側が死ぬ前にNYでハンサムな男性と羽目を外したかったのではないか、夫に説明できないのでレイプだと主張したのではないかと追及すると、メーガンは激しく動揺する。裁判は休廷となったが、リチャードは苛立ちなぜ自分に病気のことを言ってくれなかったのか、他にも隠し事があるのではないかと妻を責める。メーガンは事態を受け取る事ができず、一人で考える時間が必要だった、おびえた病人のように見られたくないと説明するが、リチャードは帰ると言って立ち去ってしまう。オリビアは明日もう一度カリシの質問に答えて、弁護側の主張を覆してほしいと頼むが、夫を失うかもしれないというメーガンは、リドリーのことなどどうでも良いと答える。翌日オリビアがメーガンをホテルに訪ねると、一晩夫婦で語り明かし、病気を黙っていたことを許してくれたという。弁護側の主張を夫は信じないが、地元の新聞ではメーガンの事を尻軽女と評しているらしく、戸惑いを見せる。オリビアは結婚生活と真実のために戦ってほしいと促す。メーガンは観劇のためにNYを訪れたのであって、リドリーとは合意はなかった、夫を裏切っていないと力強く証言する。最終弁論でカリシはメーガンの決然とした態度を評価するよう求める。評決は第1級レイプ罪で有罪となり、メーガンとリチャードはオハイオに帰ることになった。オリビアはまたブロードウェイに戻ってきてほしいという。冒頭に、NYの性的暴力防止委員会でオリビアがその犯罪が被害者に与える影響について説明していましたが、かなりしっかりしたメーガンが犯人逮捕に走り出してしまうところや、夫に対して意固地になってしまうところなどは、そういう一面を示していたのかなと思いました。冷静になれば、警察に協力して夫の助けを求める事が大切だとわかると思うのですが、メーガンは暴走してしまったわけです。それで、夫の信頼を失いかけるわ、裁判で不利な状況になりかけるわ、どん底に落ちそうだったところを、オリビアの粘り強いサポートでメーガンの強さをプラスに持っていった。持ち前に強さで裁判は一つの区切りとなりましたが、病気の方はこれからの人生に重くのしかかる。それを、夫婦で立ち向かってほしい。最後のオリビアのなんとも言えない表情にそれが現れていたように思います。レイプ被害の裁判で被害者がさらに傷つくような事になるのは、視聴者には分かりきっていますが、今一度「こうなる可能性がありますよ」と見せて、その上で専門的なチームによる捜査やアドバイスが必要なのだなと思わせてくれました。メーガン役の女優さんの演技も引き込まれるような、リアルな被害者像を演じていたと思います。捜査は地道にold schoolで裏を取りますが、金持ちのブルーノがワインに詳しいところはツボでした。オリビアは本部からマスコミ会見を任され、観光客の多いNYの安全性をアピールすることになって、当に警察の顔ですね。
July 10, 2025
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『嵐のあと』これは見ていて得したというか、思いがけずうれしい回でした。しかも情報量が多かった~ツッコミどころは多々ありましたけど。モーテルで退役軍人3名が射殺され、隣の部屋の客も巻き添えを食って死亡するという事件が起きた。3人は宿泊客ではなく、ここで会合を開いていたようだ。現場から立ち去った人物がいると見られ、近くのバス停で血まみれの男が目撃された。トーレスとナイトがバス停に呆然と座る男を重要参考人として逮捕するが、男は「XT5256」と話したいという。それはサム・ハンナのバッジ番号だった。男はマーク・デイヴィスと名乗り、身元が確認できない。サムは現在NCIS捜査官を辞め、DCで政治家の前で特殊部隊による海外での隠密作戦の必要性を説いていた。サムはNCIS本部を訪れ、マクギーらと旧交を温めるが、マーク・デイヴィスを見て、本人ではないと断言する。マークとサムは長年命をお互いに預けられる関係で、マークは「ケイブマン大佐」と呼ばれ、特殊部隊の伝説的な存在だという。男はサムを確認すると、自分は弟のロジャーで、数週間前、兄から危険が迫っているので何かあればNCISに連絡しろと言われたと答える。兄に呼ばれてモーテルに行ったときは、3名は蘇生できず怖くなって逃げたという。ということはマークが3人を殺したのか。サムは被害者の銃痕を見て、サムの仕業ではないと見抜く。薬莢も跡形もなく回収されており、これは計画的な殺しだ。ケイシーは現場から持ち去られている携帯が同じアーリントンの職業紹介団体と連絡を取っていたことを掴む。サムはハワイでエリートチームを失ってから、考えを変え、政治家に彼らの犠牲を伝える活動を始めたという。マークと殺された退役軍人との関係はまだ判明していないが、退役後の彼らの生活は苦しく居場所を探すのに苦労していたようだ。マークはホームセンターで働いており、そこで商品をあれこれ買い込みキャンプ場のような場所に運び込んでいた。そこは特殊部隊の兵士が訓練するような設備があり、近づくと爆弾が爆発するようなトラップが仕掛けられていた。施設にあったものをケイシーが調べたところ、トコジラミが確認され、死亡した3人はこの場所にいた事は確かのようだ。マークはここで兵士を訓練し何か作戦を計画していたのか、地図に記号が書かれていた。ケイシーはその文字がマークの筆跡だと断定する。マクギーはマークが働くホームセンターで、マークが女性に殴られる映像を見つける。女性は同じく元軍人で除隊後に生活に困窮しているでサレー・メイソンとわかる。メイソンは偽名で逃亡しようとしているところを確保される。マークを殴ったのは、嘘をつかれたので仕返しをしたまで、というが、その他の事は何も知らないと頑なになる。しかし、メイソンも例の訓練所とモーテルにいたことはわかっていると迫ると、モーテルで3人が殺されているのを見て自分もマークに殺されると思って逃げたと話す。マークはメイソンに民間軍事会社「アイアン・ホライズン」を紹介した。コロンビアでの簡単な警備の仕事だというので赴いたところ、現地の軍事指導者の警護をさせられたという。3人とメイソンはマークに悪党を守る仕事などしたくないと詰め寄ったが、その結果3人は殺されマークは姿を消してしまった。マークは冷血な殺し屋だというメイソンに、サムはショックを受ける。サムはコロンビアの軍事指導者の警備の話は初耳だといい、マークが変わってしまったのかという。ヴァンスはサム自身がエリートチームを失って、違う道を選んだのだからとなぐさめる。あくまでマークの無実を信じるサムは、ヴァンスが口にしたパズルを解くという言葉に、証拠品を見直す。マークが書いたという地図には折シワがあり、それはサムがマークに教えた折り紙の折シワだという。元の形に折ると、数字が並んで読み取れる。数字はIPアドレスを示し、その先にはアイアン・ホライズンの犯罪の証拠が保管されていた。マークは退役軍人が危険な仕事に利用され、独裁者や軍事指導者の警護をさせられていることを告発しようとしていた。これは戦争犯罪として起訴される内容で、3人の供述書がリンク先にあった。会社はそれを知ってモーテルで3人を殺したのか。サムは今も、隠している証拠をマークに吐かせようとしていると考える。アイアン・ホライズンという会社の実体は不明だが、税関係の書類は入手できる。会社が上院議員に寄付していることがわかり、サムはさっそく知己の議員にアイアン・ホライズンの資産リストを出すよう要請する。現在港にこの会社の運送船が停泊しており、マークは2日前にここに連れ込まれたらしい。船員は会社に雇われたロシアの犯罪者で、突入には慎重に対処しなければならない。パーカーとヴァンスがMTACで指揮を取り、サム、ナイト、マクギー、トーレスが船に侵入する。人質はポンプ室にいるという情報で、サムとナイトが向かう。そこで虫の息のマークが拘束されていたが、敵にも見つかりサムとナイトは激しく戦う。一方、トーレスとマクギーも6人相手に戦って、敵を制圧した。職業紹介所の女性も一枚噛んでいるとして、NCISは逮捕に向かう。女は副業としてマークをアイアン・ホライズに紹介し、マークに会社の真相を知られてそれをアイアン・ホライズンに告げ口した。サムは久しぶりにマークと友情を確かめ合い、いつでも頼ってほしいという。ロジャーは兄と共に戻っていった。今回の活躍でサムは再びNCISに戻る気持ちになったという。その前に、片付けなければならない仕事がある。ヘティが北朝鮮で目撃されたらしい。ヴァンスはマクギーがラロシュを疑い、司法省の友人から資料を取り寄せている事を非難する。ラロシュが有罪というのなら、確たる証拠がなければ全員がやけどすることになろう。そう言いつつ、ヴァンスは席を外すと、資料をマクギーの目に触れさせる。サムとナイトが白兵戦で戦うのはまあ、許せますが、トーレスとマクギーが自分たちよりも強そうなロシア人(傭兵みたいなもののでしょ)とガチで戦うのは、ありえない。今回はサムも来ているし特別に頑張りました、ということかな。退役軍人の苦しみ、闇ということでは「Seal Team」と被っているなあと思いながら見ていました。クロスオーバーはありえないですけどね、あちらはもう終わっているし。それにしても、本家がクロスオーバーのゲストをこれほどありがたがるのは意外ですね。サムはそれほど存在感があったということかな。まあSeal出身ということは、何よりもNavyの本筋中の本筋ですしね。ギブスも海兵だったし、JAGから続く本流です。サムがナイトに「レディ・ジェシカ」と言ったのは、個人的には「Dune」を思い出してしまうのですが、特に引用したということだったのかどうかわからなかった。トーレスのことも「ニコラス」ですから、やはりちょっと格式張っている印象です。ジミーとはカラオケ大会で約束していた、のはさすが。それもサムが歌って、ジミーがラップとか、これはちゃんと実現したのだろうか。それにしても、ハワイでの出来事に触れ、LAの事情(Gとアナに子どもが生まれる)、テナントのマラサダの話題やらサービスたっぷり、横断的に世界がつながっている事がうれしいです。ヘティのことまで、何とかその後の情報を聞かせてほしいでね。(来シーズンもあることだし)サンドバッグに打ち込むサムとヴァンスの2ショットもなかなか良かった。2人には共通のものがあるわけで、こちらもシリーズ同士の絆を感じました。一方、ラロシュを敵視するマクギーが影でコソコソしているのは、すっかり知れ渡っていて、司法省からのファイルもヴァンスに知られてしまった。でもヴァンスも立場上「これは返却する」と言いつつ、マクギーの閲覧を暗に認めるのだから、ヴァンスにも思い当たる事があるのかな。「嵐のあと」の嵐とは先週の出来事の事でしょうか。どうでも良いことですが、パーカーがシカゴ風イタリアンビーフサンドを取り寄せていたのは、もしかして「Good Wife」を匂わせているのかなあと思いつつ、そもそもがゲイリー・コールはシカゴのステッペンウルフ・シアター・カンパニーの出身なのですね(あのゲイリー・シニーズの)。
July 4, 2025
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SVUらしくないというと否定的ですが、最近は人情ものというか、普通の警察官ドラマが多くなってきて、厳しいばかりではないのも、ありかなあと思うようになりました。何よりも、個性的なベテランキャストに頼ることなく、若手が成長していっているのがうれしいです。一から育てた部下たちが良いアンサンブルを見せてくれるのは、長いシーズンを通じて初めてでは?ベラスコの住む地元で、17歳のアナがレイプされる事件が起きる。アナと友人のモーゼスはハイブリッジパークで授業に使う石を探している時に、30代くらいの男に刃物で襲われ手を縛られた上、アナがレイプされた。ベラスコのアパートの周辺では最近治安が悪く、事件も起きている。住民の不満と警察への不信感も高まっていて、ベラスコは犯人は地元の人間だという。被害者2人の手を縛ったケーブルを回収し、公園の防犯カメラの映像をあたる。アナの父親はSVUに不信感をむき出しで、オリビアはアナに捜査に協力してほしと頼む。モーゼスは縛られながら、犯人の顔をしっかりと見ていた。色黒のアジア系ラティーノだったと言い、似顔絵作成に協力する。SVUは似顔絵を持って地元での聞き込みを始めるが、なかなか協力を得られない。住民は警察への信頼が薄い国から来ている人が多いという。公園のカメラなどに犯人の手がかりはなく、ケーブルと似顔絵だけがたよりだ。ベラスコは犯人が地元住民だという確信があり、オリビアはベラスコに捜査の指揮を取らせることにする。フィンは犯人逮捕こそが警察への信頼を得る道だという。聞き込み中のSVUに集団での暴行事件の通報が入り、現場に向かうと数人の地元グループが似顔絵によく似た男を殴っていた。中心となっていたのは、ベラスコの部屋の上の階に住むダニー・ロチャで、第2級暴行罪で逮捕される。犯人と思われる男は怪我をしており、病院で話を聞く。エディ・ソトは2年前に痴・漢で逮捕されていて、さっそくアナとモーゼスに面通しをさせることにする。警察本部にはダニーの逮捕に関して苦情が大量に寄せられており、ダニー自身は警察官になりたいと採用試験を受けていた。ただ、返事は来ていないという。オリビアはベラスコにダニーと親しくなって、彼から状況を把握するように命じる。ダニーは集団を率いてエディを警棒で殴ったとして、保釈金1万ドルが申し渡される。罪状認否を傍聴していたベラスコに、ダニーの祖父エンジェルが話しかける。ダニーは正義感が強かっただけで、とてもじゃないが保釈金を払える余裕はない。何とか助けてやってほしいという祖父に、ベラスコは自分には権限がないというが、元々警官だったというエンジェルの切実な頼みに心を動かされる。エディは無実を訴えていたが、面通しでモーゼスもアナも犯人ではないと断定した。アナのレイプ検査の結果も、エディとは一致せず、ダニーは人違いをしていたことがわかった。ダニーの逮捕は地元住民を逆の方向で団結させてしまう。オリビアは彼らを味方に着けなければならないと言い、住民の怒りの炎を消すように命じる。ベラスコは頭を抱える。今の地域に住んで4年になるというベラスコだが、特に地元住民との関わりはなく、フィンはもっと地元に根を下ろせとはっぱをかける。ベラスコはダニーに検事補が取引を望んでいると告げ、罪状を第3級暴行罪にすることで、誓約によって保釈され起訴猶予に持ち込むことができるという。それだとダニーには前科はつかず、ベラスコはダニーに捜査に協力してほしいと頼む。保釈されたダニーのおかげで、住民の捜査に対する協力姿勢に変化が見られ、続々と警察に情報が寄せられるようになった。証拠品のケーブルから男性2人分のDNAが検出された。そのうちの一人オマール・アジズは1ドルショップの店長で、捜査に協力的だった。ケーブルについては、1週間前に似顔絵に似た男が購入したという。男を特定する手がかりはないが、オリビアは粘り強く進めるという。その中、同様の手口でレイプ未遂事件が起こり、オリビアは逃走中の犯人を捉えるため、刑事局長に大掛かりな応援を要請する。地域を封鎖して、戸別に聞き込みをするという捜査体制で、オリビアはレイプ未遂の被害者リナから話を聞く。ダニーはベラスコに自分も捜査に協力し手伝いたいと申し出るが、ベラスコはこれ以上ダニーを巻き込みたくないと断る。リナはアナを襲った犯人の似顔絵を見て似ていると言い、犯人は牡羊座のタトゥをしていたと重要な証言をする。逃亡中の犯人を住民たちが見つけ取り囲み、袋だたきにしようとした。ベラスコはダニーに頼んで、住民を下がらせる。逮捕した男には牡羊座のタトゥがあり、ケーブルのDNAもアナのレイプ検査のDNAも一致した。自宅からは新品のケーブルが見つかり、リナが男の顔を確認したことで、性的暴行、レイプ、レイプ未遂で起訴できるという。オリビアは手柄を立てたベラスコを労い、立派な指揮官だったと褒める。帰宅したベラスコは孫を救ってくれたと、エンジェルから感謝され、一緒に地元の店で酒を飲む。すでにベラスコの顔と名前は地元に浸透し始めていた。アナとモーゼスは犯人逮捕の連絡を受け、安堵する。証拠がしっかりしているのでおそらく司法取引となるので、2人は証言しなくてよいだろう。ベラスコはフィンに、警察官になりたがっているダニーを補助警察官として経験を積ませたいと話す。フィンは自分で手配しろとアドバイスする。補助警察官には制服が与えられ、群衆整理などの警察の仕事をすることになる。ベラスコはダニーに地元に配属してもらうよう、手配したと告げる。ベラスコは最初はマクグラスのスパイじゃないかというような立ち位置でしたが、いろいろあって故郷での暗い過去もあり、オリビアの信頼を勝ち得つつ、それでもクールなイメージでここまで来たように思います。気がつけば、出演回数はニック・アマーロの次くらいになっていますね。大したものだ。それが、未だに地元に根を下ろした雰囲気ではなかったということで、今回一気に地元で愛される警察官に出世した。警察と地元との関係も今一度見直して、理想的な信頼関係を取り戻そうとか、希望的な終わり方になっていました。96丁目より下には受け入れられなかったという移民出身の住民がコミュニティとして、団結しようという方向も穏やかに主張しているように見えます。フィンはベラスコから見ると気安く相談できる先輩という感じで、存在意義はありますね。(笑)自分で考えろとか、確かにベラスコも若手というにはもう遅いくらいですが、自立してもらいたいですね。その辺は、金は持っているというブルーノと違う立ち位置で(『FBI』のスコーラを思い出す)良い感じ。NYですもの、隣近所との付き合いはないわ、というシルバもまたいい感じです。オリビアは警部らしい言動で、かつてのクレイゲンを思い起こさせるようになりましたね。
July 3, 2025
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『詩人』いよいよ、シーズンフィナーレに向かってまとめにかかってきましたね。シーズン初めに仕込んだことがやっと回収されるのか。途中にパーカーのリリーのことや、トーレスのガールフレンドの話題とかがあって、すっかり印象が薄れていました。頭を整理するのが大変…ウィリス少佐の殺害事件で、匿名のタレコミがあり、犯人の殺し屋が逮捕された。自宅を調べたところ、ライフルや現金、パスポートなどプロの殺し屋の証拠が見つかり、さらに殺害現場にノートに書いた詩を残すという「詩人」と呼ばれる殺し屋とわかる。ただし、ウィリス少佐の場合はノートの詩は見つかっていない。ヴァンスはタレコミをした人物を特定するように命じ、マクギーは暗号の専門家デライラに手伝ってもらうことにする。デライラはラロシュ副局長と同じ大学の出身で、和やかに話をしてマクギーを困惑させる。副局長のポストをラロシュに奪われたことをまだ根に持っているのか、というデライラにマクギーは、彼は信じられないという。「詩人」こと、ポール・モートンはカフェで時間を潰しており、その理由が次のターゲットであるガーザ上級准尉に関係していることがわかった。ガーザはカフェの向かいの建物に住んでおり、NCISはガーザの身柄を確保する。NCISの取り調べでモートンは、依頼人について何も答えずにただ詩を引用して急に具合が悪くなり死亡する。モートンの腕には筋弛緩剤とそれを活性化させる酵素のカプセルが仕込まれており、自らそのカプセルを割ることで命を絶ったとみられる。そこまでして依頼人を守る理由とは?ガーザとウィリスはエネルギー省の極秘任務で一緒に働いていた事がわかる。アトラスという列車で、使用済みの核燃料をアイダホの貯蔵施設に運ぶことが年に2回あり、海軍はその護衛にあたっている。海軍の護衛を暗殺する理由については、核燃料を奪うためなのか、そもそも輸送を妨害するためのなのか。パーカーらが捜査を始めようとすると、ラロシュはエネルギー省から情報を聞き出すので、NCISは依頼人を探し出せと口を挟む。ケイシーは、依頼人と殺し屋をつなぐ仲介人を特定する。双方が匿名で、闇サイトでそれをつなぐのが宝石商のジェマ・ウッドという女だ。トーレスは「詩人」になりかわり、店に向かう。ガーザを狙っていたのに、自分の正体がバラされた結果、眼の前でガーザが保護されてしまった。強引に店に入ったトーレスは、情報を漏らしたのは誰なのか、依頼人は誰なのか聞き出そうとウッドに迫る。ナイトが店の前で騒いだため、トーレスはその隙に盗・聴器を仕掛けて、依頼人に話を通すよう言って店を出る。ウッドの宝石店は監視下に置かれるが、有益な情報はまだ得られていない。ケイシーはウッドの法人口座を調べ、ダイヤに多額の金をつぎ込む客を特定する。これが依頼人かもしれないが、なんとパーカーと因縁のあるカーラ・マリーノだった。マフィアのカーラは原子力船の核燃料とは縁遠いと見られるが、拠点のカンザスシティを列車アトラスは通過する。監視下にあったウッドが姿を消したため、店に突入すると、護衛の男が殺されていた。トーレスが確認していたPCが持ち去られており、床下に金庫があった。デライラはラロシュ家でのディナーに招かれたという。実は夫とラロシュとの関係を良くするために、嫌がるマクギーを説得する。ヴァンスも情報収集のために行けと命じる。ラロシュの妻は神経外科医で和やかに食事が続くが、マクギーは目的のためにはタップダンスをするというラロシュに、それは嘘を言うことだと納得がいかない。パーカーはウッドの店から、次のターゲットがラロシュだと告げ、夫妻の保護のためマクギーがNCISに護衛するよう命じる。ラロシュは妻をいたずらに怖がらせると否定的だが、パーカーはこの際ラロシュの隠し事を探れという。ラロシュは何か隠している、マクギーは書斎に入り証拠を漁る。その後、エネルギー省からアトラスの警備要則が届くが、なんとラロシュはその理事会の理事で、数ヶ月前にはカンザスシティで行われた、非常時の訓練にも参加していたことがわかる。マクギーは自分がラロシュから探られていた事がわかるファイルを見つける。部屋に入ってきたラロシュは、マクギーがあれこれ自分のことを監視するので調べたまでだと答える。なぜ自分を嫌うのか、不満があるのなら直接言えば良いというラロシュに、マクギーはトーレスがカルテルに潜入していたときに情報を漏らしたのではないかという。ラロシュは漏らすはずがないと開き直り、アトラスの理事だったことも最高機密なのでヴァンスにさえ言うことはできないのだという。国外に逃亡しようとしていたウッドが捕まり、殺し屋の依頼について問い詰める。ウッドは護衛の男が殺されたのを自分へのメッセージと受取、逃げようとしたと認める。依頼人は、詩人が捕まり死んだというミスをしたウッドを排除しようと動いている。また別の殺し屋がウッドとまだ生きているターゲット(ラロシュ)を狙っている。NCISがラロシュの家に到着するまで、マクギーはラロシュを護衛することにする。ウッドはカーラに関して、大口のダイヤを購入する顧客だと認めるが、カーラがラロシュを狙う理由は知らないという。今回の依頼人はカーラではなく、タトゥのあるカンザスシティの新顔の男だった。ラロシュの家に暗殺者が迫り、ラロシュは自ら標的になって妻とマクギー夫妻を守るという。海軍長官にNCIS再編成のレポートを出した時は、まるで家族のようだと否定的なことを書いたが悪いことをしたと思っているという。マクギーは時間稼ぎに、自分が「詩人」役になって、入ってきた新たな殺し屋の前でラロシュを撃つ。殺し屋は女で、到着したトーレスらに逮捕される。ラロシュはヴァンスが渡していた防弾ベストを身に着けていたのだった。新たな殺し屋は何も語らず、ウッドが見たという依頼人のタトゥはネクサスカルテルのものだった。あの時壊滅したはずだが、復活したのか。アトラスの核燃料運搬は中断され、警護要則も変更されることになった。そして、未だにカーラとの接点は不明のままだ。マクギーは今回ラロシュと和解できたとデライラと喜ぶ。しかし、デライラが手伝った匿名のタレコミが政府のサーバーから出ていることがわかった。国防総省の「ノクターン」というサーバー名を見て、マクギーは昨夜ラロシュの机の中で「ノクターン」と書かれたメモを見たことを思い出す。マクギーはラロシュに「ノクターン、これは警告だ覚悟しろ」と告げる。まだどんでん返しがあるのかもしれないですが、ラロシュは悪人なのかどうかよくわからなくなってきました。匿名のタレコミをすることで、アトラスの警護にあたる海軍将校を救ったわけですよね。でも、ウィリス少佐の殺害現場には詩人の痕跡はなくて、誰が殺したのかはっきりしない。ラロシュは暗殺依頼の情報をどこから得たのか。自作自演?でも、自分もターゲットになっているし。詩人は捕まった時のためにあえて死を選ぶほどの、依頼人への忠誠心を持っていた。取引しても終身刑になるから、それなら何もしゃべらないということですか。ウッドは単なる仲介人だとして、最後の殺し屋の女は宝石店の客でしたよね。ウッドは女の正体を知っていたのかどうか。ネクサスカルテルの残党と見られる依頼人は、単にしくじったからウッドを狙い、引き続きラロシュを狙うのか。アトラスの運搬計画を阻止したいのは誰なのか。確かにラロシュはその理事の一人だから、ウィリスやガーザと共に狙われても不思議ではないけれど、ネクサスサークルとの関係がわからず、そしてカーラの関与も状況証拠のみで視聴者を惑わせる。せっかくのデライラ登場回なのに、不完全燃焼です。上司の家に夫婦で招待されて、妻同士は仲良くしゃべっているのに、デライラもマクギーの「潜入」を後押しするのだから複雑だ。デライラのおかげでマクギーのラロシュへの疑惑がさらに深まったのも皮肉。トーレスの潜入をカルテルにバラしたのは、ラロシュか否か。そして、シーズン途中で出てきたパーカーのネメシスこと、カーラをここまで引っ張るということは、何か関係あるということですよね。そこにリリーが絡んでくるとさらに複雑になりますね。(笑)
June 26, 2025
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盛んに「デ・ミニマス案件」と言っていたので、これがわからないとエピソードの意味がわからないじゃないかと思いましたが、ややこじつけぽかったかな。関税などで使う用語らしいですね。要はシルバのキャラクターエピソードでしたね。私立高校の生徒イーライが携帯に少女のヌード写真を持っていた、としてSVUが対応することになった。若者同士の些細な問題で起訴に値しないのではないか、というシルバだが、オリビアはSVUの案件は繊細なのだと答える。イーライは他校との数学のマスリーグで知り合ったリアという生徒から一方的に送りつけられたという。生徒たちは「ゴーストレター」というアプリを利用しており、写真もそのアプリで送っていた。リアは写真については2ヶ月前に撮影したことを認めるが、イーライではなく、同じ学校のオリバーに送ったという。リアはオリバーに憧れの気持ちを持っていたが、オリバーはこの件については無関係とわかる。アプリも利用していなかった。誰かがオリバーになりすましてリアに写真を送らせたと見られ、その「誰か」は60のアカウントを持ち、マンハッタンエリアの高校生を装ってヌード写真をやり取りしていたと見られる。大掛かりな組織的な事件かと考えられるが、入手した写真の使用目的や生徒になりすますのに必要な情報をどうやって得ているのかが謎だ。被害にあったと見られる高校生たちは、エリート校の生徒で自宅も裕福、特殊な層に属する家庭の子弟だった。シルバはリアに寄り添い、さらに情報を聞き出す。イーライは確かにマスリーグで知り合い隣同士に座っていたが、なぜ彼に写真が送られたのかわからない。共通する点として、受験カウンセラーが同じだという。アダム・パーカーはこの地区で人気の受験カウンセラーで、高いフィーを取る。小論文を書くのに個人的な情報を生徒たちから聞き出しており、成り代わるのには都合が良いだろう。高学歴で起業家のパーカーから話を聞くため令状を取って自宅に踏み込むと、パーカーは直前にPCのアカウントを削除していた。余裕があるのか、パーカーは逮捕されても笑顔で、SVUの聴取に自分は小児性愛者ではなく、有益な情報があると取引をほのめかす。弁護士によるとパーカーの罪はSVUの管轄外で、他人になりすまして手に入れたヌード写真を小児性愛者のグループ50人に売ったという。メールを解読するにはパーカーの解除キーがなければ開けられず、罪を軽くしようとする態度のパーカーにオリビアは激怒し、FBIに通報するという。カリシはその小児性愛者のグループを摘発し、生徒たちの写真を取り戻すことの方が大事だと主張し、オリビアと対立する。オリビアは口論の末、カリシの方針を受け入れる。検事とFBIがパーカーとの取引を認め、SVUはパーカーの客と接触し写真を取り戻すためにおとり捜査をすることになった。オリビアはシルバにおとりとなる14歳の少女として、パーカーの客と連絡を取るように命じる。一人一人パーカーの協力でメールで連絡を取り、NYCのホテルで会う約束を取り付けるが、1日かけても5人しか引っかからない。成果を求めるオリビアはカリシにせっつき、この程度の協力では減刑できないとパーカーに圧をかける。慌てたパーカーは、客の多くが直接少年少女に声を掛けるのに使うという、「ウィッシュ・クラフター」というゲームの存在を明かす。シルバのアバターはパーカーの客一人ひとりに声をかけ、明日ホテルで会うという約束を取り付ける。その中で、シルバは気になる存在に出会う。やりとりがどこか幼い感じで、インターネットのアカウントは32歳のマシュー・デイリーとなっている。シルバは本当に幼いのかもしれないと感じ、ブルーノの意見で「コンドームを持ってきて」と付け加える。素直に持ってくるという男が「コンドームて何?」というので、コンビニで買ってくるよう指示するが、もし持ってくれば性・交の意図があるということになる。翌日ホテルで続々と客が現れ逮捕するが、50人目となったマシューは確かに32歳ではあったが、知的能力に何らかの障がいがありそうだった。素直にエイミーことシルバに遊ぶために会いに来たが、言われた通りコンドームを持っていたためフィンは逮捕するようにいう。シルバは自分が強くですぎたと考え、マシューの医療カルテなどから、オリビアに逮捕は間違いだと訴える。オリビアもカリシにマシューを除外するように言うが、カリシは罪状認否で無罪を主張すれば良いと突っぱねる。罪状認否で自分に何が起こっているのか理解していないマシューに、カリシは他の容疑者と同じく25,000ドルの保釈金を求め、シルバはさらに落ち込む。ブルーノはフィンがシルバに殺人課とSVUの違いを学ばせたのだろうという。それでもシルバはマシューの母親に謝罪し、何とかすると約束する。オリビアはシルバの意見を受け入れ、カリシに起訴を棄却させるという。そのためにカリシの上司バクスターに直談判するというので、無理やりカリシを連れてバクスターに掛け合う。バクスターはその圧力に屈したのか、マシューの起訴は棄却された。オリビアはシルバに「あなたにデ・ミニマス案件の本質を教わった」という。シルバはマシューの母親に結果を伝え、マシューと友達になる。今回の被害者の写真はすべて回収され、オリビアはリアに誰もが間違いを犯すが、その後の選択が大事だと諭す。オリビアとカリシの対立が見どころでした。パーカーの態度に、カリシをすっ飛ばしてFBIのクレイ特別捜査官に電話するところは、激情的でちょっとイメージが変わりました。結局説得を受け入れて「私に悪魔と取引させたいのね」と捨て台詞を言うのを、部下が聞き耳を立てているなど、これまでにない描写です。オリビアはどんどん熱くなり、感情と正義は切り離せないと、カリシの頭越しに貸しがあるというバクスターに掛け合うところなどは、常日頃検察から「pain in the ass」と言われている面目躍如という感じかな。ちなみにいつ貸しを作ったのやら。カリシが法の立場からマシューを起訴しようとするのは意外でした。裁判をやっても無罪になるんじゃないのかなと思いますが、でも現場としては、マシューがどういう人物かは関係なく逮捕しなければならないのですね。誰かが、人権派の市民から批判が来るから起訴はやめようと言うのかなと思いましたが、生きている被害者のためにはとことん容疑者には厳しくする、というのがSVUと殺人課の違いということなのでしょうか。でも、シルバが無実のマシューとその母親に心を寄せるのはかつてのオリビアだったように思います。マシューの逮捕はデ・ミニマス案件なのだと気づかせてくれた、とはシルバへのリップサービスだと思いますが、シルバは将来有望だな。ブルーノもベラスコも中堅どころとして、シルバを導いていく。アマンダがいなくなって良いキャラができましたね。リアが被害者の代表として取り上げられていましたが、安易なSNSの利用は危険だと常に知らしめる必要はありますね。
June 26, 2025
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『女子会』タイトルからしてネタ切れなのかなあ、という印象です。そういえばケイシーはゲームナイトを楽しんでいましたから、彼女のアフター5はかなり充実しているのじゃないかしら。捜査官のみなさんは、ということですね。今夜はナイトの妹ロビンが仕切る女子会があり、ナイトとケイシーは朝から何を着ていくかで盛り上がっている。一等兵曹ジェニファー・ガルシアが骨董品店の火事で死亡した。夜中に店のウェブサイトの手伝いをしていて、店のオーナーはインドへ旅行中だった。この店は消防検査を長年怠っており、事故による発火だった可能性がある。一緒に店の中にいたという恋人のダンによると、ソファで居眠りをしていて気がつくと煙が充満し、外に出て助けを求めたという。ダンはジェニファーのことを「ソウルメイト」と表現する。火事が起きた部屋の隣のオフィスは、まるで焼けておらずナイトは現場を見ていた消防士から声をかけられる。マクギーは発火源を見つけ、ジミーはジェニファーの死因が首を絞められた事と断定したため、一気に殺人事件となった。ジェニファーが最後にウェブサイトの作業していたのは午前0時ころと判明し、携帯には恋人のダンと別れをほのめかすメールがあった。ダンは別れを認めない返事をしており、問い詰めると記念日を忘れてプレゼントを買って会いに来たという。花と金のネックレスを渡すとジェニファーとは仲直りすることができたというが、容疑者の可能性がある。過去にもバーで派手な喧嘩をして加重暴行罪で服役するなど、カッとなりやすい男のようだ。現場でゴミ箱からライターと燃焼促進剤が見つかっており、そのライターにはDMHというダンのイニシャルが刻まれていた。ダンはそれ以上は黙秘し、身柄を拘束されることになった。仕事終わりの時間となりロビンが現れたため、ナイトとケイシーは女子会に行くよう促される。女子会はロビンが考え抜いたお楽しみの計画だったが、最初の陶芸教室ではジミーの検視報告を聞いてケイシーとナイトは身が入らない。ロビンは仕事の話は禁止というが、ジェニファーの首にネックレスが焼き付いていた事が、本当に和解した証拠なのではないのかという。ケイシーは粘土を使って実験することにする。一方、マクギーも今夜は一人でケイシーのラボでゲームをしている。そこにトーレスとヴァンス局長まで加わって、ボーイズナイトが始まった。パーカーは自宅に戻り、ジミーに取り寄せてもらった母の事故の司法解剖鑑定書を調べている。陶芸の釜を使いネックレスを身に着けたまま殺された事が証明された。ロビンは仕事から離れられない姉とケイシーに機嫌を悪くする。ロビンは恋人のトーレスが一緒にいても、仕事で出ていったり予定をキャンセルされたりすることに不満を感じていた。マクギーはケイシーが遠隔操作でラボのPCを使っている事に気づく。プライベートと仕事は切り替える事が必要だというロビンだったが急に懸案の事件について殺害の動機は何かと言い出す。そこから3人は事件の証拠を見直し始める。男子チームはダンの携帯の位置情報から、一晩中一緒だったという供述は嘘だと断定する。ダンは骨董品店に行く前に16キロ離れた場所に行っており、そこは過去にダンが暴力沙汰を起こしたバーだった。マクギーとトーレスはパーカーの自宅を訪れる。ダンはジェニファーの元彼のルーカスを殴って刑務所に入ったが、このルーカスはジェニファーから接近禁止命令が出ていた。ダンは恋人をストーカーから守ろうとしたのか。ロビンは骨董店のオフィスの写真を見て、チャクラの並び方が間違っていると指摘する。誰かが倒して、置き直したのか。拘束しているダンに、バーに行っていた事をなぜ黙っていたのかと問い詰める。防犯カメラにはダンと会っている男の姿があった。関係ないというダンだったが、幼馴染のリアムが仮釈放で働いていて、会った事を認める。ダンには前科があり、リアムと接触することはまた刑務所に逆戻りになってしまうので、どうしてもそれを明かすことはできなかったという。この後、ダンは骨董店に戻ったがすでに火事になっていて、ドアは開いていたという。現場を調べるためパーカー、マクギー、トーレスが骨董店に入ると、そこにナイト、ケイシー、ロビンと鉢合わせした。ドアが開いていたのは、何者かがピッキングして侵入したからで、家具の後ろに金庫があった。金庫は開けられていて中身は空っぽだった。つまり強盗にジェニファーが殺されたのか。本部に戻ったチームに、ジミーが犯人の手の大きさがわかるという。ダンの手よりも大きく、金庫破りをするには一旦電源を落とさなけばならない。それができるのは出動した消防士だった。ナイトはナンパしてきたカレンダーに載っている消防士に会う。出動の30分前に現場にいたことも確認されていて、強盗殺人で逮捕する。消防士は強盗、殺人、放火を自白した。NICSチームに積極的に協力したロビンは、プライベートと仕事のオン・オフ切り替えが難しい事がわかったという。自分は捜査官になりたいとは思わない。トーレスが仕事を重視するのも理解し、その邪魔をするつもりもないという。2人は話し合いが必要だと出ていく。ロビンて、ものすごくまともで頭もよくかっこいい女性だと思いました。カップルが別れるためのエピソードだったにしても、トーレスとケミストリーも感じられないし、トーレスにはもったいない女性です。それなのに仕切り屋のロビンではあるけれど、ナイトとケイシーの行動は家族・友人として失礼ですよね。だったら、最初から断ればよいのに。ロビンがなぜ急に事件に関心を持ったのかはわかりませんけど、頭のキレはなかなかのものでした。結局、今夜の女子会は成功だったのでしょう。一方、男子チームのプライベートの寂しさはどうだ。マクギーはデライラと子どもがいないというのでゾンビ映画を見るの?普段家族がいると見ることができないから?トーレスはプライベート不明の男ですが、ヴァンスまで仕事上がりでパーカーがいないので一緒に若手とゲームをするという、プライベートの希薄さ。レベル15のキラキラ大王を倒したのはヴァンス一人ですか?まあ、ひとり暮らしですから、昨夜は満足のいく夜だったかも。ジミーが普通に仕事をしていつも通り帰宅するというのはさすが、趣味も豊かですし。パーカーがピアノを弾いているのは、非常に良いではないですか。それでも週明けに回しても良いことをマクギーとトーレスに付き合うパーカーは、血が騒ぐというのでしょうか。母親の死亡解剖鑑定書と共に手元にあった「特別捜査資料」は本件のことかな。やっぱり仕事を持ち帰っているわけだ。ダン役の人、なかなかかっこよい人でした。幼馴染のために自分が不利になっても事実を隠すとか、刑務所に入った理由も愛する女性のため?尋問されるだけの役柄がもったいないなと思いました。
June 20, 2025
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どこかで聞いたような事件、古く新しいテーマですね。アメリカでもそうなのか、いやアメリカだから見逃されてきたことなのか、などと思いながら見ていました。あちらには企業を監視する労働基準局とかコンプライアンスとかないのかな。9歳のジェイ・トンプソンから同居する姉キーラが帰宅しないと通報があり、その後キーラは性暴力にあったとして通報され、病院にいることがわかった。オリビアはジェイを預かり、キーラから話を聞くことにする。ジェイとキーラの両親は昨年死亡しており、キーラが弟を養っている。キーラは自分が性的な被害にあったことを認めようとせず、上司に話すのも仕事を失うことになるとためらう。保険会社アメリウォッチに務めるキーラは、顧客ジム・ホーガンへの初めての営業活動で、上司フランクとともにホテルの部屋に向かった。フランクは自宅からの急な呼び出しでキーラを残して帰り、プレゼンはキーラに任された。その後、ジムは先にチェックアウトし客室係がバスルームに閉じこもっているキーラを発見した。キーラはジムに襲われたと言ったという。オリビアの説得に、キーラはフランクが帰った後、ジムは仕事そっちのけでキーラのスカートをめくってオーラル・セックスを始めたと話す。キーラは驚いてバスルームに駆け込み一晩を過ごしたが、まだ自分に起こった事をなかったことにしようとする。しかし、ジムから届いた花束を見て、レイプ検査を受ける事を決める。ジムはヘリコプターによる旅客輸送の会社を経営しており、SVUの聞き込みにキーラとはお互いに楽しい夜を過ごしたという。キーラが積極的に売り込んだという言い分で、上司のフランクは2人の間に起こった事は知らないと答える。キーラを連れて行ったのは彼女の能力を信じたまでで、契約は成立し歩合の件でキーラは喜んでいたと主張する。カリシはレイプ検査でジムのDNAが検出されれば、ジムをレイプで起訴できると目論む。キーラが自宅で混乱し泣いているというジェイからの知らせで、オリビアたちが向かう。キーラは会社から5万ドルの歩合の小切手を受け取ったと認める。想像以上の額で、ジムがフランクに謝罪したらしい、彼に悪気は感じられないという。しかし、ジムのDNAが付着していたことが判明し、SVUはジムを第3級レイプ罪で逮捕する。ジムは契約締結のプレゼントと勘違いしたと弁明する。フランクのオフィスで、アメリウォッチとの契約と引き換えにキーラが何かしてくれると匂わされたという。フランクが息子のアレルギーで帰宅したというのは嘘だ。電話をかけたのは妻ではない。ということは、フランクは従犯の可能性があり、脅したのなら強要罪にも問われるだろう。キーラをSVUに呼び、フランクの関与について事実を告げると、キーラはフランクに弱みを握られている事を認める。昨年12月にクリスマスパーティの準備の買い物をするため、COOのグレイスから2,000ドルの現金を渡された。しかし支払いのときにその金を失った事に気づき、首を覚悟でフランクに報告すると、フランクは処分や通報はせず、昇進して契約を成立させることで2,000ドルの件は帳消しにすると言われたという。つまり、ジムとの契約を取るためにキーラが差し出された事になり、強要罪となる。カリシは余罪があるかもしれないと言い、過去20年でアメリウォッチを不当に退職させられた若い女性社員について調べるようにいう。オリビアはキーラに付き添ってきたグレイスをダイナーに呼び出し、人事部もないという会社でCOOの見解を問う。グレイスは未熟な若い女性社員に一任したのは間違いで、タフな業界で女性が成功するのは難しいなど、フランク寄りの発言をする。それでも雇用に関わっているということで、採用された女性社員のリストの提出を求める。やはりキーラのように、職場では雑用やお飾り扱いだった女性社員が顧客に性奉仕しろと言われ、断ると仕事を外すなどの扱いを受けた者もいた。中にはフランクに見込み客を喜ばせろと強要され、ネットに上げた昔のヌードを親に見せると脅されたため、腹に据えかねて会社で大騒ぎをした女性もいた。オリビアはフランクを2件の第2級の性的強要罪で逮捕に踏み切る。裁判でジムはフランクにそそのかされた証言する。キーラは契約を成立させるためになら何だってする、そう聞かされていたのに、あの夜のキーラは拒絶反応を示した。その後フランクに電話をかけ、どうすればよいか聞いた。フランクは契約をするのか尋ねた上で、キーラに花を贈っておくとよい、自分がキーラと話すと答えた。ただ、キーラを差し出したことについてはフランクは明言しなかったという。弁護側はジムが検事局と取引して刑を軽くするために証言したのだろうと追及する。キーラと同じく差し出された女性はフランクから65,000ドルのボーナスを受け取った事を認めるが、自分で稼いだ金だと開き直る。キーラは2,000ドルがなくなったことで、会社に貢献する事を求められたと証言する。キーラも生活費のために、受け取った小切手を換金していた。フランクは従業員に顧客と性的な奉仕をしろと強要するしたことはないと証言する。まったく動揺していない様子で、証人たちの証言を否定する得意のセールストークで、カリシの質問も次々とかわし、カリシは偽証罪だといきまく。この先、フランクが否定できないような事実が必要だ。オリビアは会社側のグレイスの良心にかけることにする。20年間フランクの下で働いてきたグレイスは、フランクに不利な証言はするつもりはないという。フランクは自分の利益のために若い女性を利用してきたが、高額の小切手もビジネス上のコストだ。女性が成功するのは難しい業界だというが、オリビアは自分も警察に30年いてそんな事は重々承知だ。警察も働き始めた頃とは状況が変わってきた。アメリウォッチは何も変わっていない、努力して今の地位に上ったのもフランクと共謀するためだったのか。オリビアの説得が効き、グレイスは証言席につくことになった。フランクはジムとの契約でキーラを利用する事をグレイスには話しており、キーラの弱みだった2,000ドルの紛失も、フランク本人が封筒を抜き去ったという。グレイスは20年前からフランクのやり方に口をつぐみ、若い女性社員らを傷つけてきた。彼女たちを守れなかったのはCOOである自分の責任だと謝罪する。評決で、フランクは2件の第2級強要罪で有罪となった。それでも刑期は3年ほどだ。カリシは偽証罪でフランクを起訴するという。最高15年の刑期になるというが、オリビアはその差に驚く。グレイス本人がフランクの意を汲んで(奉仕して)顧客を獲得してきたので、女性社員たちへの扱いにも目をつぶってきたのかと思いました。そうしなければ、我が社では出世はできない、とか。共犯関係を問われる可能性もあったのに、きちんと償う気持ちになってくれて良かったです。フランクは経営者としてほのめかすのでなく、契約でこれをしたら昇進させますとか、便宜を図りますと、事前に同意を取り付けておけば問題にならなかった?さすがに倫理上それができないので、やる気のある女性社員を罠にはめたのか。むしろエスコート嬢などのプロの人を使うという手もあったと思いますし、その方がよりコストは安くなったのじゃないかと思います。結局、どの業界でも女性が実力を認められて評価されることは難しく、枕営業を求められる場合も。中にはそれを武器にのし上がるケースもあるかもしれない。それがタイトルの「自己負担額」ということなのかな。これ、男性だって被害にあうことはありますよね。今の時代ならSNSなどで、会社の悪評判が行き渡ると思いますが、それでも入社する人がいるのはよほど給料が良いのでしょうね。オリビアはそんな中でもゆるぎなく、被害者と向き合って手を差し伸ばし続けていました。キーラは9歳の弟を守り育てる義務があります。この会社は先行きが不明です。より着実で成長できる職場を探して、進んでいってほしいですね。
June 19, 2025
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『副業』これ、掛け持ちの副業という意味の「Moonlight」からタイトルを引っ張ってきているはずなのですが、あえて「月の光に照らされた」にした理由はなんだろう。ちょこっと副業?というところで、ゲストの人がシーズン7の「Moonlighting」にも別の役で出演していたんですね。そして「Moonlighting」というと「こちらブルームーン探偵社」で、マーク・ハーモンも出演していたという、あまり繋がりはなかったですね。(笑)パーカーは似顔絵が得意なジミーに、気になるリリーの似顔絵を描いてもらう。トーレスは「宿敵」ソーヤーと張り合っている。ソーヤーは最近良い車を買ったのが自慢だ。路地裏でロバート・モージー大尉が死亡しているのが見つかる。ひどく殴られており、強盗にあったのか金品が奪われていた。ジミーは脚にワニの歯型を見つけ、別の場所で殺されてここに運ばれたという。ポケットからはコカインの小袋が見つかり、上官はモージーが最近欠勤することがあるという。手首に限定パーティのチケットがわりのQRコードが描かれており、ジョージタウン郊外の倉庫で若者のパーティが開かれた事がわかった。パーカーはベガスを訪れている父ローマンに、リリーの謎について尋ねる。少女については覚えがなく、パーカーの母親のことについても知らないようが良いと素っ気ない。倉庫の清掃係によると、金持ちの子弟が馬鹿騒ぎしたパーティで誰かがプールにワニを放したことがわかる。モージーはそのワニに噛まれたらしく、パーティの様子は参加者らのSNSでわかるという。モージーは若い女性と一緒にいて、コカインの取引現場らしいところが写っていた。さらに、その相手がソーヤーとわかり、ソーヤーを本部に呼び出す。おばあさんの遺産で車を購入したことは嘘とわかり、私用でナイトシフトの時間を遅れてきたという説明も通用しない。ソーヤーは金持ちの娘の警護を副業としてやっていると認める。コカインの件も娘に近づいた売人から取り上げて相棒に渡したという。相棒というのがモージーで、そもそも副業はモージーから紹介された。警護していたのは母親が経営者のシェイナ・レイノルズで、ワニを放ったのはシェイナだった。シェイナは動物の権利を訴えているという。モージーが死んだと聞いてソーヤーは動揺する。モージーは午前3時15分にシェイナを送り、自分は病院で手当を受けるというメールを送ってきた。様子を見ていたヴァンスは副業はルール違反だと厳しい態度を示し、プロビー扱いするので捜査の補佐をしろと命じる。シェイナの母親ケイトは会社経営に忙しく、警備主任のピート・ブレイデンに娘の警護を任せている。シェイナは電話には出ず、NCISが行方を探すことになった。ブレイデンはモージーの名前さえ覚えておらず、トーレスは捜査官として立ち向かう。ソーヤーによると反抗期を過ぎて自分探しのシェイナは今は落ち着いているというが、やはり家庭内では母娘はもめているらしい。ケイシーはモージーの靴についた泥から、絶滅傷種のコーラスガエルの糞を見つける。生息している場所を含む土地は、レイノルズ家の所有でそこにシェイナお気に入りの山小屋がある。マクギー、トーレス、ソーヤーが山小屋に向かうと、武装したシェイナが出てきた。モージーを待っているという。モージーが殺されたと聞いて、シェイナは母親ならやりそうだ、自分も狙われると怯える。昨夜はここでモージーの手当をするはずだったが、メールが入りモージーが出ていった。その後警戒して「携帯をオフにして自分が戻るまでドアを開けてはいけない」と連絡してきたという。シェイナとモージーは交際していた。レイノルズの会社は土地を開発業者に売ることになっており、シェイナは池に生息しているコーラスガエルを守るため、モージーと協力して監視映像と報告書をモージーが海軍上層部に提出し、開発を中止させるつもりだったという。そのために母親が娘を殺すだろうか、というのは疑問だが、シェイナは母親は思い通りにするために何でも言う悪性自己愛者だと決めつける。ケイトは優等生だった娘が長い反抗期を通じて自分探しを続け、母親と自分を苦しめているという。今回は土地取引の話が出た途端、カエルの話を持ち出したと、分かり合えない苦悩を語る。パーカーの自宅にベガス旅行を切り上げたローマンが現れ、子どもたちのことを考えて母親の死について話してこなかったが、やはり話すべきだと考えたという。父は母の浮気を疑っていた。ある日、酒に酔った母がパーカーを車に乗せて帰ってきた。父は飲酒運転したことに怒り、ひどい喧嘩となった。母は怒って車で出ていったが、父は「出ていくのならこれで終わりだ」と言い放ったという。その1時間後、母は9号線近くのディアフィールドで木に激突して死亡した。即死だったという。子どもたちのトラウマを考え、母の葬儀は行われず、死んだ理由も本当のことを告げなかったのだった。シェイナが撮影していた池の監視映像に、何者かが桟橋から人を投げ込む姿が写っていたことがわかる。モージーはそれを目撃したため殺されたのか。トーレスとソーヤーが桟橋付近を探すと、水中からシートに包まれた女性の遺体が見つかる。死んでいたのはブレイデンの妻で、シェイナは昨年のクリスマスパーティで会ったという。ジミーが到着し、遺体を運び出そうとしたとき、銃を持ったピートが一同の前に立ちはだかる。ピートはシェイナが設置したカメラがなければこういうことにはならなかったという。妻が自分にむかってきて、あれは事故だった。ところがモージーが例の映像を持ってやってきたので殺すしかなかった。しかし、1対4でピートに勝ち目はあるのか。ピートはソーヤーに今の3倍の給料を出すので、自分に加勢しろという。ソーヤーが寝返ったふりをして、ピートを殴るとその隙にジミーとシェイナが身を隠す。ソーヤー、トーレス、マクギーとの銃撃戦の末、ピートは制圧された。もともとピートと妻は泥沼の離婚を繰り広げており、ケイトはそんな人物に警備主任を任せていた事を反省する。これが母娘の和解のチャンスになると話すと、ケイトは娘を救ってくれたソーヤーに、仕事を探しているのならうちの警備主任ならないかと声を掛ける。トーレスは今回のことでソーヤーを大いに評価し、天職を探し求めているのならここで働けば良いという。ソーヤーはその気はないようだ。母親の事故について調べていたパーカーは、事故現場の写真の中にリリーが写っていることに気づく。最後やっぱりこわーい。背筋がザワッとしました。そりゃ、幻覚が見えるという設定はありかもしれないけれど、すぐ近くにいて目が合うんですよ。しかも、過去の写真の中にいる少女は当時のパーカーが目撃したはずはない。となると、やっぱり「シャイニング」みたいですよ。私なら叫びますね。エピソードはパーカーの父親との関係と、レイノルズ母娘が並行して描かれ、そこにトーレスとソーヤーの張り合いが絡んだわけですね。たまにしか出てこないソーヤーでしたが、プロビー扱いするのは楽しかったでしょうね。でも、お互いを認めあったことでソーヤーのストーリーはこれで終わりかなあ。レイノルズ家はソーヤーに新しいクルマを買ってやればよかったのに。トーレスは渡された名刺をそっとポケットに入れて、含みをもたせましたが、まあ目的はお金でしょうね。(笑)ジミーが新たな才能を発揮して、キャラクターの可能性を広げるのは見事ですね。まだまだ引き出しは増えそうだ。パーカーの親父さんもいい味をい出している。ところで、副業禁止でもマクギーの作家稼業はOKなんですね、いろいろおもしろいです。
June 12, 2025
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今回もじっくり見せてもらった、という感じです。たった一人の被害者ととことん向き合うという、シンプルなストーリーなのに、またかとか見飽きたとか思わないです。さすがとしか言いようがない。児童保護施設のアンソニーが姿を消した。施設長のミラーから通報があり、16歳のアンソニーがスマホを残しているのはおかしいという。同室の少年によると、放課後帰ってきたアンソニーがゴミ袋に服を入れて出ていったという。外を見ると、アンソニーが中年の男とハグをして、車に乗り込むのが見えたというので、連れ去りを疑う。アンソニーは両親が死亡しており、学校で暴行事件を起こしたため保護観察中で、GPSモニターを足首につけている。そのモニターの信号でファストフード店にいることがわかったが、すでにモニターを外して男と出ていたあとだった。連れの男は白人でNYのナンバーのミニバンに乗っていた。アンバーアラートが出されたが、その後のアンソニーらの手がかりはない。アンソニーは10歳で父を殺され、母親も過剰摂取で死亡したため、施設に引き取られた。スマホに残ってた着信履歴には、異なる市外局番の番号から数十件の着信があり、GPSモニターの外し方などを検索した形跡があった。アンソニーを担当する児童保護局のマイケル・ストリックランドは、11歳からアンソニーに向き合い週に一回面談をしていた。生い立ちが厳しく本人も学校で喧嘩を起こすなど問題があったが、手を尽くしていたという。アンソニーを連れ去った男については知らないという。オリビアは、施設にいる子どもたちを狙う犯罪者が多いという。アンソニーを連れ去ったのはコリン・クラークという男で、犯罪歴はない。自宅に向かうと妻は昨日は市外に出かけると言っており、コイン収集家の集まりだという。アンソニーについては見たこともないといい、PCを押収する。コリンの携帯の位置が判明し、モーテルに向かう。コリンは鍵師で、警察が怪しい部屋に突入すると、コリンはベッドの上で撃たれて死んでいた。体にはシーツがかけられており、隣の部屋から声が聞こえるので踏み込むと、銃を手にしたアンソニーが震えながら座っていた。オリビアは銃を手渡すように説得し、アンソニーは拘束される。アンソニーはコリンとは路上で銃を突きつけられ、車に引きずり込まれたと説明するが、目撃証言と矛盾する。これまでの捜査で判明した事実を一つ一つについても、コリンに誘拐されたと主張を変えない。銃はコリンの登録で、アンソニーが自分を守るために使ったとしても、カリシはなぜ逃げなかったのかという。シルバは現場を見て、コリンは床の上で撃たれてその後ベッドに移されたと指摘する。アンソニー一人では難しかったのではないか。アンソニーはモーテルに着いて、コリンがバスルームに入ったすきに銃を盗んで、ベッドに入った時に撃ったと説明する。あくまでそこには2人だけだったというアンソニーに、カリシは納得しない。オリビアはこのまま少年院に入れてしまうと真実を聞き出せなくなると危惧する。検視官は、コリンが床の上に跪いた状態で、上から撃たれたと判定する。銃からはコリンとアンソニー以外に部分指紋が検出されたが、比較するデータがない。アンソニーが自衛のためにコリンを撃ったというシナリオにはやはり疑いがある。しかし、コリンはアンソニーとメッセージのやりとりをしていたことがわかった。2人で旅に出て、カリフォルニアで人生をやり直そうじゃないかという内容で、2人には関係があったこということになる。オリビアはコリンにグルーミングされていたと考える。正直に話して欲しいというオリビアに、アンソニーは自分からコリンに着いていったと言い、モーテルで何日か泊まって様子を見る予定だったという。コリンを殺したのは行かせてくれなかったからで、他には誰もいなかったという説明に、カリシは嘘だと追及する。アンソニーは開き直ると、自分が関わってきたシステムは全部ウソで、自分のことは放っておいてくれとオリビアたちを締め出してしまう。オリビアはアンソニーが怯えていて、誰かをかばっていると考える。誰かに操られているともいい、心に傷を負った少年なのだという姿勢を崩さない。モーテルにいたもう一人の誰かに支配され、その人物を恐れているのだ。ミラーに話を聞くと、アンソニーは里親に引き取られたことがあり、年上の息子に性的虐待を受けていた事が後からわかったという。担当のマイケルから聞いた話で、アンソニーは話したがらない。アンソニーがシステムを信じない理由でもある。マイケルについては、熱心ではあるが担当する子どもに過剰に干渉するという苦情が数件あったという。マイケルの職場でアンソニーとの関係について尋ねると、自分はやましいことはしていないという。ただ、銃についていた指紋は自分のものだと認め、コリンが殺された場所にはいたが自分はやっていないと弁明する。撃ったのはアンソニーで、アンソニーに呼ばれてモーテルに行くとコリンとベッドに入っていて、コリンが銃を取り出しその後揉み合いになった。落ちた銃をアンソニーが拾って撃ったという説明に、カリシは嘘だと断言する。ただ、アンソニーを殺人罪から救う事はまだ難しい。オリビアは二度もシステムに裏切られるわけにはいかないと、マイケルの自供の録音をアンソニーに聞かせ、心を開かせようとする。それでもまだオリビアたちを突っぱねるアンソニーだったが、次第にマイケルをモーテルに呼んだと言い出す。コリンと逃げるつもりだったが、怖くなってマイケルに電話した。マイケルに脅されたのか、手懐けられたのかという問いには、どうしても答えない。オリビアは諦めずに、マイケルをかばうのをやめ真実を話し、ここから出ましょうと声をかける。みんながあなたを助けようとしている、人生を今やり直すチャンスだ。まだアンソニーはマイケルをかばい続ける。SVUはマイケルとコリンの接点に注目する。アンソニーのスマホの履歴には、多くの着信があったが、SVUはアンソニーが売春をしていたのではないかと考える。その着信は大型イベントがある週末に集中しており、そこで人身売買のイベントが行われたと疑う。さらに、技術部門は掲示板サイトに数年前のアンソニーの写真を見つける。連絡先はマイケルになっており、しかもアンソニー以外にも被害者の少年少女がいたことがわかる。中にはマイケルが担当する子どもやアンソニーと同じ施設の子もいた。オリビアは自分も長年ニューヨークにいてシステムの不備はよくわかっているけれども、改善に努めているとアンソニーに語りかける。自分を守ろうと孤立しているのだろうが、被害にあっているのはあなただけではない、同じ仲間なのだ。それを聞いてついにアンソニーは口を開く。アンソニーは掲示板でコリンと出会い、コリンはこのような状況からアンソニーを助け出そうと知恵をだしてくれたという。学校で暴力事件を起こせと言われたのもそれで、保護観察となり足にGPSモニターをつければ客を取らなくても良いからだ。彼と逃げようとしたのに、なぜマイケルを呼んだのか。パニックになってしまった。やってきたマイケルはコリンを跪かせて彼の銃を渡すと選べと言われたという。コリンを撃てと言われたができず、マイケルはアンソニーの手に自分の手を添えて引き金を引かせた。ベッドに遺体を上げたのはマイケルで、コリンにレイプされたと言えといわれた。SVUはマイケルを児童人身売買と殺人で逮捕する。マイケルはコリンがアンソニーを養子にしたがっていた、などと言い訳を続けるが、掲示板の証拠や自宅から子どもを食い物にして儲けた金も見つかった。オリビアはアンソニーに証言させなくても良いように、取引してほしいとカリシに頼む。アンソニーは施設に戻り、オリビアは改めてこれからの人生を応援しているという。とにかくアンソニー役のゲストがすごかった、ということですが、演じた俳優さんは20代なんですよね。16歳の社会や警察を信じない頑なな態度、マイケルがいうように病的な嘘つきというのが本当に見事でした。事件だけを解決しようとしたら、アンソニーを殺人で起訴することはできるかもしれない。でも、オリビアにはアンソニーのような複雑な家庭環境で辛い経験をしている子どもたちには、絶対にその中に表に出ない真実があるという信念がある。マイケルのようなプレデターは、そういう子どもたちを手懐ける手管を知っている。社会で子どもを守ろうとするシステムはあるけれど、そのシステムも完璧ではない。どこかで守りきれなかった子どもたちが生まれて、悲劇を生む。それをシステムのせいして切り捨てるのではなく、たった一人でも全力で救う。システムは修復できないわけではない。まだ若いアンソニーだって、人生をやり直す事はできる。そういうメッセージを送ることにこのシリーズの意味があるような気がしました。マスターキーというタイトルにも、何か全てに通じる心の鍵みたいな意味があったのかなあ。マイケルは最初から疑わしい存在でしたが、人身売買で稼いでいるのではないかと疑いを持ったら、どれだけ儲けているのかを調べたら良いと思いましたが、連邦捜査官だったら調べられるのかなあ。ミラーさん、みんなのお母さんという感じ。愛情深くて、親身になって子どもたちを向き合っている。こういう人がいるだけで、少し救われるような気がしました。
June 12, 2025
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『スペクター』終始、ニヤニヤしながら見ていました。ジミーがメインだと面白いなあ、話もいくらでもふくらませることができて、たまにこういうのがあるとうれしいです。タイトルは家が近いという意味の他に、忠告などが身にしみる、という意味もあるのでジミーの親心もあわせて楽しみたいです。ジミーの娘ヴィクトリアが図書館の帰りになぜかトーレスを呼び、ゴミ箱の裏で見つけたという35,000ドルの札束を渡す。その金は15年前にサラトガスプリングス銀行で起こった強盗事件のもので、事件は未解決だった。この事件の犯人は単独で500万ドルを盗んだ後、姿を消したため「サラトガ・スペクター(幽霊)」と呼ばれている。ケイシーが札束の帯から指紋を検出し、空調業者のカーソン・マーコーンとわかる。チームは未だにヴィクトリアがこの件を父親に話していない事を気にする。カーソンの自宅を訪れると、家の中は荒らされ、カーソン本人はビニール袋を被せられてクローゼットで死亡していた。縛られ殴られていることから、何かを聞き出そうと拷問されたようだ。ジミーはヴィクトリアが自分に話をしていないことを知り、なぜ自分に大事なことを隠すのかという。カーソンは独自でスペクターを調べていたらしく、資料や写真などを集めていたが、金は見つからなかった。カーソン本人は銀行強盗犯行時のアリバイもあった。カーソンのようなスペクターマニアはいて、パーカーは自分も伝説の「フィリー・ファントム」という宝石泥棒を逮捕したと自慢する。カーソンはスペクターを特定していたと思われ、NCISは図書館で情報を得ようとするが、ヴィクトリアの供述は嘘だったとわかる。科学発表会のために図書館で勉強していたというのも嘘で、ジミーは娘を取調室に座らせて嘘をついた理由を聞き出そうとする。その剣幕にチームはヴィクトリアに気を使う。ナイトが間に入って話を聞いたところ、金を見つけたのはキャンプ場の近くの森で、巣穴のようなところだったという。父親からなぜ自分ではなく、トーレスに連絡したのかと問われ、ヴィクトリアはトーレスは連邦捜査官でジミーはただの検視官だと答えたため、ジミーは気にする。ヴィクトリアが金を見つけたという場所周辺を捜索したが、どうやら狐が巣穴に運び込んだらしいとわかった。紙幣から検出された抗菌剤が、近くの住宅地で根腐れ病のために薬が巻かれたことがわかる。カーソンの車の記録ではその住宅地を訪れており、ブライアーウッドというのはジミーとヴィクトリアが住んでいるゲートを持つコミュニティだった。スペクターはジミーのご近所だったのか。100人以上の住人から年齢で絞っても対象者は70人以上いる。スペクターに気づかれないよう聞き込みをするため、ジミーとナイトがヴィクトリアの自転車が盗まれたという触れ込みで歩くことになった。ナイトがジミーの元カノというのは、コミュニティには知れ渡っていて、ジミーはヴィクトリアに言われたただの検視官という言葉にこだわる。2人はコミュニティの警備員ロンダと会い、監視カメラの映像を見せて欲しいと頼む。ゴシップ好きのロンダは2人が元サヤに戻ったと興奮する。このコミュニティには独自のアプリがあり、住民はそこで交流するという。監視カメラに関しては故障中で使えなかったが、ジミーは訪問者台帳をこっそりと撮影する。サラトガ・スペクターの担当刑事から資料を引き継ぐが、捜査はほとんど進んでおらず、証拠は金庫室で見つかった髪の毛1本だった。比較する被疑者がいないというので、ジミーはカーソンが工事で訪れた6名と比較するため、自宅にコミュニティの住民を招き、サングリアを振る舞ってそのカップを回収する作戦を立てる。ジミーはコミュニティでも人気者らしく、該当する6名を含めて大勢が自宅を訪れることになった。ジミーは次々と6名の客が飲んだカップを回収するが、2週間前に越してきたウェンディという女性から声をかけられる。ウェンディはジミーに関心を持ったようだ。「潜入捜査」を終えたジミーはウェンディとともに後片付けして、親密になる。NCIS本部ではナイトがヴィクトリアとマクギーと待機していたが、ケイシーは6名分のDNAを調べてスペクターの髪の毛とは一致しなかったと告げる。ただ、名前がわからないが住民の一人と一致したという。マクギーは住民の不動産権利証書を調べていて、ウェンディが15年前に家を購入している事を掴む。強盗事件直後、しかも現金で一括払いをしており、彼女がスペクターではないか。すぐに携帯に連絡するが、ジミーは出ない。NCISがジミーの自宅に突入すると、2人は良い雰囲気だった。ジミーはウェンディが自分に気があったと思っていたのに、とがっかりする。取り調べでサラトガスプリングスの銀行強盗について追及すると、ウェンディは証拠の髪の毛は自分の父親だと認める。ウェンディは父とは疎遠だったが、1ヶ月前に死の直前だった父から事件のことを告白され、15年前ウェンディの名義でブライアーウッドの家を買っていたと聞いたという。カーソンはその家の空調を修理するためにウェンディの家を4回訪れていたが、ロンダが管理する訪問者台帳にはその記録がなかった。むしろ消された跡があり、ロンダは監視カメラを不調だと嘘をつき、自分が作ったアプリで住民を監視することもできた。ロンダがカーソンが金を見つけた事を知り、問い詰めたのか。ロンダがスペクターが盗んだ残りの金を見つければ逃げられてしまう。NCISはロンダが住民の通話を盗・聴していると考え、ナイトがヴィクトリアに電話かけてそもそも見つけた金はどこにあったのかと聞き出す。ヴィクトリアは近くの工事現場で男子と一緒だったというと、ジミー以外はその場所へ向かう。スペクターが残った260万ドルを隠したと信じたロンダが姿を見せ、NICSが逮捕する。スペクターはウェンディ名義の家の空調に金を隠したが、カーソンがそれを見つけて少しずつ盗み出していたのだった。ロンダはカーソンから金の在処を聞き出そうとして殺した。ウェンディは金のことは知らなかったので、ナイトはジミーにまた会えるだろうという。ウェンディはジミーに、おとりの電話で男の子と一緒だったというのはアドリブだったという。ギクシャクしていた親子関係は、すっかり元の親子に戻る。ヴィクトリアはシーズン19から2回目の登場。あれから成長して、すっかりティーンエージャーらしくなり、ナイトとは女同士で毎週抹茶デートする関係。ジミーは娘を大切にするあまり、歯磨きしなさい、野菜を食べなさい、宿題をしなさいというレベルの父親業をいまだに続けている。母親代わりもしなければならないという気持ちもわかりますが、思春期真っ只中のヴィクトリアから疎まれてもしかたないところがあります。ヴィクトリアも良い子なんですけどね。でもブレないジミーが良いなあと思います。最後は人も羨む仲の良い親子の姿があって、ほっとしました。ヴィクトリアには好きな男の子もできるだろうし、いつかは手を離れて出ていく、あと4年などと言われると、端で聞いているマクギーも胸に迫るものがある。そろそろマクギーの双子もストーリーに関わる役柄で出てくるかもしれませんね。それにしても、ジミーが高級な?あるいは、これが中流のスタンダードかもしれませんが、郊外の良いところに住んでいるのが印象的でした。「デスパレートな妻たち」の舞台を思い出しました。ウィステリア通りはガードマンは雇っていなかったけれど、思った以上にコミュニティの意識は強いようです。ジミーのランニング姿が素敵なのは、ウェンディでなくても納得です。(笑)ジェスと別れたことで、今後ジミーの恋愛ネタが広がるような気がしました。ところで、パーカーが言ったD.B.クーパー事件はなかなかすごい事件のようですね。
June 6, 2025
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頑張れソニーの第2弾。前のエピソードから2ヶ月以上時間が経過したということのようですので、多分実際の放送でホリデーシーズンを挟んだのかな。テーマは何となく谷崎潤一郎か川端康成かというような雰囲気でしたが、今の時代では通用しませんね。カリシは人質事件で受けたダメージがまだ癒えない。法廷からも遠ざかっている。ハリスとキャサリンのヴァーノン夫妻が、ガレージのドアに「尻軽女」と落書きされ、さらに夫妻にそれぞれ「尻軽女」と書かれたUSBメモリーが送りつけられた。中に、ヴァーノン家に入っていく男が寝ているキャサリンとセックスをする動画があり、ハリスは妻がレイプされたようだとSVUに被害を訴える。キャサリンは男のことを見覚えがないといい、男は鍵がかかっていない玄関から入り家の中の様子を知っているようだった。一見、キャサリンが浮気をしているかのように見えるが、オリビアはキャサリンが睡眠薬などの影響下で、無意識のまま行動することもあると指摘する。 しかし、いまのままでは同意があったかどうかの証明は難しい。ハリスは普段、夫婦の寝室は別になっていて、自分は眠りが浅いので、もし男が入ってくれば気がついたはずだという。妻が嘘をついているのか。ヴァーノン夫妻は近所では円満だという評判だった。事件に関わろうとしないカリシに、オリビアはレイプ罪を立件するよう発破をかける。動画は向かいの建物の屋上から撮影されており、ドアに落書きした人物は防犯カメラに姿が写っていた。アネット・ギャラガーは夫のトミーが浮気をしていると疑い、探偵を雇ってキャサリンに行き着いたという。トミーはあっさりキャサリンと関係を持ったことを認め、セックスレスになった夫婦の掲示板でキャサリンと知り合い、「眠れる森の美女」のプレイを望んでいると誘われたという。俄然やる気を出したカリシはアマンダの協力を得て、ルームメイト・シンドロームという掲示板の書き込みをチェックする。掲示板への書き込みが本当にキャサリンのものだったかどうか調べたところ、IPアドレスはヴァーノン家のパソコンで、投稿時間はキャサリンが仕事に行っている時間帯だった。しかも、その時間は大学教授のハリスが在宅している可能性の高い時間帯であることがわかる。キャサリンは夫が自分を他人にレイプさせるなどということは信じられず、夫を擁護し警察を拒絶する言動をする。カリシはキャサリンが薬のせいにして法廷で嘘の証言をするかもしれないという。アマンダは掲示板の文章とキャサリンが書いた文章を比較して、ハリスが妻の文章を真似して書いたと判断する。キャサリンのものとされる過去の投稿で、他にも掲示板で呼びかけた男たちに話を聞くと、いずれも実際に家を訪れるところまではいかなかった事がわかる。ハリスの大学関係でそういう相手がいないかどうかを調べると、ハリスの同僚で部下であり、キャサリンと親しいというデレク・プールの名前があがる。 デレクはボストンでの学会でハリスから、キャサリンと眼の前でセックスして欲しい、彼女もそれを望んでいると頼まれたと認める。その情報をキャサリンに突きつけると、さすがにキャサリンも真実を受け入れ始める。裁判で証言すれば結婚が終わりになるだろう。オリビアは、結婚はすでに終わっていたのだという。裁判でキャサリンが薬を飲んでいて、その影響で相手のことを覚えていないこともあると証言があった。デレクはハリスが「コンバージョン」という嫉妬の反対の意味合いの言葉を言ったと証言する。自分に利益がなくても他人の幸せを見て、喜ぶという意味だという。学会で会った時、ハリスはキャサリンが「眠りの森の美女」のプレイを望んでいると説明し、ハリスが同じ部屋にいる状態でセックスをしたが、キャサリンがほんやりと目を開けたので中断したという。弁護側からなぜ通報しなかったのか、と追及され、デレクは大学の終身在職権をその結果得たことを否定しなかった。キャサリンはデレクとの関係は話をしただけだと言い、眠りの森の美女などという妄想などないと証言する。しかし、弁護側の追及は厳しく、夫婦の間で妄想的なセックスを楽しんだりしたことがあったのではないか、夫の前で他の男とセックスしたことを認めたくなかっただけではないか、などと問い詰める。それに対してキャサリンは、謙遜するのはもうやめたと言い、ハリスが犯罪を実行し自分の尊厳を奪ったのだと言い返す。一方、検察側のカリシはコンビニ人質事件がフラッシュバックし、弁護側に対抗できずに黙ってしまう。カリシの不調は、上司からも懸念されることとなった。自分にはもう感情が残っていないのかもしれない、どうしても、あの事件の前の自分に戻れないというカリシにオリビアは、怒りを感じているのなら感情はある、これまで努力して検事補になった道のりをハリスに台無しにされてもよいのか、と尻を叩く。カリシはアネットに会い、トミーが取引に応じないのはハリスから買収されたからだという情報を得る。トミーはハリスがキャサリンに薬を飲ませた事を知っており、カリシはハリスに取引を求める。強気の弁護側だったが、カリシはキャサリンが法廷で尊厳を取り戻した事を引き合いに出し、他人の幸せを利益なしに望むというコンパージョンの精神で取引するように迫る。その結果、トミーは7年、ハリスは15年の刑期となった。キャサリンは今回のことで人生が一変したという。オリビアはもう元に戻ることはできないが、今のほうが良い人生だと太鼓判を押す。カリシに笑顔が戻りつつあった。夫は妻が他の男にレイプされるのを見るのが楽しいという癖があった、ということかな。夫婦の関係は複雑とはいえ、セックスレスの夫婦で妻がそれを本当に望んでいるなら、他人がどうこういう筋合いはない。例が古すぎますが、エマニエル夫人のパターン。今回はそうではなかった。薬を使って眠っている間に、という事件をニュースで見たような気がします。全く人間の尊厳を否定した行為。ちなみに、エマニエル夫人は最後は自分で人生を選んで夫から離れていくわけですが。このまま、キャサリンは夫の欲望の糧として人生を送るはずが、トミーの妻が怒りの鉄槌を下したおかげでハリスはSVUに親告せざるを得なくなった、ということですね。まあ、妻が尻軽女と侮辱され、近所に知らされる事は望まなかったということかなあ。いずれにせよ、検察が立件するには難しいケースで、落ち込みの激しいカリシが戦う気力を取り戻すきっかけになったのは良かったです。アマンダも相当心配していたのでしょう、今回はカリー警部まで動員して、女性陣の熱いケアでカリシは立ち直ったようです。娘たちを見る表情を見たら多分そうですよね。タイトルにも希望が感じられる。冒頭にありましたが、ディオンテは取引を拒否して、無罪を主張し裁判になるらしい。フラッシュバックに苦しむカリシが、その原因そのものであるディオンテとの裁判で本当に戦えるのかは気になります。そう簡単ではなさそう、というか、一山も二山もあるのを期待します。
June 4, 2025
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『血の争い』マクギーの子供の学校への寄付金競争と以前「1000ヤード」でゲスト出演したT.Jサインを組み合わせて楽しかったです。献血をする人が減り、輸血用血液のストックが少なくなっているというのは日本もそうですね。献血バスで発砲事件があり、海軍大尉ジェリソンが射殺された。ウィリアムという男が献血をしにバスの中に入ったが、男は看護師に銃を向け追い出した。通報しようとしたところ、ウィリアムが飛び出してきて、たまたま献血に来ていたジェリソン大尉が体当たりした。不幸にもジェリソン大尉は至近距離からウィリアムに撃たれてしまった。ウィリアムはバスの中で保管されている血液バッグを全て刺して中身をぶちまけており、目的がわからない。マクギーは双子の子どもたちの学校で行われる寄付金集めで、今年はコーヒー売り出すことにする。寄付金額ではブレンダンとトップを競っている。ジミーはジェリソン大尉の服からドラッグの一種を検出し、ウィリアムに接触した時に付いたと考える。ウィリアムはハイだったので、大暴れしたのか。しかし、ケイシーは記録と比較して1人分だけ持ち去られた血液があるという。つまりある人物の血液を盗む目的を隠すため、わざと他の血液袋を破壊したのか。盗まれたのはローレン・ホーソーンという女性で、IT企業などで仕事をしていた。健康的で前科もなく、ごく普通の人物のようだ。ローレンの自宅を訪れると、ガレージにドラム缶がありその中でローレンらしき人物が薬物で「処理」されていた。家の中は徹底的に掃除され、彼女の指紋や髪の毛1本も残っていない。ここまでローレンの存在を消し去るのは相当な理由があるのだろう。隣人が2日前にローレンと男が言い争っているのを聞いていた。遺体の状況から、その後に酸に漬けられたと思われる。ケイシーは溶け残った骨からローレンのDNAを抽出する。ローレンは「ライフシークエンス」というヘルスケア企業で働いていた。DNAと栄養の関係を解析し、DNAに基づき健康プランを提案するという業務内容で、ローレンはソフトウェアエンジニアだった。顧客はシークエンサーというデバイスを身に着け、常にバイタルを測定することになり、会社では「完全標本」と呼ばれるモニターを募集している。会社代表のホリーによると、数週間後には事業をCEOから発表されることになっているという。パーカーとマクギーはCEOがフレッチャー・ヴォスと知り、顔色を変える。去年、ヴァンス局長が狙撃されて、そのきっかけを作ったのがヴォスだが、刑務所にいるはずだ。ところが、3ヶ月服役した後出所していたのだった。ヴォスは刑務所で金よりも人助けが大事だと気付き、この会社を作ったという。そのチャンスをくれたNCISには感謝している。ローレンが殺されたと聞いてヴォスは驚く。NCISはシークエンサーのデータの提供を求める。ジミーが描いたウィリアムの似顔絵に該当する人物が病院に運ばれたことがわかる。前科のあるフレッド・サモンズで、例のドラッグによって死亡していた。フレッドはローレンの血液を盗むために雇われたと見られるが、誰に雇われたのかはわからない。ケイシーは、献血前にヘモグロビン濃度を調べる針を犯人が気づかずに、有害廃棄物のゴミ箱に残ったままだったのを見つけ出した。それによると、ローレンは妊娠していたという。さらに、血液から父親はヴォスと判明する。ヴォスは離婚調停中で、ローレンとの関係がばれると慰謝料が発生するなど、不利になるのでローレンを殺したのか。ヴァンスはヴォスは一筋縄ではいかない男だと、チームを引き締める。献血ではローレンは自らの妊娠を知っていたのかどうか疑問で、ヴォスはなぜそれを知っていたのか。ヴォスのシーケンサーのデータを探るために、トーレスが完全標本として潜入することになった。サーバーにアクセスするため、トーレスがトレッドミルで走る間、隠して装着した装置でデータを追う。WiFiのアクセスで位置情報を突き止め、ローレンが言い争いをしていた時間帯にヴォスがローレンの家に到着したことがわかる。早速ヴォスを連行して、ヴァンスとパーカーが聴取する。ヴォスは協力的な姿勢を見せ、マクギーのコーヒーも100袋買うなどしていた。しかし、ローレンが妊娠していたことを知らず、彼女を愛していたという。交際2ヶ月を記念する食事にいくはずが、ローレンは具合が悪かった、殺すはずがない。ところが、ヴォスが急に苦しみだし倒れる。脳出血を起こしたということで、NCISはヴォスが自分用のレシピで作られ1日に6回飲むスムージーに注目する。スムージーから微量のワルファリン、抗凝固剤が検出され、体内に蓄積した結果重度の貧血を起こすことがわかった。スムージーを手渡していたホリーは、もともとライフシークエンスを起業しそれをヴォスが資金提供して権利を買い取っていた。安い値段で会社を奪われたホリーがヴォスを殺して取り戻そうとしたのか、と追及されると、会社にいろいろ問題が生じているのにヴォスが発表を強行しようとしているという。実はローレンの体内からも同じ抗凝固剤が検出されており、ホリーがスムージーを渡していた。スムージーは被験者を検査管理しているドノヴァン医師の指示通り作っているというので、トーレスは会社へ向かう。ドノヴァンは会社の研究を全て任されていたが、偽物の研究で、公表されれば効果がないとばれてしまう。時期尚早だと言ったが、ヴォスは発表を強行しようとした。ドノヴァンは人々の健康を守るためだったと言い、ヴォスのスムージーに少しずつ毒を盛って、飲んでいる薬の関係で死亡したローレンの死体を処理したことを認める。寄付金競争はまたブレンダンの勝利に終わった。ヴィスの病状が悪化したため、血液型が一致するマクギーが献血に協力する。ヴォスは欲と虚栄心で判断を誤り、ローレンとこれから生まれてくる子どもを失ったと反省する。マクギーには親として意見を求め、自分たちは血で結ばれた兄弟だという。TJサインですから、結局は悪人ではなくて善い人でしたというのは納得です。ただヴォスには物事を見極める知恵がないんだな。金を稼ぐ能力はありそうなので、今後はマクギーの寄付金競争に協力してもらいましょう。いかしたパパ・ブレンダンがどうやって売上を伸ばしたのか理由が知りたいです。後からわかったことですが、ケイシーが各支局にマクギーのコーヒーを買ってもらうように知らせたようですが、ホワイトボードにはシドニーのミシェル・マッケイ、ハワイのテナントとアーニー、LAのケンジーとカレン、ニューオーリンズのプライドなどの名前がありましたね。あれから何年だったのやら、プライドがまだ現役なのはうれしいような、驚くような。ヴォスじゃないとすると、犯人は2人のうちの一人しかありませんね。殺害動機は善意に基づいたもの、とも言えますが、この医師自身は全く本分を果たしていなかった。それなら、ホリーももうちょっと頑張っても意見しても良かったのでしょうね。会社が潰れます。ヴァンスが今回ヴォスとは初対面でしたが、命を狙われた原因となった男を憎しという印象が変わったのかもしれません。それも良かったかな。トーレスの「完全標本」は食傷気味、他にもいませんか、という感想です。(笑)
May 29, 2025
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通常のストーリーではなく、時間とともに緊張感を味わい登場人物の演技を味わう回ということでしょうね。冒頭からカリシがどうなるのかが予想させてしまいましたが、こちらも覚悟して体を張った演技を楽しみました。ゲストも役柄にピッタリの人でした、というと気の毒ですけど。あらすじはいつもよりは簡単で良さそう。誕生日を迎える裁判所のスタッフに花を買うため、カリシがいつものデリに立ち寄ったところ、2人組の強盗がレジ係のアリに銃を向け、カネを要求しているところだった。店内には若い女性も2人いて怯えていた。カリシは金を差し出し強盗をなだめようとするが、2人組は床下の金庫に気づき、暗証番号を知っている店のオーナーを呼び寄せるよう迫る。カリシの携帯に、会う予定だったオリビアから連絡が入るが、電話に出ないことに不信感を持ち、オリビアはデリに向かう。カリシはオリビアの姿を見ると、ドアを締めて閉店を装う。オリビアはすぐに店内で何か事件が起きていると察して、通報し緊急出動部隊(ESU)が到着すると、仕事中のアマンダにも連絡する。人質の女性は店の奥の冷蔵室に入れられ、財布を探られ職業を知られたカリシは若い方のディオンテに話しかける。ESUのフォードらは犯人と交渉するため、店の電話をかけるが、取ろうとするアリをもう一人のボイドが撃ってしまう。すでに警察に囲まれている事が伝わり、外れた受話器から、店内の様子が少しずつ捜査本部にわかってくる。現場に到着したアマンダとオリビアがESUの作戦に反対するなど、対応で揉める。ESUは店の奥の換気扇からカメラを入れて中の様子を探る。カリシはアリの手当をしながら、人質のテスがスマートウォッチを持っていることに気づき、オリビアに連絡する。リーダー格のボイドは追い詰められた事で、人質を取って海外への逃亡を要求し始める。ESUは交渉を始めるために電話をかけるというが、オリビアとアマンダは人質の安全上反対だと主張して、ついに判断するのはあなたたちではないと、現場を外される。ボイドは国外に逃亡するのに、カリシを人質として連れて行くという。その時、女性の携帯にESUからメールがあったことを気づかれ、ボイドはレイプするためテスを連れて奥の冷蔵室に行く。阻止しようとしてカリシは殴られるが、それでも残ったディオンテに説得を試みる。しかし、アリが死亡してしまい、カリシは何もしていないというディオンテも共犯で裁かれるという。何とかSWATが突入する前に、ここを出ようというカリシは2人の強盗の目的を問う。出所したばかりのボイドが無計画で酒を飲むための金目当てで、この店に入ったという。検事補という身分を知られたカリシはディオンテの協力を求め続け、ディオンテはカリシの元上司が警部であることを知ったという。犯人側はオリビアをカリシの身代わりとして、引き渡し条項のないソロモン諸島まで連れて行く事を要求した。オリビアは交渉人になりかわって、レイプされたテスを開放すれば自分が人質になると約束する。しかし、カリシはオリビアが店内に入るのを直前に阻止して、ボイドに体当たりする。ボイドは銃を手にしてカリシを狙うが、ディオンテはボイドに銃を向けた。今、ここでボイドを撃てば自分を守るために正当防衛が認められると考えたディオンテはボイドを撃った。カリシは正当防衛が認められると言って、ディオンテから銃を受け取ると、それをディオンテに向ける。ディオンテはカリシに騙されたと叫び、カリシはお前はアリとテスに何もしなかったと答える。SWATが突入し事件は終了したが、カリシはかなりのダメージを受けていた。オリビアもアマンダもカリシの身を案じる。これって、ディオンテ役の人の方が演じるの難しかったのではないかと思います。ボイド役は「プリズンブレイク」でおなじみのサイラス・ウィア・ミッチェルで、犯罪者の役が多く、常軌を逸した演技は適役と思います。ちなみに、彼は「グリム」で心優しき狼男を演じていて、知的なイメージもありました。それに対して、ディオンテは軽罪で刑務所でボイドに出会って、引きずられるがままに犯行に加わっていて、知能は高そうなのにカリシの説得を合理的に判断できなかった。小心者でお前も共犯者になるぞ、と再三警告されているのに一歩踏み出せなかった。何事も人のせいにするタイプだな。そのおかげで、カリシは良いところをたくさん見せることができたわけですが。親しいアリを助けようとして助けられなかった事やテスがレイプされるのを止めることができない事などで苦悩し、最後は人質となるはずのオリビアを守ろうとして体を張った。法曹家として行動しながら元刑事だったこともより、彼のキャラクターを複雑にしたかもしれません。最後は渡すはずだった花束をクランシーの自宅まで届けに行って、こんな日なのに、彼らしいとはいえ、オリビアからもアマンダから見ても、彼が大丈夫じゃないことは明白だった。ディオンテを騙して制圧したことは、彼の中で矛盾を引き起こすかも。これはきっと後日談があるのでしょう。このエピソードのための娘を持つ最近の父親ストーリーだったのかもしれない。一方、本来なら管轄外なのにオリビアが出しゃばってESUに意見したり、妻のアマンダを現場に呼びつけるなど、ルール違反が見られましたがそこはまあ、ドラマだから良しとして。開放されたテスが感情を爆発させるところはリアリティがあり、それこそSVUの出番でしたね。ブルーノはともかく、カリシと付き合いの長いフィンがお休みなのはどうなのでしょう。(笑)
May 29, 2025
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『ゲーム・ナイト』うーん、私はカードゲームをしないので何とかに似ているとか、それ知っているとか盛り上がることはなく、せっかくのゲストも出番が少なくて不満です。ケイシーのお当番にしても、水増ししたようなエピソードかな。海兵予備役のヴィクター・チャンがアレキサンドリアの道路脇で死亡しているのが見つかる。奇妙なコスチュームを身に着け、死んだ状態で車に載せられ、車ごと転落させられたと思われる。ヴィクターを見て、ケイシーは昨夜自分の部屋で一緒にゲーム・ナイトを楽しんだ仲間だという。ヴィクターは法科学者として、FBIの研究所で働き、幅広い知識を持つ趣味の多い人だった。昨夜の仲間の中にはジミーの友人でもあるキャロル・ウィルソンがいた。ヴィクターの死因はドクニンジンによるもので、摂取したのはケイシーの自宅にいた時ということになる。ケイシーの自宅は犯罪現場となり、仲間でもあるチームが調べることになり、ケイシーは落ち着かない。毒が入っているとみられる容器が見つかるが、ケイシーは自分のではないという。今回のゲーム・ナイトは、ケイシーが大学の科学捜査入門勉強会から続いているもので、メンバーに毒を盛る動機があるものを探す。それぞれが専門分野を持ち、NCISの聴取にも動ず、逆に煙に巻く。マクギーはミステリー小説の作者であることが知られて、新作小説に関してひっきりなしに電話がかかってくる。しかしその内容について、国家の機密に似すぎているとして国防総省から呼び出されてしまう。ケイシーの自宅で見つかった容器の中身は記憶増強剤で、毒ではなかった。毒は食事のフォンデューから検出され、今回不参加だったクレイグから送られたものだった。ところが、クレイグは押し込み強盗に会い殺されているのが見つかった。首を絞められており、殺されたのはゲーム・ナイトの開始前だという。ゲーム仲間が2名殺され、残った4名についても狙われているのではないかというので、再度聴取を行う。クレイグは最近仲間に、専門的で妙な質問をしきりにしており、何かの事件を意識していたのか。ケイシーは大学時代の恩師で今も相談役であるデイヴィス教授には話を聞くという。クレイグの上司フレッチャーによると、クレイグは優秀な分析官だったが、何か因縁の未解決事件を追っていたようだという。ディヴィス教授は、クレイグが湿板法について調べていたという。血液に似た現像液を使うもので、それには危険物を使用する。青酸カリの売買を追跡すると、ウィリアム・ベイデン名義の貸倉庫に行き着いた。トーレスとマクギーはその貸倉庫内で、高額の現金、銃、クレイグの偽IDを見つける。ここはクレイグが借りた倉庫で、犯罪事件を調べていたのではなく自分が犯罪を実行していたのではないか。ケイシーはそんなことはありえないと反論する。クレイグはボルティモア警察の証拠記録をハッキングしており、ケイシーは倉庫内で印刷版を見つけた。偽札を印刷しようとしたのか。ジミーは、クレイグがカードゲームのレアカードを偽造していたのではないかという。1枚が1万ドルもするもので、クレイグは10万ドル以上のカードを偽造していた。ケイシーの部屋で保護下にあるマックス、アイリーン、キャロルらは独自の研究に没頭中。ケイシーは部屋を荒らされて怒るが、クレイグのオンラインカレンダーを調べて、項目が書いていない予定の時間に貸金庫へ行っていた事をつかむ。今夜も当に予定が入ったので、これはレアカードを買う客と会うのかもしれない。トーレスとパーカーが指定された場所に向かうと、そこは限られた人間のカードゲーム会場だった。それぞれがかなりの金を賭けており、クレイグが偽造したレアカードを持っていた。そこに、「ビッグガイ」と呼ばれる男がレアカードを手にやってくる。何とフレッチャーで、パーカーはクレイグがフレッチャーと組んで偽造カードを売っていたが、何らかの理由で殺したのではないかと追及する。