親仁の意見-50男の素朴な想い

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September 13, 2004
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それでは、具体的に公立校での過ごし方を書いてみます。息子も5年生となり、小学校とはいえ勉強の内容も少しずつ高度になって来ます。中学受験するとなると、落とすための試験を突破する必要があり、多大な時間を受験勉強に費やす必要があります。

最初は、受験するお子さんと同等の学力は付けさせようと思い、4教科の勉強をしていました。ところが、算数は結構出来るのですが、国語が出来ず、結局読解力が駄目なので、理科・社会も理解が深まらないことが分かりました。

そこで、小学校の間に十分な国語力を身に付けさせることに重点を置き、今年の夏休みは出口汪氏の「論理エンジン」に取り組みました。正確に言うと、「日本語トレーニング(トレプリ)」ですが、これを毎日10ページくらいやりました。現在は全6分冊中のNo.4をやっており、10月一杯には終わるのではないかと思います。最初は戸惑っていましたが、最近では慣れて来て、自分から進んで毎日やっています。

これと同時に、読書感想文の宿題に、結構骨の折れる宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を自ら選び、父親の協力はあったものの、この作品の感想文を書き上げました。本人は途中で投げ出しそうになりましたが、父親が妥協しなかったので本人も頑張ってやり遂げました。ある種の自信にはなったことと思います。

この時期、芦永奈雄 (あしなが なお)氏の「『本当の学力』は作文で劇的に伸びる」(大和出版)に出会い、感銘を受けました。「論理エンジン」の「出口方式」が分析的手法なら、こちらの「芦永方式」は創造的手法だと思います。結局、根本は「本当の学力とは何か」という問題であり、両者とも「論理力」や「思考力」を正統な遣り方で、短期的な結果を求めずに養成する方法なのです。

芦永氏は「小平村塾」という国語教育専門の塾を運営されており、主に通信教育で「作文」「小論文」を教えていらっしゃるそうですが、「作文」を毎週書くことにより、「思考力」が急激に成長し、全教科に亘って成績が伸びていくそうです。国語力とは「考える力」、「書く力」、「表現力」の三つであり、塾で教える「読解・漢字・文法」等は小手先に過ぎないようです。

息子との勉強を通し「本当の学力とは」という命題と格闘して来ましたが、「暗記」主体の勉強の限界と、息子が抱える真の問題を認識し、行き着いたところが「国語力」なのでした。その過程において「論理エンジン」の出口方式に出会い、「作文法」の芦永方式に出会えたのです。芦永氏曰く、「世の中はブロイラー受験生であふれている」そうです。一方的に与えられる餌を、脇目も振らず(振れず)食べ続けるブロイラーの状況に、多くの受験生がオーバーラップするのでしょう。

中学受験をしなければ、こういう状況は回避できる訳ですから、オーソドックスな勉強を進め、思考力を着実に伸ばして行ける筈です。目標を高く持って、入試問題への対応力とは異なる本質的な学力を養成出来ればと思っています。(今回終り)

尚、このページは、僕が3年前から始めた自分のHPである 「NEUBEAUX CINQUANT ANS(新・サンカンタン)」 「息子と共に」 が連載されています。(Bookmarksにも記載)





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Last updated  September 13, 2004 07:00:02 AM
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