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五十嵐貴久さんの作品
喫茶店の店主が
客を監禁・篭城する事件が発生した。
交渉人に任命された遠野麻衣子に、
篭城犯は「テレビカメラを駐車場に入れ、事件を中継しろ」と要求する。
過去に犯人の幼い娘が
少年によって惨殺された事件に動機があると推察するが、
麻衣子たちは要求の真意を計りかねていた。
そこへさらに突きつけられたのが、
警察としては決して呑めない前代未聞の要求だった。
解決策を探ろうと必死の交渉を続ける麻衣子の耳に、
いきなり女性の悲鳴が聞こえる─。
交渉人 【送料無料】交渉人・爆弾魔 に続く
交渉人シリーズ第3弾
遠野麻衣子も既にベテラン?
今回
彼女の迷いや不安が語られる場面はかなり少なく
殆ど見かけられないと言っていいくらいの状態でした
そのせいなのか
特に強い緊迫の場面を感じる事少なく
全てが緊迫している状況を描いているにも関わらず
淡々と読み進んだ印象が残りました
読みどころは
麻衣子の交渉術よりも
犯人の目的は何なのか!?
ここに絞られている感じです
これは3作目を読んでいるという
慣れからの感想なのでしょうか???
それでも犯人の決意の強さや
少年法のこと
被害者とその家族のこと
考えさせられるところはいっぱいあったのでした
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