フレッチャーの自宅地下にもカード偽造の機材があり、フレッチャーはクレイグとの共犯を強く否定する。クレイグが内密に調べていたのは、上司がレアカードを偽造していることで、フレッチャーは自分がゲーム依存症だと認める。クレイグは貸倉庫の機材を作って、それを確かめようとしたのだろう。しかし、フレッチャーはクレイグを殺していないと主張し、毒が入ったフォンデューについてもアリバイがあるという。ケイシーはゲーム・ナイトが狙われた理由について、デイヴィス教授の科学捜査入門が共通点だと気づく。デイヴィスはかつてメリーランド州警察の化学分析官のトップで、彼女の証言で有罪になった男が最近仮出所していることがわかる。ジェシー・ウィンストンは先日ナイトとケイシーがデイヴィス教授の授業を訪問した時にいた人物で、NCISはディヴィス教授の安否を確認する。何者かに授業をキャンセルと表示され、一人講義室に向かったデイヴィスをジェシーが待ち構えていた。銃を手にしており、デイヴィスのせいで冤罪で刑務所に入れられたと主張する。・酒店での強盗事件について、ジェシーは無実を主張していた。刑務所に入っている間にジェシーは兄弟や甥っ子を守れず殺されたと言い、大事な人を奪われた恨みをデイヴィスの教え子を殺す事で晴らそうとした。銃を下ろさなかったジェシーをトーレスが射殺する。デイヴィスはジェシーの仮釈放を認めた委員会の判断ミスだという。しかし、ケイシーは恩師をラボにつれていき、ジェシーの事件で提出された証拠が改ざんされていたと突きつける。強盗事件でのジェシーは無実で、デイヴィスは何度も逮捕されながら無罪となっていたジェシーを社会から追放するために、有罪にしたと認める。悪びれる様子のないデイヴィスに、ケイシーはダッキーに自分を紹介してくれた時は優秀だと言ってくれたのに、と意気消沈する。デイヴィスはこの事をおおやけにすれば、これまで担当した事件がひっくり返ることになるというが、逮捕され、ケイシーは一人自宅に戻る。そこにパーカー以下チームが訪れ、自分たちのケームナイトをしようという。マクギーは国防総省長官が自分のファンだったことから、呼ばれてサインを求められたという。なんでキャロルの出番が少ないのでしょうか。スケジュールが重なったとか?本来、バリバリ事件解決に関わる人なのに、単なるオタクな仲間として名前を貸しただけという感じ。そもそも法科学の専門家たちなのだから、それなりの見識でアイディアを出したら良かったのに、結局ケイシーの一人舞台でした。むしろ、ジェシーはデイヴィスを研究して、勉強熱心だったわけですね。ケイシーはチームから一歩引かれているというような孤独感を持っているようにも見えましたが、お楽しみの仲間連中も人間的に尊重し合っているという意味ではちょっと違う感じ。趣味のつながりは大切ですけど。ラストシーンで、荒らされた部屋を一緒に片付けてくれるという仲間がやはりうれしいですよね。ケイシーをお気に入りの恩師はオーラがないというか、怪しかったなあ。懐かしいダッキーの名前も出ましたが、法に従わず、自分勝手に有罪無罪を決める恩師から紹介されたとなると、ケイシーの経歴にも傷が付きそうです。クレイグの上司も怪しかったですが、この役者さん、ボルティモア出身なのですね。ボルティモア訛があるとか?みんなが気にするマクギーの新刊が結構セクシーな内容らしくて、官能スリラー、それは結局モデルになっているデライラがラッキーというという結論になる。デライラが怒りませんか。ということは、そろそろデライラの出番なのかな。自分がモデルなんでしょ、とあれこれ言うのはBONESと同じですね。
May 23, 2025
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今回のエピソードは、とても味わいがあって良かったと思うのですが、タイトルにある10倍というのが、引用されている聖書の言葉とちょっと違っているのではないか、という点が気になりました。そういう解釈もあるということなのか。過去のエピソード(Blood Out)を引き継いだ形で、ブルーノ刑事を取り上げた内容でした。カリシは、娘のジェシーをジロジロ見ていた男コットルを近所で見たとオリビアの部屋に駆け込んでくる。コットルはNYCの公立学校で臨時教師をしていて、今は西地区の小学校に勤務しているという。何かあったら困る、自分の娘を守りたいというカリシの勢いで、オリビアは一緒に学校に行くと約束する。街に立つ娼婦が虚ろな様子でレイプされたと訴えた。持っていた名刺からブルーノが以前レイプ事件で関わったウォーレンとわかる。ウォーレンは首を後ろから閉められて怪我をしているのに、警察には拒否反応を示し強がる。それでも何とかレイプ検査だけ受けさせることにした。シルバとカリーは現場となった路上を調べ、停車していた車の車載カメラを調べることにする。現場には折れたピンヒールがあったが、ウォーレンは売春も暴力被害も否定している。レイプ検査で3人分の体液と、レイプの際の傷が確認された。オリビアはブルーノがまだウォーレンから全幅の信頼を得ていないと叱咤激励する。ウォーレンは母を支え、自分の夜学の学費のために街に立っていたと認める。3人の客を取ったのは確かで、中にはアナルを求める客もいた。11時ころの客で、荒っぽくなり抗って車を降りたが、その後帰る途中に後ろから首を締められ引きずられて意識を失った。アナルを求めた客はラテン系で同じ仲間のジェイドの常連だという。実はウォーレンは客引きがいないジェイドに持っていた金を渡して、家に帰らせていた。ブルーノとフィンがジェイドに会い、ラテン系の客の名前を聞き出す。乗っていた車の色はシャンパン色、ブロンクスから来ている。交通カメラの映像から車を絞り込むと、自動車工場に勤務するミゲル・リベラが特定された。カリシと小学校を訪問したオリビアは小学校から届け出がないと、警察として動けないという。カリシは独自で調査員を雇い、1年以上前のコットルに対する苦情を見つけ出す。オリビアはまだコットルが犯罪を犯していないのに、予備的には動けないという立場を変えない。ウォーレンの警察への不信感は根強いものだった。しかしミゲルの写真を見て特定し、車の色はアップルソース色だったという。ブルーノの説得でウォーレンはSVUを訪れ、そこで車載カメラに写った犯行の映像を確認する。犯人は覆面をしていて特定できないが、オリビアは何か特定する手がかりはないかと問う。見るのも辛いというウォーレンだったが、犯人のシャツのボタンが取れている事を指摘し、車の中でミゲルと争った時に2番目のボタンを引きちぎったと証言する。それを根拠にミゲルの逮捕に踏み切るが、ミゲルは買春容疑は認めるものの、レイプは否定し、犯行時間には自宅に戻り、同居の妹がそれを証明するという。ミゲルが現場から帰宅した映像はまだ捉えられておらず、ミゲルの車からちぎれたボタンも見つかっていない。オリビアはシルバとカリーに、ミゲルの妹の反応を見るよう指示する。ティアナは兄が買春したと聞いても驚かない。逆にミゲルがストリッパーから薬を盛られて強盗被害にあったことがあると、兄を弁護する。事件当夜ミゲルが帰宅したのは0時で、はっきり覚えているという。カリシのオフィスにコットルが現れ、カリシが意図して動いたせいで教師の職を失ったと訴える。カリシから欲望を持っているのかと問い詰められ、コットルは少女に性的に魅力を感じるのを抑えられないと認める。ただし、直接触れたことは一度もない、画像を見たこともない。コットルが助けを求めている事をしったオリビアは、何とか方法を考えると告げる。ミゲルをレイプ罪で起訴することができないと聞いて、ウォーレンは諦めの表情を見せる。しかしフィンはミゲルの手口は他の娼婦たちも知っているかもしれないと、聞き込みを続ける。やはりベルトを首にかけられて絞められたという娼婦が見つかり、ミゲルだと特定する。他にもミゲルによるレイプ被害を通報したものが2件あったが、いずれも妹のティアナの証言でアリバイが確定していた。再度ティアナに事実を突きつけると、兄は自分を父から守るとして良い兄だと涙を流す。オリビアは、それでもレイプ被害を見て見ぬふりをすることはティアナ自身も女性たちを傷つけていることになり、犯罪だと諭す。ティアナは裁縫を職にしていて、ミゲルから頼まれてシャツの2番目のボタンを付けたことを認める。ミゲルのシャツ、犯行時に使ったバンダナとベルトからウォーレンのDNAが検出され、ティアナが偽証罪に問われると告げると、ミゲルは取引に応じることになった。ミゲルは2桁の刑期となり、他の管轄署でも再捜査となった。オリビアはコットルに性嗜好修正プログラムを紹介した。グループによるディスカッションと認知行動療法、抗アンドロゲン剤による治療と、初めての経験だがカリシはコットルと理解し合う。オリビアはカリシの態度を褒める。ウォーレンは警察に協力するのをためらっていたのは幼い子どものせいだと認める。自分が街に立っている事が知られたら、当局に通報されるかもしれない。ブルーノは自分を守る事と息子を守ることは別であり、SVUを頼ってほしいという。資格取得のために頑張るウォーレンに、ブルーノは奨学金制度を探してみようと申し出る。困った人を助ける気持ちがあるウォーレンは、ソーシャルワーカーが向いているかもしれない。ウォーレンが言及した「コヘルトの言葉」は、「あなたのパンを水に浮かべて流すが良い。月日がたってから、それを見出すだろう」というもので、全体としてはこの先のことは誰にもわからない、神のみぞ知るという印象ですね。ウォーレンのは「情は人の為ならず」という意味に取れますけど、とにかく純粋に心の優しい女性なのでしょう。子どものために自分がきちんとした仕事を得たい、そのための勉強や家計を支えるためには金が必要だ。そういう理由で働く女性を、SVUは取り締まったりしません。もちろん、危険が伴う商売から足を洗うことができれば良いですが、社会の仕組みを改めるのはまた別の人の仕事なのでしょう。オリビアは捜査に行き詰まる部下たちに、自分で考えるよう差し向けて全体の大きな方向性を示しています。それはカリシに対しても同じで、娘を守りたい普通の父親の顔を見せるカリシにも、自重を求め、さらに解決策を探って見せる。すばらしい。もちろん、カリシがコットルを殴ることはないでしょうが、コットルを許したカリシを姉というか母親のようなスタンスで「あなたを誇りに思う」という。本当は家庭でアマンダから怒られているのでしょうが、オリビアの偉大さを印象付けた一話でした。冒頭のオリビアの瞑想シーンも意味深かったですね。ブルーノを掘り下げる回で、フィンが金持ちのブルーノをいじっているところも最近ではすっかり定着していますね。
May 22, 2025
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いつも当ブログを訪れていただき、ありがとうございます。諸般の事情で、今週は更新が滞ることになると思いますので、どうかお含みおきください。よろしくお願いします。
May 21, 2025
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『偽装婚約』タイトルがネタバレですが、最後のオチは読めましたでしょうか。「そう来るよね」と思いながら、ニヤニヤするような楽しいシーンがたくさんありました。トーレスと妹ロビンとの交際は気にしないというナイトだが、やはりトーレスの様子が気になってしまう。海軍大尉が公園で射殺されているのを捜査し始めたところ、被害者の顔を見てトーレスは急に体調が悪いと帰ってしまう。死んだ男が持っていたのは偽造IDで、指紋からボルティモアの犯罪者ケルソーとわかる。さらに、所持品のスキットルにトーレスの指紋が付いていたことがわかり、パーカーはトーレスがまた潜入捜査をしていると知る。連絡が取れなくなったトーレスはダイナーでヴァンスと会っていた。実は海軍長官から極秘任務の指令があり、軍の偽装IDを使って海軍基地から物資を盗むギャング組織を取り締まるため、トーレスがボルティモアの組織に潜入していたのだった。殺されたケルソーはギャングのトップ、ローマン・ソブチェクの右腕で、先週トーレスが会っていた。しかし、ソブチェク本人は仲介人でしかなく、ボスの正体は誰も知らない。ボスはポーランド語でオオカミを意味する「ウィルク」と呼ばれている。ヴァンスはトーレスの潜入捜査を続行させ、パーカーのチームはケルソーの殺害事件を調べるよう命じる。ドニー・リコという名前で潜入しているトーレスは、ソブチェクの部下のたまり場に戻る。ケルソーが殺された事は、自分にとって昇格のチャンスだというトーレスに、ソブチェクの息子のフランクが反発する。しかしソブチェクは、鼻息の荒いトーレスを見込み、事業拡大に使えそうだという。ナイトには、トーレスと連絡が取れなくなり心配するロビンからの連絡が頻繁に入る。ケルソーは至近距離から撃たれていて、顔見知りの犯行と思われる。ジミーはナイトに、トーレスとロビンが引き出しを貸し出す関係に進んだと漏らしてしまう。自分だけ蚊帳の外の扱いにナイトは腹を立てる。トーレスが潜入捜査の状況報告のためナイトを呼び出すが、ナイトはトーレスが妹と気軽な関係だと嘘をついたと責める。その時、ロブチェクの部下たちがトーレスを尾行してきて、ナイトの身元をいぶかる。ナイトは思わず、自分はトーレスの婚約者だと喋ってしまう。NCIS本部にロビンが現れ、ナイトはしかたなくトーレスの潜入捜査のことを話す。トーレスが同僚であり親友でありながら、複雑な人でもあり妹の手には負えないというと、ロビンは私をいつまでも子供扱いしないで欲しいと言い返す。ソブチェクのバーで、下っ端のレニーは客のラナを口説こうとしていた。ラナはレニーには目もくれず、トーレスに関心を持つ。ソブチェクはトーレスとレニーに、ケルソーの車を処分するよう命じる。トーレスはそれをNCISに押収させ、ケイシーらが調べたところ製造番号のない自作の銃「ゴーストガン」が出てきた。ソブチェクがいう事業拡大の取引というのは、これのことか。しかしあえてゴーストガンを残した理由がわからない。NCISにボルティモア警察のアロンゾ刑事が訪れ、ケルソーを寝返らせて情報提供者にしたという。ケルソーはソブチェクの情報を集め、ゴーストガンについて最近知り、それを入手したとたん殺された。ソブチェクはケルソーを疑っていたのか。アロンゾはNCISが誰かを潜入させているのではないかと問い、気をつけるようにいう。ソブチェクはウィルクと直接会わず、リモートで連絡を取り合っているという。ソブチェクに呼び出されたトーレスは、結婚するのだろうと追及され、ソブチェクは結婚式に参列してプレゼントを渡すと言い出す。どうやら大量のブツが届くらしい。トーレスはソブチェクがウィルクと、ポケベルと情報端末で通信しているのを確認する。パーカーはその端末を手に入れて取引の情報を得たいが、ソブチェクは端末を手放さずかなり難しい。クローンを作るためには、旧式の機器のため、一定時間に近くにいなければならない。パーカーは偽の結婚式を挙げようと言い出す。そこでソブチェクの近くに行ってクローンを作る。ヴァンスは渋い顔だが、ウィルクにバレる前に大量取引の先回りをしなければならない。1週間で準備するため、ナイトはロビンに偽結婚式の手配を任せることにする。これまで5回婚約して、結婚式の準備をしていたロビンはテキパキと仕切る。ジミーはナイトが何を恐れているのかと問う。ロビンたちが上手く行けば、自分はのけ者となり、行かなければ2人の板挟みとなる。ジミーはナイトが守りたいのは誰なのかという。いよいよトーレスとナイトの結婚式が始まり、2人はぎこちないキスを交わす。マクギーはカメラにクローンを作るための装置を仕込み、ロビンも披露宴を仕切ってソブチェクを待つ。ソブチェクは遅れて現れトーレスに祝を渡すが、写真を嫌ってなかなかクローンを作れない。ダンスタイムになってやっとクローンを作ることができたが、その中身は空っぽでファイルは10分前に削除されていた。一方、気分が悪くなってトイレに行ったソブチェクは毒を盛られて死んでしまう。ウィルクにこちらの作戦がバレたのだろうか。パーカーはトーレスとナイトに時間稼ぎをさせて、その間にソブチェクに毒を持った犯人を探し出すことにする。ナイトはスピーチで、父を引き合いに出し、娘の結婚を祝福しているだろうと言う。姉が言う「私達」は「あなた達」の事だとロビンは理解する。結婚式会場の監視映像をチェックしたところ、ソブチェクに毒を盛った場面は確認できなかったが、ウィスキーを持ち込んだ人物がいることがわかった。ラナがバーテンダーにウィスキーを手渡しており、すぐに逮捕に向かう。ソブチェクの一味も一網打尽で逮捕され、ラナの証言でゴーストガンを押収できれば、事件は解決となる。ラナはケルソーの寝返りに気づいて殺したのだろう。自分の関与を消すため、結婚式にレニーと出席して端末のデータを消去した。ナイトはトーレスとロビンと共に、3人で一緒に飲みに行くことにする。あのボルティモアのヨレヨレの刑事が元締めか、と思いました。まあ、結婚式にもぐりこんで酔っ払っている姿が真実なのでしょう。さすがに、ラナとは思わなかったなあ。冒頭の結婚式シーンを見て、偽装結婚としてもトーレスとナイトが…やっぱり、と思いました。2人が仕事とはいえ、仲睦まじいところを演出し、それを見たロビンがやきもちを妬いて、パーティははちゃめちゃ、あるいは再び姉妹は激しい戦争状態になるのかと思ったら、落ち着く所に落ち着いた。そもそもがジェスの自分を守りたかった心境から、一歩前進できたのは良かったです。もちろん、それが本当にジミーとの新たな関係に進む(のかもしれない)。ちなみに、お父さんはまだ生きていますよね。トーレスとロビンが本当の結婚式に進むかどうかはわかりません。トーレスが妻帯者になるのはめちゃめちゃ大きなcharacter developmentですから。この間からのジミーのしゃべり過ぎは個人的にはキャラクターが少し変わったのか、という感じもします。でも、娘とのダンスパーティのために、熱心に教室に通っていて踊りたくてウズウズしているところは、ジミーの新たな魅力ですね。どれだけ「引き出し」があるのか、という感じです。今回の捜査で部門の予算を遥かにオーバーしたことで、ヴァンスの進退問題にならなければ良いですが、おじさん2人が余ったケーキを食べようという会話は笑ってしまいました。ヴァンスも強面ではなく、たまには小うるさい上司キャラが良いですね。小うるさいラロシュがいませんでしたが。
May 16, 2025
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ゲストの顔を見て、ドラマの展開は大体予測できましたので、後はタイトルの「ロールシャッハ・テスト」がどこに出てくるのか、考えたくらいかな。シルバが頑張る回でした。カップルで車で旅行しながらSNSに配信しているエリーとクリスが、ロックランド郡のキャンプ場で襲われているのが見つかる。エリーはタオルを巻いた姿で頭を石で打ち付けられており、意識がない。クリスは胸にナイフが刺さったままだが急所を外し、命はとりとめた。FBIのクレイ捜査官はエリーがレイプ被害にあったことも想定し、オリビアに捜査の協力を求める。エリーは重度の頭部外傷で生命維持装置を付けられており、昏睡状態だ。クリスは自分のポケットナイフで胸と腹を刺されており、FBIの捜査では強盗ではないと見ている。クリスは午前2~3時ごろに、物音がしたのでナイフを持って出ると、タオル一枚のエリーが倒れていて、石を持った男が見下ろしていたという。エリーはキャンプ用のシャワーを浴びていたところを襲われたようで、長髪の白人男性がクリスのナイフ奪うと刺したと証言する。男は山歩きをしていたように汚れていたというので、FBIは地元警察と共に広範囲を捜索する。オリビアは殺人課出身のシルバに殺人未遂事件の現場を見て欲しいと命じる。シルバは犯人が投げ捨てたという石とクリスが倒れていた場所などに疑問を持つ。さらに、現場の木に気になるキズを見つけ、ナイフを見たいという。エリーの母親は、クリスが内気なエリーの世界を広げてくれた、2人はソウルメイトだと信じている。主治医は生命維持装置を外すと言っているが、エリーの手を握ったら握り返してくれたと言って、オリビアにも試して欲しいという。しかし医師の判断は異なる。オリビアはエリーのレイプ検査を依頼する。クリスが刺されたナイフは指紋が不完全だったため、クワンティコに送られており、それを取り戻すにはそれなりの理由がいる。シルバは「何か見落としている」との考えを変えない。エリーとクリスのSNSは1800人のフォロワーがいるが、コメント欄に気になるような書き込みは見当たらない。シルバはネットとリアルでは人格は別で、その差で人となりがわかるという。エリーの大学時代のルームメイトがエリーと連絡を取り合っており、事件当日にも電話をしていることがわかった。ケイラはエリーがクリスと口論になったと愚痴っていたという。数ヶ月も2人きりで車に乗っていれば、ムカつくこともあるだろう。原因は違反切符を切られそうになったことで、エリーは夜中にキャンプ場に近いバーにいて酔っていた。赤毛のバーテンダーのおごりだったというが、それは彼女らしくない行動で、心配していたという。エリーのレイプ検査でクリスのDNAが出たが、それはその夜にセックスをしたから当然だが、髪の毛から第3者の唾液を検出した事がわかる。バーでバーテンダーのダニーから話を聞くと、エリーに酒を奢ったことを認める。下心があったのは事実だが、エリーはなびかず自分は帰宅したという。しかし唾液について追及されると、ただ酒を飲まれて腹がたったのでつばを吐きかけたと自白する。フィンがNYでは暴行に当たるとして、逮捕する。SVUは、エリーがバーに行ったことをクリスが黙っていた事を追及する。クリスは一人で飲みに行った理由についてはわからないというが、きっとバーからエリーを尾行してきた男がいたのだろうと意見を言う。クリスはそういえば自分を刺した男は酒臭かったと思い出す。そこに、クリスの母親が現れ、SVUに引き取るよういう。SNSでは、違反切符を切られそうになった事はアップしていない。事実関係を調べると、前日にジョージアで車を止められた事がわかる。地元の警官によると、何か気になることがありクリスの車を止めたという。警官はエリーの腕にアザがあったこと、質問するたびにエリーがクリスの方を見ていた事を覚えていた。アザに関してはエリーはハイキング中に付いたと説明したが、逮捕するほどの状況ではないと判断し、2人を行かせたという。地元警官のボディカメラの映像を見て、オリビアはエリーの表情に見覚えがあるという。エリーはクリスを恐れている。2人の携帯にはSNSに上げる前の動画が残されていた。それらをチェックすると、大半は幸せなカップルのたわいない動画ばかりだが、クリスがイライラしてエリーを罵倒してるものがあった。携帯の画面からはみ出しているが、お前はバカかというクリスがエリーの腕を強く掴んでいるような場面があり注目する。犯人がクリスなら、自分でどうやって2回も刺したのか。クリスにエリーの腕のアザを問う動画を見せると、クリスは関係ないと思ったので言わなかった弁解する。イラついてエリーを掴んだ時にアザができたのではないかと、動画を見せて厳しく追及すると、母親が弁護士を呼ぶと言って態度を硬化する。オリビアはクリスがエリーを襲ったと確信し、クワンティコから凶器のナイフを取り戻すよう命じる。そのナイフの柄尻は、現場の木についたキズと一致し、クリスは胸に刃を当てて自ら木にぶつかったと考えられる。2回もそれを試みて、本当に死ぬ気だったのだろう。エリーの母親はクリスが襲った事を信じられないといい、オリビアは母親のすすめでエリーの手を握る。クリスが犯人なのかと問うと、エリーの腕がぴくっと反応した。しかし、クレイ捜査官はクリスの逮捕は難しいという。そのクリスが病院から姿を消し、母親の自宅で車のトランクに隠れているのが見つかった。母親は子どもを守るのは当然という態度で、息子は無実で真犯人は他にいると主張する。オリビアはクリスに厳しく迫り、生命維持装置に繋がれたエリーの写真を見せて自白を求める。ついにクリスは「殺すつもりはなかった」と口走る。エリーとクリスは喧嘩をして、目覚めたクリスはエリーがいないのに気付いた。戻ってきたエリーは酒の臭いをプンプンさせており、シャワーを浴びようとした。かっとなり石を掴んで殴ったが、殺すつもりはなかった。オリビアは直前にセックスしたのは同意はなかったのでは、とさらに追及する。それはレイプにあたり、クリスはエリーを支配しようとしたのだ。被害者を装ったのか、と問われてクリスは彼女なしに生きてはいけないと思い、自らを刺したという。プルーノは殺人課からSVUを志望したシルバに、その動機を尋ねる。子供の頃、偶然女性が襲われているところを目撃したシルバは、誰も通報しなかったことが心に残った。その女性は殺され、犯人が逮捕されたのかもよくわかっていない。ブルーノは罪滅ぼしの最中かという。オリビアはエリーを見舞い、クリスが逮捕され、それにエリーが真実を知るのに手助けしてくれたと報告する。「Major Crimes」のラスティ役が印象強いグラハム・パトリック・マーティンは、今も若いとは思いますが、それでも若い役柄を演じるのが得意のようですね。今回の設定では20代前半かな、エリーと共に子供っぽいカップルを演じて、しかも複雑なキャラクターなのでピッタリなキャスティングかと思いました。表面上は優しくて、エリーに全面的に協力しているように見えるけれど、その下には未熟な自分勝手なエゴが隠れていて、オリビアに追及されるとどんどん本性が見えてくるというような演技は彼は得意なのでしょう。顔のアップが多かったのもそれを見せたかったからだと思いました。母親も子育てで思い残すところがあるから、息子を守ろうとするところをクリスは上手く利用して、素直な良い子を演じている。というか、そもそもがこういうタイプの子だったのかな。エリーに対しては、逆にクリスが依存しているように見えて、一人の人間として尊重できない感じ。エリーの母親が痛々しかったですが、クリスのおかげで娘が幸せになったと思い込んでいて、DVを受けていたことは解らなかったのが、そういうこともあるかなと思いました。この旅のきっかけはどうだったかわかりませんが、2人きりの狭い世界が良くない方向へと向かわせたのでしょうね。最初はノマドの人の話か、と思いました。1800人のフォロワーでは生活が成り立たないと思いましたが。先シーズンからステイブラーとの共演がなくなったので、FBIのクレイ捜査官との協働が増えましたが、変化を求める場としては無理している印象です。シルバが殺人課から来たという意味が今回やっと生かされて、今後も彼女の本領を発揮してくれるのかなと思いました。シルバは良いですね、キャラクターも深いし、表情も良い。アマンダの後釜候補かな、期待します。
