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堂場瞬一さんの作品
東日新聞長野支局から東京本社社会部へ異動してきた長妻厚樹は、
「ビニール袋集団自殺」を取材していた。
何人か集まり、睡眠薬を飲んだ上に
ビニール袋をかぶって窒息するという手口の自殺が
全国で頻発していたのだ。
この自殺に有名大学教授のサイトが影響していると週刊誌がスクープ。
さらに、この大学教授が記者会見を開いたことで報道は過熱する。
社会部キャップの市川博史の指示で取材に駆け回る長妻。
しかし、東日新聞は他紙がスクープ記事を出す中、
常に遅れをとっていた。
追い込まれる市川と長妻。
そんなとき、一本の電話が─。
主人公は一体どちらなんだろう?
聞き込み(取材)の様子も
社内の人間関係も
何だか殺伐としていて
「修羅場」な感じ
クライマーズ・ハイ よりも
殺伐とした印象の作品でした
登場人物の焦りが乗り移ったかのように
次々ページをめくって行ったのでした
タイトルから何が起こるか予想出来ますが
行間からそうなってしまう空気が漂って
説得されてしまったのでした
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