キリンチャレンジカップ、対グァテマラ戦、雑感 | サッカー好き(現役プレイヤー)が紹介するお薦めワイン情報。売っているお店とテイスティングノート付き。

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2013.09.08

今回もビデオで確認、ザックジャパンのグァテマラ戦。 (この前のウルグアイ戦も、キリンチャレンジカップだったけど、今回もタイトルを競っている訳ではないのでカップは可笑しいのでは？　まぁ、どうでも良いか ...)

主に、新聞では久し振りの完封勝利と言っているが、こんな格下では当たり前かと(FIFAランキングが93位と、そんな低いとは思いませんでした)。
また、セルジオ越後は例の良く判らん辛口で、｢前半は退屈な試合｣とか、｢香川は周りと全然あってなく出来が悪い。ひょっとすると、真の実力はこんなものなのかも？｣と酷評していますが、果たしてそうだったのでしょうか？

前半と後半の日本の出来の差、香川のプレーぶりは？　大迫や柿谷の出来は？　等に注目して観ました。

以下は簡単な雑感です。

【前半と後半の攻撃の違い】
前半と後半の主な違いは、トップ下の香川と本田、ワントップの大迫と柿谷ですが、 本田がトップ下に入った方が攻撃の連動性が上がりますね。
その理由は、本田の方がダイレクトパスが多いのと、両サイドバックが安心して思い切りオーバーラップしている気がします。また、柿谷が入った方が パスの繋がりが良くなるのと、意表を突くパスも増える 点で、攻撃のバリエーションが増えるのと躍動感が出てきます。この辺りが主な違いかとは思いますが、かと言って、セルジオ越後が言う程前半の出来が悪い訳ではなく、ラストパスの精度と言うか、コンビネーションの意思疎通がイマイチだったぐらいだとと思います。現にシュートは10本以上打ってます。

【本田と柿谷の連携】
本田と柿谷は、前半の控え練習中に盛んに何か話していたように、ゲームでは 結構良い距離感間で、縦の関係 を保っていましたね。お互いが相手のポジションを意識してパスを出していた気がします。
決定的な場面はありませんでしたが、惜しい場面は幾つもあり、結構パスは通っていました。 今後の攻撃のバリエーション として期待できます。
柿谷はアシストでは良い働きをしていた気はしますが、点を取るべく、もっと シュートを打って欲しい と思います。

【香川の出来、大迫の出来】
香川の出来はそんなに悪かったとは思いません。２点目など 良い動きで長谷部のスルーパスを引き出し 、工藤の得点をアシストしています。
強いて言えば、クロスの精度が総体的にイマイチだったかと。でも、岡崎に絶妙のピンポイントパスも出していたし、岡崎のトラップが上手ければ一点ものでした。セルジオ越後が言う程悪くはないと思います。 (マンＵで３試合ベンチおよびベンチ外なので、固い頭で出来が悪いと決めつけているのではないの？)
一方、大迫の出来もまずまずだったかと。４本シュートを打っていたし、ペナルティ・エリア外からも打てる時には早めにシュートを打っていたのは評価できます。後はシュート力を高めミドルシュートを決められるようにすれば、言うことないです。 シュートスピードがイマイチなのとコースが真ん中寄り なのが課題かと。

本日のゲームをワインに喩えると、｢高級白ワインを冷やし過ぎたために、その片鱗は感じられるものの香りも味も開かずガッカリしていたら、時間が経って温度が上がったせいか、本来の香り・味わいが開きホット一安心。」
守備に関しては、このクラスの相手では１対１でも負けないので、交わされる心配もなく課題の解消は不明です。 強い相手とやった時に、１対１で交わされても組織的にカバーできるか、前からのディフェンスでリスクを軽減できるかが 課題と思います。 次のガーナ戦が勝負かと

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