May 15, 2025
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『ベーカリーの英雄』パーカーの焼き菓子好きは母親譲りということになっていて、毎日様々な焼き菓子(ペイストリー)を買って職場に持ってくる。ベーカリー絡みのエピソードを作るのは決まっていたのかな。劇中「ブリティッシュ・ベイクオフ」の言及もあったし、そのネタも使いたかった。でもなぜギリシャ?という答えはゲストを見て納得です。最近弱り気味のパーカーの仄かな恋心だったのかもしれません。またまたロッキー・キャロルの演出でした。ナイトは妹のロビンに彼氏ができたのではないかと気にしている。パーカーが連日通っているエレニのベーカリーで、いつもとは様子が違う店員のヴァージルが手渡した箱の中に「助けて、通報して」と書かれてあった。パーカーたちが店に駆けつけると、店は荒らされヴァージルはミキサーの中に顔を突っ込んた状態で死んでいた。地元警察ではこの1ヶ月で近隣で3件ほど強盗があるといい、レジからは金がなくなっていた。ヴァージルは犯人を止めようとして、激しく争ったようだが、パーカーは自分が店を訪れたときには犯人が潜んでいて、ヴァージルがパーカーを守ったのだと考える。壁に撃ち込まれた銃弾を見つけたためラボに持ち帰る。そこに配達から戻ったエレニが現れたため、話を聞く。ヴァージルは3週間ほど前から働き始めたが、好奇心が強く勉強熱心なので雇ったという。実はヴァージルには前科があり、やり直すチャンスを与えたかったというが、エレニは店の経営状況が悪かったと認める。エレニはパーカーが連邦捜査官だったことを初めて知り、パーカーもあえて言わなかった。本来ならNCISの管轄権はない事件だが、パーカーは命の恩人のヴァージルのために捜査を望む。ジミーはトーレスからロビンと交際していることを打ち明けられ、ナイトには秘密にすると約束していた。しかし、ナイトには話すべきだという。ヴァージルの死因は生地の中に顔を突っ込まれて窒息死だった。残酷な殺し方で、ヴァージル本人の財布が残っていたことなどから、私怨の線も考えられる。ヴァージルの保護観察官マンデルによると、ヴァージルは悪い仲間とつるんで自動車強盗をしたが、口が固く仲間を売らなかった。更生して就職もしており、問題のない人物だ。昔の仲間がヴァージルを悪に引き込みたかったのではないか。ケイシーは現場に残っていた焼き菓子や材料を調べて、砂糖の袋からコカインを検出する。その量は10万ドル以上の価値になり、この店でドラッグの取引が行われていた疑いが出た。エレニの作る評価の高いメレンゲクッキーの67%がコカインでできており、24個で1万ドル相当になる。エレニが海外のダミー会社から25,000ドルを受け取っている事を追及していると、ウォーカーという弁護士が現れる。そもそも海軍とは無関係の一般市民の取り調べに意義を申し立てると、エレニを連れ帰ってしまう。エレニ・コスタキスはギリシャ移民2世で、兄弟姉妹は故国に帰っている。弁護士のウォーカーは様々な犯罪者をクライアントに持ち、その中には販売目的で薬物を所持していたバルビエリという男がいて釈放されていた。エレニは今日バルビエリの家に25,000ドル相当のメレンゲクッキーを配達しているとみられる。エレニの店を訪れたパーカーはバルビエリとの関係を尋ねるが、エレニはこれ以上死者が増える前に手を引いてくれとパーカーを追い返す。マンデルから連絡があり、バルビエリが射殺されているのが見つかった。バルビエリと同じく、ウォーカーの顧客で縄張り争いをしているギャングのゴメスも殺されており、薬物を巡って容赦ない戦争が始まったようだ。現場にはエレニの店の箱が落ちていた。エレニの予言通りこれで3人殺されたことになり、最近薬物規制強化でギャングたちは必死で販売方法を模索しているという。ヴァージルはレシピを要求されて殺されたのではないか。NCISはエレニの逮捕に踏み切るが、監視されていたエレニが姿を消したことがわかった。マクギーはエレニに送金したダミー会社を設置したのがウォーカーであることを掴む。ウォーカーはエレニの行き先については知らないと答えるが、敵対する立場の依頼人らにウォーカーの二枚舌を知られたらどうなるかと追求され、取引に応じる。バルビエリとゴメスの殺害に使われた銃のうち、44マグナムは現場で見つかっておらず、3人目の殺し屋がいた可能性がある。トーレスはジミーがケイシーに秘密を明かした事に憤慨する。バルビエリの靴に着いていたビーバーの分泌物から、食品工場の場所がわかり、トーレスとナイトが急行する。ナイトはジミーに新しい交際相手ができたのかと考えるが、トーレスはロビンと付き合っているのは自分だと打ち明ける。ナイトは怒り出す。2人は建物の奥でエレニがメレンゲクッキーを作っているのを発見する。エレニは手錠で繋がれており、トーレスらの後ろから44マグナムを持った元締めのアルトゥーロが現れる。アルトゥーロはエレニに残りのコカイン入りメレンゲクッキーを作れと脅し、トーレスとナイトは手伝うといって切り抜ける。ウォーカーによると、エレニが今月5万ドルの金策に現れ、アルトゥーロに相談して半分を用立てたが、残りの25,000ドルについてはコカイン入りメレンゲクッキーを作って収めることになったという。エレニは拒んだが、ヴァージルは見せしめにされたようだ。パーカーはエレニが金を必要としたのは店の経営の問題ではないと考える。エレニは25,000ドルをプリペイドのクレジットカードに送金しており、エレニは何者かに5万ドルを要求されていた。期限は2日前で、服役中の囚人を殺すと脅されており、その名前マヌエル・ロペスと知って、パーカーはエレニの大切な「マニー」ではないかという。脅されている囚人の弁護士はウォーカーだった。だからエレニはウォーカーを頼ったのだろう。ナイトはパーカーからかかってきた電話に「ボス」と答える。異変を感じたパーカーらが食品工場へ向かうと、トーレスは粉砂糖を炎にぶちまけ爆発を起こし、NCISが踏み込んでアルトゥーロらを取り押さえる。マヌエルはエレニの甥っ子で、病気の妹に代わって面倒を見ていたという。悪い仲間と付き合って刑務所に入ることになり、知り合ったヴァージルを紹介してくれた。ヴァージルは何も知らずに殺されてしまい、エレニはメレンゲクッキーを作り続けるしかなかった。しかし、アルトゥーロはなぜ店に大量のコカインを置いたままにしていたのか。ヴァージルを殺したのは別にいるのか。NICSはマンデルを本部に呼び、預かった銃を調べる。エレニの店に撃ち込まれた銃弾はマンデルの銃から発射されたものと一致した。マンデルは仮釈放で知った囚人の家族を脅していた。マヌエルを脅され、期限に間に合わなかったエレニに金を支払わせるため、ヴァージルを殺して見せしめにしたのだった。トーレスは黙っていた事をナイトに謝罪し、ロビンとは深い関係ではないと説明する。ナイトは今日死にかけた事に比べれば、ロビンのことは気にならないと答える。ロビンが幸せならば自分も幸せだ。パーカーは手作りの焼き菓子を持ってエレニを訪ねる。エレニはしばらくギリシャに戻り家族と過ごすという。マニーも1ヶ月ほどで釈放され、一緒に行くことになるだろう。お久しぶり!メリーナ・カナカレデス、といっても、「レジデント」に出ていましたね。同じCBSでCSI:NYをやっていたメリーナがNCISに出演するのはニヤニヤしてしまう。パーカーは母親とエレニを重ねたのかなあ、ナイトにエレニへのただならぬ思いを感づかれたようですが、エレニはいずれまたアメリカに戻って来るのだから、パーカーはがっかりしなくても良いでしょう。ちなみに脅されてやったことなので、コカイン入りメレンゲクッキーを作ってもお咎めなしだったのですね。この調子だと世界中のpastryごとにエピソードができそうです。でも私はベーカーの話でありながら、「ブレイキング・バッド」とのアナロジーを楽しんでいました。クッキーにコカインを混ぜる事が可能かどうはわかりませんが、金のために薬物の入った商品を作り、ギャングに脅され、怪しい弁護士に力を借りるという構図は、ウォルター・ホワイト、ガス・フリング、ソウル・グッドマンという風に置き換えられそう。真面目に更生しようとしたヴァージルは不運で気の毒でした。巻き込まれてメレンゲクッキー作りを手伝っていたら、ジェシーの役割になっていたところでした。あの保護観察官は最初から怪しいなと思っていました。こいつがそもそもの原因ですね。先週、トーレスが誰と交際しているのかと思ったら、まさかのロビンで(そういえば、姉妹とパーティで盛り上がっていたのでした)、トーレスは同僚の身内ということで言い出しにくい。しかも、ジェスはロビンのこととなるとあれこれ口を出したくなる。よくよく考えると、ロビンと別れることはジェスを苦しめることになるので、「深い関係ではない」という言い方もジェスからすると微妙です。このパターンはトーレスとジェスの間に何かが起きる予兆なのか、あるいはジミーとよりを戻すきっかけとなるのかと思っています。
May 9, 2025
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今回は深刻なテーマではありますが、一種の痛快感というか、ドラマそのものを楽しむという感じでした。レポーターの人、今シーズンの1話目にも出ていたのですね。ただ、どうしても現実の日本での特殊詐欺の問題が頭にちらついてしまいましたね。レポーターのケルシーが、アプリで出会ったタイラーとロマンチックな一夜を過ごした後、セクシーな写真を交換してしまった。その写真をばらまくと脅されたケルシーは視聴者の信頼を失ってしまうと悲観し、自宅の屋上から飛び降りようとした。SVUが呼ばれ、オリビアが説得し何とかケルシーを思い止ませられた。分署で事情を聞いていると、タイラーから5万ドルの要求があり、レポーターという仕事に信念を持つケルシーは動揺する。オリビアはケルシーを励ます。タイラーの情報はオンライン上では見つからず、さらに今朝のセックスの動画が送りつけられた。48時間以内に支払わないと所属する報道局に動画を広めるというので、ケルシーは自業自得だと自分を責める。ケルシーは元彼との間にもトラブルがあり、多くを失っていた。残ったのは仕事、恐れるのは視聴者の信頼を失うことだ。未だタイラーの身元は判明しないが、ブロンクスでも同様の事件が頻発しているという。被害者は若く裕福な女性で容疑者はタイラーではなさそうだ。19歳のルビーに話を聞くと、両親を交通事故で失って悲しみのなか参加した遺族フォーラムで出会ったニックと親しくなったという。オンラインで会話した後、自宅でニックと会いセックスをしたが、その様子を隠し撮りされてしまい、翌日5万ドルを要求された。ルビーには幼い妹がいて、秘密を知られたくなかったルビーは事故の和解金から金を払ってしまい、将来の学費に困る。ブロンクスのSVUは力になってくれなかったようだ。オリビアは将来の夢を奪われたというルビーを慰め、現状を変えようという。しかし、こちらもニックの情報は手に入らない。オリビアはケルシーに協力してもらい、金を払うと返信させ、現金の受取に現れた男を逮捕する。男はタイラーではなく、ニール・マーシュという元コピーライターで、ルビーが金を支払った方法と同じやり方だった。この事件には共犯者、黒幕がいると見られ、ニールを追及すると自分も脅されていたという。半年ほど前、ニールのインスタグラムのアカウントにセクシーな女性から連絡があり会ったが、彼女からヌード写真を送られた。自分も要求されて写真を送ったところ、それを仕事関係にばらまくと脅され5万ドルを要求された。金がなかったので片棒をかつぐことになり、脅しのターゲットとなる影響力がありキャリアのある女性を見つけては誘い出した。ニールが連絡を取っていたのはクィーンズのコンスタンティンという人物で、オリビアはニールに捜査協力をさせることにする。既婚者で裕福なメキシコ人がデート相手を探していると言って、ベラスコが潜入捜査をすることになった。オリビアはニールも被害者だったとケルシーに明かし、撮影のために雇われたタイラーが地元警察に逮捕された告げる。ケルシーは期限までに動画を取り戻して欲しいと切望する。ベラスコはオードラという女性とバーで待ち合わせし、今日はホテルに行くことはできないが、NY滞在中に連絡を取りたいと電話番号を渡す。オードラを尾行すると、停車していた車の男から報酬らしい金を受け取っていたため、双方を逮捕する。男は携帯電話の販売業をしていたコンスタンティン・クートリスで、大した犯罪歴はない。オードラはターゲットを誘い出して電話番号を聞き出す役割をしているという。詐欺の手口は、それぞれの役割が細分化されており黒幕のことはわからないが、時々バシルの家に呼び出されるという。バシル・クートリスはコンスタンティンの兄でクィーンズの豪邸に住んでいる。SVUが踏み込むと、バシルは空港に向かったというので緊急手配で身柄を確保する。バシルは85,000ドルを現金で隠し持ち、ギリシャへ逃亡するところだった。これで兄弟を起訴し家宅捜索で被害者の動画を押収することができるかと思われたが、ケルシーの動画は一斉に会社の全員に送りつけられてしまった。もうこれで自分は終わりだというケルシーに、オリビアは挽回するアイディアがあるという。SVUは兄弟の間を割く作戦で、コンスタンティンがバシルに裏切られ財産を持ち逃げされたと告げる。コンスタンティンの弁護士は兄がつけたもので、あてにはならない。コンスタンティンは取引を受け入れ、バシルは盗・撮や脅迫、重窃盗などで起訴された。ニールはケルシーからインタビューを受け、勤めていた広告代理店から不当に解雇されたと知り、訴訟を起こすことにしたという。ケルシーは一連の出来事を「潜入取材」という形でレポートし、詐欺の黒幕逮捕を伝えた。ルビーの動画が見つかり、クートリス兄弟の資産も差し押さえされたので、今後、支払った金もルビーの手元に戻る事だろう。他人を信じられなくなったというルビーに、オリビアは未来は選択できると言い、自分を信じて欲しいという。取引に次ぐ取引で、別のドラマかという展開でしたが、その間、若手3人(ベラスコ、ブルーノ、シルバ)のやり取りが面白かったです。やっと、彼らにも出番がやってきたという感じ。潜入捜査はベラスコにお任せ、でもNYPDには高級なスーツはないので実は訴訟で勝って金持ちのブルーノが高級腕時計を貸してやるとか(そういえば、初出の時も腕時計を使った)、シルバは2人の経歴のことはしっかり調査済みだとか。会話も弾んでチームワークが良いなあ、それぞれのキャラも生かされていると思います。フィンの影の薄さはいつもどおりですが、カリーはやっぱり電話番か受付の人という感じでもったいないですね。オリビアは揺るぎなく被害者を慰め励まし、キビキビと捜査の方針を示す。いつも思いますが、ビルの屋上のシーンはどうやって撮影するのでしょうね。やはりハラハラしてしまいます。責めるわけではないけれど、ケルシーの行動はレポーターにしてはナイーブな印象で、写真を送るべきではなかったし、動画を撮られたのはしかたないとして、ジャーナリズムを標榜するなら真実をそのまま伝えるべきなのでは、と思います。あれは嘘をついたことになるんじゃないか。それと、局に送信されてしまった動画はどういう説明をしたのか、その後削除されたのか。ルビーのケースは弱り目に祟り目という、悪質な詐欺の手口で本当に腹立たしい。こういう形で悪党は情報を得て被害者の心を踏みにじる。今回は兄弟による犯罪でしたが、巷の犯罪はそれこそ分業化して複雑化して、国際的な組織となり、黒幕は簡単には捕まらない。歯がゆいですね。
May 7, 2025
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『暴露本』心温まる恒例のクリスマスエピソード。いきなり「クリスマスキャロル」の朗読から始まるので、何となく筋を暗示するような。スクルージもクリスマスの奇跡もありましたし、クリスマスネタはいっぱいあって、ちょっと楽して作っているような印象は受けましたが。就任以来海外のNCIS支局をあいさつ回りしていた、ラロシュ副局長が本部に戻ってきた。退役軍人に関する法案が採択されるのを前に、「夜明けの闇」と題する海兵隊への奇襲についての暴露本が発売されることになり、話題となっている。2010年12月アフガニスタンで、タリバンの拠点近くで撤収命令を待っていたヘイスティングス中尉の部隊が奇襲を受け、6人が負傷し3人が死亡した。その時、ヘイスティングスは投げ込まれた手榴弾を投げ返すなどして、自ら大怪我をしながら部下を救った。今、ヘイスティングスは新たな法案の顔として注目されており、海軍長官も法案の行方を懸念している。本の内容は一部しか公にされておらず、ヴァンス局長は出版されるまでに、何を告発しようとしているのか、調べるようパーカーに命じる。政治的に微妙な案件で、ラロシュは捜査を監督するというのでパーカーらは調子を崩される。ヘイスティングスは現在、バイクショップを経営しており暴露本のせいで、取材が殺到しているという。何者かから中傷されることについて、ヘイスティングスは報告書にある通りだといい、捜査には協力するつもりはないという。下で働くザネッラは、ヘイスティングスは自分のような負傷兵を雇い、仲間を守る英雄だという。ケイシーは著者を特定するため奇襲事件に関する掲示板から、この件に特に関心をもっているらしい人物を割り出す。サミュエル・クロスは何と、ヘイスティングスの隊にいた元伍長で、弟のエヴァンもまたその部隊に属し、奇襲で命を落としていた。サミュエルの部屋を訪れると、自分が暴露本の著者だと認め、ヘイスティングスが弟を殺したと糾弾する。政府は事実を隠蔽しているということを言いたいらしく、弟の無念を晴らすと言ってNCISを締め出す。この手の暴露は法案の採択に影響を与える恐れがあり、サミュエルは本当に表に出ていない真実を持っているのか突き止めなければならない。暴露本の本文を手に入れるため、マクギーは推理小説作家のコネを使って代理人を探すことにする。NCISにザネッラが現れ、サミュエルの写真を見て彼について話をする。エヴァンが死んでから、サムは悲しみのあまり壊れてしまった。真相や証拠などないのに、出版社がサムの不満につけこんだのだ。サムは同じ隊に所属していたが、奇襲を受けた時は負傷していたために救護テントにいた。ザネッラは奇襲があった2日前のヘイスティングス中尉とエヴァン、サムの兄弟を写した動画を提出する。そこではヘイスティングスは2人を思いやる様子で、特に対立や問題は感じられない。ただ、砂漠という環境のせいか、画面が時々乱れる。マクギーは応募してきた男に、新作を書くのに極秘資料が扱える代理人が必要だと言い、手始めに「夜明けの闇」の全文を手に入れて欲しいと頼む。マクギー本人の新作の全文と引き換えに手に入れたサミュエルの本には、敵の進軍に関する警告が奇襲の10分前にあったことが記されていた。ヘイスティングスはそれを無視して部下を送り込んだというが、記録にその事実は見当たらない。隊の通信の記録はデータの破損により確認できなかったが、最近まで非公開だった特殊部隊の記録には警告を受信したという事が書かれている。なぜヘイスティングスは警告を無視したのか。ヘイスティングス本人にその事を指摘すると、著者がサミュエルだと知って逆にサミュエルを気遣う言葉を発する。警告があったかどうかは、通信士が奇襲で死亡しているので確かめようがない。法案のことを考え、ラロシュはヘイスティングスに警告を受け取っていないと発言するよう勧める。ところがヘイスティングスはそれを拒否して、サミュエルの本が正しく、自分は警告を無視したため部下を殺したと言い出す。誰かをかばっているのか、ヘイスティングスの態度は変わらず、ラロシュはこれを自白と見て、海軍長官と国防総省がヘイスティングスと距離をおくチャンスにし、法案を守るという。マクギーは警告があったとしたら、通信士の人的なミスの可能性があるという。ヘイスティングスは直前にエヴァンを通信士に抜擢しており、任命した責任を負ってエヴァンの名誉を守っているのではないか。パーカーとラロシュは更に捜査を続けるべきかで対立する。ヴァンスは真実を追及するよう命じ、NCISはエヴァンの妻から話を聞くことにする。エミリーは夫を失った深い悲しみから前に進むため、今はグリーフカウンセラーとして人々を助けている。エヴァンは新しい仕事に誇りを持ち、無線に関しても熱心に勉強していたという。サムの本にはエミリーも傷つけられたが、サムは悲しみを忘れ自分自身のために暴露本を書いている。エヴァンの死後、サムは人を遠ざけ殻に閉じこもってしまった、それで怒りや執着に捕らわれたのだろう。トーレスはエヴァンがミスをしたとは思えないという。そもそもエヴァンは警告を受信しなかったのかもしれない。サムの自宅の前でバイクショップの仲間たちが騒ぎを起こしたという連絡が入る。ヘイスティングスのことを思っての行動だが、その様子がメディアなどに流れ海軍長官は世論と捜査の方向に懸念を示している。国防総省はヘイスティングスの自白を受け入れて、今後はJAGに引き継ぐ事になり、NCISは手を引けとの命令が下る。しかしチームはヴァンスの命令に背き、ダッキーの多目的室に集まる。その時、ジミーが暖房器具に電源を入れると電子機器の調子が一瞬悪くなった。マクギーはザネッラから提出された動画に、不具合が生じている事と同じだと考える。無線機が撮影しているカメラに近づくと画面が乱れる。当時使っていた無線機に内部欠陥があり、正しい周波数で受信ができなくなるという。エヴァンはその事を知る由もなく、ミスは犯していない。トーレスはサムの軍歴を見直し、エミリーと共にサムを呼び出すと、頑ななサムの心を解きほぐす。サムも通信士だったが、膝の負傷で隊を離れ、弟が代わりに通信士となった。そのことで罪悪感を抱き人を遠ざけた。サムは膝の怪我が入隊前からあり、それを隠して志願したが、膝の症状は悪化したので隊を離れたという。もし嘘をつかなければ、自分があの場所にいただろう。エミリーとトーレスは一人で責任を負うべきではないと言い、バイクショップの仲間がその場に加わる。サムは出版を取り下げ、事実に基づき書き直すという。退役軍人支援の章もつけ加えることになる。ラロシュは今回の事を自分の手柄としてマスコミに発表し、存在感を示す。サムはヘイスティングスに謝罪し、弟が恋しいという。ラストに流れたのはRon Popeの"Christmas Where I Come From"でした。いつものように国と軍に奉仕する軍人たちを思いやる回には染みる歌ですね。ヘイスティングスは誰が見ても立派な軍人で、エヴァンのこともサミュエルのことも部下として守ろうとしていた。サムの暴露本は全くの逆恨みのように見えますが、誰しも抱えきれない苦しみがあって、それを仲間や親しい人で分け合うというシンプルなメッセージだと思いました。ただ季節もズレていたし、今回はあまり胸に迫るという感じじゃなかったです。印象に残ったのは謎のメンテナンス・ガイのキンケイドさん。この人は天使ですか?本部の暖房が故障して半端ない寒さの中で、暖かさを取り戻してくれただけでなく、NCISの人々のことを日頃観察していて、チームの会話にも意見を挟む。ただ者ではない。トーレスがサムに共感しているように見えたのは、自分も殻に閉じこもって孤立していると認識しているからかも。実際、秘密主義でトーレスはクリスマスを誰かと過ごすらしい。ベイビーというのだから、お姉さんではなさそうだ。エミリーはグリーフカウンセラーをしているだけに、人の心に響く言葉を言っていましたね。ああいう人と付き合えばよいのに。久しぶりにマクギーの小説家としての顔が見られましたけど、新作を書いているのでしょうか。「Deep Six」てどんな話だったっけ。政治的で海軍長官に取り入ろうとするラロシュが、未来のゴーストだというところは先の事を暗示しているようですね。
