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2009年06月19日
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カテゴリ: 小説(中学生~)

彼女の命日

新津きよみさんの作品

三十五歳の会社員・楠木葉子は、父亡き後、母と妹を養ってきたしっかり者。

結婚を考える恋人もいる。

そんなある日、葉子は、帰宅途中、胸を刃物で刺されて死亡した。

が、一年後、山の手線で別の女性の身体を借りて、この世に戻ってきた。

葉子は恋人のことを気にかけながらも、母と妹が住む自宅へと向うが、

そこで待っていたものとは...。

葉子の行動、葉子の感情、葉子の考えが徐々に変化していく過程が自然。

そういうものかなぁ・・・としみじみ。

他人の身体を使ってこの世に戻ってくるけれど

葉子がその身体の持ち主のことを考えて行動する所が、いい。

どんどん一生懸命になっていく彼女が結構、好き。

「あの世から戻ってくる」っていってもホラーでは決してなく、

怖さを感じることもなかった。 

最後は切なくもあり、やさしくもあり。






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最終更新日  2009年06月19日 22時22分18秒
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