泰心堂はりきゅう院 楽天出張所 鍼灸師&整体師 藤井崇次(泰心堂)の個人ブログ

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カテゴリ: 健康系
連日の書き込みです。


ども、連日の管理人です。

休んでますか?の三回目は休息(休養)編ということで休息(完全休養)と積極的休息(積極的休養)について書きましょう。

かなり誤解があるのですが「休息」(休養)とは「何もしない」ことではないのです。
そうですねぇ、「精神/身体のバランスを回復するためにすること」を休息(休養)とここで定義しましょうか。
バランスがとれている時、これがもっとも身体にとって調子のいいときです。「調子がいいな?」と思っている時、これは思いのほか「過剰状態」だったりします。過剰状態を解消すべく普段よりも積極的に行動に出ているわけです。逆に「調子が悪い」時は「不足状態」なのでできるだけ「エネルギー消費を避けよう」としているわけです。
こう考えると何となく精神/身体バランスのイメージができるのではないでしょうか?

疲労というのは身体のエネルギーが精神的/身体的ストレス(=適応抵抗)もよって低下した状態で周囲の状態に柔軟に適応できなくなった状態です。


疲労=適応能力の低下(思考力、判断力、柔軟性、巧緻性、体力・・・)

こういうこと。
これを回復するためにすることが休息(休養)です。

この考え方からすると休息(休養)の概念として次のことが考えられます。
0.休息=適応能力の回復(エネルギー循環経路の疎通/回復)
1.エネルギー補給(全体における補給)
2.エネルギー循環(局所における補給)

おおまかに考えると各種の状況に応じた「適応能力」と「適応耐性」というパラメーター(設定)があって、それぞれに「総エネルギー」からポイントを割り振っているわけです。(RPG的な考え方)
そこに外から負荷(=抵抗)がかかってそれぞれの耐性(=ポイント)消費していき一定値を越えると能力低下として現れてくるわけです。

これを解消するにはそれぞれの「耐性値」の回復や、「耐性値」自体の増加をはかる必要があります。前者が「休息」であり、後者が「トレーニングの結果」です。

で、休息ですが、考え方二つあります。

二.全体の回復・・・休養を通して全体の回復をはかる。

一.の場合、一過性の(一時的な)ものには効果があります。主に血液を通して回復物質(栄養だったりホルモンだったり)が必要な場所に届けられ回復反応が起こります。これが先ほどの「2.エネルギーの循環」にあたります。ところが日々の繰り返しや大きな負荷をかけ過ぎたためにこれだけでは間に合わないことがあります。そうすると二.へと移行し身体が「休もう」とするのです。

二.全体の回復の場合、考えることがいくつかあります。人間動いている時一か所だけを使うと言うことはありません。体全体、精神も連動して動いています。つまり局所だけでなく全身もエネルギーを消費しています。これが行き過ぎると「病的な状態」に陥ります。そこまでいかなくても自然な状態でエネルギーを消費しています。で、一定値を越えると「エネルギーの補給を促す生理作用が働く」わけです。これが「1.エネルギー補給」にあたります。具体的いうと「空腹」→「食事」がこれにあたります。

と・こ・ろ・が・・・これだけでは上手くいかないわけです。
そこで大事になるのが「0.休息=適応能力の回復」というわけです。


疲労が蓄積してなかなか抜けない理由は負荷に対して「耐性値が低い」ことに起因しています。耐性値の上限が低いこともさることながら、回復していないと言うのが一番大きな問題です。そして反復によりどんどん上限が下がってきます。ストレス体質の人がいつも「イライラ」傾向なのも耐性値が回復しきらず、反復によって上限が下がるのが根本的な問題な訳です。
ではこの人たちのエネルギー値が低いか?というとそうでもない。結構、食事はとる人が多いですね。

タイプ的には「やせの大食い」+「イライラ傾向」⇔(「間食魔」→)「肥満」+無気力症+のわりにキレ易い
の両極端に分けられるようです。

ちなみにイライラするのにもエネルギーを使います。
イライラ=交感神経亢進=臨戦態勢→体温の局所的上昇、局所における代謝活性→エネルギー消費
って感じ。
まあ、とにかくこの人たちはエネルギー補給は問題なく「循環系」が問題な訳です。
逆に・・・「エネルギー吸収系」(内臓)の調子が悪い人も循環系を整えることで内臓を整え機能回復できます。(内臓への循環が悪いと考えるから。)

ま、こんな感じで「休息」(休養)というのは特に「補給したエネルギーを循環し適応能力を回復させる」重要な役割をもっているわけです。

・・・とここまでが前段になります。(ながいねぇ~)

休息(完全休養)と積極的回復(積極的休養)
ああ、まじめに書くとホント大変ですねぇ。
さて、休息と積極的回復何が違うと思います?
(考えました?)
答えは「意識的に運動を通して経路の疎通を図るか否か」
図る→積極的休養
否→休養
 具体的に言うと積極的休養は運動や思索を敢えて行うことで、回復を促します。例えば激しい筋肉痛のときのウォーキング。これは敢えて足を使うことによって意識的に血液循環をよくして筋肉痛の改善を図るわけです。
 しかし全員が全員筋肉痛になるほど運動をしているわけではありません。大事なことは身体の隅々まで「意識を通す」ことで「エネルギーを循環させる道筋を身体に意識させる」(疎通を図る)ことです。これによって体全体の血流が徐々に回復します。意識的に行うことで脳内の血流量、還流量もふえ、十分なエネルギー(糖分)を補給することにもなります。当然脳機能の回復は精神活動にも良好に働きます。
 次に大事なことは睡眠を取ることです。もっとも大きな回復反応は睡眠中に起こります。よく言われることですが、成長ホルモンなどは睡眠に入り少ししてから放出されます。で、睡眠中の身体に作用して各種の器官、組織の補修、再構築、強化を行います。他にも回復作用をもつ物質が身体の中を駆け巡り、良好なバランスを取ろうとします。
 逆に睡眠を取らないとこれらの働きが活性化しにくく、反復により回復しづらい身体になっていきます。

あまりよくない休養
 睡眠過剰(長時間寝たために、すっきりと目覚めない、いつまでも眠い)、横になりっぱなし(手足の循環が悪くなります)、TV見っぱなし(目、脳が興奮状態でキープされます。)、仕事のこと考えっぱなし(耐性低下のためいつもよりも適応抵抗が大きく疲労、ささらに回復阻害)・・・

さくっとまとめましょう。
ストレス→疲労=精神/身体の適応能力(=耐性)低下
回復するためには・・・エネルギー補給、エネルギー循環が大事。
そのために「食事」、「休息」(休養)をとる。
休息(休養)には二つの方法がある。「使わない」or「軽く使う」
使わない=(完全)休養・・・睡眠と気分転換を図る
軽く使う=積極的休養・・・「意識的な軽度の運動」+気分転換+睡眠
傾向として必要なのは・・・積極的休養

さてさて問題。休息と休養と言葉をごちゃごちゃ使ってきましたがこの言葉が実はここの概念自体をややこしくしてます。ニュアンスが微妙で使いづらいんですよね。特に「時間』の概念を入れるとどうも短く感じるのが「休息」(小休止)、長いのが「休養」(活動休止)といった感じなんでしょうか?でも本当は「質」的時間の問題なので・・・
いやはや、日本語は難し。

では、また。






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最終更新日  2005年11月20日 10時53分47秒
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