May 2, 2025
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この回は問題点を散りばめて、啓蒙的なストーリーだったなと思いました。リアルさはないかもしれませんけど、それぞれの立場によって、思うことは違うでしょう。思春期、その前の時期の子どもを持つ親たちに見てもらいたいです。キャラ的にはカリシが目立って良かったです。ベラスコも意外と?頼りになって、頑張った。16歳のハンナが自宅のベッドで脳震盪を起こして倒れているのを母親が発見した。ハンナはボーイフレンドのライアンと初体験を迎えるために、母親が気を利かせて自宅を留守にしていた。2人はロマンチックなデートをして自宅に戻ったが、ハンナは記憶が飛んでおり何が起こったのか覚えていないという。血中からアルコールは検出されたが、薬物は検出されなかった。ただ、首に絞められた跡があり、ハンナの記憶は曖昧だった。オリビアはレイプ検査を受けるよう勧める。ライアンの両親はハンナとのデートについては知っており、ライアンもハンナがベッドから落ちた事を認める。父親はすぐに弁護士を要求する。レイプ検査で2人がセックスをしたことは推察されるが、合意があったかどうかはわからない。カリシは合意がなければライアンを重罪で起訴できるという。ハンナは母親と共にSVUを訪れ聴取を受ける。はじめはライアンをかばっているような様子だったが、ライアンが動画で見たという首を絞めるプレイを試し、後ろからライアンに首を掴まれた事を明かす。やめて欲しいと言いたかったが、首を絞められて声が出なかった。やがて気を失い目覚めると床の上だったが、ライアンはテーブルに頭をぶつけたと言った。ライアンは心配していたが、帰ってもらい自分はベッドで休んだ。オリビアはレイプ罪を見据えてライアンを聴取することにする。オリビアはカリシが女児の父親として感情移入する事を心配する。ライアンは真似をしたという動画について、部活のフェンシングの先輩から見せられたと答える。それは女の子が喜ぶ行為ということだった。ベラスコは聴取の場からはずされた父親のジョシュに接触する。ジョシュはライアンの将来を気にしており、これ以上の追及はやめて欲しいという。勤務する会社はNYPDに寄付をしており、自分の意向でベラスコが希望するところに金を出すと買収をほのめかす。ライアンは首を絞めたことは認めるが、ハンナの声が聞こえなかったという状況で証拠不十分とされた。ところが、また少年が少女の首を絞めるという事件が発生する。13歳の2人組が公園で12歳のイライザのスカートを捲ったり首を絞めようとして、イライザは逃げ出したが車に惹かれてしまった。その様子を目撃した少女もおり、SVUはアンドリューとトビーの身柄を確保する。イライザは重症で危険な状態にあり、アンドリューは数日前にいとこから「女の子が喜ぶ」という動画を見せられたと答える。驚いたことに、その「いとこ」とはライアンで、ライアンはその動画を父親から見せられたという。ライアンは父親をかばっているのか、その事を認めない。カリシは令状を取り、ジョシュを逮捕し家宅捜索を決行する。ジョシュは父親として内気な息子の初体験をアドバイスしたが、性的な動画を見せてはいないと主張する。ジョシュはやり手のビジネスマンで、弁護士は棄却を申し立てている。しかし、イライザが死亡してしまい、彼女の両親は娘を死に追いやった少年たちが未成年のため重い刑を受けないことに怒りを表す。オリビアは殺人罪を念頭にイライザの無念を晴らす覚悟を決める。ライアンから通報があり、父と母が揉めているという。母ポーラは妹の子どもであるアンドリューが殺人罪に問われることになったのは、ジョシュの責任だと責める。実は夫がVRのゴーグルでポル・ノを見ていることを知っており、夫はそれをライアンに貸したのだった。処分したゴーグルをゴミ箱から回収し、そこから首を絞める動画を確認したため、カリシはジョシュを児童虐待の罪に問えるという。しかし、それだけでは重い刑にはならない。オリビアはジョシュにイライザの死の原因が自分にあることを解らせたいとして、カリシは厳しくジョシュを追い詰める。ゴーグルをいとこに貸したのはライアンで、殺人罪で裁かれることになるが、大人の男として責任を取るべきではないのか。ジョシュは心を入れ替え、息子の裁判で自分が不適切なビデオを見せ、女性の貶め方を教えてしまったことを話す。家族を傷つけ、少女たちを傷つけ自分に問題があったことに初めて気づいたと認めたことから、ライアンはセラピーに通って暴力防止の講習を受ける処分がくだされた。ジョシュは妻と離婚することになり、仕事も失うだろう。イライザの両親はジョシュに民事訴訟を起こすらしい。それでもオリビアの表情は冴えない。正義のスタートラインにつくことができたが、時にはそれで精一杯ということもあるのだ。最近はオリビアとカリシの含蓄ある会話で終わることが多いですね。古い価値観に基づいてというのか、するべきではないアドバイスをした事の責任を問うことはできるか、ということですね。未成年といっても16歳なので、「お前もそろそろ」という話が犯罪なのかどうかは微妙のような気がしますが、息子が言われるままに実行してしまい、ライアンはそれを年下の少年にも見せてしまった。それによって被害者が生まれた。大人の姿勢が問われますね。息子を持つのか、娘を持つのか、父親か母親かで、向き合い方は変わるかもしれない。幼いロリンズの娘たちが被害者になるかもしれないと思うと、カリシとしては珍しく強面で娘をジロジロ見るなと不審者に「父親」の役割をする。これまで、女性がどんな服装をしていても落ち度はないというのがSVUの姿勢だったのに、カリシは冷静さを失って、それも人間的だとは思います。ハンナの母親は大切な初体験なので、自宅ですれば?というのはさすがにうーん、難しいですね。絶対ダメとも言えないしなあ。娘を理解しているし信頼もしていのだろうけど、守れなかった。結局、ジョシュは女性をどうやって落とすのか、獲物やモノとして見るような価値観を息子に教えた。男は売り手で、女が選ぶというので、動物みたいに求愛のダンスを踊るのかと思ったら、何のことはない動物以下でした。結局、ジョシュを殺人罪で裁くことはできなかったが、大きな損失を与えた。それでもイライザの両親は決して納得しないだろう、裁判で勝てるかどうかはわからない。そこがオリビアの不満げな顔だったかな。アマンダは情報部に入ったために、世界中を飛び回っている。そのため、カリシはまもなく思春期の娘たちを任されてナーバスになっている。夫婦仲を心配しなくても大丈夫だと思いますが、カリシの新しい面が描かれるのは楽しみです。子育ての先輩は周りにいるので、アドバイスを求めたら良いですね。
May 1, 2025
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『制御不能』なんか、こわーい。ホラーですか?というBストーリーに、いつもの肩の力の抜けた事件捜査で、不思議なドラマになっている。でも、何よりもアビーの名前が降板後初めて出た、というのが意味あることなのかもしれません。さらっとですが、いつかゲスト出演とかしてくれると嬉しいですね。海軍大尉メイソン・ウィンズローと妻のアシュリーが乗った車が急にコントロールを失い、見知らぬ倉庫に自動運転で移動した。そこでアシュリーは男に引きずり降ろされ、メイソンが逃げろと言ったので裸足で逃げ出し、ダイナーにたどり着いたところで通報した。警察が倉庫に到着したところ、メイソンの姿はなく、血まみれの男が倒れていた。大尉の車はハッキングされ遠隔操作でこの場所に移動したと見られ、メイソンは死んでいる男と激しく戦ったようだ。メイソンの実家は過去には誘拐事件があったような裕福な家で、多国籍の石油企業を営んでいることなどから、メイソンも誘拐されたおそれがある。FBIが身代金の要求に備え、会社と関係が悪くなっているロシアの関係者を調べることにする。パーカーはアシュリーが入院した病院でまた「リリー」という少女の幻影を見てしまう。ナイトはPTSDではないかとパーカーを心配し、助けを求めるように促す。倉庫で死んでいたのは、前科のある「マッドドッグ」という殺し屋で、倒れていた側にあったパイプで頭を殴られたのが死因だった。手の傷を見ると、メイソンも激しく殴られたと思われる。ケイシーがマッドドッグの血液中から向知性薬を検出し、ジミーは殺し屋にしては不自然だという。行方不明になっていたメイソンが死亡しているのが発見され、誘拐の線は薄くなった。パーカーは車の運転中にまた「リリー」を見て動揺し、トーレスにも不調を知られてしまう。ロシアの関係者は先月死亡していることがわかり、メイソンの誘拐を目論む容疑者も見当たらなくなった。しかし、ハッカーに車を乗っ取られる事件が隣州3州で1ヶ月に3件発生していることがわかった。しかも、車を運転していた人は人里離れたところで殺されている。カージャックの組織的な犯行か、1台は遠隔操作で移動中にトラックと衝突していた。その車は搭載されているコンピュータが無事で、ケイシーがプログラムを分析する。車にアクセスしたのは、ノースブルック拘置所に収監中のサリー・クラークとわかる。パーカーはグレイス先生の往診を依頼し、気になることについて話す。グレイス先生も、パーカーが船で怪我をして死にかけた後の精神鑑定について、気になることがあったという。パーカーは全てを話したわけではなく、意図して話さなかったわけでもなかった。10歳くらいの黄色いセーターを着た少女を船で見たが、熱に浮かされたせいだと思っていた。しかし、トラウマがなくなった今、至る所に「リリー」が現れる。リリーという名前もそう思っているだけで、自分との関係もわからない。パーカーは父親にリリーについて尋ねたことがあったが、心当たりはないと言われた。大怪我をした船でリリーを見たとき、そこに母がベーカリーの箱をもって立っていた。パーカーに「ロープを見て」と言ったのは、出口を求めて水に潜ったナイトとつなぐロープを手に持っていたからだろう。グレイス先生はパーカーに母親について話すように促すが、パーカーは子供の頃出ていった母は数年後に事故で死んでおり、封印された記憶だという。できれば、消し去りたい記憶でもある。パーカーはグレイス先生に次のセッションの約束をする。サリー・クラークはカルテルの手先として、ハッキングをしていたを認めるが、罪状認否以来コンピュータには触れていないという。サリーのアカウントを別の人に利用させたかどうか追及すると、国選弁護士のクリフが取引を持ちかけて簡単には口を割らない。拘置所から戻ろうとしたマクギーとナイトが乗ってきた車を眼の前で奪われてしまう。ハッキングによる自動運転で、どの捜査機関も捜査に協力してくれない。ケイシーは国防総省の知人に頼んで衛星で車を探すことにする。約束をすっぽかしたパーカーの元にグレイス先生が現れる。グレイス先生はパーカーが船で天使を見たという話を思い出したというが、パーカーはその話はグレイス先生にしていない。ナイトが転勤のときの精神鑑定でその話をした。グレイス先生はリリーがなぜ現れるのか、いつどんな状況で現れるのかに注目し、警戒しないでもしリリーが現れたら歓迎してあげてほしいという。リリーが答えをくれるかもしれない。盗まれた車が廃車置場で処理された状態で見つかった。先に盗まれた車も一緒で、クルマそのものを盗む意味がわからなくなった。ケイシーはそれでもコンピュータが無事で、ハッカーが使ったポートにアクセスして、逆にそのPCの位置がわかったという。現在PCは移動中で、それを乗せている車のカメラをハッキングできたという。車も乗っ取ることができたため、NCISは車を遠隔操作で本部まで呼び寄せる。車を運転していたのはサリーの弁護士クリフだった。クリフはサリーのハッキングの技術を犯罪者に渡したことを認める。盗むだけと思っていたら事故が起きたため、NCISとの取引を望むという。クリフはメイソンの妻アシュリーの元彼で、アシュリーはメイソンとの離婚を望んでいたが婚前契約のせいで夫が先に死ななければ、金を受け取ることができない。クリフがメイソンの誘拐計画を立て、連続カージャック事件に見せかけて殺人を重ねた。クリフもアシュリーも誰も傷つけるつもりはなかったという。パーカーはグレイス先生と話すよう背中を押してくれたナイトに感謝する。自宅に戻ると、そこにまたリリーがいた。声を掛けるとリリーは姿を消し、そこに「誰にも言わないで」というメモを残していた。自宅に帰ったら少女が座っているなんて、とにかく怖いですよ。私はリリーが「シャイニング」に出てくる双子の女の子みたいに見えてしかたない。パーカーの脳に何か異変が生じたとか、そういうのじゃなければよいのですが。さすがに一方で科学捜査をしているのに、あんなはっきりした姿で記憶が蘇るなんてどう説明するのだろう。もしかして、夢オチ?実はまだあの船の中に閉じ込められたままだったりして。母親も本当に死亡したのかどうかわからないですよね。ジミーがダッキーの形見のダーツをしていましたが、こういうのも何か意味があるのかなあ。チーム全員でパーカーの事を心配しているのは良かったし、ナイトとの間に信頼関係というか、他のメンバーとは違う対等な感じがあるのは新しい発見でした。いずれにせよ、今の状態のパーカーは任務を遂行するには問題があるのじゃないのか。ところで言及された「クリスティーン」という映画は見てないのですが、車が邪悪な意思を持って人を操るというストーリーがパーカーの精神状態とリンクしているようで、いやーな感じがします。メインの事件ですが、メイソンを殺す委託を受けていたマッドドッグがなぜ向知性薬を摂取していたのかはわかりませんでした。身代金目当ての誘拐ではないなら、大尉を殺して誰が得をするか考えれば容疑者は自ずと浮かんできそうな気がしました。
April 24, 2025
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このタイトルは見覚えがあります。分割して勝ち取る、まさにその通りの展開で、お楽しみゲストで大いに盛り上がりました。やっぱりロリンズ、良いなあ。アマンダ・ロリンズはNYPDに復帰し、オリビアの推薦で情報部の巡査部長として働き始めた。部下のコーガン刑事を連れ、各部門が集まる全市ブリーフィングに向かう。現在、4人組の国際強盗団がマンハッタンを襲うという情報があると警告する。アルバニア人からなる強盗団は、事前に情報を手にしており、富裕層の住宅やオフィスにターゲットを絞り、手早く盗み48時間以内に飛び立つ。現場に証拠を残さないことから、インターポールにも情報がない。ジムの経営などで裕福なフレッチャー家に強盗団が侵入し、夫婦と友人夫婦を縛った後、犯人の一人はノラ・フレッチャーを3人の眼の前でレイプした。警戒していた強盗団と思われるが、アマンダは手口が違う事を指摘する。オリビアはアマンダとの合同捜査を決める。被害者の夫ジェームズは膝を撃たれており手術中で、ノラは警察に通報しなかった。通報したのは、当日パーティに参加していて犯行に巻き込まれたヴァレリーだった。ヴァレリーはノラから事件のことを誰にも言わないでくれと頼まれたという。しかし、ヴァレリーと夫もノラが襲われるのを見ていて、黙っていられなかった。犯人グループは建設用マスクをしていて、年長の男がリーダー格だった。彼らは通常の金庫ではなく、地下の金庫の暗証番号を聞き出そうとしていた。東欧のなまりがあり、ノラを襲ったのは若い男だったという。アマンダは犯人の証拠をがほしいとオリビアに要望し、オリビアは慎重にノラにレイプ検査を受けるよう話す。ノラは夫には警察に話したことを言わないでほしいと注文をつけ、検査を受ける。犯行現場の鑑識を行ったところ、屋外の隠れたところに狩猟に使うトレイルカメラが仕掛けれているのが見つかった。カメラには自宅に出入りする人物が録画されており、犯人グループが金庫と見られるものが入った大きなバッグを持ち出すところが写っていた。他に金品やジュエリーなどは盗んでおらず、盗まれた金庫のことはノラも知らなかった。一体金庫の中には何が入っていたのか。レイプ検査から犯人のDNAが検出され、国内では該当者が見つからない。ジェームズは手術で意識を失っており、更に病状が悪化してまだ話を聞けない。トレイルカメラには、長身の男ともう一人の男がフレッチャー家を訪問しているのが写っていた。長身の男はジェームズのビジネスパートナーで今のところ連絡が取れない。レイプ犯はアルバニア人のアルドリット・ネジリと判明する。アントワープで逮捕され、裁判前保釈中に逃亡していた。強盗団との関係は不明だが、保釈金を支払った女性がNYにおり、捜査陣が踏み込むと女性が撃たれて死亡していた。アルドリットはここに来ていたが、何者かに撃たれて大怪我をったまま逃げたようだ。使われた凶器はフレッチャー家から盗まれたもので、ジェームズのものだった。ジェームズは先月、有価証券の半分を現金化しており、メイナードと連絡がまだ取れないため、フィンとカリーが自宅に向かう。ノラはアルドリットの写真を見て、犯人と特定する。夫が銃を所持していたことについては、半年前にノラが路上で知らない男に殴られるという出来事があり、過保護になった夫がノラを守ろうとし始めたという。EUの市民権を申請するなどもしていたが、数百万ドルの現金については知らないと答える。メイナードはフレッチャー家の財務担当で、自宅に戻ってきたところをフィンとカリーが聴取する。有価証券の現金化についてはジェームズの意思で、盗まれた金庫には1000万ドル相当の金塊が入っていたという。トレイルカメラに写っていたもう一人の男は保険会社の鑑定人で、金塊に保険金をかけるために連れて行った。依頼を受けたのは強盗が入る1週間前で、意識を取り戻したジェームズはメイナードに代理権があるので、全て任せており保険のことは知らなかったという。ジェームズは金塊についてはメイナード以外には話しておらず、保険の鑑定人はここ2日姿を見せていない。鑑定人は後に、イースト川から銃殺死体で発見された。メイナードを連行し、アルドリットの恋人と鑑定人が殺されたことを告げると、メイナードはあっさり金塊の取引を仲介したと認める。犯人グループは乱暴なことはしないと聞いていたといい、自分は勝手に金塊の保険をかけて、強盗団からの分前と保険金の両取りを狙った。カリシはメイナードに強盗団に買い手が見つかったと連絡し、おびき出させるよう協力を求める。ジェームズはメイナードの犯行を聞いて驚き、世界崩壊に備えようとして結果、妻を危険な目にあわせ、夫としての責務を果たせなかったと嘆く。銃傷を負ったアルドリットの消息が判明し、オリビアは付近全域を捜索するよう命じる。グリニッジの人混みで目撃情報があり、オリビアとアマンダがアルドリットを追う。2人は手分けしてアルドリットを追い詰め逮捕する。ノラの友人ヴァレリーからの連絡で、オリビアがバーで酒を飲んで居座るノラを説得に向かう。ノラは警察に通報したヴァレリーを締め出し、今まで見たことがないような様子だという。オリビアは性被害にあえば人は変わるし、それを見せられた人も同じだとヴァレリーを諭す。ノラは自暴自棄になっていた。オリビアは、ジェームズが過保護になったことをどう思ったのかと問う。今思えば、自分の事よりも夫の反応が心配だったというノラに、オリビアは友人夫妻を苦しめたくないから事件のことを口止めしたのではないかという。被害者はノラ自身で、自分は強いと思っているのは、実は逃げているのだと指摘する。まずは夫に思っていることを告げるべきだ。強盗団はメイナードの誘いに乗って逮捕された。盗まれた金塊もマスクも見つかり、カリシはニューヨークでの犯罪刑期を終えたら彼らをインターポールに引き渡すつもりだという。逮捕されて入院しているアルドリットはレイプ罪が加わるが、協力すると見て、病院で罪状認否を行い、取引に応じた。強盗団も罪を認めたため、ライカーズで長い刑期を務めることになる。オリビアとアマンダは全ての結果をノラに報告し、ノラは夫と話し合って街を出ることを考えているという。もう世界崩壊におびえて暮らしたくない。オリビアは希望を持つことの意義を語り、まずは自分自身を大切にして欲しいという。自分自身のトラウマを解消しなければ、他人を本当に支えることはできないと経験している。オリビアとアマンダは再び仕事をしたことを評価し、また協力し合うことを約束する。やっぱり生き生きしているアマンダを見るのは良いですね。久しぶりにオリジナルなメンバーで意見をぶつけ合っているのはワクワクします。妻の前だからか、カリシが張り切るものだから、アマンダに「私の夫は強引な検事補ね」と言わせるとか、これにもニヤニヤ。オリビアとタッグを組んで、犯人を逮捕するときの「やったー!」感は単純ですがファンサービスとして十分でした。アマンダを主役とするスピンオフのバックドア・パイロットかな、という雰囲気でしたが、それはないのかなあ。ケリー・ギディッシュが降板を望んだというより、ギャラが高くなってゲスト扱いにしたという印象ですし、暖簾分けして独り立ちさせるほどでもない?アマンダに気を取られていて、今回は新入り下っ端3人は出ていませんでしたね。ケリーのギャラが新人3人分とか。(笑)オリビアも良い顔をしていましたね。やっぱりケリーがゲストだと、張り切る?ノラに対する語りかけも良いことを言っていて、特に最後の「私の経験では」というところが、長いシリーズを見てきた者の心にズシッと残るセリフで、私も「自分を大切にしてね」と言われたいですよ。被害者の夫はかなりな成功者で、この国はもうだめだと見切りをつけたところなど、リアリティがあるのでしょうか。アメリカに嫌気が差して逃げ出す金持ちが多い?妻、家庭に対する考え方も古くて、ノラが「世界の見方を変えて」というのを受け入れてくれるのかなと思いましたけど、その時はその時ですね。
