CSI :Miami Files Annex

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July 11, 2024
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『ライフライン』


ついに第1話から出演しているキャストがいなくなり、完全に代替わりしましたね。
とはいえ、今シーズンは10話しかないのか。
仕切り直しは、いかにもNCISらしいエピソードだなと思いました。
「NCIS meets 9.1.1.」かもしれない。





パーカーのアイディアで、チームの面々はいつもとは違う部署で職務を体験することになった。
ケイシーは通信指令で通報を受ける席に付いたが、いきなり何者かに狙われ、追われているという男性の通報が来た。
男は助けを求め、その背後で銃声が聞こえ電話は切れてしまう。
男が名乗った識別コードは古いもので、8年前にNCIS捜査官を辞職した、エリック・ウェッブのものとわかる。

マクギーはウェッブの使っている衛星カーラジオの履歴から、最新の位置を特定する。
自分も現場に行くというケイシーを同行させ、パーカーとマクギーが一軒の家に入ると、家の中で銃撃戦があったようで、5人の死体があった。
奥の部屋に倒れていた人物は所持品からウェッブとわかるが、そこにCIAのヒルコット局員が現れる。
この家はCIAのセーフハウスで、何者かの奇襲を受けたという。
この時、ケイシーに通信指令から連絡があり、ウェッブ本人がケイシーと話をしたいと言っているという。
ウェッブは奇襲を受けたため応戦し、敵を倒して自分の死を偽装したと説明し、この会話についてはCIAには話すなと求める。
奇襲はCIAの仕業で、自分は彼らに売られたのだ。
さらに説明を求めるケイシーに、信じられるのはケイシーだけで犯人を探してほしいといって切れる。
CIAのウェスティン副長官が今回のセーフハウス奇襲について、渋々事情を明かす。
CIAは1週間前にハッカー、レナードをパリで逮捕したが、レナードは取引を申し出て、アメリカ国内でのテロの情報を掴んだと言った。
ウェッブは表向きは保険会社に就職しているが、実はCIAのセーフハウスの管理の仕事をしており、レナードは移送され、ウェッブは取り調べの準備をしていた。

ウェスティンはNCISに情報共有を求め、捜査の主導権はNCISが持つことになった。
パーカーはCIAには手の内を明かさずに、まずウェッブの行方を捜査をするよう命じる。
ジミーは被害者の一人がチェチェンマフィアの関係者であることを特定し、凶器からウェッブが一人で敵を殺したことが確認された。
再びウェッブからケイシーに連絡があり、ケイシーは捜査状況を伝えると共にウェッブから居場所を聞き出そうとするが、ウェッブは一人でテロを阻止するつもりだと答える。
レナードから聞き出せたのはDCの駅のロッカーの情報だったが、行ってみるとヴィンテージの古いテープレコーダーがあっただけだったという。

NCISは元CIAで、ウェッブと親しいハーラン・アトウッドに話を聞く。
アトウッドとウェッブは8年前の合同捜査で、スペインでアメリカ領事館爆破テロに関わった。
2人は、事前に情報を掴んでいたが上層部が動かず、15名の死亡者が出てしまった。
そのせいでウェッブは自分を責めNCISを辞職し、アトウッドの紹介で今の仕事に就いたという。
ケイシーは独自にレナードの動向を調べ、1ヶ月前にアメリカを訪れており、アンティーク・オーディオの修理店を訪れていたことをつかむ。
トーレスとナイトが店に向かうと、店主のターゾは殺されており、なぜかロシア製のミサイルがあった。
ミサイルの弾頭は取り去られ、しかも核弾頭だったと見られる。
ターゾはオーディオショップを隠れ蓑にして、違法な兵器を売買しており、客が商品を奪ってターゾを殺したのか。
NCISはターゾの客を割り出す一方、ヴァンスはCIAにウェッブと連絡を取っていることを明かす。
ケイシーはウェッブに汚染爆弾が使われるようだと伝えるが、ウェッブはまだ当局に出頭する気はない。
ターゾの店のPCから、数十万ドルをCIAに関連する海外口座から受け取っている事実が浮かぶ。
やはりCIAが黒幕なのか。
ジミーはターゾの検視で、ターゾと争った人物が現場でタバコを吸っていたことを突き止める。
データベースには該当する人物がいないが、ターゾを殺害したのはセーフハウスで使われたウェッブの銃と同じだという。
海外口座の名義もウェッブであることがわかり、全てはウェッブが仕組んだことではないかという。
ウェッブはスペインでの失敗は、CIAの責任だと批判したことから解雇されていた。
ケイシーは騙されていたのか。
やがて、ケイシーがウェッブに誘拐されたという知らせが入る。
ウェッブは高校の化学実験室から備品を盗んでいた。
パーカーらは残された証拠から、NCIS各部門の担当者の知恵を借りて、ウェッブの行き先を突き止める。
ウェッブとケイシーはセーフハウスにいた。
ウェッブはケイシーに、現場で採取したタバコからDNAを検出し、犯人のものと一致するか調べてもらうつもりだったという。
犯人はアトウッドだった。
彼はスペインの爆破事件で恋人を失い、自らも肺がんで死期が近く、CIA本部を狙って道連れにするつもりおだったのだった。
ウェッブはケイシーと心を通わせ、助けてもらったことに礼をいう。




犯人はあの人とあの人しかいなかったですね。(笑)
今回はケイシーのお当番エピソードだったのでしょう。
地味な科学捜査部門のキャラクターが活躍するのは、アビーの時代から面白いです。
1本の電話が元NCIS特別捜査官と現役科学捜査官を繋いで、信頼を築き、最後は友情に、というのはいかにも「9.1.1.」ですよね。
それに加えて、NCIS内のその道のプロたちの知恵がケイシー不在を補って、捜査を進めるのはいかにもNCISらしくて痛快。
武器庫で「職場体験」したジミーがtemporary deafになった、というのも定番のボケで、トーレスとのケミストリーも良かったと思います。
DNAの検出に高校の備品だけでできるのかと、ツッコミどころはあるものの、コミカルでどぎつくなくてほっこりするというNCISの王道を行くエピソードだと思いました。
ファンフィクションでもありそうなストーリーだったので、本当に誰かのpitchだったのかも。
またまたGIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)の登場で、ニヤニヤします。





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Last updated  July 11, 2024 11:19:29 PM
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