08年4月に北方謙三さんの著書「水滸伝」について綴ったが、何とこの作品が日本でドラマ化されて今月15日からWOWOWで配信されるらしい。 北方版水滸伝は原作とは全くといっていいほど大きく異なる物語で、まぁそれはそれで大変面白く、水滸伝に集う好漢108人の中で個人的に一押しの “青面獣”楊志がなぜか破格の扱いなのが嬉しい。とはいえ原作では女っけなど皆無な楊志に妻のような女性がいたり、本来なら終盤でいつの間にかあっさり病死していたはずなのに、北方版では序盤のほうでやたら派手に命を散らしたりと、結構印象深い役どころになっている。 どんなドラマになるのか気にはなるが、やはり日本人が演じるのは違和感しかない。例えば関ヶ原の合戦を中国人キャストが中国語で演じたら妙な気がするし。何より既に中国で15年前に放送されたドラマがあまりに素晴らしすぎて、どうしても見劣りしてしまいそうだ。 その中国のドラマとは、2011年1月1日より浙江銭江チャンネルを含む複数の地元チャンネルで放送された全86話からなる「水滸伝 All Men Are Brothers(水滸伝)」である。