April 24, 2025
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『ハードボイルド』このタイトルがエピソードにマッチしているかどうかなのですよね。会話ではレイモンド・チャンドラーの名前が出ているからまあ、タフな探偵が出てくるのかなと思いましたが、肩透かしな感じ。ベテランのおなじみの俳優さんがゲストに出ているのがこの回の目玉だったのかも。海軍研究局の研究員ロジャー・カーナハン博士が、自宅近くの公園で死亡しているのが見つかる。すぐ近くに銃があり、自殺かと思われた。カーナハンは10ヶ月前に研究局に入ったばかりで、戦闘兵器部門の主任を務めていた。機密性の高い仕事をしていたと見られ、携帯電話には何者かから送られた妻が浮気をしているような写真があった。カーナハンは死亡直前にその写真を見たらしく、妻の話を聞くため滞在しているモーテルに向かう。しかし、モーテルの部屋からトーレスが出てきて、NCISは妻アンバーの浮気相手がトーレスかと疑う。トーレスはアンバーは情報提供者で、夫が犯罪を計画しているという相談を受けたと説明する。アンバーとの出会いは海軍長官のパーティで、今日はアンバーに呼び出されたのだという。アンバーは夫が嫉妬深いので自分を尾行したのだろうという。カーナハンの上司リスコット博士は、彼が極秘研究を盗んで売ろうとしていると聞いて信じられないでいる。カーナハンのプロジェクトは「マッド・ファルコン」と呼ばれているが、その内容についてはNCISに明かすことができないという。ヴァンスはこの写真を撮影した人物を特定し、写真がマスコミに流れないようにしろと命じる。トーレスは夫を失ったアンバーを気遣い、アンバーも他に頼れる人がいないという。アンバーはLAでショッピングチャンネルの番組MCをしていたが、夫がDCに移るのに伴い自分も仕事を辞めて着いてきたという。しかし、カーナハンはアンバーに暴力を振るうような夫で、トーレスも同情的だった。ダイナーでナイトとトーレスがアンバーと話していると、アンバーが白いバンの男に誘拐されてしまう。NCISにやってきたリスコット博士によると、カーナハンが盗んだのは『マッド・ファルコン』というプロジェクトのファイルだという。極超音速ミサイルに関する研究で、それを欲しがるのは敵国だろう。ただカーナハンが急に金も眼がくらんだとは思いにくく、何年も前から国を裏切っていたのではないか。海軍研究局に入局する時の身辺チェックが足りなかった可能性もある。ジミーの検視で、カーナハンは自殺ではなく他人に撃たれたと断定する。カーナハンが発見された公園のカメラには、アンバーが誘拐された時の白いバンと同じ車が写っていて、トーレスが呼び出されたモーテル付近にも白いバンが確認された。犯人は機密情報を盗んでそれをカーナハンの仕業に見せかけようとしたようだ。家宅捜索で研究所で盗まれたハードドライブが見つかった。パーカーはトーレスにアンバーの証言を見直すよう命じる。ケイシーはカーナハンの自宅から見つかったハードディスクを調べて、特に機密情報は見当たらなかったという。カーナハンに写真を送った人物については、モーテルを写したタバコの煙が入り込んでいたことから、現場にタバコの吸殻が落ちているのではないかと指摘する。実際、現場から吸い殻が回収され、指紋も採取された。現場にいたのは元海軍で今は探偵をしているハロルド・ラムとわかる。ラムは白いバンを所有しており、すぐに身柄を確保された。バンの中にはインターンのダニーがいたが、アンバーの姿はなかった。ラムによると、カーナハンから妻の浮気を調べろと依頼されたのは10日前で、カーナハン殺害現場付近で目撃された白いバンは自分のものではないという。実はカーナハンが海軍研究局に入る時に身辺調査をしたのはラムだった。カーナハンは清廉潔白で問題はなかったというラムは、カーナハンが機密を盗んだという話はアンバーが仕掛けた罠だという。カーナハン殺害の犯行時間にラムのアリバイは成立しており、アンバーのクラウドにはラムの言葉を裏付ける証拠が見つかった。アンバーはパーティで偶然トーレスに会ったのではなく、その1週間前からパーティの参加者の中からトーレスを選んだと見られるファイルがあった。また、アンバーはショッピングチャンネルの仕事を通じて中国の国家安全部の男と連絡を取り合っていたことがわかる。この男はアメリカ人スパイを養成する役割があり、アンバーは中国のスパイなのか。トーレスは騙されていたと知って複雑な心境だが、わざわざ犯行計画を自分に漏らしたことが納得できず、何か見逃している事があるのではないかと考える。ラムに捜査の協力を求め、アンバーに関する資料を押収する。ラムはブロンズスターの表彰を受けていたが、その事について語ろうとはしない。アンバーを1週間監視した結果からは手がかりとなるものは得られなかった。騙されたトーレスが弱音を吐くと、ナイトはトーレスは間違っていなかったと励ます。それを聞いていたラムは、違法な捜査となるGPS発信機をアンバーの車に着けていたことを明かす。アンバーが何度も足を運んだ廃倉庫へ向かったNCISは、リスコット博士が殺されているのを発見する。白いバンもあり、その中に拘束されたアンバーがいた。誘拐犯は逃げたというが、NCISはアンバーに疑いの目を向け、リスコットと図ってマッド・ファルコンの設計図を盗んだと追及する。しかし現場に3Dプリンターがあり、ミサイルではなく掃除機の部品を作っていた。アンバーはリスコットと何ヶ月も連絡を取り合っており、アンバーはDCでたった一人の友人だったと認める。マッド・ファルコンのプロジェクトは5年の労力と数十億ドルの金を無駄にして中止となり、プロジェクトに全力をかけていたリスコットは、その技術を応用してアンバーと組んで掃除機の商品化を目指していたという。それはアンバーが夫から逃れるためのものでもあった。しかし何者かが計画を知ってマッド・ファルコンの設計図を渡さなければアンバーを殺すと、リスコットを脅し、それが掃除機のものだったと知って激怒しリスコットを殺したという。ラムはアンバーが嘘を言っているというが、トーレスは彼女を信じると答える。アンバーの誘拐に使われた白いバンからはめぼしい証拠が見つからなかったが、車のラジオの選局がウェイバリー大学の周波数とわかる。ラムのインターン、ダニーはウェイバリー大学の学生で、ラムは一人ダニーに会いに行く。ダニーがアンバーとリスコットの計画を知って設計図を奪い、後始末のためにカーナハンを殺した事を自白させた。その自白を確認してNCISがダニーを逮捕しようとするが、ダニーはラムに銃を向けた。トーレスは身を挺してラムを守り、ダニーは制圧される。ラムは久しぶりにチームとして働いたことを楽しんだという。トーレスはラムがNCISに忘れていったブロンズスター章を手渡すと、情報提供者を守るのが俺の仕事だという。結局、アンバーがどうしてトーレスの人事ファイルまで手に入れたのか、なぜ彼に情報を提供しようとしたのかがよくわからず。設計図を盗んだのを夫のせいにしたとしても、直接カーナハンを取り調べればわかったはずだし、どうするつもりだったのか。ハードボイルド路線で、トーレスが依頼者の女性に翻弄されるというような、「チャイナタウン」的なものを狙ったのかな?最近デートをするようになって、多少下心があったとか。ベトナム戦争で元SEALだったハリー・ラムが国や社会に裏切られた気持ちも、もうちょっと説明してほしかった。トーレスに通じる部分があるならなおさら、2人の絆が事件解決につながるわけだから、気の利いた会話がもっとあっても良かった。最初のシーンでダニーが怪しいのはすぐに浮かびますね。頭でっかちでチャンドラーも知らない探偵見習いが、手荒い犯行に走るというのは今風の感じです。アンバー役の人がナイトに似ているので、最初ボディダブルの人かと思いました。Bプロットの、ジミーとマクギーが、子どものサッカーの審判で誤審騒ぎに巻き込まれた話題は面白かったです。シリーズで2人が最古参となって、エレベーターで閉じこもるのもめったにないから面白い。ジミーがサッカーの審判に熱中するのは、愛する人を失ったことから、ルールやユニフォームが助けになったというのはジーンとくるところ。ジェスを失ってまた審判にのめり込んだなんて、悲しいです。純粋にサッカーを楽しめるときがくると良いですね。ケイシーのVARはいかにも彼女らしくて、今後有益に使えば良いじゃないでしょうか。
April 18, 2025
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2話目にして、本筋のオーソドックスなエピソードだったなと思いました。ゲストはおなじみの役者さんたちばかりで、1人の被害者を中心にそれぞれのキャラクターがしっかり演じて、見ている方も集中することができました。SVUにマギー・アンドリュースが訪れ、両親が引っ越しをするので地下室を片付けていたら、ショックなものを見つけたという。それは8歳の自分と思われる少女に、継父が性的虐待をするという内容の日記だった。継父というのは、引退した連邦判事レナード・アンドリュースで、文章にはマギーの名前は出てこないが、当時着ていた黄色のネグリジェが描写されており、年齢も一致する。ただ、継父からされた事、出来事について記憶がない。マギーはアルコール依存症で、仕事や人間関係が長続きしないので、継父は厳しく接してきたという。オリビアはマギーから聞き取りをしながら、捜査し起訴する可能性について話す。カリシはアンドリュース判事は超エリートで、有力者のコネもあり対応が難しいという。判事がなぜこのような日記を書いたのかわからないが、マギーが依存症なのは証人として信頼性を疑われる恐れがあり、とにかく確実な証拠が必要だ。マギーの家庭は継父の他、小児科医の母、バイオ技術者の妹ペイトン、海軍士官学校を卒業した弟チャールズがいる。SVUがマギーの背景を探り始めた時、ペイトンからオリビアに連絡があり、マギーが泥酔をして父親のことを罵っているという。SVUが到着するとマギーは自分の部屋で自傷行為をして、混乱しているようだった。アルコールを大量に飲んでおり、病院で治療に当たるが、マギーは父に虐待された事を思い出したという。ペイトンは突然の出来事に驚き、姉と父の関係について何もおかしなことを見たことはないという。知らせでマギーの両親が駆けつけ、SVUは別々に事情を聞く。慎重にマギーの訴えについて話を聞くが、母親のリリアンはもし娘が虐待されていれば自分が気づくはずという。最初はなぜSVUが捜査にあたっているのか理解していなかった判事は、弁護士をつけると言い一家は病院を引き上げてしまう。警察に訴えたことを両親に知られるのを恐れていたマギーは、蘇った記憶をオリビアに話す。そのころおねしょをしていたマギーはある夜、目覚めると継父が近くにいて黄色のネグリジジェを脱がすなどした。マギーは「ママ」と叫んだが、判事はママが怒るからと止めたという。その後、マギーは洗濯かごの中のネグリジェやシーツが濡れていないことに気付いたと話す。SVUはマギーが持っていた黄色のネグリジェを鑑識に回し、DNAの検出を待つ。州検事局のカリシのオフィスに、弁護士を伴ったアンドリュース判事本人が現れ、日記の文章を書いたのは自分だと認める。しかし、虐待はしておらず、マギーの着替えを手伝っただけだという。判事は若い頃から小説家を目指していたと言い、あの「日記」はロリータ小説の下書きのようなものだと主張する。カリシの足元を見る判事は、確たる証拠があれば逮捕しているはずと居直って見せる。しかし、マギーのネグリジェから判事のDNAが検出され、カリシはついに判事の逮捕に踏み切る。判事は児童に対する第1級性犯罪などで起訴される。今のところ、マギー以外の家族の結束は固いようにみえるが、SVUは弟のチャールズの本音は違うのではと見る。マギーは判事から経済的援助を受けていたが、2度目の飲酒運転で逮捕されて、援助を打ち切られたという。当然のことと受け止めているが、弁護側は金目当ての訴えと追及してくるかもしれない。オリビアは法廷では自分が何者であるかをしっかり語ってほしいと励ます。裁判が始まり、弁護側はマギーが記憶を取り戻したと主張するのは、酒を飲んでいたときかと追及する。被告のアンドリュース判事は、妻が医師として激務をこなしているので、それに代わって娘のおねしょの世話をしていたと証言する。この不快な小説は完全なフィクションで、小説家は経験を元に書くと言われるが自分はマギーを虐待していない。当時は弁護士として不快な案件を多々担当していた。マギーには誤解をさせてしまい申し訳ないと釈明する。苦しみを抱えていたマギーを救えなかったのは私の落ち度だと付け加える。カリシは他にも不快な子どもを虐待する小説を書かなかったのかと追及する。小説のことを誰かに話したか、と問われて、判事は妻に打ち明けたと証言する。リリアンは夫が文学の道に進む望みを持っていたと証言し、例の日記の文章も見せられたという。確かに登場人物はマギーに似ていたが、あれはマギーではない。自分はマギーの夜尿症の治療をしており、診察時に性的虐待の痕跡もなかったという。それを聞いていたチャールズが思い詰めた表情で法廷から出ていくのを見て、SVUはチャールズから話を聞く。チャールズは父がマギーの部屋から出てくるのを何度か目撃しており、その事を話すと母は夢を見ているのだと言った。母は嘘を言っている。8歳のころのマギーのカルテを調べたところ、陰部にさっ傷を認めた。リリアンはそれを夜尿症が原因と推定しているが、オリビアとカリシはリリアンが夫の虐待を知っていたと考える。検事局でリリアンはマギーが夫を誘惑したと主張し、夫が性的にマギーを虐待した事を認めさせ、二度としない代わりに詳細について文章に書かせたと明かす。次に裏切ったら通報すると約束したというが、オリビアは娘を見殺しにしたのは自分のためだったと厳しく追及する。夫を失いたくない、子どもたちからも父親を奪いたくなかったという事だが、いずれにせよ罪状はすでに時効を迎えている。アンドリュース判事はカリシに争うことを諦めたと話す。司法に関わるものとして自分は正義の女神の眼の役割を果たしてきた。堕落もたくさん見てきた。良き人、良き判事、良き父親であることに徹してきたが、たった一度だけ過ちを冒してしまいった。無垢というものが、どんな感じかを知りたかったのだろうという判事に、カリシはあなたには決してわからないだろうという。アンドリュース判事は有罪を認め、2つの罪状で7年の判決を受けた。リリアンは時効につき起訴できないが、医師として医療活動に関わることはもうできない。さらに子どもと大事な夫を失うことになった。オリビアはマギーは辛いがきっと大丈夫だという。カリシはそれが「真実の力」というもので、この世界ではますます見つけにくくなっているという。オリビアは真実を語ることに比べれば、見つけるのは簡単だと返す。真実を明らかにした結果の重さがずしんと来ます。たった一度の過ちと言っても、それを妻もまたかばうことで罪を重ね、娘の人生を傷つけることになった。妹や弟はすでに大人なので、両親とは関係なく生きていくことはできるでしょうが、彼らもまた大きく傷つけられたでしょう。できれば兄弟揃って力を合わせ、立ち直ってほしいものです。それにしても母親の子どもへの愛情のなさ、冷淡さにはぞっとします。小児科医なのに子供の心に寄り添わないなんて。最初の夫はこの妻に愛想を尽かして出ていったのでしょうか。カリシは最高裁判事の候補というような大物にも怯むことなく、堂々と戦って立派でしたね。汚い手を使ってカリシを脅してくるのかと思いましたが、罪を認めたところは反省の気持ちがあったのか。いずれにせよ、こんな事が裁判になれば大スキャンダルになるでしょう。マギー役の人は「Quantico」の人ですが、私は見ていないのに見覚えがあったのは、「シカゴ・メッド」に出ていたからかな。カリー警部の立ち位置はこれまでのアマンダのような感じに見えますね。新入りシルバはまだ下っ端で、被害者と話すこともないですね。
April 17, 2025
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『ナイト&デイ』↑のタイトルからはどうしても「夜も昼も」の曲を思ってしまうのですが、ナイトはジェシカの事でだけど何か引っ掛けてあるのか、じゃあデイは何なのだろうとなど思いながら見ていました。ちなみに「Knight and Day」というトム・クルーズの映画もあって、こっちとの関係はあまりなさそうな感じですね。ロッキー・キャロルの監督でした。ジョージタウンの防衛請負企業のCEOフレディ・マーティンの家で侵入事件が発生、パニックルームにいたフレディの浮気相手が侵入者を射殺した。会社は2000億ドルの価値があり、国防長官からは内密に捜査しろという。侵入者は盗みではなく誘拐が目的だったと見られ、NCISが現場を捜査しているところに妻のメリンダが帰宅して、夫婦の修羅場となる。メリンダは高圧的な態度でヴァンスにマスコミには口外厳禁と迫る。なぜかナイトを馬鹿にするメリンダだったが、夫婦仲は冷え切っている事を認め夫の浮気も公然の秘密だったという。侵入者の身元は判明していないが、持っていた携帯にメリンダの写真があった。犯人はフレディではなく、メリンダを誘拐するつもりだったのか。パーカーはナイトにメリンダの警護を命じる。メリンダの社会活動を調べたところ、学術芸術など多くの基金に寄付をしたり、サポートをしているが、特に孤児の受け入れ先を探すブライター・デイズという財団には5000万ドル以上の基金を動かせる立場にいて、これが誘拐の目的ではないのかと考える。ナイトがメリンダから金を奪おうとする人物を聞き出そうとすると、メリンダはこれからテニスクラブに行くと言ってきかない。仕方なくメリンダのダブルスのパートナーとしてついていき、フレディの浮気相手シーラのコンビを打ち負かす。メリンダは人助けのためにテニスクラブを資金集めの場としていると言い、ナイトの仕事に理解を示す。ケイシーは侵入者の身元を突き止め、ミズーリ州カンザスシティの犯罪者で仮釈放中のエドワード・シルヴィーノとわかる。シルヴィーノについてメリンダに尋ねると、カンザスシティという地名を聞いてメリンダは何か反応したようだった。メリンダは自宅に戻ると言い、ナイトは何か隠していると考える。本部ではメリンダの経歴を遡り、2002年以前の記録が見当たらないことから、他人のIDを盗んでいる事を突き止める。その事をナイトがメリンダに直接聞き出そうとすると、メリンダはナイトをパニックルームに閉じ込め、出ていってしまった。ナイトはマクギーにパニックルームの解錠を依頼し、家の監視カメラに写ったメリンダが誰かに電話をかけていることを確認する。ケイシーはナイトが撮影したメリンダのジュエリーボックスの中に、古い高校卒業リングを見つける。カンザスシティのマウントワシントン高校のもので、22年前メリンダはエイプリル・デイという名前で卒業していた。ホームカミングの時にクィーンとなり、その後エイプリルは存在を消した。その時のキングはジェイソン・マリーノという男性だが、ジェイソンは20年前に事故で死亡している。パーカーはマリーノという名前を見て、南西部のマフィアのボス、カーラ・マリーノを思い出す。FBIではマリーノの組織を何年も追ったが、カーラは冷酷な恐ろしい女で、パーカーの情報提供者を殺すなど逮捕には至らなかった。メリンダはマリーノ一家とつながりがあったのか。メリンダが連絡を取っていたのはニューヨーク州のカーター牧師だった。マクギーとトーレスが牧師の携帯の位置情報からロックリーパークに向かうと、牧師はメリンダの車の中で殺されていた。近くにはハイヒールの足跡とトラックのタイヤ痕が残っていた。一方、パニックルームから脱出したナイトは地下駐車場でマフィアの手下に捕まってしまう。連れて行かれたトラックの中にはメリンダがいて拘束されていた。マフィアの部下はメリンダを脅していたが、ボスの命令でなぜかメリンダの口内からDNAを採取した。NCISはミズーリ州のミートトラックを追跡し、ナイトが拉致された駐車場で携帯の他にメリンダの血液、唾液のサンプルを採取した痕跡を発見する。捕らわれているメリンダはナイトに、カンザスシティにいたころジェイソンと恋をし、家業や母親と縁を切りたかったジェイソンと逃げ出したと話しだす。しかし途中でジェイソンは事故で死亡し、妊娠していたメリンダはこのままでは子どもをカーラに奪われると怯えたという。ジェイソンの葬式を引き受けてくれたカーター牧師は、メリンダの状況を理解して生まれた娘の引取先を探してくれた。メリンダ自身は娘がどこに引き取られたのか知らないし、会ったこともないという。カーラは娘を見つけ出そうとしてメリンダと連絡を取った牧師を脅し、口を割らなかったため殺した。ナイトはトラックから逃げ出すため、カーラの部下と肉たたき棒で殴って倒す。そこにNCISが到着し、カーラより先にメリンダの娘を見つけ出すことにする。手がかりは生年月日と生まれた場所だけだ。カーラもまた、手に入れたメリンダのDNAで遺伝子検査ラボで調べ、とある花屋に現れた。先回りしていたNCISがカーラを逮捕するが、カーラは自分に容疑はないと居直る。ジョージタウンでたまたまメリンダが載った雑誌を見つけ、その事を部下に話しただけだ。部下は牧師の殺害やメリンダの誘拐などの罪を被り、パーカーはカーラを釈放せざるを得ない。メリンダはナイトと打ち解け、娘のローレンの前に名乗り出る。娘のために別の人生を歩んできたけれど、今の世の中、いずれはカーラに知られたでしょうね。何せ、夫は防衛関係の大企業のCEOで何かと派手な生活をしているし、自分もセレブとして活動しているわけだから、目立たないわけがない。ただ、メリンダがチャリティに関心があるのは手放した娘への愛情や罪悪感からなのでしょうね。カーラからすると、メリンダは愛する息子を奪って死なせることになった憎い女で、その娘は息子の忘れ形見で手元におきたい。まあ、ドラマらしい人間関係だなと思いました。ちょっと「Justified」を思い出しました。カーラが野放しになってしまうことは、この先またメリンダ親子に手を伸ばす事になるのかな。そうなると、親子揃って別の名前でどこかにひっそりと暮らすしかないですね。Bストーリーというほどではないですが、ナイトが妹とどんちゃん騒ぎをしてトーレスのと同じジャケットを着ていたという話から、男どもがそのジャケットの持ち主を探す話はくすっと笑えました。「CSIしている」というのは、第1話以来でしょうか。ジミーには内緒だったのに、トーレスがうっかり口を滑らせてしまって気まずくなるとか、ナイトは妹のパーティにトーレスを伴ってその後の記憶が無茶苦茶だとか、相変わらずナイトはいじられますね。深い人間関係から逃げているとか、卵子凍結というのは今後意味があるかな。
April 10, 2025
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