観測地点:ベランダと本棚

観測地点:ベランダと本棚

PR

×

プロフィール

たつお @観測地点

たつお @観測地点

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

ポイント活動

(7)

日記

(233)

投資

(16)

読書

(52)

映画

(25)

医療・健康

(9)

植物

(27)

育児

(4)

ゲーム

(0)

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2026.04.29
XML
カテゴリ: 映画

『マンダロリアン』シーズン3を完走。

今シーズンは、単なるSFアクションの枠を超え、「異なるOS(教義)を持つ者同士がいかにして一つのシステムを再起動するか」という、組織論的な面白さが詰まったシーズンだった。

「正解」の独占が招くシステムエラー

今作の敵、モフ・ギデオンの野望は「フォースを使える自分のクローン部隊を作ること」だった。

しかし、これはあまりにも子供じみた「脆弱なシステム」だ。自分自身のコピーだけで構成された組織には、未知のバグに対応する多様性も、自己批判によるアップデートも存在しない。

彼が最強の個体にこだわり、独善的な「一神教的支配」を目指した瞬間に、その敗北は確定していたのではないか。


教義(バグ)を許容する結束

一方で、主人公のマンドー(ディン・ジャリン)たちは、対照的な道を選んだ。

「ヘルメットを脱がない」原理主義者と、それを「カルト」と呼んでいた世俗派。本来なら互いを「エイリアン」として排除し合うはずの二つの勢力が、マンダロア再興という大義のもとにマージ(統合)された。

彼らは互いの教義を「修正すべきバグ」としてではなく、「共生するための仕様」として受け入れたのだ。この柔軟性こそが、ギデオンの強固な、しかし脆い軍隊を打ち破る決定打となった。

境界線の上で生きる「父子」

物語のラスト、グローグーの活躍には少し「出来過ぎた補正」を感じたものの、彼が「ジェダイの力」を持ちながら「マンダロリアンの道」を歩む姿は、既存の枠組みに囚われない新しい生き方を象徴している。

これは、男女の愛を超えて姉妹の絆を描いた『アナと雪の女王』と同様、現代の物語が示す「カテゴリーからの解放」なのだろう。


私の職場にも、考え方の全く異なる「3人のエイリアン」がいる。

彼らを自分のコピーにしよう(ギデオン化)とするのではなく、異なる教義を持つ個体として尊重し、共通のミッションへと繋いでいく。シーズン3のマンダロリアンたちが示した「結束」は、理想論かもしれないが、一つの完成されたマネジメントの形に見えた。

我らの道(This is the way)。

これで、銀河の次なるアップデート――新作映画への準備は万全だ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2026.04.29 16:03:19
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: