PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
【楽天ブックスならいつでも送料無料】ぼくが探偵だった夏 [ 内田康夫 ]
浅見光彦がまだ小学生だった頃、
浅見家では、夏は軽井沢の別荘で過ごすのが恒例だった。
夏の友達の峰男に紹介された喫茶店の少女は、
なんと夏休み前に光彦の席の隣に座った転校生の衣理だった。
気まずく口も利かなかった二人だが、
最近、妖精の道で行方不明になった女の人がいるという噂で盛り上がり、
確かめに行くことに。
怪しげな「緑の館」では男が庭に大きな穴を掘っていた。
ホタルを口実に夜、
ふたたび訪れた光彦たちは、何かを埋めている男女を目撃する。
それは消えた女の人なのか?
若い竹村刑事に事情を話した三人は、
恐ろしさを振り払い、謎を追うのだった。
その夏、
浅見光彦は名探偵の第一歩を記すことになる。
浅見光彦シリーズは
殆ど読んでいない私です。
ドラマでは水谷豊さんや榎木孝明さんのものは
かすかに記憶にあるのですが
新しいものは全然見てません。
なのにこの本を手に取ったのは
光彦が小学生のころの物語だったから
こどもが読むのにどうかな?と思ったわけです。
読んでいて一番に感じたのは
「落ち着き」
作品全体に漂っている落ち着きに
読んでいる側も落ち着いて読めたような印象がありました。
主人公である光彦たちが
無茶な事をして、ハラハラする場面なども
たくさんあるのですが
なぜか感じたんですよね。
「落ち着き」
文章などの中にその秘密があるような気がしましたけれど
それがどうしてなのかまでは
結局わからず・・・
将来行動を共にする(?)刑事さん
や
警察の幹部になるお兄さんなども登場するわけで
シリーズを通したファンにはたまらない
番外編なのだろうと思いました。
今のところ
こどもは手に取っていません。
さて、どうなるか・・・
『小説日本博物館事始め』【小説】日本文… 2021年05月02日
今野敏『継続捜査ゼミ』【小説】久しぶり… 2017年04月30日
百田尚樹『カエルの楽園』【小説】 親子… 2016年07月07日